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第18話 ダンジョン動画って結構面白い
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「ほいじゃさっそく動画流すよぉ」
ハイテンション祭りはすごかった。
なんか見てはいけないものを見てしまった気がするくらいに。
しかしようやく待望のダンジョン攻略動画のお披露目だ。
澪奈部長がどこからか取り出したタブレットを俺に渡してくれた。
どうやらもう動画は始まっているらしい。
『はい、今日は僕の地元、茨城にダンジョンが出現したという事で県庁に突撃、放送申請してみました! 県庁、対応速くて助かりますねー!』
「お、おおぅ、誰がしゃべってるんだ」
「すえつぐっていうビューチューバーが直接しゃべってるみたいだよー」
『という訳でビューン! ダンジョンの出現した現場にやってきましたー!』
「ワープした! すげえ!」
「編集してんのぉ。ねぇ、彼方っちの反応の方が面白いんだけど?」
仕方ないじゃないか、動画というものは初めて見るんだ。
タブレットやスマホは前に授業で使われた事はあるけど、俺にだけは触れさせてくれなかったし。
『お、参加チームがようやく着替え終わってきた! 先頭はやっぱり新北関東のプロチーム。今話題沸騰中の楠君がエースのトップを張っているようです!』
「編集してる割にパッとしないねこれ。ニュースみたい」
「言うなつくし。他の動画が一万再生前後って時点で察してあげな~」
『あとは比較的低レベル帯のチームばかりかな。えぇ~これほんと面白い絵撮れんのかなぁ……』
「うっさい。余計な所カットしろし」
『だーがー、我々はこの後思い知る事になる。このダンジョン攻略には思いがけないダークホースが潜んでいたのだから……!』
「おお!? なんだ、何が待ち構えているんだ!?」
「いやそれ彼方の事だから」
どうやらつくし達にはこの動画は不評らしい。
俺的には面白いんだけどなぁ。この低音の演出とか雰囲気あって。
『お、楠君が率先して戦い始めたぞ。さすがだな、注目されているだけの事はある』
「あいつ、真っ先に集団に乗り込んだな。やっぱり馬鹿なのか?」
「え、でも誰かがそういう事しないとみんな行かないし」
「敵固まってるなら開幕の広域攻撃魔法で一網打尽にできるじゃん」
「「「た、確かに……」」」
『エース集団が中央突破する事で盛り返しているぞ、なかなか見応えあるなこれ』
「いや、中央が前に出過ぎて囲まれそうになってるし、ダメだろこれ。周りがカバーしてるから九死に一生得てるだけだ。そうしてやろうとしているゴブリンの方が賢い」
「彼方っち、戦いの事になると手厳しいねぇ」
手厳しいんじゃない。人間側の戦術が甘すぎるんだ。
もう完全に個人プレイで適当にやってるようにしか見えない。
いくらレベルのためだからって乱戦にさせてどうするんだよ。人を殺す気か。
『あ、まずい! ゴブリンが一匹が後ろに飛び出した! これやばいだろ――え? 爆散したぁ!? 何が起きたんだ?』
「これよこれぇ。動画じゃ何してんのかわかんないんよぉ」
「まぁ殴って蹴っただけっすね」
「速すぎて彼方の姿、ほぼかすれて見えないんだけどー?」
『あ、次の扉が開いたみたいだぞ! エース集団が突撃していく。さすがエース、低レベルチームに獲物を残してあげるなんて優しい~!』
「外野にはそう見えていたんだな。ちっとも優しくないのに。みんなエースチームに嫌気ダラダラだったじゃんか」
「レベル上げ大事だから仕方ないよー」
『この調子だとエースがコアを破壊するのも時間の問題かな? ちょっとマスコミがこぞってエースチーム側に移ってるから、せっかくなので僕は低レベルチームの奮闘を映そうと思いまーす』
しかもなんか俺達の戦いにはもう何も期待していないみたいな感じだ。
映像が水晶から少し外れると、この撮影者以外がみんな別の水晶に移っていく様子が見えた。
「なるほどねぇ、だからこの動画がバズったんだ」
「どういう事です?」
「それはねぇ、これからの映像がこのビューチューバーだけしか撮ってないからっしょお」
『あ、でもまずいなこれ、低レベル集団が押されてる!? 必死に通路を守ってるみたいだけど連携取れてない! まずい、まずいって! このままじゃ全滅しちゃうぞ!?』
途端、みんなが静かになった。
あの俺が大暴れするシーンが近づいてきているからだ。
「来るよ、あの光景が……!」
『――は? え? 何? なんだあれ、ゴブリンがどんどん消し飛んでいくぞ!? 待って、なんだこの影みたいなの!? めっちゃくちゃはえええ! あ、人だ! 人が殴ったり蹴ったりしてる! は!? それだけで!? なんなんだよこれ!?』
「カメラがちゃんと追ってるのに映しきれないくらい速い……」
『嘘だろ、一分足らずで十数匹のゴブリンが瞬殺とか……え、誰コイツ、スーツ姿のままだけど新人? ロゴ見えるかな――あ、宝春だ。宝春学園!』
「っしゃあ! もろあーしらの学校の名前映ってるゥ!」
『動きおかし過ぎだろ……本当に人間かコイツ……』
悪いな人間だよ。まごう事無き普通の。
『あ、でも彼等はまだやる気らしい。まぁあの忍者みたいな新人がいればもう負けないだろう。ん、なんだ? マスコミがやけに騒がしいな?』
「あー楠達はこの時点でもうまずかったんだな」
『おいおいおい嘘だろ……エース集団半壊!? これもう特別攻略案件じゃねぇの!? 低レベルチーム助けてやってくれぇー!』
「いや普通に考えて低レベルチームがこの状況を覆せるって思わねーっしょ」
「彼方がいるからまぁワンチャン?」
『おいおい忍者君、そうじゃねぇよ! ゴブリンに斧なんか振ってないであのボスどうにかしろよ!』
「うるせぇ黙れ! 俺は変身がしたいんだ!」
「彼方どうどう、これは編集動画だから。生放送じゃないからー」
いけない、つい熱くなってしまった。
あのピカって光る変身、憧れてるからな!
『ゴブリンは片付いたけどエース集団がもうダメだ。あのニワトリ頭やべーな強過ぎだろ。あ、楠が逃げた! みんな置いて逃げちゃってるよトップエース!?』
「奴が逃げるのを見るのは二度目だけど、またなんかムカムカしてきた」
「楠っち、これのせいでコメッターアカ相当炎上してるらしいよー」
「燃えたのか!? もしかして後頭部だけじゃなく頭髪全部が焼けて……」
「違うからー! その炎上じゃないよ彼方ー!」
『宝春の前衛もやられた!? あ、あ、まずいって、全滅かよ!? 楠が外出てきたけどそれどころじゃねぇー!』
「澪奈部長がやられた! ど、どうしよう!?」
「落ち着いて! この後どうにかしてくれたのは彼方だよ!」
「ウケる~! 彼方っちの反応エモすぎぃ!」
仕方ないだろう、つい没頭しちゃうんだから!
『頼む忍者君! 君だけが頼りなんだよぉぉぉ! ……え、何してるんだ忍者君? 手をかざしたまま動かないぞ。あ、でもニワトリ頭も動かない。何が起きてんだこれ……は? ニワトリ頭が、ダンジョンコア壊しちゃった……? え、映像終わり? どういう事? もしかして忍者君ってビーストテイマーだったりするのか?』
「という訳で動画視聴はおしまーい!」
「えーこの後の楠ほおずり事件も楽しいのにー!」
「そこは部活動と関係ありませぇーん!」
でもどうやら全部は見させてくれないらしい。
澪奈部長、一番の見せ場が終わった途端に冷めた顔してるし。
タブレットまで引き上げるなんてあんまりだよ、俺はもっと見たかったのに。
楠が禿げる所まで見たかったのに!
ハイテンション祭りはすごかった。
なんか見てはいけないものを見てしまった気がするくらいに。
しかしようやく待望のダンジョン攻略動画のお披露目だ。
澪奈部長がどこからか取り出したタブレットを俺に渡してくれた。
どうやらもう動画は始まっているらしい。
『はい、今日は僕の地元、茨城にダンジョンが出現したという事で県庁に突撃、放送申請してみました! 県庁、対応速くて助かりますねー!』
「お、おおぅ、誰がしゃべってるんだ」
「すえつぐっていうビューチューバーが直接しゃべってるみたいだよー」
『という訳でビューン! ダンジョンの出現した現場にやってきましたー!』
「ワープした! すげえ!」
「編集してんのぉ。ねぇ、彼方っちの反応の方が面白いんだけど?」
仕方ないじゃないか、動画というものは初めて見るんだ。
タブレットやスマホは前に授業で使われた事はあるけど、俺にだけは触れさせてくれなかったし。
『お、参加チームがようやく着替え終わってきた! 先頭はやっぱり新北関東のプロチーム。今話題沸騰中の楠君がエースのトップを張っているようです!』
「編集してる割にパッとしないねこれ。ニュースみたい」
「言うなつくし。他の動画が一万再生前後って時点で察してあげな~」
『あとは比較的低レベル帯のチームばかりかな。えぇ~これほんと面白い絵撮れんのかなぁ……』
「うっさい。余計な所カットしろし」
『だーがー、我々はこの後思い知る事になる。このダンジョン攻略には思いがけないダークホースが潜んでいたのだから……!』
「おお!? なんだ、何が待ち構えているんだ!?」
「いやそれ彼方の事だから」
どうやらつくし達にはこの動画は不評らしい。
俺的には面白いんだけどなぁ。この低音の演出とか雰囲気あって。
『お、楠君が率先して戦い始めたぞ。さすがだな、注目されているだけの事はある』
「あいつ、真っ先に集団に乗り込んだな。やっぱり馬鹿なのか?」
「え、でも誰かがそういう事しないとみんな行かないし」
「敵固まってるなら開幕の広域攻撃魔法で一網打尽にできるじゃん」
「「「た、確かに……」」」
『エース集団が中央突破する事で盛り返しているぞ、なかなか見応えあるなこれ』
「いや、中央が前に出過ぎて囲まれそうになってるし、ダメだろこれ。周りがカバーしてるから九死に一生得てるだけだ。そうしてやろうとしているゴブリンの方が賢い」
「彼方っち、戦いの事になると手厳しいねぇ」
手厳しいんじゃない。人間側の戦術が甘すぎるんだ。
もう完全に個人プレイで適当にやってるようにしか見えない。
いくらレベルのためだからって乱戦にさせてどうするんだよ。人を殺す気か。
『あ、まずい! ゴブリンが一匹が後ろに飛び出した! これやばいだろ――え? 爆散したぁ!? 何が起きたんだ?』
「これよこれぇ。動画じゃ何してんのかわかんないんよぉ」
「まぁ殴って蹴っただけっすね」
「速すぎて彼方の姿、ほぼかすれて見えないんだけどー?」
『あ、次の扉が開いたみたいだぞ! エース集団が突撃していく。さすがエース、低レベルチームに獲物を残してあげるなんて優しい~!』
「外野にはそう見えていたんだな。ちっとも優しくないのに。みんなエースチームに嫌気ダラダラだったじゃんか」
「レベル上げ大事だから仕方ないよー」
『この調子だとエースがコアを破壊するのも時間の問題かな? ちょっとマスコミがこぞってエースチーム側に移ってるから、せっかくなので僕は低レベルチームの奮闘を映そうと思いまーす』
しかもなんか俺達の戦いにはもう何も期待していないみたいな感じだ。
映像が水晶から少し外れると、この撮影者以外がみんな別の水晶に移っていく様子が見えた。
「なるほどねぇ、だからこの動画がバズったんだ」
「どういう事です?」
「それはねぇ、これからの映像がこのビューチューバーだけしか撮ってないからっしょお」
『あ、でもまずいなこれ、低レベル集団が押されてる!? 必死に通路を守ってるみたいだけど連携取れてない! まずい、まずいって! このままじゃ全滅しちゃうぞ!?』
途端、みんなが静かになった。
あの俺が大暴れするシーンが近づいてきているからだ。
「来るよ、あの光景が……!」
『――は? え? 何? なんだあれ、ゴブリンがどんどん消し飛んでいくぞ!? 待って、なんだこの影みたいなの!? めっちゃくちゃはえええ! あ、人だ! 人が殴ったり蹴ったりしてる! は!? それだけで!? なんなんだよこれ!?』
「カメラがちゃんと追ってるのに映しきれないくらい速い……」
『嘘だろ、一分足らずで十数匹のゴブリンが瞬殺とか……え、誰コイツ、スーツ姿のままだけど新人? ロゴ見えるかな――あ、宝春だ。宝春学園!』
「っしゃあ! もろあーしらの学校の名前映ってるゥ!」
『動きおかし過ぎだろ……本当に人間かコイツ……』
悪いな人間だよ。まごう事無き普通の。
『あ、でも彼等はまだやる気らしい。まぁあの忍者みたいな新人がいればもう負けないだろう。ん、なんだ? マスコミがやけに騒がしいな?』
「あー楠達はこの時点でもうまずかったんだな」
『おいおいおい嘘だろ……エース集団半壊!? これもう特別攻略案件じゃねぇの!? 低レベルチーム助けてやってくれぇー!』
「いや普通に考えて低レベルチームがこの状況を覆せるって思わねーっしょ」
「彼方がいるからまぁワンチャン?」
『おいおい忍者君、そうじゃねぇよ! ゴブリンに斧なんか振ってないであのボスどうにかしろよ!』
「うるせぇ黙れ! 俺は変身がしたいんだ!」
「彼方どうどう、これは編集動画だから。生放送じゃないからー」
いけない、つい熱くなってしまった。
あのピカって光る変身、憧れてるからな!
『ゴブリンは片付いたけどエース集団がもうダメだ。あのニワトリ頭やべーな強過ぎだろ。あ、楠が逃げた! みんな置いて逃げちゃってるよトップエース!?』
「奴が逃げるのを見るのは二度目だけど、またなんかムカムカしてきた」
「楠っち、これのせいでコメッターアカ相当炎上してるらしいよー」
「燃えたのか!? もしかして後頭部だけじゃなく頭髪全部が焼けて……」
「違うからー! その炎上じゃないよ彼方ー!」
『宝春の前衛もやられた!? あ、あ、まずいって、全滅かよ!? 楠が外出てきたけどそれどころじゃねぇー!』
「澪奈部長がやられた! ど、どうしよう!?」
「落ち着いて! この後どうにかしてくれたのは彼方だよ!」
「ウケる~! 彼方っちの反応エモすぎぃ!」
仕方ないだろう、つい没頭しちゃうんだから!
『頼む忍者君! 君だけが頼りなんだよぉぉぉ! ……え、何してるんだ忍者君? 手をかざしたまま動かないぞ。あ、でもニワトリ頭も動かない。何が起きてんだこれ……は? ニワトリ頭が、ダンジョンコア壊しちゃった……? え、映像終わり? どういう事? もしかして忍者君ってビーストテイマーだったりするのか?』
「という訳で動画視聴はおしまーい!」
「えーこの後の楠ほおずり事件も楽しいのにー!」
「そこは部活動と関係ありませぇーん!」
でもどうやら全部は見させてくれないらしい。
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