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マギアアームド・ファンタジア
4話 クエストスタート
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ノヴィス平原。
大半のMAFプレイヤーが最初に足を踏み入れる初心者向けのフィールドで、緩やかな地形と見通しの良い平原に、やや険しい山道と洞窟、といった基本的なことを学べる地形に加え、出現する小型モンスターも簡単に倒せるものが揃っている。
スタート地点に到達したアロウは、周りを見渡す。
「ここがフィールドか……」
それと、と自分が身に纏っているものを確認。
黒いボディスーツに、薄いグレーのワントーンで統一された装甲や武装。
「装備の情報は……」
コンソールを開き、数回スワイプして、【装備詳細】の欄をタップ。
【陸戦タイプ】
・ノーマルライフルI
・ノーマルブレードI
・ノーマルシールドI
・ベーシックヘッドI
・ベーシックボディI
・ベーシックアームI
・ベーシックコイルI
・ベーシックレッグI
射撃、格闘、防御を一通りこなせ、尖りや癖のないバランスの取れた装備だ。
「陸戦タイプ……ってことは、いきなり空を飛んだりは出来ないって事か」
PVのように大空を自由自在に飛び回るための装備は、ゲームを進めてからでないと入手出来ないようだ。
同時に、アロウのすぐ後ろにもうひとつ、光に包まれた人が降り立ち、ふわふわしたクリーム色の髪をしたアバター――カノラが姿を現す。
アロウと同じ装備だが、男性用と女性用とでデザインが若干異なる。
「……あっ、着いた?」
カノラ自身もフィールド到達を自認する。
チュートリアルクエストを受けた参加者がフィールドに揃ったところで、再びコンソールからチュートリアルのポップアップが表示される。
『チュートリアルクエストへようこそ!このクエストで、MAFの基本的な動作や基礎知識を学んでいきましょう!』
このチュートリアルクエストでは、MAFをプレイする上で基本的な動作制御や、フィールド上の基礎知識を学びつつ、ゴール地点を目指すのが、クリア条件だ。
ポップアップの指示に従いつつ、アロウとカノラは行動していく。
フィールド上には様々な素材アイテムや、時には採取クエストのクリアに必要な精算アイテムなども隠されている。
推進装置を使った高速移動の練習。
地面を滑るように走るホバー機動に、高所へのジャンプ。
スラスターには一定の制限値があり、ユニットを停止するなどして放熱させれば制限値を回復することが出来る。
制限値を超えるとオーバーヒートを起こし、強制放熱のために一時的にスラスターが使えなくなる。
陸戦タイプは、地上での高速移動や、重装備や悪路でも安定して行動出来る他、中には戦車のような履帯を搭載した専用装備も存在する。
空戦タイプは、陸戦タイプと比較しても重い装備は出来ないものの、空中を飛び回れると言う大きなメリットがあり、中にはより空戦に特化するために変形する専用装備も存在する。
水陸両用タイプは、空陸の二タイプには無い、水中・水上での高速移動や、深海域の長時間活動を可能にする他、水中でしか使用できない特殊な専用装備も存在する。
基本的な動作確認を終えれば、次はいよいよモンスターとの戦闘だ。
大半のMAFプレイヤーが最初に足を踏み入れる初心者向けのフィールドで、緩やかな地形と見通しの良い平原に、やや険しい山道と洞窟、といった基本的なことを学べる地形に加え、出現する小型モンスターも簡単に倒せるものが揃っている。
スタート地点に到達したアロウは、周りを見渡す。
「ここがフィールドか……」
それと、と自分が身に纏っているものを確認。
黒いボディスーツに、薄いグレーのワントーンで統一された装甲や武装。
「装備の情報は……」
コンソールを開き、数回スワイプして、【装備詳細】の欄をタップ。
【陸戦タイプ】
・ノーマルライフルI
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射撃、格闘、防御を一通りこなせ、尖りや癖のないバランスの取れた装備だ。
「陸戦タイプ……ってことは、いきなり空を飛んだりは出来ないって事か」
PVのように大空を自由自在に飛び回るための装備は、ゲームを進めてからでないと入手出来ないようだ。
同時に、アロウのすぐ後ろにもうひとつ、光に包まれた人が降り立ち、ふわふわしたクリーム色の髪をしたアバター――カノラが姿を現す。
アロウと同じ装備だが、男性用と女性用とでデザインが若干異なる。
「……あっ、着いた?」
カノラ自身もフィールド到達を自認する。
チュートリアルクエストを受けた参加者がフィールドに揃ったところで、再びコンソールからチュートリアルのポップアップが表示される。
『チュートリアルクエストへようこそ!このクエストで、MAFの基本的な動作や基礎知識を学んでいきましょう!』
このチュートリアルクエストでは、MAFをプレイする上で基本的な動作制御や、フィールド上の基礎知識を学びつつ、ゴール地点を目指すのが、クリア条件だ。
ポップアップの指示に従いつつ、アロウとカノラは行動していく。
フィールド上には様々な素材アイテムや、時には採取クエストのクリアに必要な精算アイテムなども隠されている。
推進装置を使った高速移動の練習。
地面を滑るように走るホバー機動に、高所へのジャンプ。
スラスターには一定の制限値があり、ユニットを停止するなどして放熱させれば制限値を回復することが出来る。
制限値を超えるとオーバーヒートを起こし、強制放熱のために一時的にスラスターが使えなくなる。
陸戦タイプは、地上での高速移動や、重装備や悪路でも安定して行動出来る他、中には戦車のような履帯を搭載した専用装備も存在する。
空戦タイプは、陸戦タイプと比較しても重い装備は出来ないものの、空中を飛び回れると言う大きなメリットがあり、中にはより空戦に特化するために変形する専用装備も存在する。
水陸両用タイプは、空陸の二タイプには無い、水中・水上での高速移動や、深海域の長時間活動を可能にする他、水中でしか使用できない特殊な専用装備も存在する。
基本的な動作確認を終えれば、次はいよいよモンスターとの戦闘だ。
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