45 / 59
第四章
第44話 矛盾をまるごと砕かれた者の末路
しおりを挟む
「ぎ、ぎゃあああああああああ!!!!!!!!!」
バーギュが途端に蹲り、悶絶。
堪え難い悲鳴が場に響く。
…………
……怖ええええええええええ!!!!!
マぁジで死ぬかと思ったああああああ!!!!!
だ、だが情報通りだったおかげで無事セーフだったぜ。
聞いた話ではバーギュ・オムレスは首切り侯と呼ばれるだけあって、敵と言える相手は全員首を斬り落とすことに拘っているらしい。
だから長い襟の中にエフリクス製の首輪を予め仕込んでおいたのだ。
予想以上の反撃にもなって俺もちと驚いたが、対処は正解だったようだ。
さて、と。
それじゃあ茶番はここまでにしようか。
「うううう……」
「バーギュさんよ、いい加減認めたらどうなんだ?」
「な、何……!?」
「ここまで流民に出し抜かれれば嫌でもわかるだろ? 今となっては市民だ流民だなんて言葉だけで区別したって何の意味も無いってさ」
そうさ、俺たちはずっとバーギュに見せつけ続けてきた。
彼らが驚くようなことを何度も、こうして一方的な暴力さえも跳ね除けて。
だから充分に思い知ったはずだ。
例え流民といえど扱い方次第で幾らでも役に立つんだってな。
「だ、だからなんだというのだ……! 流民が愚かということは事実であろう! それに流民という軽蔑対象がいるからこそ犯罪抑止にもなる! その事実がある限り、今さらどう足掻いた所で制度は変わらぬ!」
「本当にそうかな?」
「何ッ!?」
きっとバーギュは上澄みしか見ていないからこんなことが言えるのだろう。
ただ愚かだと決めつけて、流民たちの本質を見ようとしなかった。
彼らも彼らなりに努力して共存しようとしてたことにも気付かずに。
「あのチャージングラビット大量討伐の時に俺は察したよ。町の人たちはアンタが思うほどに流民を敵視している訳じゃないってな。だってそうだろ? 皆がアンタみたいだったらあんな施しのような行いだって受け入れる訳が無い」
「そ、それは……」
「あの時、皆は流民も市民も関係無く恩恵にあやかって、協力し合ってもいたんだ。流民を頑なに否定したのはアンタだけだったんだよ」
ようやく我に返ったゼネリとかいう兵士がバーギュの傍に駆け寄っていく。
しかし介抱するようなことはせず、二人揃って俺に視線を向けていて。
「それなのに聞けばアンタは今、市民から非難を受けている身だそうじゃないか」
「な、なぜそれを!? だがそれは貴様らのせいで――」
「それも違うよバーギュさん」
「――なにッ!?」
「皆はもう気付いているんだよ。アンタがやっていることが矛盾していることにさ」
「矛盾だとっ!? うぐっ!?」
おっと、無理に動こうとするなよ。腕をもっと痛めるぞ?
……もっともバーギュ自身も逃げようとしない辺り、もしかしたら俺の話が気になっているのかもしれないけどな。
「この町の人たちはこの地を愛しているんだと思う。造られてそれなりに経ってるって話だからこの町が故郷な大人だっているだろうから」
「……」
「それで今まで、アンタに頑なに逆らってきた人はいたのかい?」
「……いないな」
「それってつまり今までアンタが仕切ることに不満があった訳じゃない。皆が怒っているのは今のアンタの矛盾に対して怒り散らしているんだよ」
この話はシャナクを通じて町の人たちから聞いた、れっきとした真実だ。
町の人たちは皆、今の開発計画にかなりの不満を抱いている。
今まではこんなことなんて無かったのに、と。
「きっとそのきっかけを生んだのは他でもない、俺なんだろう?」
「ッ!?」
「その反応、やっぱりそうなんだな」
そのきっかけとは、俺が流民区のために始めたこと全て。
それを皮切りに、バーギュは少しずつ価値観が狂っていってしまったんだ。
流民に負けないように、出し抜かれないように、と。
だから無理のし過ぎで計画が破綻しているということに気付けなかった。
「町の人たちは流民にも開発計画に参加して欲しかったんじゃないかな。流民の力があれば自分たちだけでやるよりもずっと計画が捗るだろうって」
「……」
「それなのにアンタは計画を無理に推し進める一方で流民を容赦なく手放した。それははたから見る市民にとっては明らかな矛盾になる。一貫性がないんだよ、まったくさ」
「一貫性、か……確かに、そうかもしれんな」
だけど立場をフラットにして話すことでようやく気付いたようだ。
自分の推し進めてきたことが市民にどれだけ負担だったのか。
それなら、これで変わってくれればいいんだが。
「――だが、だからといって引けぬこともある!」
「「「ッ!?」」」
「王の命令は絶対なのだ! 時には意志を曲げてでも従わねばならぬ時がある! そしてそれは市民も同様だ! この国に暮らす者すべては国王陛下の庇護の下に生きている! そのことを理解し従わなければいずれ国はまた混沌と化すぞ!」
途端、バーギュが立ち上がって俺を睨んでくる。
垂らした右腕を左手で庇いながらも、その反意は収まる所を知らない。
「故に如何なことがあろうと譲れぬものがある! 覚えておけピクト・グラムよ、それは貴様程度の人間では愚か、貴族でさえも決して覆せぬものなのだからなっ!」
するとバーギュはゼネリを払い除け、走って扉から出て行ってしまった。
これにはゼネリもただ茫然と立ち尽くすばかりだ。
「い、いいのかピクト・グラム? バーギュ様は行ってしまわれたが……」
「まぁいいんじゃないか? な、シャナク?」
「ですねェ。まぁなるようになりますヨ」
「何……?」
だが俺たちは余裕をもって茶を最後まで啜る。
前世のビジネスマナー? そんなの知ったこっちゃない。
せっかく淹れてもらえたのだからしっかりと飲んでおかないとな。資源は大切に。
「さて、そろそろ行くか」
「そーですねェ」
「ゼネリさん、だっけ? 外まで送ってもらっていいかい?」
「わ、わかった。付いてきてくれたまえ」
お茶にも満足したのでゼネリにこう頼み、立ち上がる。
それで屋敷の外まで案内してもらった訳だが。
「――なっ!?」
屋敷の扉を開けた途端、ゼネリが驚愕することとなる。
これは俺たちが予測していた通りの事態だが、彼には信じられないことだったようだ。
バーギュ・オムレスが兵士や集まった市民たちに囲まれて拘束、地べたに座らされているという事実が。
「こ、これは一体……なぜ市民がここまで!?」
まぁゼネリさんが驚くのも無理はないか。
なんたって町の人たちはもう俺の味方みたいなものだからな。
もっとも、これは当然の結果な訳だが。
シャナクを通じて「ピクトが流民代表として開発計画の改善を訴えにきた」と流布されていれば、こうなることは必然だったんだ。
バーギュが途端に蹲り、悶絶。
堪え難い悲鳴が場に響く。
…………
……怖ええええええええええ!!!!!
マぁジで死ぬかと思ったああああああ!!!!!
だ、だが情報通りだったおかげで無事セーフだったぜ。
聞いた話ではバーギュ・オムレスは首切り侯と呼ばれるだけあって、敵と言える相手は全員首を斬り落とすことに拘っているらしい。
だから長い襟の中にエフリクス製の首輪を予め仕込んでおいたのだ。
予想以上の反撃にもなって俺もちと驚いたが、対処は正解だったようだ。
さて、と。
それじゃあ茶番はここまでにしようか。
「うううう……」
「バーギュさんよ、いい加減認めたらどうなんだ?」
「な、何……!?」
「ここまで流民に出し抜かれれば嫌でもわかるだろ? 今となっては市民だ流民だなんて言葉だけで区別したって何の意味も無いってさ」
そうさ、俺たちはずっとバーギュに見せつけ続けてきた。
彼らが驚くようなことを何度も、こうして一方的な暴力さえも跳ね除けて。
だから充分に思い知ったはずだ。
例え流民といえど扱い方次第で幾らでも役に立つんだってな。
「だ、だからなんだというのだ……! 流民が愚かということは事実であろう! それに流民という軽蔑対象がいるからこそ犯罪抑止にもなる! その事実がある限り、今さらどう足掻いた所で制度は変わらぬ!」
「本当にそうかな?」
「何ッ!?」
きっとバーギュは上澄みしか見ていないからこんなことが言えるのだろう。
ただ愚かだと決めつけて、流民たちの本質を見ようとしなかった。
彼らも彼らなりに努力して共存しようとしてたことにも気付かずに。
「あのチャージングラビット大量討伐の時に俺は察したよ。町の人たちはアンタが思うほどに流民を敵視している訳じゃないってな。だってそうだろ? 皆がアンタみたいだったらあんな施しのような行いだって受け入れる訳が無い」
「そ、それは……」
「あの時、皆は流民も市民も関係無く恩恵にあやかって、協力し合ってもいたんだ。流民を頑なに否定したのはアンタだけだったんだよ」
ようやく我に返ったゼネリとかいう兵士がバーギュの傍に駆け寄っていく。
しかし介抱するようなことはせず、二人揃って俺に視線を向けていて。
「それなのに聞けばアンタは今、市民から非難を受けている身だそうじゃないか」
「な、なぜそれを!? だがそれは貴様らのせいで――」
「それも違うよバーギュさん」
「――なにッ!?」
「皆はもう気付いているんだよ。アンタがやっていることが矛盾していることにさ」
「矛盾だとっ!? うぐっ!?」
おっと、無理に動こうとするなよ。腕をもっと痛めるぞ?
……もっともバーギュ自身も逃げようとしない辺り、もしかしたら俺の話が気になっているのかもしれないけどな。
「この町の人たちはこの地を愛しているんだと思う。造られてそれなりに経ってるって話だからこの町が故郷な大人だっているだろうから」
「……」
「それで今まで、アンタに頑なに逆らってきた人はいたのかい?」
「……いないな」
「それってつまり今までアンタが仕切ることに不満があった訳じゃない。皆が怒っているのは今のアンタの矛盾に対して怒り散らしているんだよ」
この話はシャナクを通じて町の人たちから聞いた、れっきとした真実だ。
町の人たちは皆、今の開発計画にかなりの不満を抱いている。
今まではこんなことなんて無かったのに、と。
「きっとそのきっかけを生んだのは他でもない、俺なんだろう?」
「ッ!?」
「その反応、やっぱりそうなんだな」
そのきっかけとは、俺が流民区のために始めたこと全て。
それを皮切りに、バーギュは少しずつ価値観が狂っていってしまったんだ。
流民に負けないように、出し抜かれないように、と。
だから無理のし過ぎで計画が破綻しているということに気付けなかった。
「町の人たちは流民にも開発計画に参加して欲しかったんじゃないかな。流民の力があれば自分たちだけでやるよりもずっと計画が捗るだろうって」
「……」
「それなのにアンタは計画を無理に推し進める一方で流民を容赦なく手放した。それははたから見る市民にとっては明らかな矛盾になる。一貫性がないんだよ、まったくさ」
「一貫性、か……確かに、そうかもしれんな」
だけど立場をフラットにして話すことでようやく気付いたようだ。
自分の推し進めてきたことが市民にどれだけ負担だったのか。
それなら、これで変わってくれればいいんだが。
「――だが、だからといって引けぬこともある!」
「「「ッ!?」」」
「王の命令は絶対なのだ! 時には意志を曲げてでも従わねばならぬ時がある! そしてそれは市民も同様だ! この国に暮らす者すべては国王陛下の庇護の下に生きている! そのことを理解し従わなければいずれ国はまた混沌と化すぞ!」
途端、バーギュが立ち上がって俺を睨んでくる。
垂らした右腕を左手で庇いながらも、その反意は収まる所を知らない。
「故に如何なことがあろうと譲れぬものがある! 覚えておけピクト・グラムよ、それは貴様程度の人間では愚か、貴族でさえも決して覆せぬものなのだからなっ!」
するとバーギュはゼネリを払い除け、走って扉から出て行ってしまった。
これにはゼネリもただ茫然と立ち尽くすばかりだ。
「い、いいのかピクト・グラム? バーギュ様は行ってしまわれたが……」
「まぁいいんじゃないか? な、シャナク?」
「ですねェ。まぁなるようになりますヨ」
「何……?」
だが俺たちは余裕をもって茶を最後まで啜る。
前世のビジネスマナー? そんなの知ったこっちゃない。
せっかく淹れてもらえたのだからしっかりと飲んでおかないとな。資源は大切に。
「さて、そろそろ行くか」
「そーですねェ」
「ゼネリさん、だっけ? 外まで送ってもらっていいかい?」
「わ、わかった。付いてきてくれたまえ」
お茶にも満足したのでゼネリにこう頼み、立ち上がる。
それで屋敷の外まで案内してもらった訳だが。
「――なっ!?」
屋敷の扉を開けた途端、ゼネリが驚愕することとなる。
これは俺たちが予測していた通りの事態だが、彼には信じられないことだったようだ。
バーギュ・オムレスが兵士や集まった市民たちに囲まれて拘束、地べたに座らされているという事実が。
「こ、これは一体……なぜ市民がここまで!?」
まぁゼネリさんが驚くのも無理はないか。
なんたって町の人たちはもう俺の味方みたいなものだからな。
もっとも、これは当然の結果な訳だが。
シャナクを通じて「ピクトが流民代表として開発計画の改善を訴えにきた」と流布されていれば、こうなることは必然だったんだ。
1
あなたにおすすめの小説
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる