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第七節「絆と絆 その信念 引けぬ想い」
~Conclusion <決着>~
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勇が撃ち放った大地を穿つ一撃。
その体に秘めた全ての力を振り絞った、乾坤一擲の一撃である。
そうして生まれたのは光の柱。
形容するならば―――【天光杭】
その強さ、人一人を包むなど造作も無い程に―――巨大。
たちまち勇と剣聖の姿が光に包まれ、エウリィ達の視界から消えていく。
それ程の強い光を跡に残していたのだ。
気付けばエウリィ達の背後には、戦いが気になった兵士達もがひしめいていて。
その場に居る誰しもが固唾を飲んで見守る姿が。
彼等にとっても二人の戦いは常識を外れたものだったから。
果たして二人の行く末は、結末は。
その先が気にならずにはいられない。
勇が撃ち放ったのはいわば、垂直に振り下ろされた斬撃だ。
そこに強い命力を与えられた魔剣が光を放ち、力と換えたのである。
だがその力はもはや人知を超えている。
撃ち放たれた光は斬撃に加速力すら与え。
瞬間速度は人間の限界を遥かに超越している。
その速度は空気と音を裂くが如し。
まさに音速を凌駕する斬撃。
加えて、命力の光もまたその威力を跳ね上げる。
切れ味は元より、斬撃から生まれた衝撃波が膨らむ形で加えられるのだ。
例え斬撃が当たらなくとも、並みの相手ならば吹き飛ばされんばかりの強さで。
その二つの威力が重なった時、相手は逃げる事さえ困難を極める。
何故なら、もはやその斬撃は弾丸が如き速度で打ち下ろされるのだから。
その速度はもはや、手練れの魔剣使いであろうとも躱す事は叶わない。
そう、相手がただの手練れの魔剣使いであるならば。
勇の魔剣が大地を貫き。
その足元に巨大な痕跡を形成していた。
人一人が埋まりそうな程に大きな穴の痕跡を。
そしてそれを撃ち放たれた剣聖は―――
無事だった。
ただし、その体を大きく仰け反らせるようにして。
勇から一定の距離を取り、今の一撃の範囲外へと間一髪逃れていたのだ。
敢えて魔剣を手放し、その身を身軽にする事によって。
なんという判断力。
なんという思い切り。
剣聖という存在だからこそ可能とした回避能力を見せつけたのである。
ただそれも当人としてはギリギリだった様だ。
仰け反った顔に浮かぶのは余裕の無い引きつった表情で。
加減しているとはいえ、もはや余裕はどこにも存在しない。
今のは間違いなくその命さえ刈り取れる一撃だったからこそ。
では、その一撃で全てが終わりなのだろうか?
否。
今のも―――勇の布石に過ぎない。
全ての力など、もう一度奮えばいいのだから。
「なんッ―――」
もはや剣聖にそう言い切るまでの間すら与えはしない。
勇の積んだ布石はもう既に次へと進んでいるのだから。
「―――おおおおッッッ!!!」
それは返し刃。
再び太陽の光を伴った刃が剣聖へと向けて斬り込まれたのである。
その速度、再び音速。
その威力、再び爆裂。
一撃目を躱した事で体勢の崩れた剣聖が抗う術はもはや―――無に等しい
そして再び……その場を天光が貫いた。
極限の横薙ぎ一閃。
その命を断ち切らんまでの斬撃。
この布石の為に秘めていた全てを集約せし一撃が。
その瞬間を誰が予想しただろうか。
フェノーダラ王も、エウリィも、側近達もきっとこうなるとは思っても見なかっただろう。
戦いに馴れているはずのレンネィも。
初めてこの様な戦いを見る福留も。
その一撃を前に―――もはやただただ立ち尽くすのみ。
でもその結末に最も驚愕したのは誰でも無い―――勇だった。
なんと、剣聖はそれでもまた躱していたのである。
己の身を大地に転げんばかりに仰け反らせ。
またしても間一髪、その斬撃軌道から逃れていた。
ただ違うのは、衝撃波の範囲からは逃れられなかったことか。
凄まじいまでの衝撃が、剣聖の髪を激しく揺らして暴れさせる。
その程度にしか影響を与える事が出来なかったのだ。
渾身の一撃で生まれた勢いが勇を激しく大地へ滑らせる。
ただし、今までの様に力を使い果たしたからといって倒れる訳ではない。
ほんの少しでも力があれば、今の勇なら命力機動で維持すら可能だったから。
しかし、今の一撃を避けられた勇にもはや手立ては残されてはいない。
戦いを続ける余裕さえも。
「今のを避けるのかよ……ッ!!」
勇としては今のがまさに全てを賭けた一撃。
これ以上戦いが長引けば、体も命力も持ちそうになかったからこそ。
例え効率が良くなっても、結局長期戦には向かない。
おまけに覚醒前に相応のダメージを負っていて、体が持ちそうになかったのだ。
だが戦いが終わった訳ではない。
だからこそ勇はまだ諦めていない。
例え命力が底を突きそうでも。
全身が悲鳴を上げていても。
心が折れない限り戦い続ける。
それが【大地の楔】を託してくれたフェノーダラ王達への恩返しとなるだろうから。
……とはいえ、そんな意気込みも束の間。
勇がその時ふと気付く。
この場の空気が突如として変化していた事に。
緊張感包む重い空気が晴れていたのだ。
それというのも、その根源たる人物の様子が変わったから。
「あれ……?」
勇がそうとぼけてしまうのも無理は無い。
視線の先に居た剣聖は反撃してくるどころか、未だ先程と同じ場に居続けていて。
その体を持ち上がらせるも、勇に視線も向けずただ突っ立ちっぱなし。
それどころか、己の髪をいじくり回す始末である。
「何してるんだ、あの人……」
ただ油断は出来ない。
そこから何かしてくるかもしれないから。
ゆっくりと近づき、距離を詰めていく。
顔がわかる様にと回り込みながら。
すると次第に剣聖の呻く様な声がその耳へと届き始めていて。
「おぅ、これもかァ~……んぉ~……」
よく見れば、前髪を伸ばしては見て、を繰り返す剣聖の姿が。
勇が遂にその全容がわかる程に回り込み。
それに気付いた剣聖が「ハッ」として思わずその顔を向ける。
すると、勇が思いがけもしなかった光景が露わに。
なんと、前髪がスッパリと横一閃にカットされていたのである。
ただしほんの少しだけ。
長さで言えばおおよそ一センチくらいだろうか。
どうやら先程の渾身の一撃で、剣聖の髪程度は斬る事が出来ていた様だ。
「てんめぇ~!! 俺の大事な前髪こんなにしやがってぇ~!!」
しまいには顔を真っ赤に腫れ上がらせ、地団駄まで踏む始末。
これが女の子かモフモフなら可愛くて堪らないのだが。
筋骨隆々の人間がやっても気色が悪いだけである。
「っきしょぉ~せっかく整えたってぇのにぃ……」
しかもどうやらこの剣聖、形に合わずオシャレに気を遣っていた模様。
天然パーマでどう見てもヘアスタイルなど気にしていない節だったが違うらしい。
「だぁ~!! もうやめだ、やめ!! やってられっかぁ!!」
そしてそんな事を言い出し、挙句の果てには「プイッ」と振り返り。
そのままズカズカと城まで戻っていく。
勇がポカンとする中で。
「終わった……のかな? ま、まぁ宣言通り一発当てたっちゃ当てたんだろうけど……」
そう、一応当てた一発には変わりない。
髪が体の一部では無いならともかく。
剣聖が退いた真意こそ定かでは無いが、勇としては叶ったりだ。
少なくとも、剣聖がアルライの里に対する興味を削がれたのは確かで。
変に律儀な彼だからこそ、勇が居ない間に再び赴く様な事はしないだろう。
ちゃんと自分が言った約束を守ってくれるかもしれない。
剣聖をそう信じられるのもまた勇の強みの一つ。
お人好しでも、能天気だとしても。
だから勇は今、笑う事が出来る。
例え過去に何があろうとも。
今を明日に繋げる事を望む彼ならば、笑う事もきっと許されるだろう。
戦いが終わった事で緊張感が抜け。
たちまち勇の膝と腰が崩れ落ち、大地へ尻餅を突かさせる。
でももう痛くは無い。
こうして苦しい戦いを乗り越える事が出来たから。
悲しい現実を見ずに済んだから。
強いて言うなら、喉の渇きに気付いた事か。
この炎天下の中でこれだけ動いて戦って。
いくら強い魔剣使いでも、こればかりは耐えられそうにない。
それでも勇の顔は晴れやかだった。
汗だくの顔を見上げ、自身の心と同じ色の空を眺め見る。
悠々と流れ続ける雲に見惚れながら。
その雲が時折作る影が風を僅かに冷やし、傷付き火照った体を優しく癒す。
少年の心は傷つけど誇らしく。
己の在り方に準じた行いに満足し、大らかな笑みを零す。
剣聖が何を想い旅立とうとしたかなどわかるはずも無い。
本当にアルライ族達を皆殺しにするつもりだったのかどうかも。
でも、その想いがこの戦いで届いたのなら―――
「喉……乾いたなぁ……」
―――少年の心は、空の様に青く透き通った色を映し続けることだろう。
その体に秘めた全ての力を振り絞った、乾坤一擲の一撃である。
そうして生まれたのは光の柱。
形容するならば―――【天光杭】
その強さ、人一人を包むなど造作も無い程に―――巨大。
たちまち勇と剣聖の姿が光に包まれ、エウリィ達の視界から消えていく。
それ程の強い光を跡に残していたのだ。
気付けばエウリィ達の背後には、戦いが気になった兵士達もがひしめいていて。
その場に居る誰しもが固唾を飲んで見守る姿が。
彼等にとっても二人の戦いは常識を外れたものだったから。
果たして二人の行く末は、結末は。
その先が気にならずにはいられない。
勇が撃ち放ったのはいわば、垂直に振り下ろされた斬撃だ。
そこに強い命力を与えられた魔剣が光を放ち、力と換えたのである。
だがその力はもはや人知を超えている。
撃ち放たれた光は斬撃に加速力すら与え。
瞬間速度は人間の限界を遥かに超越している。
その速度は空気と音を裂くが如し。
まさに音速を凌駕する斬撃。
加えて、命力の光もまたその威力を跳ね上げる。
切れ味は元より、斬撃から生まれた衝撃波が膨らむ形で加えられるのだ。
例え斬撃が当たらなくとも、並みの相手ならば吹き飛ばされんばかりの強さで。
その二つの威力が重なった時、相手は逃げる事さえ困難を極める。
何故なら、もはやその斬撃は弾丸が如き速度で打ち下ろされるのだから。
その速度はもはや、手練れの魔剣使いであろうとも躱す事は叶わない。
そう、相手がただの手練れの魔剣使いであるならば。
勇の魔剣が大地を貫き。
その足元に巨大な痕跡を形成していた。
人一人が埋まりそうな程に大きな穴の痕跡を。
そしてそれを撃ち放たれた剣聖は―――
無事だった。
ただし、その体を大きく仰け反らせるようにして。
勇から一定の距離を取り、今の一撃の範囲外へと間一髪逃れていたのだ。
敢えて魔剣を手放し、その身を身軽にする事によって。
なんという判断力。
なんという思い切り。
剣聖という存在だからこそ可能とした回避能力を見せつけたのである。
ただそれも当人としてはギリギリだった様だ。
仰け反った顔に浮かぶのは余裕の無い引きつった表情で。
加減しているとはいえ、もはや余裕はどこにも存在しない。
今のは間違いなくその命さえ刈り取れる一撃だったからこそ。
では、その一撃で全てが終わりなのだろうか?
否。
今のも―――勇の布石に過ぎない。
全ての力など、もう一度奮えばいいのだから。
「なんッ―――」
もはや剣聖にそう言い切るまでの間すら与えはしない。
勇の積んだ布石はもう既に次へと進んでいるのだから。
「―――おおおおッッッ!!!」
それは返し刃。
再び太陽の光を伴った刃が剣聖へと向けて斬り込まれたのである。
その速度、再び音速。
その威力、再び爆裂。
一撃目を躱した事で体勢の崩れた剣聖が抗う術はもはや―――無に等しい
そして再び……その場を天光が貫いた。
極限の横薙ぎ一閃。
その命を断ち切らんまでの斬撃。
この布石の為に秘めていた全てを集約せし一撃が。
その瞬間を誰が予想しただろうか。
フェノーダラ王も、エウリィも、側近達もきっとこうなるとは思っても見なかっただろう。
戦いに馴れているはずのレンネィも。
初めてこの様な戦いを見る福留も。
その一撃を前に―――もはやただただ立ち尽くすのみ。
でもその結末に最も驚愕したのは誰でも無い―――勇だった。
なんと、剣聖はそれでもまた躱していたのである。
己の身を大地に転げんばかりに仰け反らせ。
またしても間一髪、その斬撃軌道から逃れていた。
ただ違うのは、衝撃波の範囲からは逃れられなかったことか。
凄まじいまでの衝撃が、剣聖の髪を激しく揺らして暴れさせる。
その程度にしか影響を与える事が出来なかったのだ。
渾身の一撃で生まれた勢いが勇を激しく大地へ滑らせる。
ただし、今までの様に力を使い果たしたからといって倒れる訳ではない。
ほんの少しでも力があれば、今の勇なら命力機動で維持すら可能だったから。
しかし、今の一撃を避けられた勇にもはや手立ては残されてはいない。
戦いを続ける余裕さえも。
「今のを避けるのかよ……ッ!!」
勇としては今のがまさに全てを賭けた一撃。
これ以上戦いが長引けば、体も命力も持ちそうになかったからこそ。
例え効率が良くなっても、結局長期戦には向かない。
おまけに覚醒前に相応のダメージを負っていて、体が持ちそうになかったのだ。
だが戦いが終わった訳ではない。
だからこそ勇はまだ諦めていない。
例え命力が底を突きそうでも。
全身が悲鳴を上げていても。
心が折れない限り戦い続ける。
それが【大地の楔】を託してくれたフェノーダラ王達への恩返しとなるだろうから。
……とはいえ、そんな意気込みも束の間。
勇がその時ふと気付く。
この場の空気が突如として変化していた事に。
緊張感包む重い空気が晴れていたのだ。
それというのも、その根源たる人物の様子が変わったから。
「あれ……?」
勇がそうとぼけてしまうのも無理は無い。
視線の先に居た剣聖は反撃してくるどころか、未だ先程と同じ場に居続けていて。
その体を持ち上がらせるも、勇に視線も向けずただ突っ立ちっぱなし。
それどころか、己の髪をいじくり回す始末である。
「何してるんだ、あの人……」
ただ油断は出来ない。
そこから何かしてくるかもしれないから。
ゆっくりと近づき、距離を詰めていく。
顔がわかる様にと回り込みながら。
すると次第に剣聖の呻く様な声がその耳へと届き始めていて。
「おぅ、これもかァ~……んぉ~……」
よく見れば、前髪を伸ばしては見て、を繰り返す剣聖の姿が。
勇が遂にその全容がわかる程に回り込み。
それに気付いた剣聖が「ハッ」として思わずその顔を向ける。
すると、勇が思いがけもしなかった光景が露わに。
なんと、前髪がスッパリと横一閃にカットされていたのである。
ただしほんの少しだけ。
長さで言えばおおよそ一センチくらいだろうか。
どうやら先程の渾身の一撃で、剣聖の髪程度は斬る事が出来ていた様だ。
「てんめぇ~!! 俺の大事な前髪こんなにしやがってぇ~!!」
しまいには顔を真っ赤に腫れ上がらせ、地団駄まで踏む始末。
これが女の子かモフモフなら可愛くて堪らないのだが。
筋骨隆々の人間がやっても気色が悪いだけである。
「っきしょぉ~せっかく整えたってぇのにぃ……」
しかもどうやらこの剣聖、形に合わずオシャレに気を遣っていた模様。
天然パーマでどう見てもヘアスタイルなど気にしていない節だったが違うらしい。
「だぁ~!! もうやめだ、やめ!! やってられっかぁ!!」
そしてそんな事を言い出し、挙句の果てには「プイッ」と振り返り。
そのままズカズカと城まで戻っていく。
勇がポカンとする中で。
「終わった……のかな? ま、まぁ宣言通り一発当てたっちゃ当てたんだろうけど……」
そう、一応当てた一発には変わりない。
髪が体の一部では無いならともかく。
剣聖が退いた真意こそ定かでは無いが、勇としては叶ったりだ。
少なくとも、剣聖がアルライの里に対する興味を削がれたのは確かで。
変に律儀な彼だからこそ、勇が居ない間に再び赴く様な事はしないだろう。
ちゃんと自分が言った約束を守ってくれるかもしれない。
剣聖をそう信じられるのもまた勇の強みの一つ。
お人好しでも、能天気だとしても。
だから勇は今、笑う事が出来る。
例え過去に何があろうとも。
今を明日に繋げる事を望む彼ならば、笑う事もきっと許されるだろう。
戦いが終わった事で緊張感が抜け。
たちまち勇の膝と腰が崩れ落ち、大地へ尻餅を突かさせる。
でももう痛くは無い。
こうして苦しい戦いを乗り越える事が出来たから。
悲しい現実を見ずに済んだから。
強いて言うなら、喉の渇きに気付いた事か。
この炎天下の中でこれだけ動いて戦って。
いくら強い魔剣使いでも、こればかりは耐えられそうにない。
それでも勇の顔は晴れやかだった。
汗だくの顔を見上げ、自身の心と同じ色の空を眺め見る。
悠々と流れ続ける雲に見惚れながら。
その雲が時折作る影が風を僅かに冷やし、傷付き火照った体を優しく癒す。
少年の心は傷つけど誇らしく。
己の在り方に準じた行いに満足し、大らかな笑みを零す。
剣聖が何を想い旅立とうとしたかなどわかるはずも無い。
本当にアルライ族達を皆殺しにするつもりだったのかどうかも。
でも、その想いがこの戦いで届いたのなら―――
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