55 / 78
疑惑
第55話
しおりを挟むみんながバタバタと荷造りに取り掛かる中、ラミアさんは僕の袖を引っ張りました。
「ちょっと二人だけで話がしたい」
「あっ、はい」
何を話したいのかは分かります。
僕達は庭の隅の木の下へ。
「ねぇ、アレンは……どうなの?」
声を潜めて聞いてくるラミアさん。
「肌の状態ですよね。それが僕は、何も変わりません」
僕は手袋を脱いでアバタに覆われた手を見せました。
「そうなの……」
ラミアさんの声のトーンが暗くなる。
「あたしね、肌のアバタが治ったのはこの霊山の美肌温泉のおかげだと思ったの」
「僕もそう思います。他に考えられません」
「でもよくよく考えたら治り方が急激すぎて不思議だし、一緒に湯に浸かったアレンは変わらないっていうんじゃ……」
「うーん、ジンマシンなんか治る時はあっという間ですし、それと同じ感じだったんじゃないでしょうか」
「えっ、そう?? でもアレンに変化がないのは?」
「男と女の肌の質の違いかも知れません。男の肌には効果がないのかな」
「そんな! あっ、湯に浸かってた時間が関係してるのかもよ? あたし、アレンが来る前から浸かってたもん」
「そうか、その可能性もありますね」
「うん。あたしもね、湯に浸かってなかった顔は元のまま変化がないの」
「えっ! ……そうですか」
それは本当に残念です。ラミアさん、これからも顔は隠し続けなければならないんだ。
「だからもう一度、温泉に顔を浸けに行きたいところなんだけどね。もう時間がない」
「そうですよね。こんな状況でなければ……」
「仕方ないよ。帰りにここに寄る時にまた一緒に温泉行こ?」
「はい」
「次は茹だるまで湯に浸かってるといいよ。あたしは息を長時間止める練習する。ずっと湯に顔を浸けておけるようにね」
「それは潜ったまま太いストロー状の物を使って呼吸した方がいいですよ」
「う……そうね」
「僕は鉄仮面があるから湯に顔を沈めるのは命がけかも」
「あたしが抱いててあげるよ」
夜明けが近い。
準備を整え終えた僕達は家の前に並び、お師様と別れを惜しみました。
「そろそろ行くよ」
ラミアさんが向かい合うお師様と自分の横に立つテンテの顔を交互に見ます。
「我輩もユニを連れて山に登ろう」
厳かに答えるお師様。
「お元気で」
「……待て」
背を向けようとしたラミアさんをお師様が止める。
「何?」
「今生の名残。最後に我輩にも乳首を見せてくれんか?」
「…………無理」
「つれないのう」
「戻ってきた時にあんたが生きてたら見せてあげる」
「そうか! 頑張って生き延びよう」
「お師様! そん時はおいらも乳首見せてあげるよ!」
「ふぅん」
「ふぅんて!」
「あんたね、状況分かってるの? 女王と敵対することになったのよ?」
ラミアさんが僅かに語気を強めます。
「分かっとるわい。あの女には道義などない。鬼畜外道の類いよ。いざとなれば神山とて焼こう。そんな女に盾突いて無事で済もうか」
「ええーっ!!」
テンテが動揺した声を張り上げました。
「大丈夫、大丈夫」
テンテの頭を撫でるお師様。
「ずいぶん過激な言い方するんだね」
ラミアさんは、お師様の女王に対する厳しい物言いに少し驚いたようです。
「そうだな。あの女王の恐ろしさ、最後に話しておこうか」
お師様が意外なことを言い出しました。
ヴィクトリアス女王のことをお師様が?
「これはずっと我輩の胸の奥に秘めておったこと。しかし、誰にも託さぬまま死ぬのも悔いが残る」
「お師様……死ぬって……」
「死なんけど! とにかく主達になら話してもよかろう。遺言として聞いてくれ」
「お師様ぁ、遺言って……」
「遺言じゃないけど!」
「で……何?」
何かを感じ取ったのか、ラミアさんの声が少し張り詰めています。
僕も何だか緊張してしまう。
「我輩が元は毒を得意とする殺し屋だったことは話したな」
お師様は語り始めました。
「俺が、我輩が山を下りた後またここに戻ってきた理由。堅気の仕事ができずに町では暮らせなかったと言ったが、本当の理由は別にある」
お師様は皆の顔を見回しました。
「さて、ここでクイズです。その真の理由とは何か? 正解者には」
「そういうのいらないから!」
間髪入れずにトリアさんが遮ります。
「はい。ええと、王都の家に帰った時、依頼があったのです。仕事の」
「仕事? やめるつもりだった暗殺の仕事かな?」
確認するフィンさん。
「その通り。ミセス・ヴィクトリアス・ロットの使いの者からな」
「女王の……」
僕は驚き、思わず呟きました。
「女王が即位する前だ。その使いの男とは裏社会で懇意にしておった仲。だから我輩を信頼しとったのだろう、明け透けに話を持ちかけてきよった」
「女王からの依頼ねぇ」
興味深そうにフィンさんは身を乗り出しています。
「そいつはうまく事が運べばヴィクトリアスが次の王になるだろうと言った。自分はその腹心だと。そして俺に対しても仕事を請け負えばいずれ出世は望みのままだぞと誘ってきたわけだ」
「でもアナタは殺し屋からの引退をすでに決意してたんだよねぇ」
「そうだ。でも、そのことは口に出さずに話を聞いた。依頼者の名まで先に聞かされといて、断ったら後々どうなるか分かるだろ」
「その使いがアホウだということは分かるよ」
「仕事はいくつもあった。どこぞの路上の娼婦を消せとか、つまらん仕事がいくつもな」
僕の胸が波打ち始めました。
「そして最後にわざとらしく声を潜めて言いやがった」
「何て?」
「病床にある先王に回復の兆しが見えるので、このまま病死したように見せかけることのできる毒が欲しい、と。それを調合してくれと頼まれた」
えっ……?
まさか?
緊迫した空気。
誰かが唾を飲み込む音。
めまいがする。
「俺は分かった、引き受けたと言い、材料の調達に手間取るので毒の調合には数日を要すると説明してそいつを帰した」
気が遠くなりそうだけど、聞かなきゃ。話を最後まで聞かなきゃ。
「そしてすぐに家を出て逃げてきたわけさ。行く当てなどなかった……ここしかな。で、姿を変えて居着いたんだ」
お師様は一つ小さな溜め息をつきました。
「元々はダンディですごくカッコ良かった我輩なのだ」
「本当……のことのようだね」
フィンさんが言葉を押し出すように言う。
「うむ。本当にカッコ良かったぞ」
「そっちじゃない。先王様は暗殺されたんだね」
「……その後先王は亡くなったが、それが奴らが他で入手した毒によるものだったかどうかは分からん。ただ……」
「ただ?」
先を促すフィンさん。
「女王が即位して後、いつだったか前の伝統騎士団長が変死したな? 伝え聞く状況から毒殺だったと推測できる。使われた毒の種類も我輩には察しがつく」
「噂ではあれは結局病死として処理されたというよね。王宮の中のことはいつだって霧の向こうさ」
「つまりだな。女王達がいずこかの毒使いを召し抱えているのは間違いないと思うのよ」
「なるほど」
「であれば、先王の死にもそいつが関わっていると見るのが自然であろうな」
再び溜め息をつくお師様。
「我輩はこれでも先王には敬意を抱いておったのだ。ひたすら人を救うという、自分とは真逆の在り方に妙な憧れがあった。あの時……陰謀を止める手立てはなかったかと、今でも悔いて自問する」
重く静かな口調です。
僕は、息が、苦しい。
「どうかした? アレン?」
隣りのトリアさんの小声。
「……分かったろう? 我輩が言った意味。実際にやったかどうかは証拠がないが、いずれにせよあの女王はそういう事を平然とやれる女だってことだ。そこははっきりしとる」
お師様が語気を強めました。
「王の暗殺など、歴史上この国では前例がない。あやつはタガの外れた恐ろしい女、魔道の者よ」
緩やかに風が流れる。
微かな木々のざわめき。
みんなは静まり返っています。
「そうそう、使いに来た旧友はその後出世して伝統騎士団長の後釜に座ったな。これで話は終わりだ」
目の前が真っ暗に……。
「アレン?!」
トリアさんの叫び声。
僕は崩折れてしまったようです。
気が付くとトリアさんの膝の上で仰向けに抱きかかえられていました。
というか、抱きしめられていました。
「どうしたの? 大丈夫?」
あ、あの、強く抱きすぎ……。
みんな心配そうに見ています。
「す、すみません、貧血みたいです。あまり寝てないからかな。あはは……」
自分で馬に乗って行けそうか、何度も念を押して聞いてくるラミアさん。
「平気です。時間がありません。行きましょう」
日は昇りかけている。
僕達はついに出発しました。
重苦しい雰囲気。
誰も口を開きません。
先程のお師様の話を自分の中で咀嚼しているのでしょう。
「許せない」
ラミアさんの小さなつぶやきだけ、微かに聞こえてきました。
父は、ヴィクトリアス女王に、殺された…………。
僕の頭の中にも、疑惑が血の汚れのようにこびりつく。
ルキナさんの馬の後ろに乗ったテンテは、振り返ったままずっと見ています。
見送るお師様と、その横に立つユニを。
緩やかに下っていくまっすぐな岩場の道。
暁の中、お師様達の姿は次第に小さく霞んでゆく。
いつまでも僕達を、テンテを見ている。
「お師様ーーーーーーっ!! 帰るまでちゃんと待っててねーーーーーっ!! ユニィ、元気でねーーーーーっ!!」
テンテが口元に手を当て叫びました。
やがて道は木々の茂みの中へ。
ホウライ山とはお別れです。
0
あなたにおすすめの小説
器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。
アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】
それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。
剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず…
盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず…
攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず…
回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず…
弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず…
そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという…
これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。
剣で攻撃をすれば勇者より強く…
盾を持てばタンクより役に立ち…
攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが…
それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。
Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに…
魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし…
補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に…
怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。
そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが…
テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので…
追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。
そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが…
果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか?
9月21日 HOTランキング2位になりました。
皆様、応援有り難う御座います!
同日、夜21時49分…
HOTランキングで1位になりました!
感無量です、皆様有り難う御座います♪
「お前みたいな卑しい闇属性の魔女など側室でもごめんだ」と言われましたが、私も殿下に嫁ぐ気はありません!
野生のイエネコ
恋愛
闇の精霊の加護を受けている私は、闇属性を差別する国で迫害されていた。いつか私を受け入れてくれる人を探そうと夢に見ていたデビュタントの舞踏会で、闇属性を差別する王太子に罵倒されて心が折れてしまう。
私が国を出奔すると、闇精霊の森という場所に住まう、不思議な男性と出会った。なぜかその男性が私の事情を聞くと、国に与えられた闇精霊の加護が消滅して、国は大混乱に。
そんな中、闇精霊の森での生活は穏やかに進んでいく。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
追放聖女だってお茶したい!─セカンドライフはティーサロン経営を志望中─
石田空
ファンタジー
「ミーナ今までありがとう。聖女の座を降りてもらおう」
貴族の利権関係が原因でいきなり聖女をクビになった庶民出身のミーナ。その上あてがわれた婚約者のルカは甘味嫌いで食の趣味が合わない。
「嫌! 人の横暴に付き合うのはもうこりごり! 私は逃げます!」
かくしてミーナは神殿から脱走し、ティーサロン経営のために奔走しはじめた。
ときどき舞い込んでくるトラブル。
慌ててミーナを探しているルカ。
果たしてミーナは理想のセカンドライフを歩めるのか。
甘いお菓子とお茶。そしてちょっとの恋模様。
*サイトより転載になります。
どうやらお前、死んだらしいぞ? ~変わり者令嬢は父親に報復する~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「ビクティー・シークランドは、どうやら死んでしまったらしいぞ?」
「はぁ? 殿下、アンタついに頭沸いた?」
私は思わずそう言った。
だって仕方がないじゃない、普通にビックリしたんだから。
***
私、ビクティー・シークランドは少し変わった令嬢だ。
お世辞にも淑女然としているとは言えず、男が好む政治事に興味を持ってる。
だから父からも煙たがられているのは自覚があった。
しかしある日、殺されそうになった事で彼女は決める。
「必ず仕返ししてやろう」って。
そんな令嬢の人望と理性に支えられた大勝負をご覧あれ。
魔界を追放された俺が人間と異種族パーティを組んで復讐したら世界の禁忌に触れちゃう話〜魔族と人間、二つの種族を繋ぐ真実〜
真星 紗夜(毎日投稿)
ファンタジー
「...俺が...、元々は人間だった...⁉︎」
主人公は魔界兵団メンバーの魔族コウ。
しかし魔力が使えず、下着ドロボウを始め、禁忌とされる大罪の犯人に仕立て上げられて魔界を追放される。
人間界へと追放されたコウは研究少女ミズナと出会い、二人は互いに種族の違う相手に惹かれて恋に落ちていく...。
あんなトコロやこんなトコロを調べられるうちに“テレパシー”を始め、能力を次々発現していくコウ。
そして同時に、過去の記憶も蘇ってくる...。
一方で魔界兵団は、コウを失った事で統制が取れなくなり破滅していく。
人間と異種族パーティを結成し、復讐を誓うコウ。
そして、各メンバーにも目的があった。
世界の真実を暴くこと、親の仇を討つこと、自らの罪を償うこと、それぞれの想いを胸に魔界へ攻め込む...!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる