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第四章 ゲイルをください?
バレてるなこりゃ
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翌朝。
結局、フィオのかわいいオネダリに俺は負けた。
こいつ、タチが悪い。絶対にわかってやってやがる!
俺は気だるい身体を叱咤してあらゆるところにクリーンしまくった。とりあえず、証拠隠滅が先!身体は後回しだ!
「おい!フィオ!起きろ!使ってねえほうのベッドで転がれ!とりあえず、シーツはがしとけ!」
「うう……ん。ゲイル……?もう少し一緒に……」
こいつは俺といるときは以外と寝汚い。拾った頃は不眠症で目の下にデカいクマ飼ってやがったくせになあ。いまじゃあ、泊まった翌日はぐにゃぐにゃだ。スライムかよ!
「こら、寝るなフィオ!ヤベエんだって!ここじゃあ朝食は皆で取るんだよ!行かねえとぜってえ盛ってたと思われるだろうがよ!俺が恥ずかしいんだよ!」
ガバリとフィオが飛び起きた。
「ゲイルに恥はかかせられません!5分で支度します!」
「頼む。俺も支度すっから向こうのベッド、頼むぞ!一つしか使ってねえなんてわかれば何言われっか!」
「分かりました!」
慌ててフィオがベッドを乱しに行く。うん!そんくらいでいい!
なんとか朝食の時間に間に合った俺たちは、しれっと朝の挨拶をして席に。
テーブルには既に義姉とエリアナも揃っていた。
「おはよう、ゲイル。それと……フィオネルさん?
初めまして。ゲイルの義姉、マリエラよ。よろしくね。エリアナは知っているそうね?
昨日は良く眠れたかしら?」
「マリエラ様、初めまして。お邪魔させて頂いております。ご挨拶が遅れたご無礼をお許しください。フィオネル・グランディールと申します。素晴らしいお部屋をご用意頂き、感謝致します。大変良く眠れました」
フランクな相手に対して、しっかりと礼を尽くすフィオ。さすがだ。ここの実力者が義的さんだって気づいたか?
義姉さんはコロコロと機嫌の良い笑い声を上げた。
「あらあら。ご丁寧にありがとうございます。
ゲイルはね、私の息子のようなものなの。この人のお世話は大変でしょう?あちこち飛び回ってるんだもの!
どうかこれからも見捨てないでやってね?」
「いえ、私の方がゲイルに世話になりっぱなしなのです。申し訳ございません」
「うふふ。いいのよ。この子が好きでやってるんだから」
お。意外と気が合っているようだ。
で。エリアナ。頼むからじろじろ見るな。分かってる!悪かったよお前を巻き込んで!
おかげで落ち着くとこに落ち着いた。感謝してるって!
報告しなければと思いつつ、妹に俺の恋愛事情を話すってのがどうにも面映ゆくて後回しにしてきた。そのツケを払うときが来たようだ。
エリアナが、わざとらしく大きな声をあげた。
「あら!ゲイル!首のそれ、どうしたの?虫刺されかしら?赤くなっているわよ!」
!マジか!フィオのやつ、跡つけるなって言ったのに!
慌てて首筋を隠し、しらばっくれてみせる。
「そうか?いやあ、気づかなかったわ!」
言った後で気が付いた。全身にヒールしたんだ。もし跡があったとしても消えているはずだ。
バッとエリアナを見ると、すました顔でこう言われた。
「嘘よ。言ってみただけ。あら?ゲイル、顔が赤いわよ?」
察した兄貴と義姉が小さく震えている。
くそう!からかいやがって!
フィオの様子を横目で伺うと「すみません」と困ったような顔で気遣わしげにこっちを見ていた。
こら!黙ってろお前は!
この世に生まれ出て二十四年。こんなに尻のすわりの悪い飯を食ったのは初めてだぜ!
「ああ、もう!いいだろ!俺たちはもう成人してんだ!ほっとけよもう!」
「何も言ってないじゃない。開き直るのはやめなさいよ。子供みたいね」
「ああん?!」
ガタン!お互いに椅子から立ち上がり、一触即発の俺とエリアナ。
「こら!お前たち!客人の前だぞ!フィオくんが驚くじゃないか!やめなさい!椅子に座るんだ!」
兄貴がビシっと俺たちを叱る。兄貴にかかれば、俺たちもまだ子供扱いだ。
「ふふ……っ。す、すみません。ゲイルに聞いてはいたのですが、皆さんがあまりにも仲が良いものですから……」
俺とエリアナは顔を見合わせて、同時に言った。
「こいつと?冗談だろ?」「この人と?冗談でしょ?」
「ほら。仲が良い」
フィオのやつめ!
義姉がくすくすと笑っておしまいの合図を出す。
「はい。終わりよふたりとも。フィオくんに感謝なさいな。本当ならデザート禁止を言い渡すところよ?」
「それは困る。ここのデザートは外せねえ」
「そうね。ゲイル、一時休戦よ」
「了解」
なんだかんだとフィオは嬉しそうにしている。良かった。フィオが笑ってくれるならなんだっていい。
朝食後、俺は改まって皆に告げた。
「あのさ。大事な話があるんだ。俺とフィオのことなんだが、サフィール家の今後にもかかわる話になる。すまんが、少し時間をもらっていいか?」
俺の真面目な様子に兄貴は何かを感じたようだ。
「それは食事中にできないような話なのか?」
「まあ、そうだな。すげえ重要な話になる。みんなに紹介したいヤツ?モノ?がいるんだ」
「フィオくんの他にか?」
「ああ。まあ、後のお楽しみだな。すげえ驚くぜ。覚悟しといてくれ」
兄貴はしばらく考えたあと、フィオに向かって聞いた。
「フィオくんは何のことかきいているのかね?」
フィオは真剣な顔で頷く。
「はい。私もとても驚きました」
すると兄貴が何故か納得したような顔に。
「フィオくんの表情を見るに、悪い話ではなさそうだ。聞こう。食事の後に時間を取ろう。みんな、良いかな?」
「ええ。いいわよ」
「しかたないわね。ゲイル、また貸しよ?」
結局、フィオのかわいいオネダリに俺は負けた。
こいつ、タチが悪い。絶対にわかってやってやがる!
俺は気だるい身体を叱咤してあらゆるところにクリーンしまくった。とりあえず、証拠隠滅が先!身体は後回しだ!
「おい!フィオ!起きろ!使ってねえほうのベッドで転がれ!とりあえず、シーツはがしとけ!」
「うう……ん。ゲイル……?もう少し一緒に……」
こいつは俺といるときは以外と寝汚い。拾った頃は不眠症で目の下にデカいクマ飼ってやがったくせになあ。いまじゃあ、泊まった翌日はぐにゃぐにゃだ。スライムかよ!
「こら、寝るなフィオ!ヤベエんだって!ここじゃあ朝食は皆で取るんだよ!行かねえとぜってえ盛ってたと思われるだろうがよ!俺が恥ずかしいんだよ!」
ガバリとフィオが飛び起きた。
「ゲイルに恥はかかせられません!5分で支度します!」
「頼む。俺も支度すっから向こうのベッド、頼むぞ!一つしか使ってねえなんてわかれば何言われっか!」
「分かりました!」
慌ててフィオがベッドを乱しに行く。うん!そんくらいでいい!
なんとか朝食の時間に間に合った俺たちは、しれっと朝の挨拶をして席に。
テーブルには既に義姉とエリアナも揃っていた。
「おはよう、ゲイル。それと……フィオネルさん?
初めまして。ゲイルの義姉、マリエラよ。よろしくね。エリアナは知っているそうね?
昨日は良く眠れたかしら?」
「マリエラ様、初めまして。お邪魔させて頂いております。ご挨拶が遅れたご無礼をお許しください。フィオネル・グランディールと申します。素晴らしいお部屋をご用意頂き、感謝致します。大変良く眠れました」
フランクな相手に対して、しっかりと礼を尽くすフィオ。さすがだ。ここの実力者が義的さんだって気づいたか?
