とにかく、カラダでなんとかする!

suima

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始まってしまった! ☆

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 映画に出てくる貴族の館のような高級そうな建物の豪華な部屋に連れてこられた。ショウが言われた通りに座り心地の良いソファに座っていると、身なりの整った男が2人やって来た。

 海外の映画俳優のような背が高く筋肉が引き締まった金髪に碧眼のイケメンの登場に、こんなにも整った造形の人間が実在するものかとショウは驚く。
 もう一人はがっしりとした大柄な体格で、きちんと整えた茶色の髪と無表情な顔つきで傍に控えている様子はまるでSPのようだ。

「これほど黒い髪とは珍しい。まさに『けがれ』」

 なんか酷い言われようだけど、黒髪は世間ではそのように呼ばれているらしい。金髪の男はショウの頭から爪先まで全身を舐め回すようにねっとりとした視線を投げかける。

「初めてだそうだな。『けがれ』がどのように穢れていくか、じっくりと楽しませてもらおうか」

 SPのような男はたぶん従者だ。金髪イケメンが彼に指示を出し、早速ショウに準備をさせる。

 とうとう始まってしまった。

 まずは来ていた服を全て脱がされ、体のあちこちにベルトを着けられる。
 首輪、腕輪に足輪。太腿や腰と胸にも。しかし、大事な所には何も無い。初心者にはハードルが高すぎる格好だ。
 あまりにも無防備な格好に、もしかして大変な事になってしまうのではないかと今さら不安が押し寄せる。顔から血の気が引き、ふるふると身体が小刻みに震えだした。

 その様子をじっと眺めていた金髪の男はその整った唇の両端を持ち上げてやさしげな口調で言う。

「そう怯えるな。私は初めてのものに酷い扱いをして使い捨てにするつもりはない。じっくりと享楽を教えてやるから存分に味わうといい」

 そして自分の事を『ご主人様』と呼ぶようショウに命じた。

「……は、はいご主人様」

 逆らわなければひどい目には合わずにすむかもしれない。ショウはなんとか震えた声で返事をすると、男は満足気に頷き隣室へと促した。
 
 そこは中央に大きなベッドがあり部屋の端にはトレーニング器具のような様々なものが置かれた広い部屋だった。行ったことはないけれど豪華なラブホテルってこんなかんじなんだろうかとショウはキョロキョロと見回す。
 
 すると従者が鎖のようなものを出してきてショウの首輪や手足の輪につないで長椅子のような台に乗せ、あっという間に四つん這いの姿勢に固定してしまった。

「え?あ、あの……」
「体は清めさせたが中の準備はこちらでやると伝えたからな。痛い目にあいたくなければ彼に任せるといい。私は準備が整う様子を見て楽しませてもらおう」

 そう言ってご主人様はいつのまにか用意されていたグラスを片手にベッドへ腰かけ、ショウを見つめた。

「では始めます」

 従者が両手にトロっとしたオイルのようなものを出し、ショウの背中に塗り付ける。大きくて分厚い、温かな手のひらでゆっくりと背中をなでられると意外にも心地よく感じた。
 だんだんと首筋や両腕へと手が移動していくうちに、知らず知らずこわばっていた身体がほぐれていくような気がしてくる。

 いきなり性的なことが始まるのではないかという予想が外れ安心したせいか、すこし力が抜けてショウはふうっ、と息を漏らした。

 体の前のほうへと移動してきた手が首筋から胸へ、脇腹へと進むうちになんだかくすぐったいようななんともいえない感覚が湧いてくる。
 はじめは気にならなかったのに、胸の突起を指がかすめると敏感に感じ取ってしまう。
 その違和感にとまどっているうちに、下腹部へと移った手は脚の付け根や臀部、太腿をほぐす。

 逞しい身体つきなのに思いのほか優しい力加減でマッサージされて、その心地よさとオイルの甘い香りにショウの緊張もやわらいできた気がした。
 しばらくその手に身を任せていると、従者が手にオイルを追加して尻の谷間に指を這わせてきた。そのままそこにある蕾を撫でられたことに驚いて、思わず声をあげる。

「ひゃっ?……うぁっ」

 片手でそこをいじりながら、もう片方の手は前へと進む。さっきまでは触れられていなかった無防備な陰嚢を突然揉みしだかれ、ショウは思わず身をよじる。
 しかしベルトと鎖によってしっかりと台に固定されているせいでその手から逃げ出すことができない。
 急所をつかまれた恐怖感とやわやわと動かす手が生み出す刺激に身もだえしていると、そのまま前も一緒に触り始めた。

 気づけばすでに半分勃ちあがりかけているそれは、触れられるとあっという間に芯を持ち始めて先端に透明な粘液にじませる。その雫とオイルを混ぜ込むようにして先端を揉みしだかれ、ショウは思わず喘ぐ。
 すると後ろをいじっていた指がするりとすぼまりに潜りこんできた。いつの間にかほぐされていたそこは太い指を飲み込み押し広げられていく。
 違和感はあるものの痛みは無く、その違和感も前からの刺激の心地よさに紛れて快感へと変換されていく。

「いやぁ、ぁっ、う……んっ」

 今までつたない自慰しか経験したことのないショウは、次々ともたらされる初めての快感にわけがわからなくなる。他人に触られるというだけで、自分でするよりも何倍も気持ちがいい。
 しかも、自分で触れるなど考えもしなかった穴のほうもそんな感覚があるなんて。
 それが同時にもたらされると、こんなに気持ちいいなんて。 

 気づけば後孔は複数の指によってその入口を広げられ、前のものは痛いほど張りつめていた。

(もっと、前を強くこすって欲しい……)

 台に固定されて人に見られている恥ずかしさなどすっかりとどこかへ行ってしまった。
 さらに強い刺激を求めてショウが腰を揺らした途端に快楽を与えていた両方の手が離れる。とまどうショウの視線の先で従者が引き出しからいくつか道具を取り出し大きなスポイトのようなものに液体を入れる。

「これは魔獣から採れた潤滑剤だ。腸内の汚れを吸収し催淫効果をもたらす。後ろを使う時はこれを体内に入れる。男娼は仕事の前に自分で準備するものだ」

 そう言って先ほどまで指が入っていた蕾にそれをあてがい、ショウの体内にゆっくりと液体を注入する。

(まじゅう?じゅんかつざい?さいいん?……なんだそれ)

 立て続けに味わう未体験の出来事に混乱しているうちに、指とは違った違和感と奥に侵入してきた液体の圧迫感にうめき声をあげる。しばらくするとスポイトが抜かれて代わりに栓をするように何かをねじ込まれた。
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