23 / 41
第23話 人さらいの塔攻略-RTA版-
しおりを挟む
第六の街へ行くには、関所を抜けて国境を越えないとならないらしい。
勇者の証があるので通れない事は無いようだが。
ただ、関所なんてのは大概イベントが待ち構えてるもんだ。
主人公の道を阻み、強制的に寄り道させる。
どんなRPGでも使われる常套手段だな。
そしてこの世界も例外じゃないみたいだぞ。
「翔助殿、こちらですぞ」
「あれ、皆どこに行くつもりなんだ?」
それはもうすぐ関所に着きそうな時だった。
仲間達が突然街道を外れ、何も無い湿原へと進み始めたんだ。
「関所を通るんじゃないのか?」
「そうなんだけど、記録にある通りならすぐには通れないの」
「なんでも、毎回ここで人さらい事件が起きるそうな。それで関所の人の子どももさらわれるらしく、助けて欲しいと懇願されるのです」
「なので先に助けておいた方がぁ楽だって事になったでっす」
「さすが歩く攻略本、やる事がRTA過ぎるな」
どうやら皆の行く先に、その人さらいのアジトがあるらしい。
にしても毎回起きるなんて、ほんとはた迷惑なイベントシステムだな。
「でも、なんで毎度そんな人さらいが起きるんだろうか。そういう職業でもあったりするのか?」
「いえ違います。実は今回の一件、邪神の配下が絡んでいるのですよ。我々の足止めをする為にと」
「なんだって!?」
だがそのイベントはいつもとノリが違うようだ。
思いがけなかった事実に驚愕を隠せない。
今までに現れた邪神の手先と言えば、あの邪神王子くらい。
邪神の配下となると姿さえまったく想像も付かない。
それに、いくらなんでも安直過ぎやしないだろうか。
本当に邪神の手先がやっているとは限らないし。
だからふと、いつもの様に聞いてみる事にした。
「どうして邪神の手先が動いていると言いきれるんだ?」
「実は過去の勇者が暴いたのですよ。大人を操って人さらいさせ、この先にある【ベーネの塔】に監禁させていると」
「一体どうやって?」
「とある勇者が逃げようとした配下を捕らえ、拘束し、長い時間をかけてじっくりと拷問し続けたそうです。そこで観念した配下が全て洗いざらい吐いて発覚したそうですぞ。なんでも『勇者が復活するたびにここで人さらいをさせるのだ』って邪神から指示されているのだと」
「怖い! 勇者怖ぁい!」
まぁその答えは相変わらずブッ飛んでいたけどな。
過去の勇者の中に元拷問官でもいたのだろうか。
なんでそんな奴が異世界転移なんて希望したんだ?
色々と疑問もあるが、情報自体は間違い無いだろう。
今までもその情報を元に、人さらいイベントをクリアし続けて来たと言うしな。
そこで俺は記録の情報に頼るまま彼等と行く事に。
それからしばし歩くと、湿地帯を抜けたところで塔が見え始めてきた。
高さ的には四階建てのビル程度といった所。
見上げれば屋上の塀も見えるし、石を投げれば届いてしまいそう。
「塔っていっても思ったより高くは無いな」
「元は霧の掛かりやすい湿地帯での目印とするのが役目ですからな」
それにどうやら塔自体の建造目的もしっかりしている様だ。
人さらいの時だけ出て来るとか、そういう謎仕様じゃなくて良かったと思う。
「この上に人さらいがいるんだな。よし、準備して登るとするか!」
「いえ、登る必要はありませぬ」
「んなっ!?」
でもそんな塔に登ろうとした矢先、仲間達に止められる。
一体何の策があるというのだろうか。
それで誘われるがまま付いていった先は、塔のすぐ横。
雑草が生い茂り、大岩がポツンと佇む所だった。
「まず、この傍にある大岩をのかします」
その大岩を、ダウゼンが力一杯に押す。
するとほんの少しだけ岩が動き、地面に小さな穴が現れた。
それも人一人が通れるかどうかといった程度の。
「それで次に、シャルダンで予め買っておいた火薬袋を、この穴に落とすわ」
「そんな物いつ買ってたの君」
その穴にウィシュカがポイっと袋を投げ入れる。
ユーリスも何を思ったのか、壊れた杖を続いて投下していた。
「最後に、ウチが火炎魔法を投下しまっす!」
「ユーリス、なんか楽しそうなんだけど?」
今度はユーリスが下級火炎魔法を「スポンッ」と穴の中へ。
更には空かさずダウゼンが大岩を押し戻し、穴があっという間に下敷きに。
そのダウゼンも岩に貼り付く様に背を預けては踏ん張っていて。
「あとは半刻ほど待てば万事解決ですぞ」
「なんとなく状況を察したけど、やる事かなりエグくない?」
そこでちょっと地面に側頭部を当て、地下から響く音に耳を傾けてみる。
そうしたら早速、妙な声が爆音と共に聴こえて来た。
(ウギャアア!! なんで燃えて!? ヒイイイ!!)
(で、出られない!? なんでェェェ!?)
(ま、待て、こ、この杖光ってェ――)
そして直後、巨大な爆音が地面に響く。
大地が揺れ、俺が堪らず起き上がってしまう程に。
これでも半刻待つって事は、しばらく生きてはいるんだろう。
でも今頃はきっと中で燻製状態かな?
あぁ、邪神の配下さんすまない。
まともに戦ってあげられなくてほんッとすまない。
うちのパーティメンバー、とことん容赦無いんだ。
なので悪いが、人さらい班になってしまった己の不運を嘆いてほしい。
それでおおよそ半刻後。
塔の外でブラブラとしていると、塔内から人が出て来た事に気付く。
子どもや大人、中には武装した者までが。
「おや、あれはさらわれた人達の様ですぞ」
「おそらく誘拐犯も一緒ね。洗脳が解けたんだわ」
「って事は、やっと邪神の配下がくたばったぁでっすね」
「これぞ先人の知恵! 皆無事でよかったですなぁ!」
「やったわね! さっすが翔助!」
「全部俺がやったみたいに言わないで!?」
なんとまぁ徹底した解決法なことで。
誰も傷付く事なかったのは良い事だけどね。
相手も相手だから同情はしたくないけど、それでも不憫に思えて仕方が無い。
それで俺達はこの後、出てきた人達を連れて関所へ。
事件を解決したとして声援を受けつつ、国境を無事に渡る事が出来たのだった。
……これ、俺本当に讃えられていいの?
勇者の証があるので通れない事は無いようだが。
ただ、関所なんてのは大概イベントが待ち構えてるもんだ。
主人公の道を阻み、強制的に寄り道させる。
どんなRPGでも使われる常套手段だな。
そしてこの世界も例外じゃないみたいだぞ。
「翔助殿、こちらですぞ」
「あれ、皆どこに行くつもりなんだ?」
それはもうすぐ関所に着きそうな時だった。
仲間達が突然街道を外れ、何も無い湿原へと進み始めたんだ。
「関所を通るんじゃないのか?」
「そうなんだけど、記録にある通りならすぐには通れないの」
「なんでも、毎回ここで人さらい事件が起きるそうな。それで関所の人の子どももさらわれるらしく、助けて欲しいと懇願されるのです」
「なので先に助けておいた方がぁ楽だって事になったでっす」
「さすが歩く攻略本、やる事がRTA過ぎるな」
どうやら皆の行く先に、その人さらいのアジトがあるらしい。
にしても毎回起きるなんて、ほんとはた迷惑なイベントシステムだな。
「でも、なんで毎度そんな人さらいが起きるんだろうか。そういう職業でもあったりするのか?」
「いえ違います。実は今回の一件、邪神の配下が絡んでいるのですよ。我々の足止めをする為にと」
「なんだって!?」
だがそのイベントはいつもとノリが違うようだ。
思いがけなかった事実に驚愕を隠せない。
今までに現れた邪神の手先と言えば、あの邪神王子くらい。
邪神の配下となると姿さえまったく想像も付かない。
それに、いくらなんでも安直過ぎやしないだろうか。
本当に邪神の手先がやっているとは限らないし。
だからふと、いつもの様に聞いてみる事にした。
「どうして邪神の手先が動いていると言いきれるんだ?」
「実は過去の勇者が暴いたのですよ。大人を操って人さらいさせ、この先にある【ベーネの塔】に監禁させていると」
「一体どうやって?」
「とある勇者が逃げようとした配下を捕らえ、拘束し、長い時間をかけてじっくりと拷問し続けたそうです。そこで観念した配下が全て洗いざらい吐いて発覚したそうですぞ。なんでも『勇者が復活するたびにここで人さらいをさせるのだ』って邪神から指示されているのだと」
「怖い! 勇者怖ぁい!」
まぁその答えは相変わらずブッ飛んでいたけどな。
過去の勇者の中に元拷問官でもいたのだろうか。
なんでそんな奴が異世界転移なんて希望したんだ?
色々と疑問もあるが、情報自体は間違い無いだろう。
今までもその情報を元に、人さらいイベントをクリアし続けて来たと言うしな。
そこで俺は記録の情報に頼るまま彼等と行く事に。
それからしばし歩くと、湿地帯を抜けたところで塔が見え始めてきた。
高さ的には四階建てのビル程度といった所。
見上げれば屋上の塀も見えるし、石を投げれば届いてしまいそう。
「塔っていっても思ったより高くは無いな」
「元は霧の掛かりやすい湿地帯での目印とするのが役目ですからな」
それにどうやら塔自体の建造目的もしっかりしている様だ。
人さらいの時だけ出て来るとか、そういう謎仕様じゃなくて良かったと思う。
「この上に人さらいがいるんだな。よし、準備して登るとするか!」
「いえ、登る必要はありませぬ」
「んなっ!?」
でもそんな塔に登ろうとした矢先、仲間達に止められる。
一体何の策があるというのだろうか。
それで誘われるがまま付いていった先は、塔のすぐ横。
雑草が生い茂り、大岩がポツンと佇む所だった。
「まず、この傍にある大岩をのかします」
その大岩を、ダウゼンが力一杯に押す。
するとほんの少しだけ岩が動き、地面に小さな穴が現れた。
それも人一人が通れるかどうかといった程度の。
「それで次に、シャルダンで予め買っておいた火薬袋を、この穴に落とすわ」
「そんな物いつ買ってたの君」
その穴にウィシュカがポイっと袋を投げ入れる。
ユーリスも何を思ったのか、壊れた杖を続いて投下していた。
「最後に、ウチが火炎魔法を投下しまっす!」
「ユーリス、なんか楽しそうなんだけど?」
今度はユーリスが下級火炎魔法を「スポンッ」と穴の中へ。
更には空かさずダウゼンが大岩を押し戻し、穴があっという間に下敷きに。
そのダウゼンも岩に貼り付く様に背を預けては踏ん張っていて。
「あとは半刻ほど待てば万事解決ですぞ」
「なんとなく状況を察したけど、やる事かなりエグくない?」
そこでちょっと地面に側頭部を当て、地下から響く音に耳を傾けてみる。
そうしたら早速、妙な声が爆音と共に聴こえて来た。
(ウギャアア!! なんで燃えて!? ヒイイイ!!)
(で、出られない!? なんでェェェ!?)
(ま、待て、こ、この杖光ってェ――)
そして直後、巨大な爆音が地面に響く。
大地が揺れ、俺が堪らず起き上がってしまう程に。
これでも半刻待つって事は、しばらく生きてはいるんだろう。
でも今頃はきっと中で燻製状態かな?
あぁ、邪神の配下さんすまない。
まともに戦ってあげられなくてほんッとすまない。
うちのパーティメンバー、とことん容赦無いんだ。
なので悪いが、人さらい班になってしまった己の不運を嘆いてほしい。
それでおおよそ半刻後。
塔の外でブラブラとしていると、塔内から人が出て来た事に気付く。
子どもや大人、中には武装した者までが。
「おや、あれはさらわれた人達の様ですぞ」
「おそらく誘拐犯も一緒ね。洗脳が解けたんだわ」
「って事は、やっと邪神の配下がくたばったぁでっすね」
「これぞ先人の知恵! 皆無事でよかったですなぁ!」
「やったわね! さっすが翔助!」
「全部俺がやったみたいに言わないで!?」
なんとまぁ徹底した解決法なことで。
誰も傷付く事なかったのは良い事だけどね。
相手も相手だから同情はしたくないけど、それでも不憫に思えて仕方が無い。
それで俺達はこの後、出てきた人達を連れて関所へ。
事件を解決したとして声援を受けつつ、国境を無事に渡る事が出来たのだった。
……これ、俺本当に讃えられていいの?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!
神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる