112 / 1,197
第五節「交錯する想い 友よ知れ 命はそこにある」
~和解 友心 心に灯る笑顔~
しおりを挟む
放課後は誰にでも等しく訪れる。
それは低学年であるちゃなにも同様に。
ちゃなをイジメていたアキという少女とも和解を遂げ。
もう彼女の意思を止める様な疎いは何一つ残っていない。
その事実が自然と、彼女の帰宅に向けた動きを軽やかにさせていた。
とはいえこの後の予定は当然何も無い。
教室の片隅で、そそくさと荷物を鞄に詰めていく。
お古の布鞄という事もあるからか、詰めた途端に「ミチリ」と繊維が音を立てていて。
たちまちちゃなの眉間にシワが寄る。
借り物とはいえ、今は大事な自分の道具。
やはり壊れるかもしれないという不安は隠しきれない様だ。
するとそんな彼女の背後に一人の人影が。
途端、その人影が彼女の両肩を「パーンッ!」と叩いて掴み。
突然の事に、ちゃなが「ビクンッ」とその身を跳ね上げさせる。
「ねーちゃな、一緒に帰らない?」
「えっ?」
その人影は―――例のアキという少女だった。
どうやらちゃなが一人で居た事をいい事に、またこうして接触してきた様だ。
でもその雰囲気は先日とは打って違ってとても和らかなもので。
まるであの時までの事が嘘だったかの様に、親近感を纏っていたのである。
それはさすがにちゃなも予想外だったのだろう。
いきなりの事に目を丸くしていて。
振り向いて見れば、アキのにこやかな笑顔が。
元々、アキという少女はフレンドリーな性格だ。
基本的には誰とでも打ち解けられる子なのである。
ちゃなの事をイジメてしまう程の強気な所もあるのが玉に傷であるが。
その甲斐あってクラスにも友人は多いし、彼女の味方も多い。
今までも、そんな彼女のする事だからと皆がイジメを黙認していて。
それも相まって、アキ自身も引っ込みが付かなかった所もあるのだろう。
けれど、もう二人は和解した。
だからこうしてちゃなにも笑顔を見せる事が出来る。
きっと、そんなアキを見た人の中には「虫のいい話」と思う者も多いだろう。
今までイジメて来た人といきなりフレンドリーに接するなどおこがましいにも程があると。
でもそれは違う。
これは全てちゃなが望んだ事だ。
イジメられた事も、けなされた事も、昼の出来事で全て許したから。
そしてアキの後ろめたい気持ちも、彼女の心が全て溶かし尽くしたから。
だからもう、過去を乗り越えて。
既に二人は……友達となっていたのである。
しかしその事を全く知らされていないクラスメイトはただただポカンとするばかり。
それは当然、取り巻きの二人も一緒な訳で。
「ちょ、アキ!?」
アキがちゃなに罪悪感を感じていた事もどうやら知らなかったみたいだ。
途端の豹変っぷりはもはや驚きしか無い。
「実はさ、ちゃなと仲直りしたんだよね。 だからもう責める事はしないし、私がもう許さない。 おっけ?」
「う、うん。 アキがそう言うなら構わないけど、ねぇ?」
「うん、まぁ……」
どうやら取り巻きの二人は以前のアキ程には嫌悪感を持っていない様で。
ほんの少し抵抗感はある様だが、言われるがままに頷くのみ。
でもきっとこれが普通の反応なのだろう。
ちゃなとアキが余りにもスッキリとし過ぎているだけだ。
取り巻きの二人が同様に接していいものかと戸惑ってしまう程に。
「で、どう? 帰りちょっと遊んで行こうよ」
「あ……うん!」
前向きになれたちゃなの答えはいつもよりもずっとハッキリとしていて。
気付けば「どこに行こうか」と四人揃ってそんな話で盛り上がる。
その姿はまるで今までの事など嘘だったかのよう。
彼女達の間に出来ていた蟠りの原因はきっと、些細なすれ違いだったのだろう。
それもこうして晴れてしまえば、通じ合ってしまえば。
もう彼女達を遮っていた壁など無くなったも同然なのだから。
だが、そんな和気藹々とし始めていた時―――突如として嵐が彼女達を襲う。
ドタドタドタ―――
キュィーーーッ!!
途端、廊下から荒々しい駆け足が聴こえたと思えば教室の前で滑り込み。
教師が怒りを上げる中でもお構いなしに、四人の前へと何者かがその姿を晒した。
「ちゃなちゃんみっけ! 一緒にかーえろー!!」
廊下中に響き渡らんばかりの大声を張り上げたのは元気の根源。
そう、あずーである。
彼女の突如とした登場が、ちゃな以外全員の顔を堪らず引きつらせる。
それ程までの有名人なのだ、彼女は。
「ゲッ! 天然あずーだ……」
「知ってるの?」
「一年で知らない人いないんじゃない~?」
もちろんそれは良い意味で、では決して無い。
顔は比較的童顔でまるっとしていて可愛いほう。
その元気も普通に絡む分には楽しいのだろう。
しかしそれ以上に、余計なトラブルを運んでくるのだ。
しかも当人の自覚無く。
時には勢いのままに知らぬ男子のズボンを公衆の面前で引き下ろし。
時には必要以上のスキンシップが余計な誤解を生んで人の恋路をぶち壊し。
時には事件に巻き込んで教師へと謝りに連れていかれる。
故に彼女は影でこう呼ばれているのである。
〝自走式トラブルメーカー、天然あずー〟と。
「ちゃな、あずーと知り合いだったんだ……」
「お、一昨日知り合ったばかりで……」
「あっ、もしかしてちゃなちゃんのお友達!? よっろしくねーっ!!」
当然あずーはそんな事などお構いなし。
持ち前のテンションを振り撒いて翻弄せんばかりに飛び跳ねる。
その痛々しい姿を前に、アキ達は愚かちゃなまでもが引き気味だ。
「ささ、ちゃなちゃん、一緒に勇君を迎えに行こうっ!!」
「え、ええ!?」
途端ちゃなの片手をガシリと掴み、希望溢れた瞳を「キラキラ」と輝かせる。
明らかに何かを期待している目だ。
ちなみに、あずーは自分一人で行こうとはしない。
大抵こういう時は誰かを盾にして勇に会いに行くのだ。
テンションが高い割にそういったナイーブな所があるという事実はここだけの話としておこう。
「ちゃなは今日、アンタと構ってらんないって!!」
でもアキも負けてはいられない。
強情な所は和解した後も変わりはしないのだ。
突如として現れた〝敵〟から取り戻さんと、ちゃなの空いた片手を空かさず掴み取る。
たちまちあずーとアキによるちゃな争奪戦が始まり。
二人に引っぱられた彼女の口から「ぐあああ」と呻き声が上がる。
細い腕が今にももげそうな程の攻防戦が繰り広げられたのだ。
ギャラリーがそんな様子を前にただただ不安で身を引かせる程の激しいせめぎあいが。
一歩も引かないあずーとアキ。
ちゃなの体はもはや限界だ。
色んな意味で。
だがその戦いは突如として妙な幕引きを迎える事となる。
「ちゃなは私達と一緒に遊ぶから忙しいんだってェ!!」
アキがふと放ったその一言が発端だった。
その一言が、ヘッドライトの如き輝きを放つあずーの視線を、ちゃなからアキへと向けさせたのである。
その瞬間、アキの身がただならぬ殺気に晒され―――
「遊びに出掛ける……だってぇ!? アタシも入れろぉー!!」
「ぎゃああああ!!」
たちまちちゃなは解放されて自由となり。
けれどあずーの標的は既にアキへと変わっていて。
アメフト選手かと思わんばかりの殺人タックルが可憐な少女の腹部に突き刺さる。
背が低いあずーお得意の低姿勢タックルだ。
陸上部で鍛えた足腰は伊達では無い。
「ナボブッ!?」
アキもこれにはひとたまりもなく。
教室の片隅で宙を舞う。
タックルしたあずーと共に。
天然あずーの本領発揮である。
「んんーーーちょっと汗臭い~!!」
「嗅ぐなぁああぁあ!!」
教室に転がった後もあずーによる蹂躙は止まらない。
謎のハイテンションはもはや人を選ばず、この様に所構わず展開される。
これが噂の所以という訳だ。
―――何をしているのかよくわからないけど、でもなんだか楽しそう―――
でもそんな二人の姿がちゃなには堪らなく面白く見えていて。
意味のわからない状況を前に自然と笑いが込み上がる。
唖然としていたはずのアキの友人達もまた釣られる様に笑い始めていて。
きっとそれがちゃなにはとても嬉しくて楽しかったのだろう。
気付けば、今までに無かったと思える程に大きな笑い声を上げていた。
それは低学年であるちゃなにも同様に。
ちゃなをイジメていたアキという少女とも和解を遂げ。
もう彼女の意思を止める様な疎いは何一つ残っていない。
その事実が自然と、彼女の帰宅に向けた動きを軽やかにさせていた。
とはいえこの後の予定は当然何も無い。
教室の片隅で、そそくさと荷物を鞄に詰めていく。
お古の布鞄という事もあるからか、詰めた途端に「ミチリ」と繊維が音を立てていて。
たちまちちゃなの眉間にシワが寄る。
借り物とはいえ、今は大事な自分の道具。
やはり壊れるかもしれないという不安は隠しきれない様だ。
するとそんな彼女の背後に一人の人影が。
途端、その人影が彼女の両肩を「パーンッ!」と叩いて掴み。
突然の事に、ちゃなが「ビクンッ」とその身を跳ね上げさせる。
「ねーちゃな、一緒に帰らない?」
「えっ?」
その人影は―――例のアキという少女だった。
どうやらちゃなが一人で居た事をいい事に、またこうして接触してきた様だ。
でもその雰囲気は先日とは打って違ってとても和らかなもので。
まるであの時までの事が嘘だったかの様に、親近感を纏っていたのである。
それはさすがにちゃなも予想外だったのだろう。
いきなりの事に目を丸くしていて。
振り向いて見れば、アキのにこやかな笑顔が。
元々、アキという少女はフレンドリーな性格だ。
基本的には誰とでも打ち解けられる子なのである。
ちゃなの事をイジメてしまう程の強気な所もあるのが玉に傷であるが。
その甲斐あってクラスにも友人は多いし、彼女の味方も多い。
今までも、そんな彼女のする事だからと皆がイジメを黙認していて。
それも相まって、アキ自身も引っ込みが付かなかった所もあるのだろう。
けれど、もう二人は和解した。
だからこうしてちゃなにも笑顔を見せる事が出来る。
きっと、そんなアキを見た人の中には「虫のいい話」と思う者も多いだろう。
今までイジメて来た人といきなりフレンドリーに接するなどおこがましいにも程があると。
でもそれは違う。
これは全てちゃなが望んだ事だ。
イジメられた事も、けなされた事も、昼の出来事で全て許したから。
そしてアキの後ろめたい気持ちも、彼女の心が全て溶かし尽くしたから。
だからもう、過去を乗り越えて。
既に二人は……友達となっていたのである。
しかしその事を全く知らされていないクラスメイトはただただポカンとするばかり。
それは当然、取り巻きの二人も一緒な訳で。
「ちょ、アキ!?」
アキがちゃなに罪悪感を感じていた事もどうやら知らなかったみたいだ。
途端の豹変っぷりはもはや驚きしか無い。
「実はさ、ちゃなと仲直りしたんだよね。 だからもう責める事はしないし、私がもう許さない。 おっけ?」
「う、うん。 アキがそう言うなら構わないけど、ねぇ?」
「うん、まぁ……」
どうやら取り巻きの二人は以前のアキ程には嫌悪感を持っていない様で。
ほんの少し抵抗感はある様だが、言われるがままに頷くのみ。
でもきっとこれが普通の反応なのだろう。
ちゃなとアキが余りにもスッキリとし過ぎているだけだ。
取り巻きの二人が同様に接していいものかと戸惑ってしまう程に。
「で、どう? 帰りちょっと遊んで行こうよ」
「あ……うん!」
前向きになれたちゃなの答えはいつもよりもずっとハッキリとしていて。
気付けば「どこに行こうか」と四人揃ってそんな話で盛り上がる。
その姿はまるで今までの事など嘘だったかのよう。
彼女達の間に出来ていた蟠りの原因はきっと、些細なすれ違いだったのだろう。
それもこうして晴れてしまえば、通じ合ってしまえば。
もう彼女達を遮っていた壁など無くなったも同然なのだから。
だが、そんな和気藹々とし始めていた時―――突如として嵐が彼女達を襲う。
ドタドタドタ―――
キュィーーーッ!!
途端、廊下から荒々しい駆け足が聴こえたと思えば教室の前で滑り込み。
教師が怒りを上げる中でもお構いなしに、四人の前へと何者かがその姿を晒した。
「ちゃなちゃんみっけ! 一緒にかーえろー!!」
廊下中に響き渡らんばかりの大声を張り上げたのは元気の根源。
そう、あずーである。
彼女の突如とした登場が、ちゃな以外全員の顔を堪らず引きつらせる。
それ程までの有名人なのだ、彼女は。
「ゲッ! 天然あずーだ……」
「知ってるの?」
「一年で知らない人いないんじゃない~?」
もちろんそれは良い意味で、では決して無い。
顔は比較的童顔でまるっとしていて可愛いほう。
その元気も普通に絡む分には楽しいのだろう。
しかしそれ以上に、余計なトラブルを運んでくるのだ。
しかも当人の自覚無く。
時には勢いのままに知らぬ男子のズボンを公衆の面前で引き下ろし。
時には必要以上のスキンシップが余計な誤解を生んで人の恋路をぶち壊し。
時には事件に巻き込んで教師へと謝りに連れていかれる。
故に彼女は影でこう呼ばれているのである。
〝自走式トラブルメーカー、天然あずー〟と。
「ちゃな、あずーと知り合いだったんだ……」
「お、一昨日知り合ったばかりで……」
「あっ、もしかしてちゃなちゃんのお友達!? よっろしくねーっ!!」
当然あずーはそんな事などお構いなし。
持ち前のテンションを振り撒いて翻弄せんばかりに飛び跳ねる。
その痛々しい姿を前に、アキ達は愚かちゃなまでもが引き気味だ。
「ささ、ちゃなちゃん、一緒に勇君を迎えに行こうっ!!」
「え、ええ!?」
途端ちゃなの片手をガシリと掴み、希望溢れた瞳を「キラキラ」と輝かせる。
明らかに何かを期待している目だ。
ちなみに、あずーは自分一人で行こうとはしない。
大抵こういう時は誰かを盾にして勇に会いに行くのだ。
テンションが高い割にそういったナイーブな所があるという事実はここだけの話としておこう。
「ちゃなは今日、アンタと構ってらんないって!!」
でもアキも負けてはいられない。
強情な所は和解した後も変わりはしないのだ。
突如として現れた〝敵〟から取り戻さんと、ちゃなの空いた片手を空かさず掴み取る。
たちまちあずーとアキによるちゃな争奪戦が始まり。
二人に引っぱられた彼女の口から「ぐあああ」と呻き声が上がる。
細い腕が今にももげそうな程の攻防戦が繰り広げられたのだ。
ギャラリーがそんな様子を前にただただ不安で身を引かせる程の激しいせめぎあいが。
一歩も引かないあずーとアキ。
ちゃなの体はもはや限界だ。
色んな意味で。
だがその戦いは突如として妙な幕引きを迎える事となる。
「ちゃなは私達と一緒に遊ぶから忙しいんだってェ!!」
アキがふと放ったその一言が発端だった。
その一言が、ヘッドライトの如き輝きを放つあずーの視線を、ちゃなからアキへと向けさせたのである。
その瞬間、アキの身がただならぬ殺気に晒され―――
「遊びに出掛ける……だってぇ!? アタシも入れろぉー!!」
「ぎゃああああ!!」
たちまちちゃなは解放されて自由となり。
けれどあずーの標的は既にアキへと変わっていて。
アメフト選手かと思わんばかりの殺人タックルが可憐な少女の腹部に突き刺さる。
背が低いあずーお得意の低姿勢タックルだ。
陸上部で鍛えた足腰は伊達では無い。
「ナボブッ!?」
アキもこれにはひとたまりもなく。
教室の片隅で宙を舞う。
タックルしたあずーと共に。
天然あずーの本領発揮である。
「んんーーーちょっと汗臭い~!!」
「嗅ぐなぁああぁあ!!」
教室に転がった後もあずーによる蹂躙は止まらない。
謎のハイテンションはもはや人を選ばず、この様に所構わず展開される。
これが噂の所以という訳だ。
―――何をしているのかよくわからないけど、でもなんだか楽しそう―――
でもそんな二人の姿がちゃなには堪らなく面白く見えていて。
意味のわからない状況を前に自然と笑いが込み上がる。
唖然としていたはずのアキの友人達もまた釣られる様に笑い始めていて。
きっとそれがちゃなにはとても嬉しくて楽しかったのだろう。
気付けば、今までに無かったと思える程に大きな笑い声を上げていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
