586 / 1,197
第二十二節「戦列の条件 託されし絆の真実 目覚めの胎動」
~それは懐かしきヒストリカ~
しおりを挟む
勇が本部へ到着した頃……工房では、カプロが一人机に座り本を読む姿があった。
読んでいるのは……もちろんライトノベルではなく、いつぞやに勇から受け取った『グゥの日誌』である。
二年前、勇が初めて対話を成立させた魔者、グゥ。
彼が勇を認め託した日誌には彼の一族の記録だけではなく、彼の一族が受け継いだ魔剣の製造方法が記されていた。
それを元にカプロが作り上げたのが勇の持つ『翠星剣』や茶奈の『クゥファーライデ』等、規格外の能力を有した魔剣である。
もっとも、その魔剣の製造方法こそ日誌の知識であれど、魔剣の仕組みを構築したのはカプロ自身ではあるが。
大半が古代文字で描かれているという事もあり……それを解読する事がカプロの趣味でもあり、彼が自身に課す使命でもあった。
常に仕事をしている訳でも無く……人も居ないという事もあり、今日も今日とて彼は日誌に目を通しているという訳である。
彼が腕を置く机の上には何処から手に入れたのかわからないライトノベル冊子が幾つも積まれてはいるが。
「ん~どうにもこの部分が読めねッス……古代人はどうしてこう使う文字の幅が広いッスかねぇ……」
誰に語る訳でも無く、ぼそりと独り言を零しながらページを行ったり来たりとめくっては戻す。
本に書かれた文字はページが変わる度に規則性が変わり、同じ言語とは思えない様子を見せていた。
それは日誌が長きに渡り多くの者達によって書き連ねられた結果の形なのだろう。
読む方としては苦労しかない訳だが……それでも解読に至ればそこに描かれた過去の事が何かわかるかもしれない、そんな想いがあるからこそ彼は真面目に向き合う事を決めたのだ。
そんなカプロがぶつぶつと呟きながらも日記とにらめっこをしていると……不意に工房に足音が響き、それに気付いた彼が面を上げた。
「誰ッスか?」
「おう、俺だ」
野太い声を上げてそこに現れたのは剣聖。
物珍しそうな表情を浮かべ周囲を見渡しながら工房にやってきた彼を、1/2の身長しかないカプロが見上げる様に彼の顔を覗き込む。
「剣聖さんがここ来るなんて珍しいッスね。 つか、初めてじゃねッスか?」
「おう、暇なんでなぁ。 いつもの瞑想は済んじまったし、ちぃと思い立ったんで遊びに来てやったぜ」
剣聖が魔剣に興味を持っているという事は、彼の通り名から察せるであろう。
だが、彼が興味を持つのはあくまでも古代の戦争……『あちら側』の世界が二つに分断される前に生み出された魔剣のみ。
新しく作られた魔剣には全く興味を見せない彼が工房になど興味を持つ訳も無かったのだが……予想外の展開にカプロもポカンとしていた。
食堂で毎日の様に顔を合わせている為か……どうやら彼に対する恐怖などはもう微塵も有してはいない素振りを見せる。
「こないだおめぇが作った『魔装』っつったか……あの服がよぉ、なかなか面白かったからちぃとばかり興味を持ったのよ」
「ほほー……さすが剣聖さん、見る目が違うッスね……!」
カプロが唸る様に喉を鳴らす。
それ程までに、彼にとって『魔装』と『魔甲』は自信作。
剣聖が興味を持ったという事にどこかむず痒さを感じたのか、はにかんだ笑顔を浮かべながら毛に覆われた後頭部を掻き毟っていた。
「なんなら、剣聖さんの分も作ってあげるッスよ……?」
いじらしい流し目を向けながら調子の良い事を口走るカプロ。
だが全く反応する素振りすら見せず、ただ周囲を眺める剣聖と彼の間には何とも言えぬ冷めた空気が漂うのみ。
すると……不意に剣聖が何かを見つけ、ノシノシとカプロへ近寄っていく。
自身に影を落とす巨体を前に、カプロは目をまんまると見開き驚きの表情を浮かべた。
「おう、『ソイツ』が例の魔剣の造り方が乗ってたっつう本かよ?」
「あ、こ、これは……」
