886 / 1,197
第三十二節「熱き地の再会 真実は今ここに 目覚めよ創世」
~自由に潜みし者の唄~
しおりを挟む
かつて砂上の戦教師などと呼ばれ、宗教を翳して多くの人間を戦いへと先導した男……アルディ=マフマハイド。
しかし一度その仮面を外せば、先進国で働く起業家という素顔が暴かれる事となった。
いや、もしかしたら……彼にとって、どちらも仮面で隠した顔だったのかもしれない。
少なくとも今、勇達の目の前に居るのは……自分の意思に誠実なだけの普通の男に他ならなかったのだから。
「まず聞きたいのは……【救世同盟】の他の勢力の情報だ」
【救世同盟】の始まりは一つの団体からだった。
しかし気付けば各国に幾つも勢力が生まれ、集まって拡大し、輪を広げていった。
今では三大勢力の他にも、有力団体が多数存在し、その他にも小規模の団体であれば水面下で数えきれないほど存在する。
そのほとんどは拠点所在地が不明であったり、国家そのものが秘匿するなど、正しい情報が未だ極秘にすら上がってきていない状況だ。
今回のアルディの様に魔剣ミサイルを使用するという目的があったからこそ、彼は自らを囮として所在地を明かした訳だが……それはイレギュラーに過ぎない。
どの団体も、規模が大きければ大きい程……秘密漏洩を恐れ、徹底的に隠し通しているのだ。
だから勇達は欲した。
アルディが知る他団体の情報を。
三大勢力の内の一つの頭領だからこそ、重要な情報を知っているかもしれないから。
だが、勇達の期待を他所に……アルディの反応は良くは無かった。
勇の質問を受けたアルディは「ふぅむ」と声を唸らせると、彼等から視線を外す。
手を顎に充て、悩む様な仕草を見せながら。
「やはりその質問が来たか……」
彼としても予想通りだったのだろう。
そもそもが想像出来ないはずも無い内容な訳ではあるが。
先程まで語る事に乗り気だったアルディだが……その質問が飛ぶや否や、途端に口を籠らせた。
「なんだぁ、あれだけ大見栄切って尻込みかい?」
「いや、そうじゃないんだ。 なんというか、凄く言いにくい事なんだが―――」
途端、彼の両肘が机に当てられ、上に掲げられた手にその顎を乗せる。
そしてもったいぶるかの様に「フゥー……」と一息付くと……その視線を勇へと向けた。
「実は私もよく知らないのだよ。 恐らく君達が知る程度にしかね」
たちまち、周囲が溜息の音に包まれる。
勇に至っては眉をピクリと動かし、眉間を寄せた悩ましい表情を浮かべていた。
「知らないって事はないだろ……他の団体と関わりは無かったのか?」
「無い訳じゃあないさ。 実際にデューク=デュランともエイミー=ブラットニーとも会った事があるからね」
「エイミー=ブラットニー……アメリカで勢力を広げている団体のリーダーですね」
ミシェルも自国の事に関しては知っている様で、その名を聞いた途端に反応を示す。
勇と茶奈にとっては初めて聞く名前だった。
「彼女も会う分には良い人だったよ。 仲間に対しては包容力があったものさ」
そうも聞くと、勇の脳裏に浮かぶのは小嶋の姿。
彼女を比較対象とした時、怒鳴り散らす姿が想像され……またしても勇の顔をしかめさせていた。
「そうだね、日本のユウコ=コジマとは性格が実に非対称だ」
わかり易過ぎる表情が勇の心情を映したのか、ものの見事にアルディに見抜かれる。
堪らず勇がその首を引き……「心の中を読むのはやめろ」と訴えるかの様に睨みつけるのだった。
まるで彼に心の色が読まれている様で、勇はどこか複雑だ。
アルディは今までに色んな人間を見て来た。
先進国の人々の本音と建て前、宗教に絡んだ人々の欲望と渇望。
それらを目の当たりにしてきたからこそ、自然と読心術が身に付いたのだ。
それがあるからこそ……彼は人心を操る事が出来るのだろう。
「エイミー=ブラットニー率いる【地球の怒り】は確か今、ノースカロライナ州に拠点を置いているはずさ。 USA首都のすぐ一歩手前だ。 アメリカ政府にとっては喉元にナイフを突きつけられているのと同じだろうね」
「ええ、我々もその情報は得ています。 迂闊に手出しが出来ないという事も」
ミシェルの言う「我々」とは詰まる所のアメリカ政府の事だろう。
つまり、アメリカ政府はエイミー=ブラットニーの居場所を知りながら放置しているという事だ。
「何故手出しが出来ないんですか? アメリカ軍ならドカンって出来そうですけど……」
「面白い質問だね、チャナ=タナカ……実際にそれが出来るなら、きっとアメリカは先進国ではいられないよ」
他の者達が失笑する中、アルディが空かさず丁寧に答えを返す。
彼の言う通り、アメリカが手出し出来ないのは……かの国が先進国だからであろう。
