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第三十節「誓いの門出 龍よ舞い上がれ 歌姫を胸に抱きて」
~確風 全ては彼等の為に~
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勇達が新たに加わった仲間達と握手を交わす。
これから共に戦う仲間として、生活を共にする友人として。
福留が「ウンウン」と頷く中、管制室は和気藹々とした雰囲気に包まれつつあった。
ヒュウン……
そんな時、不意に聴き慣れた音がその場に響く。
それは管制室の扉が開く音。
音に気付き勇達の視線が入口へと集まっていく。
途端……彼等の目がこれでもかという程に大きく見開かれた。
「ここに何故」……誰しもがそう思ったから。
「申し訳ありません、遅れました」
上がった声は、とても澄んだ声色だった。
入口の前に立っていたのは、一人の女性。
ふわりとした膨らんだ様な髪は僅かなウェーブを描き、短いながらもボリュームを感じさせる。
全体的に小柄で、カプロやナターシャ程とも思える程。
だが、その面立ち、立ち姿は年季さえ感じさせる程に堂々としたもの。
見た目の若さ以上に、凛々しさをも身に纏う。
魔特隊の制服にも似た白のジャケットとスカートを「ビシッ」と着こなし、鋭い目付きを勇達に向けていた。
そんな彼女を前に、福留がほくそ笑む。
まるでこのタイミングで登場する事がわかっていたかの様に。
「何で君が……!!」
「当然です。 私はこの為に今日まで学んできたのですから」
それは勇にとって忘れる事も出来ない人物。
遊んだ事も、困らされた事もあったから、よく覚えていた。
いや、忘れる事など出来るはずも無い。
「改めて紹介しましょう……孫の莉那です」
知らぬ者は驚きもした。
だが勇達はただ唖然とするのみ。
それは彼女がまだ、成人すらしていない事を知っているから。
歳で言えばカプロと同じくらいだ。
そして今頃はアメリカの某有名大学で勉学に勤しんでいるはず。
それが今こうしてこの場に居る……それが不思議でならなかったのだ。
「安心してください。 大学はもう卒業しました」
その答えはまるで勇達の心の内を読んだかの様に的確。
それよりなにより、今の一言がどうにも信じられなくて。
「卒業って……ええ!? 莉那ちゃん、君まだ二十歳行ってないよね……?」
「行ってませんが何か? それと歳は関係ありません。 最短ルートで卒業を果たしただけですので」
勇と莉那が初めて出会った時、彼女はまだ中学二年生だった。
つまりその後中学を卒業した彼女は、飛び級で大学に入学し、飛び級で大学を卒業したという事である。
その間僅か三年……凄まじきスピードである。
「その際、独学で戦略・戦術理論を学び、戦闘における基礎知識は頭に入っています。 足りないのは経験だけですね」
勇達の開いた口が塞がらない。
彼女のマシンガントークは健在だ。
だがその内容は以前の様な幼稚さを感じさせない程に自己分析が出来ている。
それでいて頭に入っている知識や知恵は本物。
何せ福留の孫なのだ……これが全て虚構であれば、この場に居るはずも無い。
そう、莉那は福留の推薦でここに居るのだ。
「莉那ちゃんには今後、皆さんに指示を与える指揮者としての役割を担って頂きます。 皆さんの状況を逐一把握し、最善策を素早く導き出す役目で―――」
「おじい様、『ちゃん』付けはよしてください」
空かさず入れられたツッコミが福留の口を止めさせる。
途端生まれた静寂が……勇達の視線を泳がさせずにはいられない。
「これからは私が指示を送り、皆さんを成功に導く為に動く事になります。 至らぬ所もあると思いますが、何卒よろしくお願い致します」
福留にも通ずる、流れる様に綺麗な一礼が披露される。
そんな彼女の姿を前に、勇達も思わず礼を返してしまう程だ。
こうして四人目の紹介が済み、その場の落ち着きを見せる。
しかし勇の中にはまだ莉那に対する疑問が浮かんでいて……それを聞かずには居られなかった。
「莉那ちゃ……さん、少し聞きたい事があるんだけど」
「『ちゃん』で構いません」
相変わらずの触り所の無い口調、そして意味深な発言に勇の口が止まる。
福留もきっと複雑であろう……浮かべる表情はいつも通りだが、背中に回された手の指がワシャリと動く様を見せる。
途端に新しい疑問も噴出するが……勇は悩みながらも、窄めていた口をゆっくりと緩めた。
「エウリィの事は知っていると思うけど、その事で負い目を感じていたりとかはしていないかい?」
以前、勇は福留から莉那の進展の事を聞かされていた。
仲の良かったエウリィの死を知り、それを機に大学へ進んだという事を。
でもそれは彼女の様な有望な者の足を引っ張る事になりかねない。
本当ならば真っ当な人生を送り、世界を回す立場として表舞台に出る事も出来るだろう。
福留の知恵を幼少の頃から学んでいるのだ……出来ぬはずがない。
だがこうして勇達と共に戦いに赴こうとしている。
それがまるで才能を無下にする様にも見えて、勇はやるせなかったのだ。
「その事ですか……おじい様から聴いたのですね」
そう聞くと、彼女の目がそっと閉じられる。
しかしその表情は相変わらずの鉄面皮。
歪み一つ無く、白く美しい顔から感情は一切読み取れない。
そんな態度が勇の不安を多大に煽り、戸惑わせる。
昔と相変わらずの彼女……と思われた矢先、勇が目をそっと見開いていく。
その瞳に映ったのが……流し目を向けて優しく微笑む莉那の素顔だったのだから。
「考え過ぎないで下さい……私は負い目なんて感じていませんよ?」
今までに見せた事も無かった人らしい表情に、勇が思わず唖然と見つめる。
彼だけではない……莉那を知る茶奈達も同様に。
「エウリィさんの死はキッカケですが、目的ではありません。 私が成したいのは単に勇さん達の力になりたかったから。 だから私はおじい様に我儘を言って今日まで自分を磨き上げて来たのです。 直接戦う事は出来ないけれど……知恵でなら支える事が出来ると思ったから」
本当は彼女も勇達や福留と一緒に戦いたいという気持ちがあったのだろう。
でも彼女は自分自身が非力だと知っていたから。
小柄で細身、言う程体も強く無く、頭だけが回るだけ。
だから彼女は選んだのだ。
最善最良の道を。
彼女が最大限に力を引き出せる場があるとしたら……それは紛れも無く、有り余る知恵を生かせる場所。
そうとも言えるべき……この場所に来る為に。
「そうか……決心は堅いんだね。 なら俺からは何も言う事は無いよ……これからもよろしく頼む」
語る事が無くなると、途端に口を紡ぐのも彼女らしい一面だ。
勇の言葉にそっと頷くと、彼女はその身を引かせた。
「そういえば……事実上、莉那ちゃんが艦長って事になるのか? それともカプロが―――」
「ボクは艦長なんて柄じゃねッスよぉ。 始動に立ち会って操縦桿を握っただけで、ボクの立場は整備班長ッス」
何処からいつの間にやら現れたのか、カプロが勇達の背後から声を上げる。
当人はと言えばまんざらでも無いようであるが……カプロの言う通りでもあるだろう。
彼以上に魔剣や魔兵装に通ずる者は居ない。
必然と、整備班扱いになる訳だ。
「勇君の見立ては間違いではありません。 元々、莉那さんを当艦の艦長に任命するつもりでしたのでね」
そうも言うと、親バカならぬ祖父バカとも聞こえる。
しかし恐らく彼女も……そういった立場に立つ事を想定して学んできたのだろう。
そしてそれを知るからこそ、福留は惜しげも無くそう言い切ったのだ。
「ま、しばらくはボクが操縦桿を握るつもりッスけどね。 落ち着いたら笠本さんか莉那ちゃん自身か、あるいは誰かに任せるつもりッス」
「『ちゃん』付けはよしてください」
そんな中でまたしても福留の手が背後でわしゃりと動く。
格下であろうカプロに対する反応を見て、なんとなく彼女のロジックが読めてしまったからだろう。
