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割れ窓
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自分でものごとを決めてこなかった人間は、気付く頃には自分で何も決められない人間になっている。人がどうするかで自分の行動を決めるようになる。他人がどう言おうと勝手、自分の本質とは関係ないとは思えなくなる。割れ窓理論というのがある。きれいに掃除の行き届いた窓、持ち主がこだわりを持って選んだであろうお家の窓と、すでにラクガキがされた、ボロい、安っぽい窓。どちらかにポイ捨てするならどちらを選ぶかというと、後者の方が断然選ばれやすくなる。これと同じことが人間にも起きる。自分をケアする、自分の気持ちに寄り添う、自分がどう思ったり考えているかを大事にする。たとえ他人や社会のルールに沿っていなくても、否定されたとしても。
問題は、はたしてバキバキに割られてしまった窓は戻すことができるのだろうかということ。自分のことを考えるような時間や精神的な余裕がないなかで、どんどん割られていく窓を、そのまま修理もできずに、何年も生きてしまった人はどうするのだろうか。
割られた窓は直すのか、取り替えるのか?それとももう粉々になってしまったら、元には戻せないのか。
じっさいのところ、この答えは人の数だけあると思っている。ほとんどの人にとって割れた窓を直すのは簡単なことではない。でも人によっては、割られた分強くなるタイプもいる。弱くなる人もいるし、立ち直る人もいればそのまま沈む人もいる。だけどそれには、その人の弱さだけでなく、周りに支えてくれる人がいるかどうか、お金があるかどうか、若いか、健康か、なにか趣味があるか、やりたいことがあるかなど相関するのではないだろうか。無数の要素によって人間の足場はつくられているので、その全ての要素を解明していくことなどできない。割られた窓を元に戻せるのか、もとい、その人はこの先その人らしく生きていけるのか、という問いかけに答えることはだれにもできない。だれにできると言われても、言われなくても、それをあてにしてはならない。
問題は、はたしてバキバキに割られてしまった窓は戻すことができるのだろうかということ。自分のことを考えるような時間や精神的な余裕がないなかで、どんどん割られていく窓を、そのまま修理もできずに、何年も生きてしまった人はどうするのだろうか。
割られた窓は直すのか、取り替えるのか?それとももう粉々になってしまったら、元には戻せないのか。
じっさいのところ、この答えは人の数だけあると思っている。ほとんどの人にとって割れた窓を直すのは簡単なことではない。でも人によっては、割られた分強くなるタイプもいる。弱くなる人もいるし、立ち直る人もいればそのまま沈む人もいる。だけどそれには、その人の弱さだけでなく、周りに支えてくれる人がいるかどうか、お金があるかどうか、若いか、健康か、なにか趣味があるか、やりたいことがあるかなど相関するのではないだろうか。無数の要素によって人間の足場はつくられているので、その全ての要素を解明していくことなどできない。割られた窓を元に戻せるのか、もとい、その人はこの先その人らしく生きていけるのか、という問いかけに答えることはだれにもできない。だれにできると言われても、言われなくても、それをあてにしてはならない。
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