ドラゴンクエストデリュージョン〜繋がりし世界〜

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事件

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「今日も疲れたなぁ」
1人で帰路についている掛井がそう呟やいていると、後ろに気配を感じた
「、、、!!」
後ろを振り返るとそこには、誰もいなかった。
「気のせいか」
次の瞬間突然何者からか口を塞がれどこかえ消えてしまった。

あの襲撃事件がら数日がたち、街の魔物は全部消え去っていた。
「武器は仲間になった時からあるけど、他にもかるのかなぁ」
「俺も柴と同じこと考えてたけど、あると思うぞ」
栗原と柴崎が話していると、久田がきて
「そういえば、レベルもないな」
「おう。でも呪文はおいおい覚えられるだろ。MPも俺たち全員は無限だしな」
こう話していると、平野と東田たちが教室に飛び込んできた。
「掛井さんいる?」
「いや、来てねぇけど」
栗原が答えると
「やっぱり。昨日から家に帰ってないみたい」
「!?」
一同が困惑していると
「なあなあ、のむくんいる?」
と神園と潮海が駆け込んできた
「ま、まさかのむくんも!?」
久田がそう言うと続けて東田が
「そういえば、今の事態に乗じて誘拐が増えてるってきいたかも、、、」
「よし、ちょっと放課後やってみるか」
栗原が言うと、左手の痣を光らせ服装を勇者の服に変えた
「くりくん、何をするんだ?」
柴崎が聞くと
「ちょっと誘拐されるんだよ」
「「えっ!?」」
一同が驚く
「えっ、、、でも連絡とかどうするの?」
平野が聞くと
「大丈夫これがあるから」
と言いポケットから謎のバッチを取り出した
「栗原何それ?」
と潮海が聞くと
「これは『冒険者バッチ』と言ってある程度の距離があってもそれで会話できる。この街全体ぐらいの広さかな」
「ほぇー」
と柴崎が頷くと
「よし、放課後実行といこうか」
と平野がいい
全員で「おー」とこぶしを挙げた

放課後栗原は人気のない道を歩いて家に帰っていた。
(そろそろかな、、)
栗原がそう思っていると、後ろに何かの気配を感じた
「ん??」
気のせいかと振り返えろうとした瞬間、何者かに口に布を当てられ眠ってしまった。

目が覚め辺りを見渡すとどこかの倉庫のようで、手は縄で縛られていた。
「ここは、、、」
「えっ、、くりくん!?」
声のする方向を向くと野村と掛井がいた。
「のむくん、掛井さん無事で良かった」
「くりはらさんも捕まったの?」
「いや、俺は少し潜入しに来たんだ」
と小声で事情を話していると、他にもたくさんの人達が捕まっているのに気づいた。
どうやら、強制的に何かさせられているみたいだ。
「他にもたくさん、、」
「そういえば、くりくんのお母さんらしき人をみたよ」
「本当か!?」
そう、話していると危なげな人達が入ってきた
「さあ、今日は誰からかな~?」
そう言うと、栗原が立ち上がった
「おっ新入りからか」
と怪しげな人物が言うと
「いや、俺はお前らを倒しに来たんだ」
「倒す?はっ笑わせる、貴様何者だ!」
「俺は、最近巷で有名な、、勇者だ!」
と言い放ち手の縄を破き、相手に向かっていった
「いけ。野郎ども」
と数人の男達がかかってきた。
栗原は華麗に攻撃を避けながら刀で受け流していた
『全集中 水の呼吸 陸の型 ねじれ渦』
により回りにいた男達を薙ぎ払った
「ふっ。流石だな。だがこれはどうだ!」
と鉄パイプを持ち、襲いかかってきた
「舐めるなよ。『怒りの戦士』!」
となろうとしたが、力がこもらずなれていないようだ。
「あ、あれ?」
と栗原が不思議がっていると、
「オラッ!」
と殴り飛ばされた
「いってー」
「ふっ。まあ、のこのこ1人で潜入しに来たことは褒めてやる」
「1人?ふっ。こんなところに1人で来るわけないだろ?」
とポケットからバッチを出し
「もう来ていいぞ」
と呼びかけた。すると奥の方で
「うぎゃ~!」
と声が聞こえた
「な、なんだ!!」
「くりたち!大丈夫か?」
と柴達が飛び込んできた
「集合の合図としては、遅くないか?」
と神園が上の配管から出てきた。
「ってくりあの『怒りの戦士』はどうした?」
と久田が聞いた
「分からん。本気で怒らないと無理なのかな?」
と答えると、怪しげな男が
「クソっ、、、だが、あのお方からいただいたこの実を食えば、、、」
と謎の果実を取り出し口にした。すると、グゥううと苦しみ出した。
「ど、どうしたんだ」
と野村が縄をほどいてもらいながら聞くと
「ふぅ~。我が名はブソー。強靭な体を手に入れた」
と手を刃のように変形させた
「っ!!ま、まさか鬼になったのか!?」
と神園が言うと栗原めがけてブソーがとびこんできた
『火炎斬り』
と野村が斬りつけ、はじいた
「サ、サンキューのむくん」
「くっ、やるな。これでもくらえ『死突』」
と野村を目掛けて放ったが華麗に避け、壁に刺さり、ヒビが入った。
「!!」
栗原はあの時のことを思い出し目を見開いた。
(しかし、あいつの技は確か『滅死突』だったな、、、劣化版か、、、?)
と考えていると
「ハアァァ!!」
とブソーが栗原目掛けて『死突』を放ったが、栗原はあの時のことがフラッシュバックしてしまい動けずにいた。
「「くり!!」」
とみんなが叫び栗原は目を閉じた。
グサッ ブシッと鈍い音がした。栗原が恐る恐る目を開けると
「っっっ!!」
まさかの目も前には血だらけのお母さんが立っていた
「か、母さん」
と栗原は倒れたお母さんを受け止めた。そして、さらに飛んできた攻撃を久田と潮海が受け流した。
「か、母さん、、、」
「あっ涼介。良かった無事で、、、。その姿やっぱり勇者になったんだね、、、。小指の痣は、勇者の生まれ変わりの印なんだって、、。涼介、世界を救ってね、、淳平も、、よろ、、しく、、」
と目を閉じた
「母さん、母さん」
返事はなく、栗原は目を閉じ東田たちを呼んだ
「東田さん達、お母さんを頼む、、」
「で、でも、、、」
「大丈夫。少し息があるから治療してくれ、、」
「栗原さんは、、、?」
と掛井が聞くと、『怒りの戦士』になり、
「あいつをぶっ倒す!!」
とブソーに斬りかかった。

「ぐっ。やるなあだが、所詮雑魚は雑魚だ!」
ブソーの強化された肉体に栗原は押されていた。
(くそ、あいつなかなか素早いな。うまく動きを封じればいいけど)
と栗原が考えると、潮海の足元に鎖のようなものが転がっていた
(あれだ!!)
「潮海、その鎖を取ってくれ!!」
「わかった!」
と鎖を空中に投げた。だが別の方向に飛んでいってしまった
「やべっ」
「はぁあ、死ねぇ!」
とブソーが栗原に『死突』を放ったが『メラ』と掛井がブソーに当て、怯ませた。その間に空中で鎖を受け取り、
「吸収 バインド」
と鎖を操り、ブソーを縛りつけた
「な、なんだこれは?」
「今だ!のむくん、しば!!」
「「OK。くりくん」」
『渾身斬り』 『はやぶさ斬り』
とクロスにブソーを斬りつけた
「くっくそーーー」
と言いながら塵になって消えていった
「終わった、、、」
「そうだなひっさ。じゃない!!早く怪我人を病院へ!!」
と栗原のお母さんは駆けつけた救急車に運ばれていった

もう日が落ちようと、しているとき栗原は病院に居た
「お母様は一種の昏睡状態ですね。いつ目を覚ますか、、、」
「っ、、、分かりました、、、」
そう、言い栗原はその場を立ち去った。そして、夕日に向かい厳しい目を浮かべ、その顔は覚悟を決めているような表情になり、静かに左手を強く握った。


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