しかしそれと同時に……複雑な気持ちからか、僅かに眉を細める福留なのであった。
これから共に戦う仲間として、生活を共にする友人として。
福留が「ウンウン」と頷く中、管制室は和気藹々とした雰囲気に包まれつつあった。
ヒュウン……
そんな時、不意に聴き慣れた音がその場に響く。
それは管制室の扉が開く音。
音に気付き勇達の視線が入口へと集まっていく。
途端……彼等の目がこれでもかという程に大きく見開かれた。
「ここに何故」……誰しもがそう思ったから。
「申し訳ありません、遅れました」
上がった声は、とても澄んだ声色だった。
入口の前に立っていたのは、一人の女性。
ふわりとした膨らんだ様な髪は僅かなウェーブを描き、短いながらもボリュームを感じさせる。
全体的に小柄で、カプロやナターシャ程とも思える程。
だが、その面立ち、立ち姿は年季さえ感じさせる程に堂々としたもの。
見た目の若さ以上に、凛々しさをも身に纏う。
魔特隊の制服にも似た白のジャケットとスカートを「ビシッ」と着こなし、鋭い目付きを勇達に向けていた。
そんな彼女を前に、福留がほくそ笑む。
まるでこのタイミングで登場する事がわかっていたかの様に。
「何で君が……!!」
「当然です。 私はこの為に今日まで学んできたのですから」
それは勇にとって忘れる事も出来ない人物。
遊んだ事も、困らされた事もあったから、よく覚えていた。
いや、忘れる事など出来るはずも無い。
「改めて紹介しましょう……孫の莉那です」
知らぬ者は驚きもした。
だが勇達はただ唖然とするのみ。
それは彼女がまだ、成人すらしていない事を知っているから。
歳で言えばカプロと同じくらいだ。
そして今頃はアメリカの某有名大学で勉学に勤しんでいるはず。
それが今こうしてこの場に居る……それが不思議でならなかったのだ。
「安心してください。 大学はもう卒業しました」
その答えはまるで勇達の心の内を読んだかの様に的確。
それよりなにより、今の一言がどうにも信じられなくて。
「卒業って……ええ!? 莉那ちゃん、君まだ二十歳行ってないよね……?」
「行ってませんが何か? それと歳は関係ありません。 最短ルートで卒業を果たしただけですので」
勇と莉那が初めて出会った時、彼女はまだ中学二年生だった。
つまりその後中学を卒業した彼女は、飛び級で大学に入学し、飛び級で大学を卒業したという事である。
その間僅か三年……凄まじきスピードである。
「その際、独学で戦略・戦術理論を学び、戦闘における基礎知識は頭に入っています。 足りないのは経験だけですね」
勇達の開いた口が塞がらない。
彼女のマシンガントークは健在だ。
だがその内容は以前の様な幼稚さを感じさせない程に自己分析が出来ている。
それでいて頭に入っている知識や知恵は本物。
何せ福留の孫なのだ……これが全て虚構であれば、この場に居るはずも無い。
そう、莉那は福留の推薦でここに居るのだ。
「莉那ちゃんには今後、皆さんに指示を与える指揮者としての役割を担って頂きます。 皆さんの状況を逐一把握し、最善策を素早く導き出す役目で―――」
「おじい様、『ちゃん』付けはよしてください」
空かさず入れられたツッコミが福留の口を止めさせる。
途端生まれた静寂が……勇達の視線を泳がさせずにはいられない。
「これからは私が指示を送り、皆さんを成功に導く為に動く事になります。 至らぬ所もあると思いますが、何卒よろしくお願い致します」
福留にも通ずる、流れる様に綺麗な一礼が披露される。
そんな彼女の姿を前に、勇達も思わず礼を返してしまう程だ。
こうして四人目の紹介が済み、その場の落ち着きを見せる。
しかし勇の中にはまだ莉那に対する疑問が浮かんでいて……それを聞かずには居られなかった。
「莉那ちゃ……さん、少し聞きたい事があるんだけど」
「『ちゃん』で構いません」
相変わらずの触り所の無い口調、そして意味深な発言に勇の口が止まる。
