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第10章 シルとの未来
お祝いラッシュと………
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その後はみんなが俺の誕生日と成人と入籍を祝ってくれた。
みなプレゼントを次々と手渡してくれる。
パパからはネーム入りの万年筆とオリジナルのインク。
インクは美しい紫で、俺の瞳の色だ。様々な調合を試し、色合いを出すのに苦労したという。
「これなら一目でミルからだと分かるだろう?」
ロットで用意したからね、とほほ笑む。
「これも一緒に」俺のイニシャルが透かし彫りにされたオリジナルレターセットもくれた。
レターセットはママから預かってきたものだそうだ。
これは……手紙をやりとりしたいということだろうか?
いいのかな、俺などが個人的な手紙を送っても。
「私たちも送るから!どんなことでもいいからね」
うん。いいようだ。なんだか本当の家族のようで嬉しい。
「……喜んで送らせて頂きます」
シルが「楽しみだな」と俺の肩を叩く。
うん。楽しみだ。商談意外で、日常的なことを知りたい、知らせたいと思う人ができた。
なによりの贈り物だ。
オル兄からは部屋着だった。
新しい素材で、これから売り出すのだという。
なんだかふわふわ、もこもこした素材で、肌触りがとてもいい。
広げてみるとなんとフードもついていて、フードには猫の耳までついていた。
「どうだ!かわいいだろう?ミルのイメージで作ったんだ!」
パパとシルが「天才的発想だ」と絶賛している。
アルも「くそう!そうきたか……!オルめ……!!」と悔しがっているところを見ると、とてもいいデザインのようだ。俺にはよくわからないが、猫は好きだし、ふわふわして気持ちいいのでとても嬉しい。
ミルフェとランジェは「おすすめの本のセット」を送ってくれた。
「今後の参考にしてくださいませ!」
「絶対にひとりで読んでね?シルさんには見せちゃダメよ!」
というのだがどんな本なのだろう?楽しみだ。
「後で俺らに感想を教えてくれ」といったクラウスが氷のような視線で刺されている。
本当にどんな本なのだ?
クラウスは大きなクッション。
ジークはなぜか猫のぬいぐるみだった。
「これ、ミルに似てるだろう?一目見てこれは、と思ったんだ」
そうか?特に似ていないと思うが……。こんなに可愛くないだろう。
それにしても、オル兄もジークも猫か……。俺はそんなに猫っぽいのだろうか?
ツリ目だからか?
「うふふふふ!このキョトンとしたあどけない感じがそっくりね!」
「銀の毛色もそっくりだよなあ!」
「小さくてちょこんとした感じもたまらないわっ!」
シルが真剣な表情で見つめ「これ、どこで買った?まだあったか?」と店を聞いている。
もう一つ買って自分用にするのだという。
そこまで似ているか?!
ルディとアレックス兄さんの二人からは、なんと、公爵家の果樹園の木の権利だった。
果樹園の一部の権利を俺のものとして、毎年その木からとれた実を俺にくれるという。
しかも管理などの面倒なことは全て公爵家でやってくれるというから、俺はできた果実を貰うだけでいいそうだ。
「ベジカフェで使ってもいいし。ジャムにしてもいいだろう?」
「何がいいのか迷ったんだがな。ルディが『ミルは果物が好きだし、これならずっと俺たちとの繋がりを感じられるだろう』っていうんでこれにしたんだ。リンゴ、ブドウ、オレンジが届くから楽しみにしててくれ!」
その果物は、俺の好物だった。
ケーキは許されなかったが果物は許されていたので、俺は毎年それが届くのを楽しみにしていたのだ。
ルディはそれを覚えていてくれたんだろう。
……なんだ、ちゃんと俺のことを見てくれていたんだな……。
「ルディ……ありがとう。俺が毎年楽しみにしてたのを知ってくれていたんだな。その気持ちが嬉しい」
礼を言えば、照れたような顔で口をもにょもにょさせた。
「そりゃ……好きな人のことだからな。知ってたさ。……ミルには迷惑をかけたし、そもそもこれはミルの当然の権利だ。遠慮なく貰ってくれ」
そんなルディの頭を愛おしそうにアレックス兄さんが撫でる。
「ふふふ。喜んでくれてよかったな?」
ルディはアレックス兄さんといるようになって、とてもいい顔をするようになった。拗ねたり甘えたり。俺の方こそ、ルディをよく見ていなかったのだろう。俺たちはお互いピッタリの相手を見つけたんだな。
ルドのプレゼントは、デザートバイキングだった!
なんと、カフェのデザートに新作を加え、たっぷりのケーキを運び込んでくれたのだ。
しかもスタッフも連れて来てくれており、ホールから各自好きな分量を取り分けてくれるという。
「これならミルもいろいろな種類を食べられるでしょう?」
「!!確かに!普通の大きさだと2つか3つが限度だからな!嬉しい!これなら……全種類いけるだろうか?」
大興奮の俺の頭をシルが優しくかきまわした。
「こーらミル!食えなかった分は、持ち帰ってゆっくり食えばいいだろ!無理に腹に押し込もうとするなよ?」
確かに!アレックスとクマーノのウエディングケーキもあるしな。
さすがに半分くらいは持ち帰りにした方がよさそうだ。
「ミルーーー!!これ、そろそろ切ってくれないか?」
マックスからお呼びがかかった。
これって……ウエディングケーキか?
「え?俺が切っていいのか?」
びっくりして言えば、「ケーキ入刀してくれよ」と笑われた。
そうか、ウエディングケーキなんだものな?
シルが「ほら」と俺の手をとりケーキの前へ。
「よおおーーっし!みんなー、注目!
俺とミル、初めての共同作業だ!見てくれ!」
わらわらと皆が集まってくる。
ふたりで一緒に大きなナイフを持ち、ケーキにそっと刃を入れる。
ケーキを切り分けるのなんて初めてだ。
意外にも大きなケーキだと少し力が要る。
く、と俺の手の上からシルが押す。
俺の手を丸ごと包み込んでしまうくらい、大きな力強い手。
ふらつく背をシルの身体がそっと支えてくれる。
うん。これはまさしく……共同作業だ。
大好きな人と一緒に、大好きな人たちの前で、大好きなケーキを切り分ける。
とても素晴らしい共同作業だと思った。
すうーーっ。
大きな土台の一部に刃を入れ、完了。
シルとふたり目を見交わせて微笑み合った。
みんなニコニコと笑みを浮かべて拍手してくれる。
後はマックスたちが皆に切り分けて提供してくれるのだという。
「あら?お互いに食べさせ合うのではなかったかしら?」
「ええ、そうよねえ?お互いにあーんをするのではなくって?」
そ、そうなのか?
アルがすかさずスプーンを持ってきた。それをシルが受け取りひとさじすくう。
「ほら、ミル?あーん」
衆人環視の中で?
「ほら、みんな待ってるぞ?あーーーーん」
「……あーーーん……」
そっとスプーンが差し込まれた。
!美味しい!少し固めのバタークリームだ!濃厚な甘さが溜まらない!
思わずもう一度「あーん」と口を開けてしまい、慌てて閉じた。
「…くっ!可愛いかよ!」
「うふふふ。ミルったら!」
急いで閉じたのに、皆に気付かれてしまった。
恥ずかしい。いたたまれない。
「ほら、ミル。俺にも。あーん」
シルが笑いながら口を開ける。
恥ずかしさをごまかすかのように大きくすくってシルの口に。
「んん!デカいな?……だが美味い!
マックス、クマーノ、ありがとう。とても美味しい。
みんなもぜひ食べてみてくれ!
ミルが思わずもう一度口を開けるくらいうまいぞ!」
「シル!!」
そんな幸せの空間に、招かれざる客が現れた。
「ミルリース、ここに居るのか?これは……いったい何事なのだ?
ここは店ではないのか?」
みなプレゼントを次々と手渡してくれる。
パパからはネーム入りの万年筆とオリジナルのインク。
インクは美しい紫で、俺の瞳の色だ。様々な調合を試し、色合いを出すのに苦労したという。
「これなら一目でミルからだと分かるだろう?」
ロットで用意したからね、とほほ笑む。
「これも一緒に」俺のイニシャルが透かし彫りにされたオリジナルレターセットもくれた。
レターセットはママから預かってきたものだそうだ。
これは……手紙をやりとりしたいということだろうか?
いいのかな、俺などが個人的な手紙を送っても。
「私たちも送るから!どんなことでもいいからね」
うん。いいようだ。なんだか本当の家族のようで嬉しい。
「……喜んで送らせて頂きます」
シルが「楽しみだな」と俺の肩を叩く。
うん。楽しみだ。商談意外で、日常的なことを知りたい、知らせたいと思う人ができた。
なによりの贈り物だ。
オル兄からは部屋着だった。
新しい素材で、これから売り出すのだという。
なんだかふわふわ、もこもこした素材で、肌触りがとてもいい。
広げてみるとなんとフードもついていて、フードには猫の耳までついていた。
「どうだ!かわいいだろう?ミルのイメージで作ったんだ!」
パパとシルが「天才的発想だ」と絶賛している。
アルも「くそう!そうきたか……!オルめ……!!」と悔しがっているところを見ると、とてもいいデザインのようだ。俺にはよくわからないが、猫は好きだし、ふわふわして気持ちいいのでとても嬉しい。
ミルフェとランジェは「おすすめの本のセット」を送ってくれた。
「今後の参考にしてくださいませ!」
「絶対にひとりで読んでね?シルさんには見せちゃダメよ!」
というのだがどんな本なのだろう?楽しみだ。
「後で俺らに感想を教えてくれ」といったクラウスが氷のような視線で刺されている。
本当にどんな本なのだ?
クラウスは大きなクッション。
ジークはなぜか猫のぬいぐるみだった。
「これ、ミルに似てるだろう?一目見てこれは、と思ったんだ」
そうか?特に似ていないと思うが……。こんなに可愛くないだろう。
それにしても、オル兄もジークも猫か……。俺はそんなに猫っぽいのだろうか?
ツリ目だからか?
「うふふふふ!このキョトンとしたあどけない感じがそっくりね!」
「銀の毛色もそっくりだよなあ!」
「小さくてちょこんとした感じもたまらないわっ!」
シルが真剣な表情で見つめ「これ、どこで買った?まだあったか?」と店を聞いている。
もう一つ買って自分用にするのだという。
そこまで似ているか?!
ルディとアレックス兄さんの二人からは、なんと、公爵家の果樹園の木の権利だった。
果樹園の一部の権利を俺のものとして、毎年その木からとれた実を俺にくれるという。
しかも管理などの面倒なことは全て公爵家でやってくれるというから、俺はできた果実を貰うだけでいいそうだ。
「ベジカフェで使ってもいいし。ジャムにしてもいいだろう?」
「何がいいのか迷ったんだがな。ルディが『ミルは果物が好きだし、これならずっと俺たちとの繋がりを感じられるだろう』っていうんでこれにしたんだ。リンゴ、ブドウ、オレンジが届くから楽しみにしててくれ!」
その果物は、俺の好物だった。
ケーキは許されなかったが果物は許されていたので、俺は毎年それが届くのを楽しみにしていたのだ。
ルディはそれを覚えていてくれたんだろう。
……なんだ、ちゃんと俺のことを見てくれていたんだな……。
「ルディ……ありがとう。俺が毎年楽しみにしてたのを知ってくれていたんだな。その気持ちが嬉しい」
礼を言えば、照れたような顔で口をもにょもにょさせた。
「そりゃ……好きな人のことだからな。知ってたさ。……ミルには迷惑をかけたし、そもそもこれはミルの当然の権利だ。遠慮なく貰ってくれ」
そんなルディの頭を愛おしそうにアレックス兄さんが撫でる。
「ふふふ。喜んでくれてよかったな?」
ルディはアレックス兄さんといるようになって、とてもいい顔をするようになった。拗ねたり甘えたり。俺の方こそ、ルディをよく見ていなかったのだろう。俺たちはお互いピッタリの相手を見つけたんだな。
ルドのプレゼントは、デザートバイキングだった!
なんと、カフェのデザートに新作を加え、たっぷりのケーキを運び込んでくれたのだ。
しかもスタッフも連れて来てくれており、ホールから各自好きな分量を取り分けてくれるという。
「これならミルもいろいろな種類を食べられるでしょう?」
「!!確かに!普通の大きさだと2つか3つが限度だからな!嬉しい!これなら……全種類いけるだろうか?」
大興奮の俺の頭をシルが優しくかきまわした。
「こーらミル!食えなかった分は、持ち帰ってゆっくり食えばいいだろ!無理に腹に押し込もうとするなよ?」
確かに!アレックスとクマーノのウエディングケーキもあるしな。
さすがに半分くらいは持ち帰りにした方がよさそうだ。
「ミルーーー!!これ、そろそろ切ってくれないか?」
マックスからお呼びがかかった。
これって……ウエディングケーキか?
「え?俺が切っていいのか?」
びっくりして言えば、「ケーキ入刀してくれよ」と笑われた。
そうか、ウエディングケーキなんだものな?
シルが「ほら」と俺の手をとりケーキの前へ。
「よおおーーっし!みんなー、注目!
俺とミル、初めての共同作業だ!見てくれ!」
わらわらと皆が集まってくる。
ふたりで一緒に大きなナイフを持ち、ケーキにそっと刃を入れる。
ケーキを切り分けるのなんて初めてだ。
意外にも大きなケーキだと少し力が要る。
く、と俺の手の上からシルが押す。
俺の手を丸ごと包み込んでしまうくらい、大きな力強い手。
ふらつく背をシルの身体がそっと支えてくれる。
うん。これはまさしく……共同作業だ。
大好きな人と一緒に、大好きな人たちの前で、大好きなケーキを切り分ける。
とても素晴らしい共同作業だと思った。
すうーーっ。
大きな土台の一部に刃を入れ、完了。
シルとふたり目を見交わせて微笑み合った。
みんなニコニコと笑みを浮かべて拍手してくれる。
後はマックスたちが皆に切り分けて提供してくれるのだという。
「あら?お互いに食べさせ合うのではなかったかしら?」
「ええ、そうよねえ?お互いにあーんをするのではなくって?」
そ、そうなのか?
アルがすかさずスプーンを持ってきた。それをシルが受け取りひとさじすくう。
「ほら、ミル?あーん」
衆人環視の中で?
「ほら、みんな待ってるぞ?あーーーーん」
「……あーーーん……」
そっとスプーンが差し込まれた。
!美味しい!少し固めのバタークリームだ!濃厚な甘さが溜まらない!
思わずもう一度「あーん」と口を開けてしまい、慌てて閉じた。
「…くっ!可愛いかよ!」
「うふふふ。ミルったら!」
急いで閉じたのに、皆に気付かれてしまった。
恥ずかしい。いたたまれない。
「ほら、ミル。俺にも。あーん」
シルが笑いながら口を開ける。
恥ずかしさをごまかすかのように大きくすくってシルの口に。
「んん!デカいな?……だが美味い!
マックス、クマーノ、ありがとう。とても美味しい。
みんなもぜひ食べてみてくれ!
ミルが思わずもう一度口を開けるくらいうまいぞ!」
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ここは店ではないのか?」
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