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今日も不眠症
しおりを挟むとにかく、睡眠が浅い。
どれくらい浅いかと問われれば天敵から身を守るため片目で眠るイルカくらい浅い
1日20時間は眠っている食べては眠るあの愛らしいパンダが憎たらしくなるくらい眠れない。
最初の不眠は高校生の時に一時期、不登校になった時だ。ダブルで大好きだった祖父まで亡くなった年だった。
「考えすぎ」「眠る前はいい事を考える」「日記をつける」「クラシックを聴く」「ストレッチをする」「温かい飲み物を飲む」「ジャスミンティーを飲む」
「昼に散歩」
周囲からの役に立たない有り難いアドバイスは、ぜっんぶ試した。
正直、役にすら立たないアドバイスをもらって時間はとられたが。
眠るまでにひどい時は、2、3時間はかかる。どんなに早く眠ろうが夜中の、1時だ。
時間が経つほど次の日の予定があり、焦り、眠れずに負のループ。
いびきをかいている私よりも長生きしそうな両親は、私がバタバタしようが眠っている。ますます腹が立つ(泣)
そんな時は、私はひらきなおってリビングに行き好きな本を読む。SNSでみたアドバイスだ。
30分ほどすると不思議と眠たくなる。脳は案外単純だから、眠れない寝室=眠れない場所だと記憶するそうだ。本気で食べてるだけで愛されているパンダになりたい......。
クラシックが良いと言われた時もあるが、正直RockやRAPが好きな私にはベートーヴェンもショパンもたちうちできない。
逆に押しの音楽はどんなにうるさくても眠れる。私が天邪鬼なのか、天才のクラシックの巨匠が駄目なのか分からない。
一度眠ると逆に1度も起きない。世に言う入眠障害だ。名前をつけた所で治るわけではない。
眠れない夜は布団の近くに部屋があるハムスターがガシャンガシャン回し車を激走。
何故か落ち着いて眠っている。
いつか読んだヘミングウェイの「老人と海」にこんなセリフがある。
「なぜ、年をとると早起きをしてしまうのだろう。近所に住む少年はよく眠るというのに。年をとれば若者より人生が短くなる。その分、早起きをして人生を使う事が出来るからだ」
私にとって、1番 解せた答えだった。
睡眠に対してここまで神経質になったのは大人になってからの気がする。
いつかヘミングウェイの老人のように過ごしたい。そんな今日も不眠症だ。
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