【本編完結済】白豚令嬢ですが隣国で幸せに暮らしたいと思います

忠野雪仁

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第二章

魔法の言葉でボボボボん やめて、汚れてしまった私を見ないで

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魔法の薬を作る為に私は調理場の一角を借りた
我が公爵家もそうだがここの屋敷の邸内にも
温室があって薬草を育てているみたいだ。

国内で流行りの病いが発生した時などに
一般市民が経営している薬草園に貴族が競って薬草を求めて
市民が利用する分が圧倒的に足りなくなる
一定以上の屋敷が広い貴族は
欲しい時に薬草を手に入れられる様に備えている事が多い

また、あたり前であるが国営の薬草園であれば別だが
一般市民の薬草園は設けを前提としているので
一定の需要があり、育成しやすく、利益が出やすい薬草を栽培する
特殊な毒やその一族に遺伝しやすい病気に対する薬草などを
常時育生する訳には行かない

植物は必要な時に直ぐ育つ訳では無いので日頃から育てて置く必要がある
薬に加工すれば加工技術や素材の日持ちによってかなり改善するが
加工する技術者は高学歴かつ資格取得しか作成出来ないので基本お高い

公爵家ともなれば薬の調合室もあるが
今日来たばかりの魔道具ストライクガールの私が気軽に借りる気も起きない・・・

ある程度清潔で防火対策しているそれが調理室
小腹が空けばおつまみもあり、何であれば虚無りながらお酒も飲めちゃう素敵な空間

そんな素敵な空間で白雪姫に飲ませる毒を作っている魔女だって
もっと陽気に作業するだろうと思うくらい暗い顔で薬を作っていた

すり鉢でゴリゴリ薬草をすりつぶしては
フラッシュバックした記憶に止まり

薬品と薬品を交ぜる純度の高い液体を火で温めては
フラッシュバックした記憶で悶える

そんな私を少し離れた場所から黙って見てくれてる
ジーク様とサクラさん

ココハ ナンテ ジゴク デスカ?
ここは、針のむしろじゃよ、そんな言葉が聞こえた気がする

『そんな恥ずかしいなら声に出さなければ良かったじゃない』

『そうよね、声に出してなければこんな恥ずかしい思いしなくてすんだのに
・・・・うん?いま重大な言葉を聞いた気がするわ』
『そう?いつもの妄想じゃないの』

『いつもの妄想ってのも気になるけど、
今大事なのは、魔法って呪文唱えなくていいの?』

『リーナにあんまり理詰めで話すのは嫌なんだけど
今回は、魔法と魔術についてね
魔術は一般的には学問よ、魔力を一定の効果、威力にする為にする属人化の学問
基本として呪文は使うわね、省略や無詠やオリジナルかとかあるけど

魔法は、魔力を効果にするイメージね
自分の魔力を効果にしたい
その効果はどの様な原理で出来ているのかイメージする事よ
私はちゃんとブーストって言ったわよね?』

『そうならそうと教えてよ!!』

『イメージって言ったでしょう?
リーナちゃんが、こんな素敵な人のお母様を直したい、
かなり恥ずかしいけど、この人の為にいつもより頑張りたいの
えい恋の呪文を唱えるわ、ラヴァーズ!
とか思ってたらそこまでの思いがある意味呪文ね
そんな時に私が冷静に突っ込んだら間違いなく失敗してたね』

『・・・なくぞ、泣いたらあやせよ・・・』

女神様さっきは感謝しましたが、
もう少しだけリアルちゃんの性格を何とか出来ませんでしたか・・・

ちなみに、魔法薬を仕上げる際には、無言で魔法を発動したが
直前にリアルちゃんがLovers!とか私の頭の中でつぶやいた

ブヒって変な声が出たが成功した
怒ったら、初心者が生意気だと怒り返された

転生特典に怒られる女の子、それがわたしである
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