義姉さんはコロコロと機嫌の良い笑い声を上げた。
「あらあら。ご丁寧にありがとうございます。
ゲイルはね、私の息子のようなものなの。この人のお世話は大変でしょう?あちこち飛び回ってるんだもの!
どうかこれからも見捨てないでやってね?」
「いえ、私の方がゲイルに世話になりっぱなしなのです。申し訳ございません」
「うふふ。いいのよ。この子が好きでやってるんだから」
お。意外と気が合っているようだ。
で。エリアナ。頼むからじろじろ見るな。分かってる!悪かったよお前を巻き込んで!
おかげで落ち着くとこに落ち着いた。感謝してるって!
報告しなければと思いつつ、妹に俺の恋愛事情を話すってのがどうにも面映ゆくて後回しにしてきた。そのツケを払うときが来たようだ。
エリアナが、わざとらしく大きな声をあげた。
「あら!ゲイル!首のそれ、どうしたの?虫刺されかしら?赤くなっているわよ!」
!マジか!フィオのやつ、跡つけるなって言ったのに!
慌てて首筋を隠し、しらばっくれてみせる。
「そうか?いやあ、気づかなかったわ!」
言った後で気が付いた。全身にヒールしたんだ。もし跡があったとしても消えているはずだ。
バッとエリアナを見ると、すました顔でこう言われた。
「嘘よ。言ってみただけ。あら?ゲイル、顔が赤いわよ?」
察した兄貴と義姉が小さく震えている。
くそう!からかいやがって!
フィオの様子を横目で伺うと「すみません」と困ったような顔で気遣わしげにこっちを見ていた。
こら!黙ってろお前は!
この世に生まれ出て二十四年。こんなに尻のすわりの悪い飯を食ったのは初めてだぜ!
「ああ、もう!いいだろ!俺たちはもう成人してんだ!ほっとけよもう!」
「何も言ってないじゃない。開き直るのはやめなさいよ。子供みたいね」
「ああん?!」
ガタン!お互いに椅子から立ち上がり、一触即発の俺とエリアナ。
「こら!お前たち!客人の前だぞ!フィオくんが驚くじゃないか!やめなさい!椅子に座るんだ!」
兄貴がビシっと俺たちを叱る。兄貴にかかれば、俺たちもまだ子供扱いだ。
「ふふ……っ。す、すみません。ゲイルに聞いてはいたのですが、皆さんがあまりにも仲が良いものですから……」
俺とエリアナは顔を見合わせて、同時に言った。
「こいつと?冗談だろ?」「この人と?冗談でしょ?」
「ほら。仲が良い」
フィオのやつめ!
義姉がくすくすと笑っておしまいの合図を出す。
「はい。終わりよふたりとも。フィオくんに感謝なさいな。本当ならデザート禁止を言い渡すところよ?」
「それは困る。ここのデザートは外せねえ」
「そうね。ゲイル、一時休戦よ」
「了解」
なんだかんだとフィオは嬉しそうにしている。良かった。フィオが笑ってくれるならなんだっていい。
朝食後、俺は改まって皆に告げた。
「あのさ。大事な話があるんだ。俺とフィオのことなんだが、サフィール家の今後にもかかわる話になる。すまんが、少し時間をもらっていいか?」
俺の真面目な様子に兄貴は何かを感じたようだ。
「それは食事中にできないような話なのか?」
「まあ、そうだな。すげえ重要な話になる。みんなに紹介したいヤツ?モノ?がいるんだ」
「フィオくんの他にか?」
「ああ。まあ、後のお楽しみだな。すげえ驚くぜ。覚悟しといてくれ」
兄貴はしばらく考えたあと、フィオに向かって聞いた。
「フィオくんは何のことかきいているのかね?」
フィオは真剣な顔で頷く。
「はい。私もとても驚きました」
すると兄貴が何故か納得したような顔に。
「フィオくんの表情を見るに、悪い話ではなさそうだ。聞こう。食事の後に時間を取ろう。みんな、良いかな?」
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