179 / 508
不穏な影
ナージャの事情
しおりを挟む
「どうしたらいい?何を与えたら私といっしょに来てくれる?望むものを与えよう!どんなものでも用意する!
地位も権力も!私は帝国の第一王子だ。私が娶れば王妃としての将来が約束される。私は美しいだろう?外見だって問題ないはずだ!何が足りない?教えてくれ!」
まるで慟哭のようだった。
娶ると言っていたのは、もしかして褒美的な意味合いだったの?俺と結婚したいから、とかじゃなくって、俺に自分のもつ全てを与える的な意味だったとか?
それはそれで自意識過剰だと思うけど、一般的には王妃の地位って最高の名誉なんだろうな。
「えー……。ちょっと言葉が足らなすぎない?」
ついには泣き出してしまったナージャ。
なんかこれじゃあ俺がイジメてるみたいじゃん!俺は誘拐された被害者なのに!
俺はなんだか複雑な気持ちになりながら、ナージャのところにいってよしよししてやった。
「あのさあ。ナージャ。来てくれ、とかじゃなくって。まずは『どうして来てほしいのか』を話すところから始めよう?ナージャにも事情があるのはなんかわかった。だけど俺にだって事情があるんだよ?
あれもこれもあげるから来い、っていうのは横暴。お口があるんだから、まずはお話しましょう」
ぐすぐすと鼻をすするナージャ。もうなあ……あの尊大な王子様はどこいっちゃったんだよ……。
俺、泣く子には弱いのです。
とりあえず紅茶を飲ませて背中をポンポンして落ち着かせた。
「……す、すまなかった……。でも、でも、私には……母上には時間がないのだ!頼む!何でもするから母を助けてくれ!」
「ええ?お母様のピンチなの⁈どうゆうことー!」
ナージャが話してくれた事情は、こういうことだった。
帝国にも聖獣がいる。うちはフェンリルなんだけど、帝国の聖獣はライオンなんだって。でもって、帝国の王族にはそのライオンの血が混じっていると言われている。オレンジの鬣みたいな髪はそのなごりらしい。
「ふーん。たしかに、ライオンのたてがみみたいだもんね。ふっさふさ」
「私は特に先祖返りだと言われているんだ。だが…そのせいで母が……」
先祖返りは特に魔力が強いんだって。それに直感が非常に鋭い。いっそ予知能力だといえるほどに。
とにかく、ナージャの魔力は非常に多く、産まれる時に母体である王妃さまの身体を蝕んでしまった。
あれ?これ、どっかで聞いたことない?え?俺と同じじゃん!
でもって、王妃さまというのがなんと聖女様だったのだ!
聖女様だから相当な魔力があったはずなのに、それよりもナージャの方が多かったっていうんだから驚きだ。
そんなわけで、出産によるダメージでナージャのお母様は虚弱体質みたいになっちゃったんだって。
聖女の力みたいなのも壊れちゃって、どうしようもない状態。おまけに元々魔力の大きな人なもんだから、お母さまにヒールできる人もいない。
次代の聖女ならば、と期待をかけナージャの能力で探してみれば……いたことはいたんだけど、まだ赤ちゃん。言葉が通じないから八方塞がり。
「確かに……それは詰んでる……!でも、ナージャの方が魔力が多いんでしょ。ナージャがヒールしたらいいんじゃない?そこまで魔力が多いんならできるでしょ」
当たり前の疑問をぶつけたら、ナージャは悔しそうに唇を噛んだ。
「私の能力は攻撃に特化しているのだ。他に使えるのは予知能力のみ。母を癒したくても無理なんだ!」
そうこうしているうちにお母様は歳を重ねるごとにどんどん弱っていく。今はもうほぼ寝たきりの状態らしい。
それでナージャは独断で他国の聖女に賭けてみることにしたという。
俺は話を聞いてあきれてしまった。
「あのさあ。もっと早く、普通に『タスケテ』したら良かったんじゃないの?」
「母は王妃なんだぞ?しかも聖女だ。国を守る力が弱まっていることを他国に知られるわけにはいかなかった。それに母が弱っているせいで側妃の派閥の力が増している。父上の気持ちは母より側妃に向かっていて頼れない。側妃一派が圧力をかけているんだ。
だから、私がするしかないんだ。
聖獣と協力して察知し学院に聖女がいることが分かった。私が留学中に一目惚れしたという体で聖女を娶ると連れ帰れたらと……。それでなんども父上に掛け合いようやく留学が叶ったんだ。すぐにサフィを見つけることができたのは僥倖だった」
うーん。
話を聞いてみたら同情の余地はある。てゆーか、うちの話ににてるし他人ごととは思えない。エリアナお母様も聖女の家系だったもんね。俺のせいで儚くなっちゃったんだし……。それで公爵が引きこもりして俺もあんな目にあったんだもん。
でも、ナージャのところはまだ間に合いそう。お母様はかなくなってない。ナージャたちは救えるかもしれない。
しょうがないなあ。
乗りかかった船!
「しょうがない。助けてあげる。できるかは分かんないけど、ヒールしてみる。
だけど、ナージャと結婚はイヤですのでね!あのね、お兄様は俺がお兄様を好きになるまで待っててくれてるの。ナージャよりお兄様の方が大事。だから、お友達としてならついて行ってあげてもいい。それでいい?」
「!!本当か?本当に着いて来てくれるのか⁈」
「うん。ただし、条件があります。
あのね、ここがどこかわかんないけど、すぐにゲイルに連絡して。ゲイルも一緒に行く。
ゲイルも聖女なの。それに最高のヒールが使えるの」
「は⁈それはどういう…」
「俺のお父様、ゲイル。それで聖女。すんごくツエエですのでね!」
ナージャが泣き笑いみたいな顔になった。
「はははは。まさか、この国では今代に最強の聖女がふたり⁈」
「俺ひとりだと難しいかもだけど、ゲイルとふたりならいけると思う!」
あ、あとこれ。大事なこと言っておかないと。
「あとね、そろそろお兄様が来ると思いまする。俺には迷子防止機能が付いておりますので!
オコなお兄様、魔王みたいになるから。きちんと説明して言い訳してね?頑張って、ナージャ!」
言ったとたんに。
「サフィイイイイイイイイ!!!!」
どっかーーーーーん!
壁に穴が開いたのでございました。ウソでしょー!
地位も権力も!私は帝国の第一王子だ。私が娶れば王妃としての将来が約束される。私は美しいだろう?外見だって問題ないはずだ!何が足りない?教えてくれ!」
まるで慟哭のようだった。
娶ると言っていたのは、もしかして褒美的な意味合いだったの?俺と結婚したいから、とかじゃなくって、俺に自分のもつ全てを与える的な意味だったとか?
それはそれで自意識過剰だと思うけど、一般的には王妃の地位って最高の名誉なんだろうな。
「えー……。ちょっと言葉が足らなすぎない?」
ついには泣き出してしまったナージャ。
なんかこれじゃあ俺がイジメてるみたいじゃん!俺は誘拐された被害者なのに!
俺はなんだか複雑な気持ちになりながら、ナージャのところにいってよしよししてやった。
「あのさあ。ナージャ。来てくれ、とかじゃなくって。まずは『どうして来てほしいのか』を話すところから始めよう?ナージャにも事情があるのはなんかわかった。だけど俺にだって事情があるんだよ?
あれもこれもあげるから来い、っていうのは横暴。お口があるんだから、まずはお話しましょう」
ぐすぐすと鼻をすするナージャ。もうなあ……あの尊大な王子様はどこいっちゃったんだよ……。
俺、泣く子には弱いのです。
とりあえず紅茶を飲ませて背中をポンポンして落ち着かせた。
「……す、すまなかった……。でも、でも、私には……母上には時間がないのだ!頼む!何でもするから母を助けてくれ!」
「ええ?お母様のピンチなの⁈どうゆうことー!」
ナージャが話してくれた事情は、こういうことだった。
帝国にも聖獣がいる。うちはフェンリルなんだけど、帝国の聖獣はライオンなんだって。でもって、帝国の王族にはそのライオンの血が混じっていると言われている。オレンジの鬣みたいな髪はそのなごりらしい。
「ふーん。たしかに、ライオンのたてがみみたいだもんね。ふっさふさ」
「私は特に先祖返りだと言われているんだ。だが…そのせいで母が……」
先祖返りは特に魔力が強いんだって。それに直感が非常に鋭い。いっそ予知能力だといえるほどに。
とにかく、ナージャの魔力は非常に多く、産まれる時に母体である王妃さまの身体を蝕んでしまった。
あれ?これ、どっかで聞いたことない?え?俺と同じじゃん!
でもって、王妃さまというのがなんと聖女様だったのだ!