剣聖の目に映るのは、カプロの前に開かれ置いてあったグゥの日誌。
彼に見つかったのがどこか不安を禁じ得なかったのか……カプロはそっと机に置かれた日誌に片手を乗せ、ズリズリと引きずる様に剣聖から引き離していく。
だが、そんな様子を見せるカプロを前に首を傾げた剣聖は……おもむろに日誌へと手を伸ばした。
「あ、これはダメっす!! ボクが勇さんから譲り受けた本ッスよ!!」
「かてぇ事言うんじゃねぇよぉ~!! ちぃとばかし見るだけだぁよぉ~!!」
途端、カプロが「バシッ」と音を立てて日誌を手に取り、腹部へ抱え込む。
頑なな意思を体で現すが、剣聖が止まるはずも無く……その小さな体の腰を両手で掴み上げた。
「んぎゃわあーーーー!? これだけは譲れねぇッス!!」
「こんガキャ……ちぃたぁ素直さを見せやがぁれってんだ!!」
上げられたその体がユサユサと上下に揺らされ、カプロの顎から「ンガガ」と声が漏れる。
だが一向に日誌を離そうともしないカプロに痺れを切らし、その大きな片手でむんずと腰を掴み取ると……もう片方の手が彼の両足首へと掴みかかった。
「これだけは~!! これだけはァ~~~!!」
「変な勘違いするんじゃねぇ!!」
掴み上げた時にカプロの脚が暴れるのを嫌がったのだろう、ただそれを抑える為に掴み取っただけだったのが……どうにかしてしまいそうな構図に、カプロ自身も気が気でない様だ。
「け、剣聖さん何してるんですか!?」
そこに姿を現したのは勇であった。
カプロの腰と足を掴み上げ、天井に突きそうな程に高々と持ち上げる剣聖の姿が妙に暴力的に見え、勇が思わず慌てた口ぶりで声を上げた。
それに気付いた剣聖とカプロは、訪れた勇へ向けて首をぐるりと回して振り向く。
二人の首が同時に動く様はまるでコントの様だ。
「あぁん? コイツがよォ……本を見せねぇっつうから実力行使に出たまでよ」
「そこまでして読む物じゃないでしょう!?」
しょうもない理由を耳にした勇が素っ頓狂な声を上げる。
そんな勇の反応を前に、剣聖は面倒臭そうに眉間を寄せた表情を浮かべながらゆっくりとカプロを降ろした。
「ゆ、勇さん助かったッス……危うく食べられるところだったッス」
「だぁれが食べるかァ!?」
剣聖が堪らず適当な事を言うカプロに怒鳴り散らす。
激しい怒鳴りを上げた拍子に無数の唾がカプロへと飛び散っていた。
「カプロもカプロだぞ……別に見せるくらいいいじゃないか」
「うぐっ……すまねッス……」
どうやら間近くで見た剣聖の顔が思った以上に怖かったという事もあった様で。
魔剣使いの頂点という彼の存在に対する潜在的な畏れも相まって、カプロの中に防衛本能的なモノが働いたのだろう。
理由はわからずとも、カプロの顔から心境が伺えたのか……勇はそっとその頭に「ポンポン」と手の平を当て彼を励ました。
すると反省したのか……カプロはおもむろに抱えていた本をゆっくりと剣聖に差し出す。
「おう、いい心掛けだぁよ」
剣聖が差し出された日誌をむんずと掴み取ると……冊子を開く事無く表紙を舐める様に見つめ始めた。
「んん~なんとまぁ懐かしいモンが出て来たなぁ」
「えっ?」
その時、突如剣聖の口から放たれたのは、誰もが予想もしえなかった一言。
「剣聖さん、グゥさんの日誌の事知ってるんですか……?」
奇妙な接点を感じた勇が声を上げ剣聖に問う。
彼にとってグゥとの思い出は未だ心に残る大きな出来事。
そんなグゥと剣聖に繋がりがあると思えば焦るのもいざ仕方の無い事なのだろう。
「ラクアンツェから何も聞いてねぇのか? コイツぁ日誌なんかじゃねぇよぉ」
だが、剣聖はそっと首を横に振り……ニヤリと笑みを浮かべ答えた。
「この本は『おわりトはじまりノ書』っつう、フララジカにまつわる記述がされた古文書だぁよ」
彼の口から放たれたのは誰しもが予想をしえない衝撃の事実であった。
読んでいるのは……もちろんライトノベルではなく、いつぞやに勇から受け取った『グゥの日誌』である。
二年前、勇が初めて対話を成立させた魔者、グゥ。
彼が勇を認め託した日誌には彼の一族の記録だけではなく、彼の一族が受け継いだ魔剣の製造方法が記されていた。
それを元にカプロが作り上げたのが勇の持つ『翠星剣』や茶奈の『クゥファーライデ』等、規格外の能力を有した魔剣である。
もっとも、その魔剣の製造方法こそ日誌の知識であれど、魔剣の仕組みを構築したのはカプロ自身ではあるが。
大半が古代文字で描かれているという事もあり……それを解読する事がカプロの趣味でもあり、彼が自身に課す使命でもあった。
常に仕事をしている訳でも無く……人も居ないという事もあり、今日も今日とて彼は日誌に目を通しているという訳である。
彼が腕を置く机の上には何処から手に入れたのかわからないライトノベル冊子が幾つも積まれてはいるが。
「ん~どうにもこの部分が読めねッス……古代人はどうしてこう使う文字の幅が広いッスかねぇ……」
誰に語る訳でも無く、ぼそりと独り言を零しながらページを行ったり来たりとめくっては戻す。
本に書かれた文字はページが変わる度に規則性が変わり、同じ言語とは思えない様子を見せていた。
それは日誌が長きに渡り多くの者達によって書き連ねられた結果の形なのだろう。
読む方としては苦労しかない訳だが……それでも解読に至ればそこに描かれた過去の事が何かわかるかもしれない、そんな想いがあるからこそ彼は真面目に向き合う事を決めたのだ。
そんなカプロがぶつぶつと呟きながらも日記とにらめっこをしていると……不意に工房に足音が響き、それに気付いた彼が面を上げた。
「誰ッスか?」
「おう、俺だ」
野太い声を上げてそこに現れたのは剣聖。
物珍しそうな表情を浮かべ周囲を見渡しながら工房にやってきた彼を、1/2の身長しかないカプロが見上げる様に彼の顔を覗き込む。
「剣聖さんがここ来るなんて珍しいッスね。 つか、初めてじゃねッスか?」
「おう、暇なんでなぁ。 いつもの瞑想は済んじまったし、ちぃと思い立ったんで遊びに来てやったぜ」
剣聖が魔剣に興味を持っているという事は、彼の通り名から察せるであろう。
だが、彼が興味を持つのはあくまでも古代の戦争……『あちら側』の世界が二つに分断される前に生み出された魔剣のみ。
新しく作られた魔剣には全く興味を見せない彼が工房になど興味を持つ訳も無かったのだが……予想外の展開にカプロもポカンとしていた。
食堂で毎日の様に顔を合わせている為か……どうやら彼に対する恐怖などはもう微塵も有してはいない素振りを見せる。
「こないだおめぇが作った『魔装』っつったか……あの服がよぉ、なかなか面白かったからちぃとばかり興味を持ったのよ」
「ほほー……さすが剣聖さん、見る目が違うッスね……!」
カプロが唸る様に喉を鳴らす。
それ程までに、彼にとって『魔装』と『魔甲』は自信作。
剣聖が興味を持ったという事にどこかむず痒さを感じたのか、はにかんだ笑顔を浮かべながら毛に覆われた後頭部を掻き毟っていた。
「なんなら、剣聖さんの分も作ってあげるッスよ……?」
いじらしい流し目を向けながら調子の良い事を口走るカプロ。
だが全く反応する素振りすら見せず、ただ周囲を眺める剣聖と彼の間には何とも言えぬ冷めた空気が漂うのみ。
すると……不意に剣聖が何かを見つけ、ノシノシとカプロへ近寄っていく。
自身に影を落とす巨体を前に、カプロは目をまんまると見開き驚きの表情を浮かべた。
「おう、『ソイツ』が例の魔剣の造り方が乗ってたっつう本かよ?」
「あ、こ、これは……」
剣聖の目に映るのは、カプロの前に開かれ置いてあったグゥの日誌。
彼に見つかったのがどこか不安を禁じ得なかったのか……カプロはそっと机に置かれた日誌に片手を乗せ、ズリズリと引きずる様に剣聖から引き離していく。
だが、そんな様子を見せるカプロを前に首を傾げた剣聖は……おもむろに日誌へと手を伸ばした。
「あ、これはダメっす!! ボクが勇さんから譲り受けた本ッスよ!!」
「かてぇ事言うんじゃねぇよぉ~!! ちぃとばかし見るだけだぁよぉ~!!」
途端、カプロが「バシッ」と音を立てて日誌を手に取り、腹部へ抱え込む。
頑なな意思を体で現すが、剣聖が止まるはずも無く……その小さな体の腰を両手で掴み上げた。
「んぎゃわあーーーー!? これだけは譲れねぇッス!!」
「こんガキャ……ちぃたぁ素直さを見せやがぁれってんだ!!」
上げられたその体がユサユサと上下に揺らされ、カプロの顎から「ンガガ」と声が漏れる。
だが一向に日誌を離そうともしないカプロに痺れを切らし、その大きな片手でむんずと腰を掴み取ると……もう片方の手が彼の両足首へと掴みかかった。
「これだけは~!! これだけはァ~~~!!」
「変な勘違いするんじゃねぇ!!」
掴み上げた時にカプロの脚が暴れるのを嫌がったのだろう、ただそれを抑える為に掴み取っただけだったのが……どうにかしてしまいそうな構図に、カプロ自身も気が気でない様だ。
「け、剣聖さん何してるんですか!?」
そこに姿を現したのは勇であった。
カプロの腰と足を掴み上げ、天井に突きそうな程に高々と持ち上げる剣聖の姿が妙に暴力的に見え、勇が思わず慌てた口ぶりで声を上げた。
それに気付いた剣聖とカプロは、訪れた勇へ向けて首をぐるりと回して振り向く。
二人の首が同時に動く様はまるでコントの様だ。
「あぁん? コイツがよォ……本を見せねぇっつうから実力行使に出たまでよ」
「そこまでして読む物じゃないでしょう!?」
しょうもない理由を耳にした勇が素っ頓狂な声を上げる。
そんな勇の反応を前に、剣聖は面倒臭そうに眉間を寄せた表情を浮かべながらゆっくりとカプロを降ろした。
「ゆ、勇さん助かったッス……危うく食べられるところだったッス」
「だぁれが食べるかァ!?」
剣聖が堪らず適当な事を言うカプロに怒鳴り散らす。
激しい怒鳴りを上げた拍子に無数の唾がカプロへと飛び散っていた。
「カプロもカプロだぞ……別に見せるくらいいいじゃないか」
「うぐっ……すまねッス……」
どうやら間近くで見た剣聖の顔が思った以上に怖かったという事もあった様で。
魔剣使いの頂点という彼の存在に対する潜在的な畏れも相まって、カプロの中に防衛本能的なモノが働いたのだろう。
理由はわからずとも、カプロの顔から心境が伺えたのか……勇はそっとその頭に「ポンポン」と手の平を当て彼を励ました。
すると反省したのか……カプロはおもむろに抱えていた本をゆっくりと剣聖に差し出す。
「おう、いい心掛けだぁよ」
剣聖が差し出された日誌をむんずと掴み取ると……冊子を開く事無く表紙を舐める様に見つめ始めた。
「んん~なんとまぁ懐かしいモンが出て来たなぁ」
「えっ?」
その時、突如剣聖の口から放たれたのは、誰もが予想もしえなかった一言。
「剣聖さん、グゥさんの日誌の事知ってるんですか……?」
奇妙な接点を感じた勇が声を上げ剣聖に問う。
彼にとってグゥとの思い出は未だ心に残る大きな出来事。
そんなグゥと剣聖に繋がりがあると思えば焦るのもいざ仕方の無い事なのだろう。
「ラクアンツェから何も聞いてねぇのか? コイツぁ日誌なんかじゃねぇよぉ」
だが、剣聖はそっと首を横に振り……ニヤリと笑みを浮かべ答えた。
「この本は『おわりトはじまりノ書』っつう、フララジカにまつわる記述がされた古文書だぁよ」
彼の口から放たれたのは誰しもが予想をしえない衝撃の事実であった。
0
あなたにおすすめの小説
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【1/20本編堂々完結!】自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる