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「確かに不可能だけど、ミオの世界で言う火事場の馬鹿力みたいなものかな?出来ちゃったんだよね」
「でも……何年も苦しんでいたのでは?」
どんな呪いに変えたのかは分からないけれど、苦しんでいたのは事実だろう。だって、あんなに苦しそうにしていたのだ。
「変えたのは死期を伸ばした事と、呪いを解く方法をつけ加えただけだからね。呪った奴は気がつきにくかったみたいだし、むしろ何故こんなに生きながらえているんだって思ってただろうね」
笑ってロドさんは答えているが、笑える問題でもない気がする。
終わった事だし、もうどうでも良いよ、なんて言うけれど、いくら過去の事とは言え、聞いている私は色々と心配で慌ててしまう。それでどうなったの?なんて小説の話を友人から聞いているようには答えられないのだ。
ロドさんの説明を更に聞いていると、自分の息子である第三王子を王にしたい王妃によるもので、昨夜来襲してきたのも王妃とその娘である第一王女だったと言う。
呪いでなかなか死なないロドさんが召喚した私がキーポイントになると踏んで、嫌われるようにして、ロドさんが精神的に弱ったところを狙って呪いを増幅させるつもりだったそうだが、それも失敗したという事だ。心当たりがありすぎる私は俯き、ロドさんの顔をまともに見る事が出来ないが、もうロドさんを狙うだろう人は居ないと聞いて安心した。
「王妃様が失敗したから呪いが解けた?」
「いや、そんな方法にはしてないよ?ミオとの楔かな」
私との楔?
首を傾げているとロドさんは真剣な表情をして言った言葉に驚愕した。
「ミオしか要らなかった。手に入らないなら死んでも良いと思ってたからね、呪いを代用したんだ」
「え」
「きちんと伝えないと伝わりませんよ」
つまりどういう事だろうと思ったら、ハイルさんがフォローを入れてくれた。
「純粋にミオと愛し愛されることが呪いを解く条件だったんだよね」
「!?」
呪いを解く程、愛されてるって分かるでしょ?僕もだけど。
なんてサラっと付け足しされたけれど、嬉しい気持ちもあるが、恥ずかしい気持ちの方が勝って、どうしようも出来ず俯く。
それだけロドさんに愛されているのだと言う証明であり、自分の存在を認めてもらえるようで嬉しいし、一緒に居ても良いという証拠にもなるが、それは逆も然りという事で……
いまいち自覚しきれていなかった自分の感情を一気に自覚した。
これが、人を好きだという感情だと思ってしまえば、もうロドさんに対してどういう対応をして良いのか分からなくなる。
「でも……何年も苦しんでいたのでは?」
どんな呪いに変えたのかは分からないけれど、苦しんでいたのは事実だろう。だって、あんなに苦しそうにしていたのだ。
「変えたのは死期を伸ばした事と、呪いを解く方法をつけ加えただけだからね。呪った奴は気がつきにくかったみたいだし、むしろ何故こんなに生きながらえているんだって思ってただろうね」
笑ってロドさんは答えているが、笑える問題でもない気がする。
終わった事だし、もうどうでも良いよ、なんて言うけれど、いくら過去の事とは言え、聞いている私は色々と心配で慌ててしまう。それでどうなったの?なんて小説の話を友人から聞いているようには答えられないのだ。
ロドさんの説明を更に聞いていると、自分の息子である第三王子を王にしたい王妃によるもので、昨夜来襲してきたのも王妃とその娘である第一王女だったと言う。
呪いでなかなか死なないロドさんが召喚した私がキーポイントになると踏んで、嫌われるようにして、ロドさんが精神的に弱ったところを狙って呪いを増幅させるつもりだったそうだが、それも失敗したという事だ。心当たりがありすぎる私は俯き、ロドさんの顔をまともに見る事が出来ないが、もうロドさんを狙うだろう人は居ないと聞いて安心した。
「王妃様が失敗したから呪いが解けた?」
「いや、そんな方法にはしてないよ?ミオとの楔かな」
私との楔?
首を傾げているとロドさんは真剣な表情をして言った言葉に驚愕した。
「ミオしか要らなかった。手に入らないなら死んでも良いと思ってたからね、呪いを代用したんだ」
「え」
「きちんと伝えないと伝わりませんよ」
つまりどういう事だろうと思ったら、ハイルさんがフォローを入れてくれた。
「純粋にミオと愛し愛されることが呪いを解く条件だったんだよね」
「!?」
呪いを解く程、愛されてるって分かるでしょ?僕もだけど。
なんてサラっと付け足しされたけれど、嬉しい気持ちもあるが、恥ずかしい気持ちの方が勝って、どうしようも出来ず俯く。
それだけロドさんに愛されているのだと言う証明であり、自分の存在を認めてもらえるようで嬉しいし、一緒に居ても良いという証拠にもなるが、それは逆も然りという事で……
いまいち自覚しきれていなかった自分の感情を一気に自覚した。
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