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私がしばらく考えていれば、まさかの言葉がお父様から飛び出した。
「確かノエル・バール公爵令息だったか……悪事がバレ、婚約破棄となり除籍されたと……嫡男だった筈だが……」
「なぁあんですってぇえええ!!???」
バンッと思いっきり机を叩いて立ちあがった私に、皆は驚きの視線を向けた。
しかし、それどころではない! だって私の最推し! ノエル様なのだ!
婚約破棄に追放は学院の卒業パーティの時だ。まだ半年程あるというのに……除籍されて、既に王都をたっている!?
「王命で結ばれた王女殿下との婚約が破棄!? 除籍!?」
ゲームでは除籍まで書かれてなかったけれど、確かに追放となるのだから除籍になってもおかしくないが……一体、何が起こっているのだろう。
あ~! 学院への入学は来年だし、半年後にノエル様の命を救って学院に入ってから聖地巡礼しようと思ってたから、王都になんて行ってないし! 情報もない!
何も分からず頭を悩ませていれば、お母様はハンカチを取り出し、自身の目に当てた。
「……ソフィアがちゃんと貴族の事を勉強してくれていた……」
ゲーム限定の事だけどね!
とは言えないから黙るけれど。
……うん、他の事は全く分からないよ。勉強もしてないよ。ごめん、お母様。
「婚約破棄の上に辺境への追放。それだけでなく、平民を虐めたとの事で平民に落とすという処罰の方法らしいわ。失礼すぎるわよね」
確かに平民落ちは貴族にとって苦痛以上のものだろう。私は別として。
というか、何故に私?
「辺境の野蛮な娘と共に夫婦となれ、というのが王女殿下の意向だと……なんという失礼な!」
「そんな! 否定は出来ませんが!」
「確かに姉上は野蛮ですけど」
「おい」
なるほど、確かに王女殿下のように淑女教育をしっかり受けた方との婚約から、辺境の平民らしきガサツ娘との婚姻。天と地、月とスッポン。
その差に対して反論のしようもないが、家族からの扱いが酷い。あれ? 愛はどこにいった?
「そんなふざけた理由! 勝手にこっちに向かわせておる事など知るか! 断りの手紙と共に兵をあげ……」
「いやいやいや、受ける! 受けるから!! 結婚する!!」
戦争駄目! むしろ断って、それこそノエル様が魔物の森に放置されたら、どうしてくれる!!
ノエル様の幸せの為、ノエル様を生かす為に頑張ってきたのに、本末転倒じゃないか!
「受け……」
「結婚……」
「する……?」
焦って言葉を放った私に驚きの目を向けるお父様とお兄様、そしてエディ。
繰り返された言葉から、私は自分が今言った言葉を理解し、顔を真っ赤に染めた。
「確かノエル・バール公爵令息だったか……悪事がバレ、婚約破棄となり除籍されたと……嫡男だった筈だが……」
「なぁあんですってぇえええ!!???」
バンッと思いっきり机を叩いて立ちあがった私に、皆は驚きの視線を向けた。
しかし、それどころではない! だって私の最推し! ノエル様なのだ!
婚約破棄に追放は学院の卒業パーティの時だ。まだ半年程あるというのに……除籍されて、既に王都をたっている!?
「王命で結ばれた王女殿下との婚約が破棄!? 除籍!?」
ゲームでは除籍まで書かれてなかったけれど、確かに追放となるのだから除籍になってもおかしくないが……一体、何が起こっているのだろう。
あ~! 学院への入学は来年だし、半年後にノエル様の命を救って学院に入ってから聖地巡礼しようと思ってたから、王都になんて行ってないし! 情報もない!
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「……ソフィアがちゃんと貴族の事を勉強してくれていた……」
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とは言えないから黙るけれど。
……うん、他の事は全く分からないよ。勉強もしてないよ。ごめん、お母様。
「婚約破棄の上に辺境への追放。それだけでなく、平民を虐めたとの事で平民に落とすという処罰の方法らしいわ。失礼すぎるわよね」
確かに平民落ちは貴族にとって苦痛以上のものだろう。私は別として。
というか、何故に私?
「辺境の野蛮な娘と共に夫婦となれ、というのが王女殿下の意向だと……なんという失礼な!」
「そんな! 否定は出来ませんが!」
「確かに姉上は野蛮ですけど」
「おい」
なるほど、確かに王女殿下のように淑女教育をしっかり受けた方との婚約から、辺境の平民らしきガサツ娘との婚姻。天と地、月とスッポン。
その差に対して反論のしようもないが、家族からの扱いが酷い。あれ? 愛はどこにいった?
「そんなふざけた理由! 勝手にこっちに向かわせておる事など知るか! 断りの手紙と共に兵をあげ……」
「いやいやいや、受ける! 受けるから!! 結婚する!!」
戦争駄目! むしろ断って、それこそノエル様が魔物の森に放置されたら、どうしてくれる!!
ノエル様の幸せの為、ノエル様を生かす為に頑張ってきたのに、本末転倒じゃないか!
「受け……」
「結婚……」
「する……?」
焦って言葉を放った私に驚きの目を向けるお父様とお兄様、そしてエディ。
繰り返された言葉から、私は自分が今言った言葉を理解し、顔を真っ赤に染めた。
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