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第25話 勇者に停滞は許されない
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初めて覚えたアタックスキル、セイバースラッシュ改め、肘スラッシュ。
この技は余りにも強力だった。
連打可能で消耗無し。しかも射程は三〇メートル。発射方向も自由自在。
欠点は使い続けると腱鞘炎に陥りそうになる事のみ。
そんな技を駆使し続け、俺達は第六の街ウィルゲイムへと無事到達した。
国も違うからか、建物の様式もだいぶ違う。
雰囲気的には東南アジア風で、赤を主体とした鮮やかな木造建築物が目立つ。
塗料を厚く塗って湿気から建物を保護しているのだろう。
でもその街に辿り着いて早々、俺は酒場でだれていた。
確かに湿気で体が重い。
息苦しいし、蒸れて気持ち悪くてやる気も奪われる。
けどそれ以上に意欲がどうにも沸かないんだ。
肘スラッシュに余りにもガッカリし過ぎたせいで。
なにせ強過ぎてこの技だけで全てが解決してしまう。
奇襲も簡単だし、障害物も速攻で破壊出来るし。
邪神の配下が直接襲ってきても開幕でバトル終了ときた。
これから難易度上がるって思ってたのにこれだもんな。
明らかにバランス考えてない造りで拍子抜けもいい所だよ。
苦戦したい訳じゃないけど、余りにもあっさりし過ぎるんだ。
「なぁ皆、相談があるんだけどさー」
「なんですかな?」
「もう俺ここで待ってるから、皆だけで先進んで最後の方で呼んでくれない?」
「翔助殿……」
だから俺は飽きてしまって、ふとこんな事を呟いていた。
仲間達なら俺がいなくても進む事くらい訳ないだろう。
不思議な迷宮で強い装備も得たし、何より記録で得た情報がある。
むしろ俺がいない方がずっとスムーズなのではなかろうか。
そう思えてしまったから、自ら進む意義を感じない。
だから思うがまま、仲間にこうぶちまけてしまったんだ。
俺は本当に必要な存在なのか、と訴えるかの様に。
悪い事だとは思っている。
情けないとさえ感じてもいるよ。
けど、己の存在の無意味さを覆せない限り、動きたいとも思わない。
きっとこれが鬱ってやつなんだろうな。
「しかしそうもいきませぬ」
「え……なんでだ?」
それでもダウゼンにこう切り出されたら聞かざるを得ない。
解説からのツッコミというパターンが出来てしまったからかな。
となると、また俺を驚かす様なネタを放り出してくるに違いない。
「実は未到達の場所へと転送魔法で移動すると、強制的に【始まりの村】へと送り込まれてしまうのです」
「始まりの村……? 最初の街じゃなくてか?」
「いいえ違います。この世界ではない別の場所にそう呼ばれる土地が存在するのですぞ」
ほら来たよ。
しかも想像以上に異次元的なやつが。
ただそんな突拍子の無い話も、今の俺にはこれ以上無いスパイスとなった様だ。
気付けば聞き入り、続きを待ち遠しく思えてならなくて。
「遥か昔の勇者達はそこで学んでからこの世界に来られたそうな。いわゆるチュートリアル村というやつですな」
「え、そんなの全く無かったけど!?」
「なんでも世界情勢が安定した事で今の召喚仕様へと変わったのだとか」
「そんな簡単に変えられるもんなの!?」
「ですが転送魔法の仕組みは変わらず、未だ多くの者達をかの地へ転送し続けているとかなんとか」
「仕様変更ガバぁい!!!」
まったく、ダウゼンの話術には敵わないな。
結局いつも通りにツッコミを入れずにはいられない。
仕様! お前がいつも雑過ぎるせいだよ!
「しかも送られた者はすべからく【チュートリアル中】というデバフが掛かり、スキルや魔法、アイテム効果など全ての移動手段を封じられるそうな。そしてそのデバフは外部から来た者には解く事が出来ず、脱出も出来ないそうです」
「何その罰ゲーム!? ズルしたペナルティ酷くない!?」
「更には時の進みもおかしいようで永遠に歳も取らず、飲食も必要無く、生活の営みさえ送れない不毛の地なのだとか」
「完ッ全に異次元プリズンじゃねえか!!!」
というかもはやツッコミ所しかない。
サボる代償は永遠の刑務所暮らしなの?
何その生き地獄。
俺、そんな所にうっかり行きそうだったのか!?
――いや、でも待てよ?
それだと少しおかしい。
脱出できないなら、なぜダウゼン達は知っているんだ?
証明出来る奴が一人もいないはずなのに。
「なんでそんな場所の事を――」
「実はですな、一人だけ証明した者がおったのです。後半の街で買える【伝信のホラ貝】を持ち、敢えて自らを犠牲にして始まりの村へと飛び込んだ勇者が!」
「なにその真の勇者!?」
「そのアイテムは通信機能がありましてな、仲間達に逐一内部の情報を届けてくださいました。かれこれ二〇〇年間も絶えず、村での出来事を伝え続けたと聞きます」
「メンタル最強かよ真の勇者」
「ですが二〇〇年が経った所で『俺、そろそろ新しい冒険に行ってくる』と言い残し、村端の暗黒崖へ身を投げたそうな。その直後に音信不通となり、更に五〇年経った頃にホラ貝が自壊したのです。勇者側のがその時やっと壊れたのでしょう」
だが俺の心配は杞憂だったらしい。
それどころか、まさか更に絶望的な話を聞かされる事になるとは思わなかったよ。
だって闇深すぎるだろう、始まりの村。
そんな場所、絶対に行っちゃいけないって思えるくらいに。
「ですから翔助殿――」
「わかった。わかったよ……逃げ場が無い事くらい、途中から充分理解出来たさ」
「では!?」
「あぁ、心配しないでも行くよ。行くしかないってわかっちまったからにはなっ!」
だから俺は今、座り傾けていた椅子から飛び出す様にして立つ。
同時に、倒れそうになった椅子を立て直しつつ。
皆にも無駄に迷惑をかけたい訳じゃないしな。
鬱ってる場合じゃないってわかったからには、だるくてもやるしかないんだ。
この旅が終わらない限り、俺も仲間達も延々バグと戦い続ける事になるのだから。
「立ち直って良かったですぞ! 自分、もはや翔助殿のツッコミが無い冒険に意義を感じませぬゆえ!」
「解散直前の漫才芸人みたいな台詞吐くのやめよ?」
「やる気が起きたみたいで嬉しいわ。実は私もダウゼンと同じで、この姿を見る貴方の蔑んだ視線が最近ゾクゾクしてたまらないの。着替えるのが惜しいって思えるくらいにね」
「さりげなく変態カミングアウトしちゃあかーん!」
「ウチも翔助様が大好きでっす!」
「えっ……///」
「なのでぇ視界に入ろうとしてたら一〇回くらい撮影に巻き込まれちゃったぁでっす!」
「お前、あれ故意だったの……」
でもきっと仲間達はそんな事なんて苦にも思っていないんだろうな。
皆、俺と一緒に旅する事を心から楽しがってくれているから。
こんな奴等と一緒ならこれから何があっても余裕で耐えられる。
例えどんな苦難だって乗り越えられる気がするよ。
一人じゃないって今わかったから、やっと立ち向かえるんだってね。
だって怖いもんな、腱鞘炎。
この技は余りにも強力だった。
連打可能で消耗無し。しかも射程は三〇メートル。発射方向も自由自在。
欠点は使い続けると腱鞘炎に陥りそうになる事のみ。
そんな技を駆使し続け、俺達は第六の街ウィルゲイムへと無事到達した。
国も違うからか、建物の様式もだいぶ違う。
雰囲気的には東南アジア風で、赤を主体とした鮮やかな木造建築物が目立つ。
塗料を厚く塗って湿気から建物を保護しているのだろう。
でもその街に辿り着いて早々、俺は酒場でだれていた。
確かに湿気で体が重い。
息苦しいし、蒸れて気持ち悪くてやる気も奪われる。
けどそれ以上に意欲がどうにも沸かないんだ。
肘スラッシュに余りにもガッカリし過ぎたせいで。
なにせ強過ぎてこの技だけで全てが解決してしまう。
奇襲も簡単だし、障害物も速攻で破壊出来るし。
邪神の配下が直接襲ってきても開幕でバトル終了ときた。
これから難易度上がるって思ってたのにこれだもんな。
明らかにバランス考えてない造りで拍子抜けもいい所だよ。
苦戦したい訳じゃないけど、余りにもあっさりし過ぎるんだ。
「なぁ皆、相談があるんだけどさー」
「なんですかな?」
「もう俺ここで待ってるから、皆だけで先進んで最後の方で呼んでくれない?」
「翔助殿……」
だから俺は飽きてしまって、ふとこんな事を呟いていた。
仲間達なら俺がいなくても進む事くらい訳ないだろう。
不思議な迷宮で強い装備も得たし、何より記録で得た情報がある。
むしろ俺がいない方がずっとスムーズなのではなかろうか。
そう思えてしまったから、自ら進む意義を感じない。
だから思うがまま、仲間にこうぶちまけてしまったんだ。
俺は本当に必要な存在なのか、と訴えるかの様に。
悪い事だとは思っている。
情けないとさえ感じてもいるよ。
けど、己の存在の無意味さを覆せない限り、動きたいとも思わない。
きっとこれが鬱ってやつなんだろうな。
「しかしそうもいきませぬ」
「え……なんでだ?」
それでもダウゼンにこう切り出されたら聞かざるを得ない。
解説からのツッコミというパターンが出来てしまったからかな。
となると、また俺を驚かす様なネタを放り出してくるに違いない。
「実は未到達の場所へと転送魔法で移動すると、強制的に【始まりの村】へと送り込まれてしまうのです」
「始まりの村……? 最初の街じゃなくてか?」
「いいえ違います。この世界ではない別の場所にそう呼ばれる土地が存在するのですぞ」
ほら来たよ。
しかも想像以上に異次元的なやつが。
ただそんな突拍子の無い話も、今の俺にはこれ以上無いスパイスとなった様だ。
気付けば聞き入り、続きを待ち遠しく思えてならなくて。
「遥か昔の勇者達はそこで学んでからこの世界に来られたそうな。いわゆるチュートリアル村というやつですな」
「え、そんなの全く無かったけど!?」
「なんでも世界情勢が安定した事で今の召喚仕様へと変わったのだとか」
「そんな簡単に変えられるもんなの!?」
「ですが転送魔法の仕組みは変わらず、未だ多くの者達をかの地へ転送し続けているとかなんとか」
「仕様変更ガバぁい!!!」
まったく、ダウゼンの話術には敵わないな。
結局いつも通りにツッコミを入れずにはいられない。
仕様! お前がいつも雑過ぎるせいだよ!
「しかも送られた者はすべからく【チュートリアル中】というデバフが掛かり、スキルや魔法、アイテム効果など全ての移動手段を封じられるそうな。そしてそのデバフは外部から来た者には解く事が出来ず、脱出も出来ないそうです」
「何その罰ゲーム!? ズルしたペナルティ酷くない!?」
「更には時の進みもおかしいようで永遠に歳も取らず、飲食も必要無く、生活の営みさえ送れない不毛の地なのだとか」
「完ッ全に異次元プリズンじゃねえか!!!」
というかもはやツッコミ所しかない。
サボる代償は永遠の刑務所暮らしなの?
何その生き地獄。
俺、そんな所にうっかり行きそうだったのか!?
――いや、でも待てよ?
それだと少しおかしい。
脱出できないなら、なぜダウゼン達は知っているんだ?
証明出来る奴が一人もいないはずなのに。
「なんでそんな場所の事を――」
「実はですな、一人だけ証明した者がおったのです。後半の街で買える【伝信のホラ貝】を持ち、敢えて自らを犠牲にして始まりの村へと飛び込んだ勇者が!」
「なにその真の勇者!?」
「そのアイテムは通信機能がありましてな、仲間達に逐一内部の情報を届けてくださいました。かれこれ二〇〇年間も絶えず、村での出来事を伝え続けたと聞きます」
「メンタル最強かよ真の勇者」
「ですが二〇〇年が経った所で『俺、そろそろ新しい冒険に行ってくる』と言い残し、村端の暗黒崖へ身を投げたそうな。その直後に音信不通となり、更に五〇年経った頃にホラ貝が自壊したのです。勇者側のがその時やっと壊れたのでしょう」
だが俺の心配は杞憂だったらしい。
それどころか、まさか更に絶望的な話を聞かされる事になるとは思わなかったよ。
だって闇深すぎるだろう、始まりの村。
そんな場所、絶対に行っちゃいけないって思えるくらいに。
「ですから翔助殿――」
「わかった。わかったよ……逃げ場が無い事くらい、途中から充分理解出来たさ」
「では!?」
「あぁ、心配しないでも行くよ。行くしかないってわかっちまったからにはなっ!」
だから俺は今、座り傾けていた椅子から飛び出す様にして立つ。
同時に、倒れそうになった椅子を立て直しつつ。
皆にも無駄に迷惑をかけたい訳じゃないしな。
鬱ってる場合じゃないってわかったからには、だるくてもやるしかないんだ。
この旅が終わらない限り、俺も仲間達も延々バグと戦い続ける事になるのだから。
「立ち直って良かったですぞ! 自分、もはや翔助殿のツッコミが無い冒険に意義を感じませぬゆえ!」
「解散直前の漫才芸人みたいな台詞吐くのやめよ?」
「やる気が起きたみたいで嬉しいわ。実は私もダウゼンと同じで、この姿を見る貴方の蔑んだ視線が最近ゾクゾクしてたまらないの。着替えるのが惜しいって思えるくらいにね」
「さりげなく変態カミングアウトしちゃあかーん!」
「ウチも翔助様が大好きでっす!」
「えっ……///」
「なのでぇ視界に入ろうとしてたら一〇回くらい撮影に巻き込まれちゃったぁでっす!」
「お前、あれ故意だったの……」
でもきっと仲間達はそんな事なんて苦にも思っていないんだろうな。
皆、俺と一緒に旅する事を心から楽しがってくれているから。
こんな奴等と一緒ならこれから何があっても余裕で耐えられる。
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