3 / 5
学校の七不思議 その三
しおりを挟む
そうだな、楽観的に物事を捉えているんだろう。
「ニノキンの事はもういいわ。
他にはどんなのが一般的なの?」
「音楽室の怪談が有名だね。
深夜に誰も居ない音楽室からピアノの旋律が聞こえるとか」
旋律で戦慄とは言わないが。
「それは結局、ICレコーダーの故障が原因って事よね」
「違うよ、昭和のど真ん中にそんな機器は無い」
「じゃあ原因は何なの?」
何って言われても、それが分からないから怪奇現象な訳だが。
「幽霊がピアノを弾いてるって考えるのが一般的な解答だろ」
「一般の人は幽霊の存在を信じてるの?」
どう説明すればいいんだ?
根本的な基礎理解の部分が違うのか?
「誰もいないのにピアノが鳴ってるから可笑しいね。
可笑しいから幽霊の仕業なんじゃないのか、って話。
幽霊が居るかどうかについては考慮していない」
「ふ~ん、可笑しな話ね」
「或いはモーツァルトの肖像画の目が動くってのも聞くね」
「モーツァルト限定なの?
バッハじゃ駄目なの?」
「学校によって違うね。
有名所なら誰でもいいんじゃないのか?
ショパンでも、ベートーヴェンでも」
「ニノキンの事はもういいわ。
他にはどんなのが一般的なの?」
「音楽室の怪談が有名だね。
深夜に誰も居ない音楽室からピアノの旋律が聞こえるとか」
旋律で戦慄とは言わないが。
「それは結局、ICレコーダーの故障が原因って事よね」
「違うよ、昭和のど真ん中にそんな機器は無い」
「じゃあ原因は何なの?」
何って言われても、それが分からないから怪奇現象な訳だが。
「幽霊がピアノを弾いてるって考えるのが一般的な解答だろ」
「一般の人は幽霊の存在を信じてるの?」
どう説明すればいいんだ?
根本的な基礎理解の部分が違うのか?
「誰もいないのにピアノが鳴ってるから可笑しいね。
可笑しいから幽霊の仕業なんじゃないのか、って話。
幽霊が居るかどうかについては考慮していない」
「ふ~ん、可笑しな話ね」
「或いはモーツァルトの肖像画の目が動くってのも聞くね」
「モーツァルト限定なの?
バッハじゃ駄目なの?」
「学校によって違うね。
有名所なら誰でもいいんじゃないのか?
ショパンでも、ベートーヴェンでも」
0
あなたにおすすめの小説
あだ名が242個ある男(実はこれ実話なんですよ25)
tomoharu
児童書・童話
え?こんな話絶対ありえない!作り話でしょと思うような話からあるある話まで幅広い範囲で物語を考えました!ぜひ読んでみてください!数年後には大ヒット間違いなし!!
作品情報【伝説の物語(都道府県問題)】【伝説の話題(あだ名とコミュニケーションアプリ)】【マーライオン】【愛学両道】【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】【トモレオ突破椿】など
・【やりすぎヒーロー伝説&ドリームストーリー】とは、その話はさすがに言いすぎでしょと言われているほぼ実話ストーリーです。
小さい頃から今まで主人公である【紘】はどのような体験をしたのかがわかります。ぜひよんでくださいね!
・【トモレオ突破椿】は、公務員試験合格なおかつ様々な問題を解決させる話です。
頭の悪かった人でも公務員になれることを証明させる話でもあるので、ぜひ読んでみてください!
特別記念として実話を元に作った【呪われし◯◯シリーズ】も公開します!
トランプ男と呼ばれている切札勝が、トランプゲームに例えて次々と問題を解決していく【トランプ男】シリーズも大人気!
人気者になるために、ウソばかりついて周りの人を誘導し、すべて自分のものにしようとするウソヒコをガチヒコが止める【嘘つきは、嘘治の始まり】というホラーサスペンスミステリー小説
王女様は美しくわらいました
トネリコ
児童書・童話
無様であろうと出来る全てはやったと満足を抱き、王女様は美しくわらいました。
それはそれは美しい笑みでした。
「お前程の悪女はおるまいよ」
王子様は最後まで嘲笑う悪女を一刀で断罪しました。
きたいの悪女は処刑されました 解説版
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
ローズお姉さまのドレス
有沢真尋
児童書・童話
*「第3回きずな児童書大賞」エントリー中です*
最近のルイーゼは少しおかしい。
いつも丈の合わない、ローズお姉さまのドレスを着ている。
話し方もお姉さまそっくり。
わたしと同じ年なのに、ずいぶん年上のように振舞う。
表紙はかんたん表紙メーカーさまで作成
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる