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第二十二節「戦列の条件 託されし絆の真実 目覚めの胎動」
~再来せしメタルレディ~
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「この本は『おわりトはじまりノ書』っつう、フララジカにまつわる記述がされた古文書だぁよ」
彼の口から放たれたのは誰しもが予想をしえない衝撃の事実であった。
その事を聞いた途端……勇とカプロの表情が固まる。
「え……じゃあその本が、ずっと昔に剣聖さん達が見つけたっていう―――」
「なんだ知ってるんじゃねぇか」
たちまち剣聖が「ガハハ」と工房一杯に響き渡る大きな笑い声を上げる。
そんな傍らで……真実を聞いたカプロは喜ぶどころかしょげ返り、肩を落としていた。
「はぁーガッカリッス……てっきりこの謎を解き明かせば世界の真実がわかるとかそんなのかと思ってたのに、前進者が居たなんて……」
彼自身も本に何やら秘密があるのだと感じていたのだろう。
それを解き明かす事で箔でも付けようとしたのだろうが、世の中そう上手く行かず。
だが、一番気が気でないのは誰でもない、勇であろう。
「まさかグゥさんの日誌が、伝説を書いた古文書だったなんて……」
「おう、偶然ってなぁ怖いもんだなぁ~……いや、もしかしたらこいつぁ必然だったのかもしれねぇな」
「必然って……?」
ふと、意味のあり気な事を語られ気に留めると……剣聖もニヤリと笑い、見下ろす様にふんぞり返りながら語り始めた。
「おめぇらがなんだかんだでここまで戦えたのはその本があったからってのは明白だ。 だがそれを引き寄せたのは誰でもねぇ、おめぇの運が向いてるってぇ事よ」
彼にとっての『運』とは生きるか死ぬかの境目の事象。
勇が今なお生きており、古文書がここにあるという事が……何よりもの「運の結果」なのだ。
「古文書があり、おめぇが生きてる……それは創世の女神が遺した幾多の希望の内の一つなのかもしれねぇな」
「……創世の女神って何故魔者だけに力を与えたんでしょうかね。 与えるなら両方なんじゃないかって思うんですが」
「知るかよぉ、尊大な女神様の考える事なんざ……いや、きっと何も考えてなかったのかもしれねぇなぁ」
笑いを上げ、冗談交じりの一言を放つ剣聖に誘われる様に……勇も「フッ」と笑いを飛ばし、カプロと共に彼を見上げた。
「智を司る天士が無策って……でも、それが一番しっくりくる気がしますね」
「まぁそうッスよね、争わせたいなら両方に力を与えた方が得策ッス」
「なんだかんだで、魔剣を奪ったり作ったりでぇ結局今の今まで続いてるからある意味計算高いわなぁ」
そうも考えれば創世の女神とは頭が良いのか悪いのか……そんな事さえ思わせる。
古代に起きた戦争は、実はそれくらいに些細な事がきっかけだったのかもしれない。
「……だとすれば、貴方は彼等の事を許容しなければならないかもしれないわよ?」
その時……突然聞き慣れない声が聞こえ、勇達が振り返る。
振り返った先……工房の入り口に立っていたのは……ラクアンツェだった。
「おう、ラクアンツェか」
「ラクアンツェさん!? 戻ってきていたんですか!?」
「うはっ、帰って来たッスか鋼輝姫……」
「ハァイ」と挨拶しながらゆるりと手を振る彼女に各々が応え、笑顔を返す。
「えぇ、ちょっとせわしないって聞いたから戻って来たわ……空島、行ったらしいわね?」
「おう、なかなか面白かったぜ」
勇達にとっては必至であった空島の戦いも、彼等にとっては暇つぶしの延長の様なものだったのだろう。
