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第八節「心の色 人の形 力の先」
~和解、蟠りはアイスの様に溶けて~
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起きうるべくして起きたエウリィの暴走。
しかしその展開もちゃなの機転により、予想外の結末をもたらす事に。
辛くも窮地を脱した勇達は、皆の眼を盗んで騒動の場から去っていった。
やはり人が多かったとあって、人混みに紛れれば逃げるのは簡単だった。
エウリィ達の姿を直接見た者は少なく、彼女達が騒動の発端だとはわからないからだ。
という訳で勇達は現在【ノースバザール】の端、人の動きが少ないエリアに避難済み。
程よいベンチを見つけ、そこでひっそり休憩中である。
「ハァ、ハァ、危ねぇ~……」
「あ、ありがとうございました」
ちなみに動けないはずのちゃなはと言えば、勇に背負われて一緒に脱出。
背負われたのは初めてではないが、やはり人前ともあってやっぱり恥ずかしかった模様。
ベンチに降ろされてもなお、もじもじとして止まらない。
だが、恥ずかしがっていたのはどちらかと言えば別の理由だが。
なお、その理由の素であるエウリィはと言えば―――
「カ……カハ……」
そのベンチへ座り込み、力無く背を預ける姿が。
まるで今にもとろけそうな程にぐったりとしていて、先程までの元気な面影は既に無く。
それどころか、今にも死ぬんじゃないかと思われる程に全身が干からびきっていて。
見た目で言えばもはや老婆同然、先程までの瑞々しい素肌は一体どこへ行ったのやら。
「エウリィさん、調子乗りすぎだよ……」
これがいわゆる、〝命力を使い過ぎた反動〟という状態。
魔剣を持たずに命力を限界一杯まで使うと、こうして干からびてしまうという。
精神力によってもたらされる力も、多用し過ぎればこうも肉体に影響を及ぼすのだ。
もっとも、魔剣を持ってこんな事をすれば死亡確定なのだが。
「にしても命力使い過ぎるとこんなになっちゃうんだな……怖いなー」
もちろんこれは一過性の事で。
でも、いつも命力がカツカツになるまで戦う勇なだけに、不安を抱いてならない。
なお、こんなエウリィも実は勇が背負ってきた。
そう、勇はちゃなとエウリィ二人を背負ってここまでやって来たのである。
背中に詰め込まれる様に抱えられていたので、ちゃなもさすがに恥ずかしかったという訳だ。
しかし騒動の発端とも言える莉那の姿は無い。
出た時は一緒に居たのだけれども。
途中ではぐれたか、それとも―――勇達に嫌気を差したか。
とはいえ、嫌気が差しても無理は無い。
莉那の拘りは勇達には理解出来ないが、その逆も然り。
彼女もまた勇達が付いてこない理屈を理解出来ないのかもしれない。
加えて、ここまでに色々と自分勝手な所も見せたし、あれだけの騒動も引き起こしたのだから。
それなら一人で回った方がずっと楽だろうから。
残念ながら勇達は莉那と電話番号も【RAIN】IDの交換もしていない。
広いパーク内をしらみつぶしに探そうものなら、それこそ一日掛けても足りないだろう。
つまり……こうしてはぐれた以上、もう合流はほぼ絶望的という事。
これには勇もまた項垂れてならない。
福留との約束は果たせなさそうで。
恩人の期待に添えられなかった事が残念でしょうがないからこそ。
勇だけでなく、ちゃなも自分の弱さを痛感している様だ。
もっと自分に歩き回れるだけの体力や胆力があれば、と。
気付けば二人も、エウリィの隣で揃って溜息を吐く姿が。
楽しくなると思っていたミズニーランド観光はこうして散々な状況に。
「今日はもう諦めて、次またゆっくり遊べばいいかな」などと零してしまう程の気落ちっぷりだ。
体力的にだけでなく、精神的にもだいぶ参ってしまったのだろう。
だが―――そう結論付けるのはまだ早かったのかもしれない。
カツッ、カツッ……
そんな勇達の下に一人の足音が近づいていく。
レンガの床を叩く様にして。
その音に気付いた勇が項垂れていた頭を起こしてみると、そこにはなんと莉那の姿が。
「えっ、莉那ちゃん!? どうしてここが―――」
「走る方向がわかってれば辿り着く場所は予想出来る。 この辺りだと思ってたけど、当たり」
とはいえ莉那節は相変わらずな様子。
これには勇も「またかぁ」と苦笑を浮かべざるを得ない。
ただ、その莉那は纏っている雰囲気がなんだか違う。
先程までの肩肘が張ってそうな感じとは違って、妙に柔らかそうな。
表情はいつも通り、感情が読み取れない仮面少女のままであるが。
それに、何を考えてか干からびたエウリィの傍へと歩み寄っていく。
そんな彼女の片手には、どこから買って来たのかわからないソフトクリームが握られていて。
「疲れた時は糖分取って。 これなら消化もしやすいし。 ミズニー限定のエナジーソフト。 歩き疲れた人御用達のアイスだからきっと力になる」
それをそっとプラスチックスプーンで掬い取り、エウリィの口の中へ。
すると途端にエウリィの口の中でひんやりとした冷たさと滑らかな食感が染み渡り。
その感覚を求めた口が衝動的に「パクリ」と咥え込まさせる。
その瞬間、彼女にとって言い得ない衝撃が脳裏を駆け巡る。
舌に広がる滑らかで芳醇な甘さ。
それでいてしつこく無く、サラリと一瞬で溶けていく。
まるで舌が吸い込み、取り込んでいくかの様に。
これは『あちら側』では愚か、『こちら側』に来てもなお味わった事の無い至極の味。
それがアイスクリーム。
甘さを求めし者がこよなく愛する至高の甘味。
「ん、おいし……」
そのまま莉那がそっと手指を引けば、「ちゅるん」とスプーンだけが外気に晒される。
一滴残らず舐め取ってしまう程に美味しかったのだろう。
夏の日差しによって熱く火照った体をも、その冷たさがほんの僅かに癒してくれる。
コクと甘みと冷たさが、それを味わう彼女の全てを癒していた。
もちろんその一さじだけで終わりではなく。
二つ、三つとエウリィの口へと運ばれては、瞬く間に溶け消えて。
差し出しては受け入れる。
そんな二人の姿はもはや友達を通り越して恋人同士のよう。
つい先程までいがみ合う仲みたいなものだったのに。
いや、蟠りを抱いていたのはもしかしたら、勇達だけだったのかもしれない。
なまじ感情を読めない能面顔だから、怒っている様にも見える。
でも本人としてはそれ程気にはしていなくて。
だからこうして、怒った相手に知る人ぞ知る特別なアイスクリームまで買って来てくれた。
実はそれほど悪い子ではないのかもしれないと。
「アンタやるじゃん、楽しかった」
こう口ずさんだ旋律は僅かに跳ねたかの様にも聴こえて。
相変わらずの無表情、感情を感じさせない声にも拘らず、どこか嬉しそう。
そんな二人を見届ける事が出来たから。
勇もちゃなもようやく本当の意味で安心する事が出来たのだ。
結局その後、エウリィは持ち直すも体をまともに動かせるまでには至らず。
莉那が彼女の面倒を見て、勇とちゃなの二人だけでアトラクションを体験しようという事に。
それというのも、エウリィのたっての願いがあったから。
やっぱりあれだけの騒動を引き起こしたとあって、罪悪感を感じてならなかったのだろう。
二人だけでも楽しんで欲しいと言って聞かなかったのだ。
加えて莉那も「例え何があろうともミズニーは楽しまなければダメ」と強引に押し切ろうとしていて。
彼女自身も「自分は何度も経験してるから一回くらいは見逃しても何の問題も無い」などと言って聞かない。
献身的というか、功利的というか。
という訳で強情な二人に押し切られ、勇とちゃなだけで楽しむ事に。
ただ、ここでちょっとした珍事実が発覚する事となる。
なんと勇達が持っていたチケット、実はプレミアムゴールドパスだった事がここで初めて判明したのだ。
プレミアムゴールドパスとは一年間を通して何度でも好きに出入り出来る最上級のチケットで。
どこも並ぶ必要無し、食事は割引または無料、契約ホテルも回数制限付きで泊まれるという代物。
おまけに退園時には特別なお土産まで添えてくれるという至れり尽くせりなチケットなのである。
なおその価格は一人分で十数万円。
一般人なら目が飛び出てしまいそうな程の高額チケットとなっている。
これには莉那も呆れ果てていた模様。
何せ、自分が持っていた物よりも更に一個ランク上のチケットだったのだから。
こんな物を用意したのもきっと福留の采配なのだろう。
税金を使っているとはいえ、ここまでやっていいのかと疑いたくなりそうだ。
そんなチケットの絶大な力を駆使して、勇とちゃなはこれみよがしにとアトラクションに乗りまくった。
もちろん、ちゃなの気持ちと願いの赴くままに。
どうやら一連の事件が結果的に、彼女の夢を存分に叶えるキッカケとなってくれた様だ。
しかしその展開もちゃなの機転により、予想外の結末をもたらす事に。
辛くも窮地を脱した勇達は、皆の眼を盗んで騒動の場から去っていった。
やはり人が多かったとあって、人混みに紛れれば逃げるのは簡単だった。
エウリィ達の姿を直接見た者は少なく、彼女達が騒動の発端だとはわからないからだ。
という訳で勇達は現在【ノースバザール】の端、人の動きが少ないエリアに避難済み。
程よいベンチを見つけ、そこでひっそり休憩中である。
「ハァ、ハァ、危ねぇ~……」
「あ、ありがとうございました」
ちなみに動けないはずのちゃなはと言えば、勇に背負われて一緒に脱出。
背負われたのは初めてではないが、やはり人前ともあってやっぱり恥ずかしかった模様。
ベンチに降ろされてもなお、もじもじとして止まらない。
だが、恥ずかしがっていたのはどちらかと言えば別の理由だが。
なお、その理由の素であるエウリィはと言えば―――
「カ……カハ……」
そのベンチへ座り込み、力無く背を預ける姿が。
まるで今にもとろけそうな程にぐったりとしていて、先程までの元気な面影は既に無く。
それどころか、今にも死ぬんじゃないかと思われる程に全身が干からびきっていて。
見た目で言えばもはや老婆同然、先程までの瑞々しい素肌は一体どこへ行ったのやら。
「エウリィさん、調子乗りすぎだよ……」
これがいわゆる、〝命力を使い過ぎた反動〟という状態。
魔剣を持たずに命力を限界一杯まで使うと、こうして干からびてしまうという。
精神力によってもたらされる力も、多用し過ぎればこうも肉体に影響を及ぼすのだ。
もっとも、魔剣を持ってこんな事をすれば死亡確定なのだが。
「にしても命力使い過ぎるとこんなになっちゃうんだな……怖いなー」
もちろんこれは一過性の事で。
でも、いつも命力がカツカツになるまで戦う勇なだけに、不安を抱いてならない。
なお、こんなエウリィも実は勇が背負ってきた。
そう、勇はちゃなとエウリィ二人を背負ってここまでやって来たのである。
背中に詰め込まれる様に抱えられていたので、ちゃなもさすがに恥ずかしかったという訳だ。
しかし騒動の発端とも言える莉那の姿は無い。
出た時は一緒に居たのだけれども。
途中ではぐれたか、それとも―――勇達に嫌気を差したか。
とはいえ、嫌気が差しても無理は無い。
莉那の拘りは勇達には理解出来ないが、その逆も然り。
彼女もまた勇達が付いてこない理屈を理解出来ないのかもしれない。
加えて、ここまでに色々と自分勝手な所も見せたし、あれだけの騒動も引き起こしたのだから。
それなら一人で回った方がずっと楽だろうから。
残念ながら勇達は莉那と電話番号も【RAIN】IDの交換もしていない。
広いパーク内をしらみつぶしに探そうものなら、それこそ一日掛けても足りないだろう。
つまり……こうしてはぐれた以上、もう合流はほぼ絶望的という事。
これには勇もまた項垂れてならない。
福留との約束は果たせなさそうで。
恩人の期待に添えられなかった事が残念でしょうがないからこそ。
勇だけでなく、ちゃなも自分の弱さを痛感している様だ。
もっと自分に歩き回れるだけの体力や胆力があれば、と。
気付けば二人も、エウリィの隣で揃って溜息を吐く姿が。
楽しくなると思っていたミズニーランド観光はこうして散々な状況に。
「今日はもう諦めて、次またゆっくり遊べばいいかな」などと零してしまう程の気落ちっぷりだ。
体力的にだけでなく、精神的にもだいぶ参ってしまったのだろう。
だが―――そう結論付けるのはまだ早かったのかもしれない。
カツッ、カツッ……
そんな勇達の下に一人の足音が近づいていく。
レンガの床を叩く様にして。
その音に気付いた勇が項垂れていた頭を起こしてみると、そこにはなんと莉那の姿が。
「えっ、莉那ちゃん!? どうしてここが―――」
「走る方向がわかってれば辿り着く場所は予想出来る。 この辺りだと思ってたけど、当たり」
とはいえ莉那節は相変わらずな様子。
これには勇も「またかぁ」と苦笑を浮かべざるを得ない。
ただ、その莉那は纏っている雰囲気がなんだか違う。
先程までの肩肘が張ってそうな感じとは違って、妙に柔らかそうな。
表情はいつも通り、感情が読み取れない仮面少女のままであるが。
それに、何を考えてか干からびたエウリィの傍へと歩み寄っていく。
そんな彼女の片手には、どこから買って来たのかわからないソフトクリームが握られていて。
「疲れた時は糖分取って。 これなら消化もしやすいし。 ミズニー限定のエナジーソフト。 歩き疲れた人御用達のアイスだからきっと力になる」
それをそっとプラスチックスプーンで掬い取り、エウリィの口の中へ。
すると途端にエウリィの口の中でひんやりとした冷たさと滑らかな食感が染み渡り。
その感覚を求めた口が衝動的に「パクリ」と咥え込まさせる。
その瞬間、彼女にとって言い得ない衝撃が脳裏を駆け巡る。
舌に広がる滑らかで芳醇な甘さ。
それでいてしつこく無く、サラリと一瞬で溶けていく。
まるで舌が吸い込み、取り込んでいくかの様に。
これは『あちら側』では愚か、『こちら側』に来てもなお味わった事の無い至極の味。
それがアイスクリーム。
甘さを求めし者がこよなく愛する至高の甘味。
「ん、おいし……」
そのまま莉那がそっと手指を引けば、「ちゅるん」とスプーンだけが外気に晒される。
一滴残らず舐め取ってしまう程に美味しかったのだろう。
夏の日差しによって熱く火照った体をも、その冷たさがほんの僅かに癒してくれる。
コクと甘みと冷たさが、それを味わう彼女の全てを癒していた。
もちろんその一さじだけで終わりではなく。
二つ、三つとエウリィの口へと運ばれては、瞬く間に溶け消えて。
差し出しては受け入れる。
そんな二人の姿はもはや友達を通り越して恋人同士のよう。
つい先程までいがみ合う仲みたいなものだったのに。
いや、蟠りを抱いていたのはもしかしたら、勇達だけだったのかもしれない。
なまじ感情を読めない能面顔だから、怒っている様にも見える。
でも本人としてはそれ程気にはしていなくて。
だからこうして、怒った相手に知る人ぞ知る特別なアイスクリームまで買って来てくれた。
実はそれほど悪い子ではないのかもしれないと。
「アンタやるじゃん、楽しかった」
こう口ずさんだ旋律は僅かに跳ねたかの様にも聴こえて。
相変わらずの無表情、感情を感じさせない声にも拘らず、どこか嬉しそう。
そんな二人を見届ける事が出来たから。
勇もちゃなもようやく本当の意味で安心する事が出来たのだ。
結局その後、エウリィは持ち直すも体をまともに動かせるまでには至らず。
莉那が彼女の面倒を見て、勇とちゃなの二人だけでアトラクションを体験しようという事に。
それというのも、エウリィのたっての願いがあったから。
やっぱりあれだけの騒動を引き起こしたとあって、罪悪感を感じてならなかったのだろう。
二人だけでも楽しんで欲しいと言って聞かなかったのだ。
加えて莉那も「例え何があろうともミズニーは楽しまなければダメ」と強引に押し切ろうとしていて。
彼女自身も「自分は何度も経験してるから一回くらいは見逃しても何の問題も無い」などと言って聞かない。
献身的というか、功利的というか。
という訳で強情な二人に押し切られ、勇とちゃなだけで楽しむ事に。
ただ、ここでちょっとした珍事実が発覚する事となる。
なんと勇達が持っていたチケット、実はプレミアムゴールドパスだった事がここで初めて判明したのだ。
プレミアムゴールドパスとは一年間を通して何度でも好きに出入り出来る最上級のチケットで。
どこも並ぶ必要無し、食事は割引または無料、契約ホテルも回数制限付きで泊まれるという代物。
おまけに退園時には特別なお土産まで添えてくれるという至れり尽くせりなチケットなのである。
なおその価格は一人分で十数万円。
一般人なら目が飛び出てしまいそうな程の高額チケットとなっている。
これには莉那も呆れ果てていた模様。
何せ、自分が持っていた物よりも更に一個ランク上のチケットだったのだから。
こんな物を用意したのもきっと福留の采配なのだろう。
税金を使っているとはいえ、ここまでやっていいのかと疑いたくなりそうだ。
そんなチケットの絶大な力を駆使して、勇とちゃなはこれみよがしにとアトラクションに乗りまくった。
もちろん、ちゃなの気持ちと願いの赴くままに。
どうやら一連の事件が結果的に、彼女の夢を存分に叶えるキッカケとなってくれた様だ。
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