福留もきっと複雑であろう……浮かべる表情はいつも通りだが、背中に回された手の指がワシャリと動く様を見せる。
途端に新しい疑問も噴出するが……勇は悩みながらも、窄めていた口をゆっくりと緩めた。
「エウリィの事は知っていると思うけど、その事で負い目を感じていたりとかはしていないかい?」
以前、勇は福留から莉那の進展の事を聞かされていた。
仲の良かったエウリィの死を知り、それを機に大学へ進んだという事を。
でもそれは彼女の様な有望な者の足を引っ張る事になりかねない。
本当ならば真っ当な人生を送り、世界を回す立場として表舞台に出る事も出来るだろう。
福留の知恵を幼少の頃から学んでいるのだ……出来ぬはずがない。
だがこうして勇達と共に戦いに赴こうとしている。
それがまるで才能を無下にする様にも見えて、勇はやるせなかったのだ。
「その事ですか……おじい様から聴いたのですね」
そう聞くと、彼女の目がそっと閉じられる。
しかしその表情は相変わらずの鉄面皮。
歪み一つ無く、白く美しい顔から感情は一切読み取れない。
そんな態度が勇の不安を多大に煽り、戸惑わせる。
昔と相変わらずの彼女……と思われた矢先、勇が目をそっと見開いていく。
その瞳に映ったのが……流し目を向けて優しく微笑む莉那の素顔だったのだから。
「考え過ぎないで下さい……私は負い目なんて感じていませんよ?」
今までに見せた事も無かった人らしい表情に、勇が思わず唖然と見つめる。
彼だけではない……莉那を知る茶奈達も同様に。
「エウリィさんの死はキッカケですが、目的ではありません。 私が成したいのは単に勇さん達の力になりたかったから。 だから私はおじい様に我儘を言って今日まで自分を磨き上げて来たのです。 直接戦う事は出来ないけれど……知恵でなら支える事が出来ると思ったから」
本当は彼女も勇達や福留と一緒に戦いたいという気持ちがあったのだろう。
でも彼女は自分自身が非力だと知っていたから。
小柄で細身、言う程体も強く無く、頭だけが回るだけ。
だから彼女は選んだのだ。
最善最良の道を。
彼女が最大限に力を引き出せる場があるとしたら……それは紛れも無く、有り余る知恵を生かせる場所。
そうとも言えるべき……この場所に来る為に。
「そうか……決心は堅いんだね。 なら俺からは何も言う事は無いよ……これからもよろしく頼む」
語る事が無くなると、途端に口を紡ぐのも彼女らしい一面だ。
勇の言葉にそっと頷くと、彼女はその身を引かせた。
「そういえば……事実上、莉那ちゃんが艦長って事になるのか? それともカプロが―――」
「ボクは艦長なんて柄じゃねッスよぉ。 始動に立ち会って操縦桿を握っただけで、ボクの立場は整備班長ッス」
何処からいつの間にやら現れたのか、カプロが勇達の背後から声を上げる。
当人はと言えばまんざらでも無いようであるが……カプロの言う通りでもあるだろう。
彼以上に魔剣や魔兵装に通ずる者は居ない。
必然と、整備班扱いになる訳だ。
「勇君の見立ては間違いではありません。 元々、莉那さんを当艦の艦長に任命するつもりでしたのでね」
そうも言うと、親バカならぬ祖父バカとも聞こえる。
しかし恐らく彼女も……そういった立場に立つ事を想定して学んできたのだろう。
そしてそれを知るからこそ、福留は惜しげも無くそう言い切ったのだ。
「ま、しばらくはボクが操縦桿を握るつもりッスけどね。 落ち着いたら笠本さんか莉那ちゃん自身か、あるいは誰かに任せるつもりッス」
「『ちゃん』付けはよしてください」
そんな中でまたしても福留の手が背後でわしゃりと動く。
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しかしそれと同時に……複雑な気持ちからか、僅かに眉を細める福留なのであった。
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