ドラゴンクエストデリュージョン〜繋がりし世界〜

クリスケ

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旅立ち

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翌日、栗原が学校に行くと仲間たちが話していた。
「あっ、ようくり」
「よう。しば」
「お母さん大丈夫か?」
「ひっさ、、、まぁな、、、だけど、、」
全員の顔が曇った。
昨日のことを引きずっているようだ。
「で、でも俺たちなら大丈夫だよな!」
「潮海、、ああ。でも、これ以上みんなを危ない目に遭わすわけにはいかない」
「「えっ!?」」
一同が驚いていると、栗原は左手を仲間たちに掲げ全員の力を奪った。
「おい。栗原いいのか?」
とロトが聞くと
「ああ、それに10人目も気になるし、ここも危ない、、俺は旅に出るよ。」
「「くり、、、」」
全員が少し寂しげな表情した。
すると
「ドォォォォォォォン」
と外で大きな音がした。
「来たか、、、みんなは手を出さないでくれ、、、」
と栗原が外に飛び出した。
「勇者よ出てこい」
と鬼が言うと
「ああ。ここにいる」
「ふっ。そういえば仲間がいると聞いたが?」
「仲間はいない、もうみんなに迷惑をかけるわけにはいかない。だから俺1人だ!」
「そうか。俺の名は俊早しゅんそうでは、始めるとしよう」
「望むところだ」
と栗原は刀を構えた。
こうして2人は戦いを始めた

『水の呼吸 参の型 流流舞い』
と俊早に切り掛かったがすぐに避けられてしまった。
「なっ!?」
「さあさあ、俺の速さに追いつけるかな?」
と俊早が栗原の脇腹目掛けて拳を振った
『炎の呼吸 肆の型 盛炎のうねり』
で、拳を受け止め素早く後ろにのけぞった
(くっ。確かにすばしっこいやつだ)
と考えていると俊早が一瞬にして栗原に近づき栗原を吹っ飛ばした。
「ぐっぐうう」
「ふっ勇者の力はそんなもんか?」
「何を、、、だったら見せてやる『怒りの戦士』を!!」
「それも俺に通じるかな。この二十四鬼月である俺に」
なんと、その目には弐拾肆の文字が刻まれていた。
「「二十四鬼月!?」」
と教室のテラスから柴崎たちがこちらをのぞいていた。
「だったら尚更だ!いくぜ『怒りの戦士』」
とあざがある左手を顔の右から左に振りおろし姿を変えた
「はあああああ」
と栗原が俊早に切り掛かるが、いとも簡単に受け止められてしまった
「なっっ!!??」
と栗原は受け流されてしまった
「なぜだ、、、?」
「栗原!か、髪が、、」
と神園が叫び、栗原は自分の髪を触って確認すると、髪の毛の一部しか白くなっていた
「嘘、、だろ、、、」
とぼうぜんとしていると、俊早が再び殴りかかってきた
「ぐは、、、」
「見せてやる。『真空とばし』」
と俊早が拳を振り上げ栗原のみぞうちを目掛けて殴り、栗原はそのまま校舎まで飛ばされ石段のところにぶつかった
「うっ、、、、ち、、ちくしょう、、、」
「「くり!」」
栗原はふと教室の方を見た。みんなが心配そうに見ている
(やっぱり、、、、みんながいないと)
そう思うと、栗原のあざが光りだした。すると自然とみんなの力を返していた。その光りが仲間たちを包む。
「「うおっ!?」」
それぞれ力が上がっているように感じた
「ふっふっふっー。所詮勇者の力はそんなものか」
と俊早が栗原の心臓を貫こうとした時
「はっあああ」
と斬撃が飛んできた
「⁉︎っ」
飛んできた方向を見ると、仲間たちが武器を構え立っていた
「だったら今度は俺たちが戦う!」
「ひっさ、み、みんないいのか?、、、じゃないと、、、」
「構わない!俺たちは決めたんだくりくんの仲間でいると、一緒に旅をすると!そして、共に世界を救うと!」
「それに、栗原に世界の命運を任すわけにもいかないしね。」
それぞれがうなづく。
「柴崎、、掛井さん、、みんな、、わかった、もう一度チカラを借してくれ!」
「「ああ!」」
「ふっ、小癪なだったらかかってきてみやがれ!」
「ああ僕たちも成長したんだ!」
「これでも食らいやがれ『真空とばし』!」
「か、神園危ない!」
すると柴崎が前に出てきて、
「『腹防御ボディガード』」
と相手の攻撃を防いだうえ少しダメージを跳ね返していた。
「し、柴崎それ、、、」
「ああ、くりに力をかえされて仲間でいると決めたら固有スキルがそれぞれに発現してな」
「そ、そうなのか」
「うん、さあ勝つよ」
と平野の言葉でそれぞれが動き出した
「ちっ。だが俺に勝てるかなぁ?」
「『戦闘の極意』。潮海さんとひっさは左に掛井さんと平野さんは右に付いて」
そう野村が戦況を読み指示を出した。
「『創造クラフト』」
で潮海が爆弾を作り出し、俊早を上空に飛ばした。
「なっ。何を!」
「まだだよ。『歴戦の特技 メテオナックル』」
で俊早を地面に叩き落とした
「なっ、、何を、、、」
と立ちあがろうとした瞬間
「『絵描きイマジナリー
と掛井がノートに描き出した絵のいばらが飛び出して、俊早に絡みつき固定した
「こ、こんなもの、、、」
とどうにか動き出そうとしていると
「『使役カリスマ
でスライムやゴーレムを召喚して俊早に襲い掛からせた
「こ、小癪な」
といばらを振り払うと、後ろに猛烈な殺意を感じ振り返った。だが、後ろには誰もいなく正面を向くと視界が逆さまになった
「!?、、、」
何が起こったがわからずにいると、自分のからだの足元に神園がいた
「何をした!!」
「別に?ただ『暗殺者』で首を切り落としただけだよ。もうちょっと精度上げれるな」
と言ったが俊早はすぐさま首を再生させた
一方栗原は
「お、俺も戦わないと、、」
「ダメっ。動かないで」
と東田がベホイミで栗原を治療した
「OK、これで戦え、、る」
と立ち上がったものの体力をかなり消耗していたため、思うように動かなかった
「く、クソォ」
と悔しがると
「『タホイミ』」
と東田が唱えると栗原の体力がみるみる回復した
「こ、これは?」
「私の固有能力、『聖職者』のおかげ、私たちはHPはあって回復もできるけど所詮は人間体力ないと動けないからね」
「ありがとう。行ってくる」
と栗原は仲間のもとに駆け出した

「そろそろ、疲れて、、きた、、」
「耐えろ、ひっさ」
と栗原が寄ってきた
「そろそろ終わりとするかぁ、、」
「ふっ、させねぇよ。『怒りの戦士』」
と俊早と正面とぶつかりあった
「死ねぇ。『真空飛ばし』」
と脅威的な速さで近づいてきたが
『水の呼吸 拾の型 生生流転』
と刀に竜をまとわせ、華麗に避けた。
そして、間合いを詰めていき
「この技はな、回転するごとに威力が増していくんだ!」
と俊早の首を跳ね飛ばした。すると、
「こんな、、やつに、、ぃぃぃ」
と塵となって消えていった

数日後
「お前ら、本当にいいのか?」
「ああ、もう決めたんだ」
と栗原たちは校門前で話していた
「私たちいよいよ旅に出るんだね」
「うん、、、」
と学校を見上げていると
「お兄ちゃーん」
と栗原の弟淳平が近寄ってきた
「本当に行くの、、?」
「ああ、お母さんを頼んだぞ」
「うん」
と言葉を交わした瞬間、栗原の左手のあざから光りが溢れ出し、淳平を包んだ、その姿は栗原の服装に似ていた。
「これは、、、」
「、、、にいちゃん。今度はじゅんが代わりに学校ここを守るから、安心して行ってきて!」
「ああ、行ってくる。さあ、行こう」
と栗原たち一行は歩み出した。

ここから、栗原たちの旅、新たな冒険が始まるのであった。
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