そんな事を口走る剣聖を前に、勇もさすがに苦笑を浮かべざるを得なかった。
―――剣聖さんも苦戦してた気がするんだけどなぁ―――
だが、そんな事は例え口が曲がっても言えるはずが無い。
もし言ってしまえば剣聖の建前を無駄にするどころか、痛い目にあわされそうな気がする、そんな気がしてならない勇であった。
ラクアンツェが魔特隊本部へ帰ってきた事が敷地内に居る仲間達に瞬く間に伝わり、気付けば心輝達など彼女に顔を合わせたかった者達がこぞって工房へと押し掛けた。
アージとマヴォに限っては「まだ彼女に顔を合わせる程欠点は克服できていない」と、彼女に会う事を避けたようではあるが。
「あらあら、皆きちゃったの? どうしましょうか……一曲いっとく?」
「熱唱するラクアンツェさんとか見てみてぇ!!」
「ウフフ、冗談よぉ~」
「おう、こいつの歌ヤベェから聴かねぇ方がいいぞぉ」
さりげなくとんでもない事を言い放つ剣聖に周囲の視線を集めるが……ラクアンツェは動揺する事も無く笑顔を浮かべたまま。
「ヤベェ」とはどういう事なのか……気に成る事も多かったが彼女の手前、誰も突っ込む者は居なかった。
瀬玲かジョゾウが居ればきっと何かしら荒れたかもしれない……僅かに勇の脳裏にそんな想いが駆け巡り、思わず歪んだ苦笑の様な妙な表情が浮かぶ。
「そういや空島だが……」
「えぇ、大体察してるわ。 何も無かったのでしょう? 貴方の事だから何かがわかったら真っ先に連絡してきそうだもの」
「へへっ、違いねぇ」
伊達に長い年月を共に戦ってきただけの事はあるのか、二人の意思疎通に無駄が無い。
「おう、そうだラクアンツェ……面白いモンが出て来たぜ。 こいつらが持ってやがった」
不意に剣聖が話題を切り、ヒョイとその手に持っていた古文書をラクアンツェへと放り投げ、それに気付いた彼女が片手で投げられた物を掴み取る。
それを見た途端、彼女もまた目を丸くし驚きの表情を浮かべた。
「あらぁ~……なんでこれがここに……」
「クハハッ、こいつが持ってやがった!」
すると、なお顔芸を披露中の勇の肩へと剣聖の厚い手がドカリと乗り……驚く勇に目も暮れずニヤリと口角を上げた。
「まさか実物がここにもうあったなんて夢にも思わなかったわぁ……これがあればあの時の説明ももっと細かく出来たのにねぇ」
「まったくッス。 早くわかってればボクの解読時間が無駄に消える事も無かったッス」
ラクアンツェに同意するかのようにウンウンと頷きながらカプロが手を組み愚痴を零す。
その視線は流し目で勇の顔を捉えており、それに気付いた勇は「俺だって知らないよ」と言わんばかりに眉間を寄せた困った表情を浮かべていた。
「その日誌が何か?」
「あぁ、これねぇ―――」
後からやって来た仲間達にラクアンツェから語られるグゥの日誌……古文書の真実。
勇とカプロが先程剣聖から聞いていた事と同様の話を聞くと……二人と同じく驚きを隠せない様子を見せていた。
「まさかあの日誌がそんなすげぇモンだったとは思わなかったぜ」
「驚きよね……」
心輝とレンネィが唸る様に声を上げると、その隣で茶奈もまた静かに頷く。
「そういえば……二人は魔剣使いに成る前にその古文書を見つけたと言っていましたが、二人ともどこで見つけたのですか?」
憧れのラクアンツェの前ではしおらしいレンネィ……そんな彼女の質問を受けると、ラクアンツェは嬉しそうな顔を浮かべて語り始めた。
「ふふ、懐かしいわねぇあの時の事……今でも鮮明に思い出すわぁ……」
「オイオイ、余計な事言うんじゃねぇよ」
「あら、いいじゃない? 昔話くらい言ったって誰にも罰は当たらないわよ」
剣聖を差し置き彼女が語り始めたのは……彼女達の『はじまり』であった。
彼の口から放たれたのは誰しもが予想をしえない衝撃の事実であった。
その事を聞いた途端……勇とカプロの表情が固まる。
「え……じゃあその本が、ずっと昔に剣聖さん達が見つけたっていう―――」
「なんだ知ってるんじゃねぇか」
たちまち剣聖が「ガハハ」と工房一杯に響き渡る大きな笑い声を上げる。
そんな傍らで……真実を聞いたカプロは喜ぶどころかしょげ返り、肩を落としていた。
「はぁーガッカリッス……てっきりこの謎を解き明かせば世界の真実がわかるとかそんなのかと思ってたのに、前進者が居たなんて……」
彼自身も本に何やら秘密があるのだと感じていたのだろう。
それを解き明かす事で箔でも付けようとしたのだろうが、世の中そう上手く行かず。
だが、一番気が気でないのは誰でもない、勇であろう。
「まさかグゥさんの日誌が、伝説を書いた古文書だったなんて……」
「おう、偶然ってなぁ怖いもんだなぁ~……いや、もしかしたらこいつぁ必然だったのかもしれねぇな」
「必然って……?」
ふと、意味のあり気な事を語られ気に留めると……剣聖もニヤリと笑い、見下ろす様にふんぞり返りながら語り始めた。
「おめぇらがなんだかんだでここまで戦えたのはその本があったからってのは明白だ。 だがそれを引き寄せたのは誰でもねぇ、おめぇの運が向いてるってぇ事よ」
彼にとっての『運』とは生きるか死ぬかの境目の事象。
勇が今なお生きており、古文書がここにあるという事が……何よりもの「運の結果」なのだ。
「古文書があり、おめぇが生きてる……それは創世の女神が遺した幾多の希望の内の一つなのかもしれねぇな」
「……創世の女神って何故魔者だけに力を与えたんでしょうかね。 与えるなら両方なんじゃないかって思うんですが」
「知るかよぉ、尊大な女神様の考える事なんざ……いや、きっと何も考えてなかったのかもしれねぇなぁ」
笑いを上げ、冗談交じりの一言を放つ剣聖に誘われる様に……勇も「フッ」と笑いを飛ばし、カプロと共に彼を見上げた。
「智を司る天士が無策って……でも、それが一番しっくりくる気がしますね」
「まぁそうッスよね、争わせたいなら両方に力を与えた方が得策ッス」
「なんだかんだで、魔剣を奪ったり作ったりでぇ結局今の今まで続いてるからある意味計算高いわなぁ」
そうも考えれば創世の女神とは頭が良いのか悪いのか……そんな事さえ思わせる。
古代に起きた戦争は、実はそれくらいに些細な事がきっかけだったのかもしれない。
「……だとすれば、貴方は彼等の事を許容しなければならないかもしれないわよ?」
その時……突然聞き慣れない声が聞こえ、勇達が振り返る。
振り返った先……工房の入り口に立っていたのは……ラクアンツェだった。
「おう、ラクアンツェか」
「ラクアンツェさん!? 戻ってきていたんですか!?」
「うはっ、帰って来たッスか鋼輝姫……」
「ハァイ」と挨拶しながらゆるりと手を振る彼女に各々が応え、笑顔を返す。
「えぇ、ちょっとせわしないって聞いたから戻って来たわ……空島、行ったらしいわね?」
「おう、なかなか面白かったぜ」
勇達にとっては必至であった空島の戦いも、彼等にとっては暇つぶしの延長の様なものだったのだろう。
そんな事を口走る剣聖を前に、勇もさすがに苦笑を浮かべざるを得なかった。
―――剣聖さんも苦戦してた気がするんだけどなぁ―――
だが、そんな事は例え口が曲がっても言えるはずが無い。
もし言ってしまえば剣聖の建前を無駄にするどころか、痛い目にあわされそうな気がする、そんな気がしてならない勇であった。
ラクアンツェが魔特隊本部へ帰ってきた事が敷地内に居る仲間達に瞬く間に伝わり、気付けば心輝達など彼女に顔を合わせたかった者達がこぞって工房へと押し掛けた。
アージとマヴォに限っては「まだ彼女に顔を合わせる程欠点は克服できていない」と、彼女に会う事を避けたようではあるが。
「あらあら、皆きちゃったの? どうしましょうか……一曲いっとく?」
「熱唱するラクアンツェさんとか見てみてぇ!!」
「ウフフ、冗談よぉ~」
「おう、こいつの歌ヤベェから聴かねぇ方がいいぞぉ」
さりげなくとんでもない事を言い放つ剣聖に周囲の視線を集めるが……ラクアンツェは動揺する事も無く笑顔を浮かべたまま。
「ヤベェ」とはどういう事なのか……気に成る事も多かったが彼女の手前、誰も突っ込む者は居なかった。
瀬玲かジョゾウが居ればきっと何かしら荒れたかもしれない……僅かに勇の脳裏にそんな想いが駆け巡り、思わず歪んだ苦笑の様な妙な表情が浮かぶ。
「そういや空島だが……」
「えぇ、大体察してるわ。 何も無かったのでしょう? 貴方の事だから何かがわかったら真っ先に連絡してきそうだもの」
「へへっ、違いねぇ」
伊達に長い年月を共に戦ってきただけの事はあるのか、二人の意思疎通に無駄が無い。
「おう、そうだラクアンツェ……面白いモンが出て来たぜ。 こいつらが持ってやがった」
不意に剣聖が話題を切り、ヒョイとその手に持っていた古文書をラクアンツェへと放り投げ、それに気付いた彼女が片手で投げられた物を掴み取る。
それを見た途端、彼女もまた目を丸くし驚きの表情を浮かべた。
「あらぁ~……なんでこれがここに……」
「クハハッ、こいつが持ってやがった!」
すると、なお顔芸を披露中の勇の肩へと剣聖の厚い手がドカリと乗り……驚く勇に目も暮れずニヤリと口角を上げた。
「まさか実物がここにもうあったなんて夢にも思わなかったわぁ……これがあればあの時の説明ももっと細かく出来たのにねぇ」
「まったくッス。 早くわかってればボクの解読時間が無駄に消える事も無かったッス」
ラクアンツェに同意するかのようにウンウンと頷きながらカプロが手を組み愚痴を零す。
その視線は流し目で勇の顔を捉えており、それに気付いた勇は「俺だって知らないよ」と言わんばかりに眉間を寄せた困った表情を浮かべていた。
「その日誌が何か?」
「あぁ、これねぇ―――」
後からやって来た仲間達にラクアンツェから語られるグゥの日誌……古文書の真実。
勇とカプロが先程剣聖から聞いていた事と同様の話を聞くと……二人と同じく驚きを隠せない様子を見せていた。
「まさかあの日誌がそんなすげぇモンだったとは思わなかったぜ」
「驚きよね……」
心輝とレンネィが唸る様に声を上げると、その隣で茶奈もまた静かに頷く。
「そういえば……二人は魔剣使いに成る前にその古文書を見つけたと言っていましたが、二人ともどこで見つけたのですか?」
憧れのラクアンツェの前ではしおらしいレンネィ……そんな彼女の質問を受けると、ラクアンツェは嬉しそうな顔を浮かべて語り始めた。
「ふふ、懐かしいわねぇあの時の事……今でも鮮明に思い出すわぁ……」
「オイオイ、余計な事言うんじゃねぇよ」
「あら、いいじゃない? 昔話くらい言ったって誰にも罰は当たらないわよ」
剣聖を差し置き彼女が語り始めたのは……彼女達の『はじまり』であった。
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