聖女様だから相当な魔力があったはずなのに、それよりもナージャの方が多かったっていうんだから驚きだ。
そんなわけで、出産によるダメージでナージャのお母様は虚弱体質みたいになっちゃったんだって。
聖女の力みたいなのも壊れちゃって、どうしようもない状態。おまけに元々魔力の大きな人なもんだから、お母さまにヒールできる人もいない。
次代の聖女ならば、と期待をかけナージャの能力で探してみれば……いたことはいたんだけど、まだ赤ちゃん。言葉が通じないから八方塞がり。
「確かに……それは詰んでる……!でも、ナージャの方が魔力が多いんでしょ。ナージャがヒールしたらいいんじゃない?そこまで魔力が多いんならできるでしょ」
当たり前の疑問をぶつけたら、ナージャは悔しそうに唇を噛んだ。
「私の能力は攻撃に特化しているのだ。他に使えるのは予知能力のみ。母を癒したくても無理なんだ!」
そうこうしているうちにお母様は歳を重ねるごとにどんどん弱っていく。今はもうほぼ寝たきりの状態らしい。
それでナージャは独断で他国の聖女に賭けてみることにしたという。
俺は話を聞いてあきれてしまった。
「あのさあ。もっと早く、普通に『タスケテ』したら良かったんじゃないの?」
「母は王妃なんだぞ?しかも聖女だ。国を守る力が弱まっていることを他国に知られるわけにはいかなかった。それに母が弱っているせいで側妃の派閥の力が増している。父上の気持ちは母より側妃に向かっていて頼れない。側妃一派が圧力をかけているんだ。
だから、私がするしかないんだ。
聖獣と協力して察知し学院に聖女がいることが分かった。私が留学中に一目惚れしたという体で聖女を娶ると連れ帰れたらと……。それでなんども父上に掛け合いようやく留学が叶ったんだ。すぐにサフィを見つけることができたのは僥倖だった」
うーん。
話を聞いてみたら同情の余地はある。てゆーか、うちの話ににてるし他人ごととは思えない。エリアナお母様も聖女の家系だったもんね。俺のせいで儚くなっちゃったんだし……。それで公爵が引きこもりして俺もあんな目にあったんだもん。
でも、ナージャのところはまだ間に合いそう。お母様はかなくなってない。ナージャたちは救えるかもしれない。
しょうがないなあ。
乗りかかった船!
「しょうがない。助けてあげる。できるかは分かんないけど、ヒールしてみる。
だけど、ナージャと結婚はイヤですのでね!あのね、お兄様は俺がお兄様を好きになるまで待っててくれてるの。ナージャよりお兄様の方が大事。だから、お友達としてならついて行ってあげてもいい。それでいい?」
「!!本当か?本当に着いて来てくれるのか⁈」
「うん。ただし、条件があります。
あのね、ここがどこかわかんないけど、すぐにゲイルに連絡して。ゲイルも一緒に行く。
ゲイルも聖女なの。それに最高のヒールが使えるの」
「は⁈それはどういう…」
「俺のお父様、ゲイル。それで聖女。すんごくツエエですのでね!」
ナージャが泣き笑いみたいな顔になった。
「はははは。まさか、この国では今代に最強の聖女がふたり⁈」
「俺ひとりだと難しいかもだけど、ゲイルとふたりならいけると思う!」
あ、あとこれ。大事なこと言っておかないと。
「あとね、そろそろお兄様が来ると思いまする。俺には迷子防止機能が付いておりますので!
オコなお兄様、魔王みたいになるから。きちんと説明して言い訳してね?頑張って、ナージャ!」
言ったとたんに。
「サフィイイイイイイイイ!!!!」
どっかーーーーーん!
壁に穴が開いたのでございました。ウソでしょー!
1,394
あなたにおすすめの小説
優秀な婚約者が去った後の世界
月樹《つき》
BL
公爵令嬢パトリシアは婚約者である王太子ラファエル様に会った瞬間、前世の記憶を思い出した。そして、ここが前世の自分が読んでいた小説『光溢れる国であなたと…』の世界で、自分は光の聖女と王太子ラファエルの恋を邪魔する悪役令嬢パトリシアだと…。
パトリシアは前世の知識もフル活用し、幼い頃からいつでも逃げ出せるよう腕を磨き、そして準備が整ったところでこちらから婚約破棄を告げ、母国を捨てた…。
このお話は捨てられた後の王太子ラファエルのお話です。
俺の婚約者は地味で陰気臭い女なはずだが、どうも違うらしい。
ミミリン
恋愛
ある世界の貴族である俺。婚約者のアリスはいつもボサボサの髪の毛とぶかぶかの制服を着ていて陰気な女だ。幼馴染のアンジェリカからは良くない話も聞いている。
俺と婚約していても話は続かないし、婚約者としての役目も担う気はないようだ。
そんな婚約者のアリスがある日、俺のメイドがふるまった紅茶を俺の目の前でわざとこぼし続けた。
こんな女とは婚約解消だ。
この日から俺とアリスの関係が少しずつ変わっていく。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。