52 / 207
幼年期
51、守神さま?
しおりを挟む
「く、クリス様、お水ですっ!」
レインが水を持ってきてくれた。
それを奪い取るようにしてマーシャがボクの口元にコップを突きつける。
「これでお口をゆすいでくださいっ!変なものをお口に入れないでくださいってあれほど申し上げましたのにっ!」
とりあえず視線は守神さまに向けたまま、マーシャにコップを持って貰ったまま、ぶくぶくぺっ。
すると……
「失敬な!我はそんなに汚くはない!我は聖獣に連なるドラゴンなのだぞ!」
明らかにボクの手の中からあのロートーンボイスが!
「ええええ?守神さまが……しゃべった?
というか、そんなに渋いお声だったのですか?!」
「クリス、驚くのはそこなのか?!」
ボクとお兄さまが驚いていると、そんなボクとお兄さまに驚くマーシャとレインさん。
「お二人とも何を仰っているのですか?」
「クリス様、守神さまはしゃべりませんよ?!」
え?二人には何も聞こえていないの?
ぐりん、とお兄さまを向けば、お兄さまには聞こえたもよう。
「……確かに聞こえたぞ?」
「ですよねえ?とても渋いお声でしたよね?」
「気にすべきはそこではない!
我とソナタらは先程絆を結んだ。故、にソナタらにだけ我の声が聞こえるのだ。
我は聖獣に連なるドラゴンぞ」
ドラゴン?あの伝説の?
「……お兄さま、ボク……ドラゴンってもっと大きくって、火とか噴いて、翼とか生えているものだとばかり思っていました……」
「うむ。私もそのように認識していた。なにしろ伝説だからな。話をいささか盛っていたということなのだろう。現実とはえてしてそういうものだ」
ふむふむ、とお兄さまと頷きあっていると、てち、と手に可愛らしい感触。
「こら!話を聞かぬか!」
ええ?今の、もしかして、ぶったの?
「………か、かわいいっ!いまの『てち』っていうの、もう一回お願いしますっ!」
「だから、話を聞けというに!!」
思わずハアハアしてしまったボクにすかさず守神さまがつっこんだ。
「ふむ。クリス、少し落ち着こう。…………守神よ、あなたは……聖獣なのか?」
冷静にボクの手に乗る守神さまに向かって問いかけるお兄さま。
すると守神さまはその小さな後ろ足でぐいっと立ち上がり(立てたんだね!)その小さな胸を張って見せた。
「聖獣ではない。が、それに近いものであった。土地の守りを司っておったブリザードドラゴン。それが我よ」
「………ブリザードドラゴン?……氷とかを出すドラゴンですか?」
じいいっとその小さな身体と可愛らしいお口を見つめる。
ほう。この小さなお口から氷を……。
なんだか可愛い。というか、そんなことをいわれても可愛いしかないのですけれど………。
ボクとお兄さまの視線からそんな思いを感じ取ったのか、守神さまはしょんぼりと肩(らしき箇所)を落とした。
「……魔素の消失と共に我も元の力を失った。今はこの姿がせいぜいよ……。元はそなたの言うように10メートルはあろう身体に虹のように光る巨大な翼を有しておった。地より吹き出さんとするマグマを押さえ、土地を守っておったのだぞ?」
「10メートル!マグマ!それはすごいです!!絵本や伝承のとおりですね!カッコいいです、守神さま!」
まさかそんな伝説の存在がボクの肩にいるだなんて!
こころなしか守神さまが少し重く感じる。
「しかし……なぜそのようなお姿に?このような言い方は失礼かもしれぬが……とても……お可愛らしいお姿なのだが……」
「そ、そうです!すんごおく縮んでしまってますよ?このお姿もとても素敵ですけれど!可愛らしいですし!ボクは好きですっ!」
「うむ。私もとても好ましく思っております」
ボクたちが守神さまとお話している間に、ルナとセルシオさん、ブリックさんもこちらに来ていた。
「……本当にお話をされているようですね……」
「このトカゲは何なのですか?あやかしでは?」
「それが、クリス様はドラゴンだとかおっしゃっていたのですが……」
「はあ?ドラゴン?このトカゲが?!」
みんなの会話が聞こえたようで、守神さまが激怒した。
「ドラゴンだと言っておろう!見よ!」
小さなお口をぱかっと開けて
ブオオオオオッ!
お口から真っ白な息を池に向かって吐けば、なんと!池の一部が氷に!
「わあああああっ!!氷!氷を吐きました!本当にブリザードドラゴンさんでしたっ!!
さすがドラゴンさん!ボク、初めて見ました!魔法ですよ、魔法っ!!」
思わず空いたほうね片手でお兄さまのお袖を掴んでグイグイしてしまったボク。
お兄さまも唖然と「あ、ああ……。確かにブリザードドラゴンのようだ……」と呟いた。
「守神さまってすごいドラゴンさんなのですね!」
大喜びで褒めたたえると、守神さまが嬉しそうに首を振るわせる。
「うむ。ようやく理解したか。力をだいぶ失ったが……まだこれくらいは容易いものよ。
ちなみに我が名はブリードという。
小さきものクリス、そしてその兄よ。わが名を呼ぶことを許そう」
おお!お名前があったのですね!ブリードさん!かっこよいお名前です!
「わあ!ありがとうございます!ブリード様!
あのね、お兄さまはジルベスターというお名前なのです。カッコいい名前でしょう?
ボクはジル兄さまと呼ばせて頂いております」
「ブリード様、私の名はジルベスター。どうかジルとお呼びください」
「うむ。ではジルよ。あちらの者たちは大丈夫であろうか?」
あちら、と小さなお手手の指す方を見れば……
護衛のみなさんが守神さまのようにお口をぱかっと開け、目を真ん丸に見開いて湖面に釘付け。
「えっと。みんなー大丈夫ですかあー?」
声を掛けたら、ビクッと飛び上がり一斉にボクの手の上を見た。
「そ、そ、それ……いや、その方がされたのですか?!」
震える指で守神さまを指すルナ。
「うん。ブリザードドラゴンさんなのですって」
レインが水を持ってきてくれた。
それを奪い取るようにしてマーシャがボクの口元にコップを突きつける。
「これでお口をゆすいでくださいっ!変なものをお口に入れないでくださいってあれほど申し上げましたのにっ!」
とりあえず視線は守神さまに向けたまま、マーシャにコップを持って貰ったまま、ぶくぶくぺっ。
すると……
「失敬な!我はそんなに汚くはない!我は聖獣に連なるドラゴンなのだぞ!」
明らかにボクの手の中からあのロートーンボイスが!
「ええええ?守神さまが……しゃべった?
というか、そんなに渋いお声だったのですか?!」
「クリス、驚くのはそこなのか?!」
ボクとお兄さまが驚いていると、そんなボクとお兄さまに驚くマーシャとレインさん。
「お二人とも何を仰っているのですか?」
「クリス様、守神さまはしゃべりませんよ?!」
え?二人には何も聞こえていないの?
ぐりん、とお兄さまを向けば、お兄さまには聞こえたもよう。
「……確かに聞こえたぞ?」
「ですよねえ?とても渋いお声でしたよね?」
「気にすべきはそこではない!
我とソナタらは先程絆を結んだ。故、にソナタらにだけ我の声が聞こえるのだ。
我は聖獣に連なるドラゴンぞ」
ドラゴン?あの伝説の?
「……お兄さま、ボク……ドラゴンってもっと大きくって、火とか噴いて、翼とか生えているものだとばかり思っていました……」
「うむ。私もそのように認識していた。なにしろ伝説だからな。話をいささか盛っていたということなのだろう。現実とはえてしてそういうものだ」
ふむふむ、とお兄さまと頷きあっていると、てち、と手に可愛らしい感触。
「こら!話を聞かぬか!」
ええ?今の、もしかして、ぶったの?
「………か、かわいいっ!いまの『てち』っていうの、もう一回お願いしますっ!」
「だから、話を聞けというに!!」
思わずハアハアしてしまったボクにすかさず守神さまがつっこんだ。
「ふむ。クリス、少し落ち着こう。…………守神よ、あなたは……聖獣なのか?」
冷静にボクの手に乗る守神さまに向かって問いかけるお兄さま。
すると守神さまはその小さな後ろ足でぐいっと立ち上がり(立てたんだね!)その小さな胸を張って見せた。
「聖獣ではない。が、それに近いものであった。土地の守りを司っておったブリザードドラゴン。それが我よ」
「………ブリザードドラゴン?……氷とかを出すドラゴンですか?」
じいいっとその小さな身体と可愛らしいお口を見つめる。
ほう。この小さなお口から氷を……。
なんだか可愛い。というか、そんなことをいわれても可愛いしかないのですけれど………。
ボクとお兄さまの視線からそんな思いを感じ取ったのか、守神さまはしょんぼりと肩(らしき箇所)を落とした。
「……魔素の消失と共に我も元の力を失った。今はこの姿がせいぜいよ……。元はそなたの言うように10メートルはあろう身体に虹のように光る巨大な翼を有しておった。地より吹き出さんとするマグマを押さえ、土地を守っておったのだぞ?」
「10メートル!マグマ!それはすごいです!!絵本や伝承のとおりですね!カッコいいです、守神さま!」
まさかそんな伝説の存在がボクの肩にいるだなんて!
こころなしか守神さまが少し重く感じる。
「しかし……なぜそのようなお姿に?このような言い方は失礼かもしれぬが……とても……お可愛らしいお姿なのだが……」
「そ、そうです!すんごおく縮んでしまってますよ?このお姿もとても素敵ですけれど!可愛らしいですし!ボクは好きですっ!」
「うむ。私もとても好ましく思っております」
ボクたちが守神さまとお話している間に、ルナとセルシオさん、ブリックさんもこちらに来ていた。
「……本当にお話をされているようですね……」
「このトカゲは何なのですか?あやかしでは?」
「それが、クリス様はドラゴンだとかおっしゃっていたのですが……」
「はあ?ドラゴン?このトカゲが?!」
みんなの会話が聞こえたようで、守神さまが激怒した。
「ドラゴンだと言っておろう!見よ!」
小さなお口をぱかっと開けて
ブオオオオオッ!
お口から真っ白な息を池に向かって吐けば、なんと!池の一部が氷に!
「わあああああっ!!氷!氷を吐きました!本当にブリザードドラゴンさんでしたっ!!
さすがドラゴンさん!ボク、初めて見ました!魔法ですよ、魔法っ!!」
思わず空いたほうね片手でお兄さまのお袖を掴んでグイグイしてしまったボク。
お兄さまも唖然と「あ、ああ……。確かにブリザードドラゴンのようだ……」と呟いた。
「守神さまってすごいドラゴンさんなのですね!」
大喜びで褒めたたえると、守神さまが嬉しそうに首を振るわせる。
「うむ。ようやく理解したか。力をだいぶ失ったが……まだこれくらいは容易いものよ。
ちなみに我が名はブリードという。
小さきものクリス、そしてその兄よ。わが名を呼ぶことを許そう」
おお!お名前があったのですね!ブリードさん!かっこよいお名前です!
「わあ!ありがとうございます!ブリード様!
あのね、お兄さまはジルベスターというお名前なのです。カッコいい名前でしょう?
ボクはジル兄さまと呼ばせて頂いております」
「ブリード様、私の名はジルベスター。どうかジルとお呼びください」
「うむ。ではジルよ。あちらの者たちは大丈夫であろうか?」
あちら、と小さなお手手の指す方を見れば……
護衛のみなさんが守神さまのようにお口をぱかっと開け、目を真ん丸に見開いて湖面に釘付け。
「えっと。みんなー大丈夫ですかあー?」
声を掛けたら、ビクッと飛び上がり一斉にボクの手の上を見た。
「そ、そ、それ……いや、その方がされたのですか?!」
震える指で守神さまを指すルナ。
「うん。ブリザードドラゴンさんなのですって」
1,652
あなたにおすすめの小説
【8話完結】いじめられっ子だった俺が、覚醒したら騎士団長に求愛されました
キノア9g
BL
いじめられ続けた僕は、ある日突然、異世界に転移した。
けれど、勇者として歓迎されたのは、僕を苦しめてきた“あいつ”の方。僕は無能と決めつけられ、誰からも相手にされなかった。
そんな僕に手を差し伸べてくれたのは、冷酷と恐れられる騎士団長・ジグルドだった。
なのに、あいつの命令で、僕は彼に嘘の告白をしてしまう――「ジグルドさんのことが、好きなんです」
それが、すべての始まりだった。
あの日から彼は、僕だけをまっすぐ見つめてくる。
僕を守る手は、やさしく、強くて、どこまでも真剣だった。
だけど僕には、まだ知られていない“力”がある。
過去の傷も、偽りの言葉も超えて、彼の隣にいてもいいのだろうか。
これは、いじめられっ子の僕が“愛されること”を知っていく、嘘と覚醒の物語。
全8話。
【完結】巻き込まれたけど私が本物 ~転移したら体がモフモフ化してて、公爵家のペットになりました~
千堂みくま
ファンタジー
異世界に幼なじみと一緒に召喚された17歳の莉乃。なぜか体がペンギンの雛(?)になっており、変な鳥だと城から追い出されてしまう。しかし森の中でイケメン公爵様に拾われ、ペットとして大切に飼われる事になった。公爵家でイケメン兄弟と一緒に暮らしていたが、魔物が減ったり、瘴気が薄くなったりと不思議な事件が次々と起こる。どうやら謎のペンギンもどきには重大な秘密があるようで……? ※恋愛要素あるけど進行はゆっくり目。※ファンタジーなので冒険したりします。
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
追放された悪役令嬢、農業チートと“もふもふ”で国を救い、いつの間にか騎士団長と宰相に溺愛されていました
黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢のエリナは、婚約者である第一王子から「とんでもない悪役令嬢だ!」と罵られ、婚約破棄されてしまう。しかも、見知らぬ辺境の地に追放されることに。
絶望の淵に立たされたエリナだったが、彼女には誰にも知られていない秘密のスキルがあった。それは、植物を育て、その成長を何倍にも加速させる規格外の「農業チート」!
畑を耕し、作物を育て始めたエリナの周りには、なぜか不思議な生き物たちが集まってきて……。もふもふな魔物たちに囲まれ、マイペースに農業に勤しむエリナ。
はじめは彼女を蔑んでいた辺境の人々も、彼女が作る美味しくて不思議な作物に魅了されていく。そして、彼女を追放したはずの元婚約者や、彼女の力を狙う者たちも現れて……。
これは、追放された悪役令嬢が、農業の力と少しのもふもふに助けられ、世界の常識をひっくり返していく、痛快でハートフルな成り上がりストーリー!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【新版】転生悪役モブは溺愛されんでいいので死にたくない!
煮卵
BL
ゲーム会社に勤めていた俺はゲームの世界の『婚約破棄』イベントの混乱で殺されてしまうモブに転生した。
処刑の原因となる婚約破棄を避けるべく王子に友人として接近。
なんか数ヶ月おきに繰り返される「恋人や出会いのためのお祭り」をできる限り第二皇子と過ごし、
婚約破棄の原因となる主人公と出会うきっかけを徹底的に排除する。
最近では監視をつけるまでもなくいつも一緒にいたいと言い出すようになった・・・
やんごとなき血筋のハンサムな王子様を淑女たちから遠ざけ男の俺とばかり過ごすように
仕向けるのはちょっと申し訳ない気もしたが、俺の運命のためだ。仕方あるまい。
クレバーな立ち振る舞いにより、俺の死亡フラグは完全に回避された・・・
と思ったら、婚約の儀の当日、「私には思い人がいるのです」
と言いやがる!一体誰だ!?
その日の夜、俺はゲームの告白イベントがある薔薇園に呼び出されて・・・
ーーーーーーーー
この作品は以前投稿した「転生悪役モブは溺愛されんで良いので死にたくない!」に
加筆修正を加えたものです。
リュシアンの転生前の設定や主人公二人の出会いのシーンを追加し、
あまり描けていなかったキャラクターのシーンを追加しています。
展開が少し変わっていますので新しい小説として投稿しています。
続編出ました
転生悪役令嬢は溺愛されんでいいので推しカプを見守りたい! https://www.alphapolis.co.jp/novel/687110240/826989668
ーーーー
校正・文体の調整に生成AIを利用しています。
3回目の人生は、悪役令嬢を辞めて引きこもります~一歩も出ずに国を救ったら、なぜか「聖女」として崇められ最強の男たちが部屋を包囲してくる件~
放浪人
恋愛
公爵令嬢エリザベートは、1度目は悪役令嬢として断罪され処刑、2度目は改心して聖女となり国に尽くしたが過労死……という悲惨な最期を遂げた。 記憶を持ったまま3度目の人生が始まった瞬間、彼女は固く決意する。 「もう絶対に働きません! 今世は部屋から一歩も出ず、睡眠と趣味に命をかけます!」
最強の拒絶結界『絶対領域』で部屋に籠城し、婚約破棄イベントも夜会も全て無視して惰眠を貪ろうとするエリザベート。 しかし、彼女の「働きたくない」一心からの行動――適当な農業アドバイスや、安眠妨害への容赦ない迎撃――が、周囲には「国を憂う深慮遠謀」「慈愛に満ちた奇跡」として超好意的に解釈されてしまう!?
ヤンデレ化した元婚約者の王太子、物理で愛を語る脳筋騎士団長、効率厨の隣国王子、さらには古代の引きこもり少年までをも巻き込み、事態は国家規模の大騒動へ。 部屋ごと空を飛んで戦場を浄化し、パジャマ姿で古代兵器を操り、地下牢をスイートルームに変えながら、エリザベートは究極の安眠を手に入れることができるのか? 塩対応すればするほど愛され、逃げれば逃げるほど伝説になる、最強引きこもり令嬢の勘違いドタバタ溺愛ファンタジー、ここに完結!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる