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第十二節「折れた翼 友の想い 希望の片翼」
~駆けずった末の結末は~
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カプロに連れて来られた場所はいわゆる客間だった。
魔剣修復の為に訪れた客人が泊まる為の家なのだとか。
ちなみに実家を失ったカプロも今はここに寝泊りしているのだという。
なのでいざ足を踏み入れれば早速、生活感丸出しの様相が露わに。
ゴミやガラクタが散乱している辺り、一人で占有しきっている様だ。
どうやら客が来るのはそれだけ稀な事らしい。
「ちょっと汚ぇッスけど許して欲しいッス」
「……年末掃除が必要だったのは俺のじゃなくてカプロの家だったみたいだな」
これにはさすがに勇も顔をしかめざるを得ない。
足が不自由でなければ掃除して待ちたいと思うくらいに。
普段から掃除している身としては納得し難い程に酷いので。
それでも案内された個室は綺麗なものだ。
少し埃っぽいが、代わりにゴミ一つ落ちてはいない。
藁ベッドや机もあるし、何なら窓から少しだけ工房も見える。
この部屋だけはちゃんと使わずに開けていたのだろう。
「後で誰かがご飯持ってくると思うんで、食べて寝てゆっくりしてて欲しいッス。間違っても掃除なんてしてちゃ駄目ッスからね」
「うん、ありがとうなカプロ。後はよろしく頼むよ」
そんな部屋に案内され、すぐさまカプロが去っていく。
あんなお調子者でも、いざ仕事となればこうも真剣に。
思っていたよりずっと真面目な一面に、勇も感心を隠せないでいて。
「アイツ、本当は結構真面目なんだな。いつもこれくらいなら心輝にからかわれずに済むのになぁ……って、じゃあ仲いいのは気が合うからって事なのかな」
カプロの見せて来た姿はまるでその心輝とそっくりだ。
普段はふざけていても、いざという時には真面目になる。
気持ちや感情の切り替えが早いのだろう。
その辺りは統也とも共通している。
だからきっと才能もあるに違いない。
具体的な技能はわからないけれど、その受け皿があるという事だから。
「俺も負けてられないな。これは全部終わったら本気で掃除してから帰ろう。別に隠す事なんて無いだろうし」
そんな事実がチラリと覗けば気合いも入るというものだ。
相互切磋琢磨が本懐な勇ならば特に。
だからか、静かになった屋内をも再びチラリと覗いていて。
酷い有様に苦笑いしつつも目星を付ける。
別段、如何わしい物がある訳でも無さそう。
目立って転がっているのは精々、微笑ましい現代の動物図鑑くらいだ。
きっとこの世界の動物に興味があるのだろう。
その様な意外な一面も見えたなら応援さえしたくもなる。
なので気付けば、どうお礼をしようかと悩む姿があって。
ゲーム機の一つや二つ買ってあげても良いとさえ思って止まらない。
「っと、考え過ぎるのは悪い癖だな。言われた通りにゆっくりしなきゃ」
でもそう考えるのは全てが終わってからでいい。
今は静かに休まなければ。
足が治らなければ、魔剣を直しても宝の持ち腐れにしかならないのだから。
故に勇は椅子へ腰かけ、窓の外へと想いを馳せる。
運んできてもらった夕食を口に含んで舌鼓を打ちつつ。
今夜は今までよりもずっと長くなりそうだ。
彼等にとっても、そして心配性な勇にとっても。
それからほんの少し経ち、時刻はもう夜の九時近く。
アルライの里の消灯時間に突入だ。
それでも工房はまだ明かりを放ったままで。
きっと作業は夜通し行われるのだろう。
このまま魔剣を放って置けば結局また死んでしまうかもしれないから。
そして遂には「カーン、カーン」と金鳴音が響き始める事に。
これは金槌で金属を打つ音だ。
つまり刀身の修復が始まったのである。
それもただ強く叩く音だけではない。
時には小さい音だったり、滑る様な音だったり。
きっと細部にも拘って打ち直しているのだろう。
そんな音が子守唄の様な心地良ささえ生みだしていて。
気付けば勇は机に伏せてウトウトと。
どうやら昼間の疲れと相まって、早めの眠気に苛まれた様だ。
お陰で今夜はバノとカプロ、二人だけの時間に。
交互に打つ金音が静寂をリズミカルに賑わせてくれる。
無人の近隣だけに聞こえる穏やかな仕事歌と共に。
カーン
カーン
カマドにぃ~火をくべりゃあ~
童がァ~暖をぉ取るゥ~
カーン
カーン
槌をぉ~ひとたびぃ鳴らぁしゃ~
皆がァ~踊りィ~いよぉ~
カンカカン
コンカカン
鳴らせぇ~い、鳴らせぇ~~~い
朝ァまで鳴らせぇ~い、鉄が冷えるゥ~までぇ~
カーン
カーン
踊れぇ~い、奮えぇ~~~い
命がァ~その身にィ宿るゥ~までぇ~
カカカン
コカカン
たら赫ァ鉄ゥよぉ~まだ冷めやるゥ~なぁ~
師匠~そこちょっと歌詞が~違うッスゥ~
カーン
カーン
ワシャこうやってぇ教えられたんだよぉ~
でもぉ~伝承歌の歌詞は~昔から変わらないッス~
カーン
キーン
いいからぁ黙ってェ~ワシについてこぉ~いィ~!
師匠~金槌の角度がなんか~おかしいッス~!
ケーン
クァ~ン
あ"っ
いやいや
ゴーン
ゴギャッ……
「「ああーーーーーーッッッ!!!!!」」
だがそんな歌が突如として叫びへと置き換わる。
それも机に突っ伏して寝ていた勇を叩き起こすくらいの声量で。
「な、なんだッ!?」
それだけ緊急性を感じさせたのだ。
まるで悲鳴にも足る一声だったから。
だから勇は無我夢中で駆けていた。
二人に何かがあったのではないかと心配する想いで。
そして工房前へと滑り込んだ時、目の当たりにする事となる。
煌々とした炉の前で立ち尽くしていた二人を。
現れた勇に対し、ヒクつかせて笑む顔を向けて。
「あ~なんだ……す、すまねぇ」
「だからボク言ったんスよぉ~……」
「え、二人とも何を言って――」
だけどそんな視線が目下へと向けられて。
それに誘われて勇が二人の間へと視線を向けて見れば。
そこには思ってもいなかった結果がお目見えに。
なんと金床の上には、刀身が根元からポッキリといった魔剣の姿が。
余りにも残念な結果だった。
刀身自体は割と丁寧に仕立てられていたのだけれど。
鍔との間が砕けて割れて、おまけに芯鉄までお別れに。
さっきまで輝いていた命力珠も既にガサガサと崩れているという。
「なんちうか、久々なもんでのぉ。こう……やっちまった!」
「う、うそぉ……カハッ」
これにはもう勇も茫然だ。
それどころかたちまち膝を突いていて。
余りのショックにとうとう白目まで剥き、ばたりと倒れ込む事に。
幾ら鍛えて来た勇でもこれだけは耐えられなかったらしい。
どうやらそれだけ精神的ダメージが強かった様だ。
ついでに魔剣が死んだ影響も合わさって。
「うぴ……か、必ずしも絶対なんて無い、って事ッスね」
なお、仕事をしくじった二人もただただ立ち尽くすしかなかった。
意気揚々と引き受けながら、こうも無惨な結果を晒してしまったもので。
こうなれば誰の責任だとか責めるのもナンセンス。
どちらも最悪の事態を防げなかった以上は。
だからこそ二人は互いに腰を降ろし、朝まで唸り続けたのだとか。
どうやら勇の運は魔剣修復士を見つけた所で尽きていたらしい。
世の中、常に都合のいい様にとは行かないものだ。
魔剣修復の為に訪れた客人が泊まる為の家なのだとか。
ちなみに実家を失ったカプロも今はここに寝泊りしているのだという。
なのでいざ足を踏み入れれば早速、生活感丸出しの様相が露わに。
ゴミやガラクタが散乱している辺り、一人で占有しきっている様だ。
どうやら客が来るのはそれだけ稀な事らしい。
「ちょっと汚ぇッスけど許して欲しいッス」
「……年末掃除が必要だったのは俺のじゃなくてカプロの家だったみたいだな」
これにはさすがに勇も顔をしかめざるを得ない。
足が不自由でなければ掃除して待ちたいと思うくらいに。
普段から掃除している身としては納得し難い程に酷いので。
それでも案内された個室は綺麗なものだ。
少し埃っぽいが、代わりにゴミ一つ落ちてはいない。
藁ベッドや机もあるし、何なら窓から少しだけ工房も見える。
この部屋だけはちゃんと使わずに開けていたのだろう。
「後で誰かがご飯持ってくると思うんで、食べて寝てゆっくりしてて欲しいッス。間違っても掃除なんてしてちゃ駄目ッスからね」
「うん、ありがとうなカプロ。後はよろしく頼むよ」
そんな部屋に案内され、すぐさまカプロが去っていく。
あんなお調子者でも、いざ仕事となればこうも真剣に。
思っていたよりずっと真面目な一面に、勇も感心を隠せないでいて。
「アイツ、本当は結構真面目なんだな。いつもこれくらいなら心輝にからかわれずに済むのになぁ……って、じゃあ仲いいのは気が合うからって事なのかな」
カプロの見せて来た姿はまるでその心輝とそっくりだ。
普段はふざけていても、いざという時には真面目になる。
気持ちや感情の切り替えが早いのだろう。
その辺りは統也とも共通している。
だからきっと才能もあるに違いない。
具体的な技能はわからないけれど、その受け皿があるという事だから。
「俺も負けてられないな。これは全部終わったら本気で掃除してから帰ろう。別に隠す事なんて無いだろうし」
そんな事実がチラリと覗けば気合いも入るというものだ。
相互切磋琢磨が本懐な勇ならば特に。
だからか、静かになった屋内をも再びチラリと覗いていて。
酷い有様に苦笑いしつつも目星を付ける。
別段、如何わしい物がある訳でも無さそう。
目立って転がっているのは精々、微笑ましい現代の動物図鑑くらいだ。
きっとこの世界の動物に興味があるのだろう。
その様な意外な一面も見えたなら応援さえしたくもなる。
なので気付けば、どうお礼をしようかと悩む姿があって。
ゲーム機の一つや二つ買ってあげても良いとさえ思って止まらない。
「っと、考え過ぎるのは悪い癖だな。言われた通りにゆっくりしなきゃ」
でもそう考えるのは全てが終わってからでいい。
今は静かに休まなければ。
足が治らなければ、魔剣を直しても宝の持ち腐れにしかならないのだから。
故に勇は椅子へ腰かけ、窓の外へと想いを馳せる。
運んできてもらった夕食を口に含んで舌鼓を打ちつつ。
今夜は今までよりもずっと長くなりそうだ。
彼等にとっても、そして心配性な勇にとっても。
それからほんの少し経ち、時刻はもう夜の九時近く。
アルライの里の消灯時間に突入だ。
それでも工房はまだ明かりを放ったままで。
きっと作業は夜通し行われるのだろう。
このまま魔剣を放って置けば結局また死んでしまうかもしれないから。
そして遂には「カーン、カーン」と金鳴音が響き始める事に。
これは金槌で金属を打つ音だ。
つまり刀身の修復が始まったのである。
それもただ強く叩く音だけではない。
時には小さい音だったり、滑る様な音だったり。
きっと細部にも拘って打ち直しているのだろう。
そんな音が子守唄の様な心地良ささえ生みだしていて。
気付けば勇は机に伏せてウトウトと。
どうやら昼間の疲れと相まって、早めの眠気に苛まれた様だ。
お陰で今夜はバノとカプロ、二人だけの時間に。
交互に打つ金音が静寂をリズミカルに賑わせてくれる。
無人の近隣だけに聞こえる穏やかな仕事歌と共に。
カーン
カーン
カマドにぃ~火をくべりゃあ~
童がァ~暖をぉ取るゥ~
カーン
カーン
槌をぉ~ひとたびぃ鳴らぁしゃ~
皆がァ~踊りィ~いよぉ~
カンカカン
コンカカン
鳴らせぇ~い、鳴らせぇ~~~い
朝ァまで鳴らせぇ~い、鉄が冷えるゥ~までぇ~
カーン
カーン
踊れぇ~い、奮えぇ~~~い
命がァ~その身にィ宿るゥ~までぇ~
カカカン
コカカン
たら赫ァ鉄ゥよぉ~まだ冷めやるゥ~なぁ~
師匠~そこちょっと歌詞が~違うッスゥ~
カーン
カーン
ワシャこうやってぇ教えられたんだよぉ~
でもぉ~伝承歌の歌詞は~昔から変わらないッス~
カーン
キーン
いいからぁ黙ってェ~ワシについてこぉ~いィ~!
師匠~金槌の角度がなんか~おかしいッス~!
ケーン
クァ~ン
あ"っ
いやいや
ゴーン
ゴギャッ……
「「ああーーーーーーッッッ!!!!!」」
だがそんな歌が突如として叫びへと置き換わる。
それも机に突っ伏して寝ていた勇を叩き起こすくらいの声量で。
「な、なんだッ!?」
それだけ緊急性を感じさせたのだ。
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だから勇は無我夢中で駆けていた。
二人に何かがあったのではないかと心配する想いで。
そして工房前へと滑り込んだ時、目の当たりにする事となる。
煌々とした炉の前で立ち尽くしていた二人を。
現れた勇に対し、ヒクつかせて笑む顔を向けて。
「あ~なんだ……す、すまねぇ」
「だからボク言ったんスよぉ~……」
「え、二人とも何を言って――」
だけどそんな視線が目下へと向けられて。
それに誘われて勇が二人の間へと視線を向けて見れば。
そこには思ってもいなかった結果がお目見えに。
なんと金床の上には、刀身が根元からポッキリといった魔剣の姿が。
余りにも残念な結果だった。
刀身自体は割と丁寧に仕立てられていたのだけれど。
鍔との間が砕けて割れて、おまけに芯鉄までお別れに。
さっきまで輝いていた命力珠も既にガサガサと崩れているという。
「なんちうか、久々なもんでのぉ。こう……やっちまった!」
「う、うそぉ……カハッ」
これにはもう勇も茫然だ。
それどころかたちまち膝を突いていて。
余りのショックにとうとう白目まで剥き、ばたりと倒れ込む事に。
幾ら鍛えて来た勇でもこれだけは耐えられなかったらしい。
どうやらそれだけ精神的ダメージが強かった様だ。
ついでに魔剣が死んだ影響も合わさって。
「うぴ……か、必ずしも絶対なんて無い、って事ッスね」
なお、仕事をしくじった二人もただただ立ち尽くすしかなかった。
意気揚々と引き受けながら、こうも無惨な結果を晒してしまったもので。
こうなれば誰の責任だとか責めるのもナンセンス。
どちらも最悪の事態を防げなかった以上は。
だからこそ二人は互いに腰を降ろし、朝まで唸り続けたのだとか。
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世の中、常に都合のいい様にとは行かないものだ。
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