「エイミー=ブラットニーはアメリカ政府で働いた実績もある政治家なのです。 そして彼女が掲げているのは地球の存続であり、母国の防衛。 【救世同盟】の様に直接他者に危害を加えるといった行為ではありません。 ただ理念が同じ、それだけに過ぎないのです。 もちろんそれは表向きの話ですが」
「表向きの話」……その一言が勇と茶奈に緊張を走らせる。
まるで小嶋の時と同じ、全く異なる二面性を感じずにはいられなかったのだから。
「裏側ではアメリカ軍の高官とも幾つもパイプを有し、事実上アメリカ軍を乗っ取っているのと変わりありません。 実際に動かす事は出来ませんが……有事の際には軽くクーデターを起こす事も出来るのです。 そう、空島の一件の様に」
「おまけに彼女は私と違い、直接手は下さない。 彼女を捕まえる最もらしい理由が存在しないのだよ。 それを無理矢理【救世同盟】だ、と捕まえてもみたまえ。 途端に彼女のシンパや連携した環境団体や人権団体、彼等に惹かれた民衆がこぞってアメリカ政府を批判するだろうさ。 『無実の人間を捕まえた』とね。 そういった下積みが出来ているから、アメリカが彼女を捕まえる事は出来ないんだよ」
もしかの国が人権や法律を無視し、感情だけで動く人知国家だったとしよう。
途端、政治家や有力者、声の強い国民の意思だけで善悪が決まる国となってしまうだろう。
そうなった時、国は正常な判断力を失う。
まだ小国ならそれでも個人レベルでどうにか出来るかもしれない。
だがアメリカは合衆国だ。
それぞれが国家にも近い五十余の自治州が一つになった国なのだ。
それらが個々に言い分を正としてしまえば……結果繋がるのは、アメリカという国の崩壊。
それこそ先進国ではなくなるという事に他ならないのである。
「恐ろしい話ですね……目の前に居るのに捕まえられないなんて」
「それが出来るというのも、ある意味で言えば法治国家の欠陥なのだろうね。 だがそれを巧みに利用するエイミーがしたたかなだけに過ぎないのさ。 そういう人間がのし上がれる世界でもあるのだから仕方ない所でもある。 アメリカンドリームの弊害という奴だよ」
茶奈が納得し、「うーん」と悩みの声を上げる。
その傍らで、アルディは福留と共に「ウンウン」と頷く様を見せていた。
エイミーの存在はアメリカにとっての脅威に他ならない。
ただ、そう語る事の出来るアルディの知識もまた相当なものなのだろう。
茶奈が納得出来る様なゆるりとした語りは、彼故の優しさと言った所か。
しかし一度その仮面を外せば、先進国で働く起業家という素顔が暴かれる事となった。
いや、もしかしたら……彼にとって、どちらも仮面で隠した顔だったのかもしれない。
少なくとも今、勇達の目の前に居るのは……自分の意思に誠実なだけの普通の男に他ならなかったのだから。
「まず聞きたいのは……【救世同盟】の他の勢力の情報だ」
【救世同盟】の始まりは一つの団体からだった。
しかし気付けば各国に幾つも勢力が生まれ、集まって拡大し、輪を広げていった。
今では三大勢力の他にも、有力団体が多数存在し、その他にも小規模の団体であれば水面下で数えきれないほど存在する。
そのほとんどは拠点所在地が不明であったり、国家そのものが秘匿するなど、正しい情報が未だ極秘にすら上がってきていない状況だ。
今回のアルディの様に魔剣ミサイルを使用するという目的があったからこそ、彼は自らを囮として所在地を明かした訳だが……それはイレギュラーに過ぎない。
どの団体も、規模が大きければ大きい程……秘密漏洩を恐れ、徹底的に隠し通しているのだ。
だから勇達は欲した。
アルディが知る他団体の情報を。
三大勢力の内の一つの頭領だからこそ、重要な情報を知っているかもしれないから。
だが、勇達の期待を他所に……アルディの反応は良くは無かった。
勇の質問を受けたアルディは「ふぅむ」と声を唸らせると、彼等から視線を外す。
手を顎に充て、悩む様な仕草を見せながら。
「やはりその質問が来たか……」
彼としても予想通りだったのだろう。
そもそもが想像出来ないはずも無い内容な訳ではあるが。
先程まで語る事に乗り気だったアルディだが……その質問が飛ぶや否や、途端に口を籠らせた。
「なんだぁ、あれだけ大見栄切って尻込みかい?」
「いや、そうじゃないんだ。 なんというか、凄く言いにくい事なんだが―――」
途端、彼の両肘が机に当てられ、上に掲げられた手にその顎を乗せる。
そしてもったいぶるかの様に「フゥー……」と一息付くと……その視線を勇へと向けた。
「実は私もよく知らないのだよ。 恐らく君達が知る程度にしかね」
たちまち、周囲が溜息の音に包まれる。
勇に至っては眉をピクリと動かし、眉間を寄せた悩ましい表情を浮かべていた。
「知らないって事はないだろ……他の団体と関わりは無かったのか?」
「無い訳じゃあないさ。 実際にデューク=デュランともエイミー=ブラットニーとも会った事があるからね」
「エイミー=ブラットニー……アメリカで勢力を広げている団体のリーダーですね」
ミシェルも自国の事に関しては知っている様で、その名を聞いた途端に反応を示す。
勇と茶奈にとっては初めて聞く名前だった。
「彼女も会う分には良い人だったよ。 仲間に対しては包容力があったものさ」
そうも聞くと、勇の脳裏に浮かぶのは小嶋の姿。
彼女を比較対象とした時、怒鳴り散らす姿が想像され……またしても勇の顔をしかめさせていた。
「そうだね、日本のユウコ=コジマとは性格が実に非対称だ」
わかり易過ぎる表情が勇の心情を映したのか、ものの見事にアルディに見抜かれる。
堪らず勇がその首を引き……「心の中を読むのはやめろ」と訴えるかの様に睨みつけるのだった。
まるで彼に心の色が読まれている様で、勇はどこか複雑だ。
アルディは今までに色んな人間を見て来た。
先進国の人々の本音と建て前、宗教に絡んだ人々の欲望と渇望。
それらを目の当たりにしてきたからこそ、自然と読心術が身に付いたのだ。
それがあるからこそ……彼は人心を操る事が出来るのだろう。
「エイミー=ブラットニー率いる【地球の怒り】は確か今、ノースカロライナ州に拠点を置いているはずさ。 USA首都のすぐ一歩手前だ。 アメリカ政府にとっては喉元にナイフを突きつけられているのと同じだろうね」
「ええ、我々もその情報は得ています。 迂闊に手出しが出来ないという事も」
ミシェルの言う「我々」とは詰まる所のアメリカ政府の事だろう。
つまり、アメリカ政府はエイミー=ブラットニーの居場所を知りながら放置しているという事だ。
「何故手出しが出来ないんですか? アメリカ軍ならドカンって出来そうですけど……」
「面白い質問だね、チャナ=タナカ……実際にそれが出来るなら、きっとアメリカは先進国ではいられないよ」
他の者達が失笑する中、アルディが空かさず丁寧に答えを返す。
彼の言う通り、アメリカが手出し出来ないのは……かの国が先進国だからであろう。
「エイミー=ブラットニーはアメリカ政府で働いた実績もある政治家なのです。 そして彼女が掲げているのは地球の存続であり、母国の防衛。 【救世同盟】の様に直接他者に危害を加えるといった行為ではありません。 ただ理念が同じ、それだけに過ぎないのです。 もちろんそれは表向きの話ですが」
「表向きの話」……その一言が勇と茶奈に緊張を走らせる。
まるで小嶋の時と同じ、全く異なる二面性を感じずにはいられなかったのだから。
「裏側ではアメリカ軍の高官とも幾つもパイプを有し、事実上アメリカ軍を乗っ取っているのと変わりありません。 実際に動かす事は出来ませんが……有事の際には軽くクーデターを起こす事も出来るのです。 そう、空島の一件の様に」
「おまけに彼女は私と違い、直接手は下さない。 彼女を捕まえる最もらしい理由が存在しないのだよ。 それを無理矢理【救世同盟】だ、と捕まえてもみたまえ。 途端に彼女のシンパや連携した環境団体や人権団体、彼等に惹かれた民衆がこぞってアメリカ政府を批判するだろうさ。 『無実の人間を捕まえた』とね。 そういった下積みが出来ているから、アメリカが彼女を捕まえる事は出来ないんだよ」
もしかの国が人権や法律を無視し、感情だけで動く人知国家だったとしよう。
途端、政治家や有力者、声の強い国民の意思だけで善悪が決まる国となってしまうだろう。
そうなった時、国は正常な判断力を失う。
まだ小国ならそれでも個人レベルでどうにか出来るかもしれない。
だがアメリカは合衆国だ。
それぞれが国家にも近い五十余の自治州が一つになった国なのだ。
それらが個々に言い分を正としてしまえば……結果繋がるのは、アメリカという国の崩壊。
それこそ先進国ではなくなるという事に他ならないのである。
「恐ろしい話ですね……目の前に居るのに捕まえられないなんて」
「それが出来るというのも、ある意味で言えば法治国家の欠陥なのだろうね。 だがそれを巧みに利用するエイミーがしたたかなだけに過ぎないのさ。 そういう人間がのし上がれる世界でもあるのだから仕方ない所でもある。 アメリカンドリームの弊害という奴だよ」
茶奈が納得し、「うーん」と悩みの声を上げる。
その傍らで、アルディは福留と共に「ウンウン」と頷く様を見せていた。
エイミーの存在はアメリカにとっての脅威に他ならない。
ただ、そう語る事の出来るアルディの知識もまた相当なものなのだろう。
茶奈が納得出来る様なゆるりとした語りは、彼故の優しさと言った所か。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる