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後期!
182: 地味令嬢とヤンキーの馬鹿げた日常。
しおりを挟む「さあ、消すのを手伝ってくれ。風呂に行こう。」
はいはーい。
と、風呂まで来たものの、
クレンジングオイルでぬるぬるローションプレイになるかと思ったが、
意外と落ちが悪くて普通に消すのに一生懸命になってしまった。
腕やら背中やらにオイルを垂らしては円を描くようにくるくるして、
真っ黒になったオイルはクリンナップで取り除いていく。
たらたらぬるぬるくるくるクリンナップたらたらぬるぬる………。
延々と繰り返す。
「その柄何の柄だったんだ?」
「オケツの探偵さんです。」
ちょくちょく絵の説明を求められた。
何だか、自作ギャグの何処が面白いかを事細かに説明するよーな気恥ずかしさを感じる。
てことは、さっきからアレックスの落書きみて笑ってる私は、
自作ギャグで1人爆笑してる人!?
急に自分が惨めで憐れな存在にみえてきた。
切ない。
とうとう、腕と背面が終わり、前面に直る。
「もっとエッチにぬるぬるローションプレイになるかと思いましたが、全然でしたね。」
顔の残りを綺麗に落として首、胸、と絵を落としながら呟く。
「そうか、俺は今、どんどん、そのぬるぬるローションプレイをされてる気分になってて、正直恥ずかしい。」
「えっ?」
それは僥倖!と恥じらい顔を見ようと顔を上げたらキスをされてしまった。
オイルマッサージした後クリンナップしたせいで、
唇が妙にウルふわ。
「フフッ…、フェローがどんな事に飛びつくのか、ちょっと判ってきたぞ。」
全然恥ずかしがってない。騙したなっ。
アレックスがオイルを私の胸に垂らして塗り広げ、デコルテや鎖骨、首筋辺りをマッサージしてくる。
わー……お上手。肩凝りに…効きます……。
「私達、はたから見たら、只のバカップルですよ…?」
マッサージにうっとりしながら呟く。
「フン……実際そーだろ?」
気恥ずかしくて胸の落書きを黙って落とす。
何だか、最近アレックスの態度が変わった。
周りに隠してるのは変わらないけど、前より私に、
私達は恋人関係だと匂わす発言をするようになってる気がする。
とてもじゃないけど、これは、
脅されて奴隷とか言ってた扱いじゃない。
や、割と初期から、
私の事何だかんだ気に入ってるなぁ…と思う事はあったけどね?
けどね?
何だか、ソワソワ落ち着かない気分になっちゃうなぁ。
や、嬉しいんだけどさ。
照れる。
照れるよね。
落書きを全部落とした後、
アレックスが大量に石鹸を泡立てたマシュマロ泡で二人で身体を洗いあった。
抱き合ってお互いの身体を擦り付けあって、
ぬろぬろと、こっちの方がぬるぬるローションプレイらしかった。
顔や頭にも泡が付いていたが、気にせず何度もキスをした。
爽やかな香りの超絶苦いキスだったが、けたけた笑い、ぺっぺと唾を吐いては又キスをした。
足を滑らせてバスタブの中をガッタンゴットンいわせて二人で転げ回った。
あちこちぶつけたたのが無性に可笑しくて、
全裸で何をやってるんだ、バカだな、なんて言い合って、
2人できゃぁきゃぁ言って、腹を抱えて笑った。
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