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第三章
もふもふ召喚獣、それは確かにヒロインの特権
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ハインデルク邸に帰るなり、私は三人の女神様にお供えをした。
ジーク様の家族は皆優しくしてくれるけど、食べ物の恨みは恐ろしいのだ。
特に甘い物は別腹なのだ、初回ご祝儀込みで三割ほどで手をうって頂いた。
ドロップした果物を女性陣で三分割して、
私の取分の三割を貢いだのでかなり減ってしまった。
ジーク様にいっそ毎回迷宮は地下六階から十階で、
良いのでは無いでしょうかと訪ねたら、
学園迷宮は、階層主を一回倒した人がいると、
十日間は同じ階の階層ボスは復活しないらしい。
また普通の階層も一日に周回できる回数の制限があるみたいだった。
まあ迷宮で乱獲出来たら、果物農家の人が困ってしまうし素直に諦めよう。
次回は豚肉祭りだ、共食いではない。
地下一五階で三元豚モンスター、地下二十階でオークチャンピオンか、
レアでオークジェネラルが出るらしい。
その後、食堂でジーク様と果物を食べたけど、
とても美味しかった、ジーク様はベリー系、私はメロンが好きだった。
当初は迷宮なんて全く興味が無かったけど地下三十階までなら、
行くのが楽しみまである。
それより下位層は、ドラゴンとかもいて有名なドラゴンステーキも作れるみたいだけど、
文明レベル上げの材料としては、難易度が高すぎる。
普通の人がドラゴンの素材なんて買えない。
もしも私が個人的に楽しむなら冒険者ギルドに発注すれば良い。
再三断ったけど、化粧品の売上の一部を貰ってしまっているので、
かなりの大金持ちになってしまった。
次回は、豚肉がいっぱい取れるから、
皆に教えるお料理はどうしよう。
トンカツばかりだと、流石にあきるので甘だれで焼くかな。
いっその事、焼豚も捨てがたいなーなどと悩みつつ、
次の日教室に入ると珍しくピンクちゃんが先に来ていた。
しかもしかも小さな羊の様な召喚獣を頭の上にのせている。
「お早う、リーナさん」
「おはよう」
「最近何か頭が重くて」
「頭にのってるその子のせいじゃないかしら」
絶対に昨日の仕返しね。
でも二組のカップルパーティに一人で入ったら必然的に、
あの状況になるわよね、私は悪くない気しかしないわ。
「気づいちゃった?
女神様に貰っちゃったのよ、本当の聖女はやっぱり愛されているのね、
スリープシープって言う召喚獣らしいわ、フワッフワよ」
「ううぅ」
「うふふ」
マウントを取って殴打して来る。
悔しいわ、装飾品とかドレスなんかの物欲はそんなに無い方だけど、
フワッフワは悔しい。
私はくるりと回って後ろに立っているジーク様を上目遣いで見た。
「ジーク様、フワッフワです」
「そうだね、でもリーナにはフェンがいるだろ」
「でもフェン君は、長い間領を留守に出来ないです、それにジーク様の召喚獣です」
「結婚して領に戻ればいつでも会えるし、二人の召喚獣さ。
どうだい、直ぐに結婚したくなったかな」
「はい」
「そうか卒業後、成人式が終わったら直ぐに結婚出来るように両親に言っておくよ」
「はい」
あれ?何か公爵家の娘としては、
勝手に返事したら不味かった案件かな。
でもお互いの親の前で結婚前提って言ってくれてたし平気かな。
何よりピンクちゃんが、後ろでハンカチを噛みしめているしいいか。
これに懲りたら私達に手を出さない事ね、軽火傷するわよ。
そもそも、王子様ゴールの小説なら、アイリスに絡んで欲しい。
ジーク様がヒーローか、逆ハーレム物なのかしら。
とりあえず、油断せずにピンクちゃんからジーク様を守らねば。
ジーク様の家族は皆優しくしてくれるけど、食べ物の恨みは恐ろしいのだ。
特に甘い物は別腹なのだ、初回ご祝儀込みで三割ほどで手をうって頂いた。
ドロップした果物を女性陣で三分割して、
私の取分の三割を貢いだのでかなり減ってしまった。
ジーク様にいっそ毎回迷宮は地下六階から十階で、
良いのでは無いでしょうかと訪ねたら、
学園迷宮は、階層主を一回倒した人がいると、
十日間は同じ階の階層ボスは復活しないらしい。
また普通の階層も一日に周回できる回数の制限があるみたいだった。
まあ迷宮で乱獲出来たら、果物農家の人が困ってしまうし素直に諦めよう。
次回は豚肉祭りだ、共食いではない。
地下一五階で三元豚モンスター、地下二十階でオークチャンピオンか、
レアでオークジェネラルが出るらしい。
その後、食堂でジーク様と果物を食べたけど、
とても美味しかった、ジーク様はベリー系、私はメロンが好きだった。
当初は迷宮なんて全く興味が無かったけど地下三十階までなら、
行くのが楽しみまである。
それより下位層は、ドラゴンとかもいて有名なドラゴンステーキも作れるみたいだけど、
文明レベル上げの材料としては、難易度が高すぎる。
普通の人がドラゴンの素材なんて買えない。
もしも私が個人的に楽しむなら冒険者ギルドに発注すれば良い。
再三断ったけど、化粧品の売上の一部を貰ってしまっているので、
かなりの大金持ちになってしまった。
次回は、豚肉がいっぱい取れるから、
皆に教えるお料理はどうしよう。
トンカツばかりだと、流石にあきるので甘だれで焼くかな。
いっその事、焼豚も捨てがたいなーなどと悩みつつ、
次の日教室に入ると珍しくピンクちゃんが先に来ていた。
しかもしかも小さな羊の様な召喚獣を頭の上にのせている。
「お早う、リーナさん」
「おはよう」
「最近何か頭が重くて」
「頭にのってるその子のせいじゃないかしら」
絶対に昨日の仕返しね。
でも二組のカップルパーティに一人で入ったら必然的に、
あの状況になるわよね、私は悪くない気しかしないわ。
「気づいちゃった?
女神様に貰っちゃったのよ、本当の聖女はやっぱり愛されているのね、
スリープシープって言う召喚獣らしいわ、フワッフワよ」
「ううぅ」
「うふふ」
マウントを取って殴打して来る。
悔しいわ、装飾品とかドレスなんかの物欲はそんなに無い方だけど、
フワッフワは悔しい。
私はくるりと回って後ろに立っているジーク様を上目遣いで見た。
「ジーク様、フワッフワです」
「そうだね、でもリーナにはフェンがいるだろ」
「でもフェン君は、長い間領を留守に出来ないです、それにジーク様の召喚獣です」
「結婚して領に戻ればいつでも会えるし、二人の召喚獣さ。
どうだい、直ぐに結婚したくなったかな」
「はい」
「そうか卒業後、成人式が終わったら直ぐに結婚出来るように両親に言っておくよ」
「はい」
あれ?何か公爵家の娘としては、
勝手に返事したら不味かった案件かな。
でもお互いの親の前で結婚前提って言ってくれてたし平気かな。
何よりピンクちゃんが、後ろでハンカチを噛みしめているしいいか。
これに懲りたら私達に手を出さない事ね、軽火傷するわよ。
そもそも、王子様ゴールの小説なら、アイリスに絡んで欲しい。
ジーク様がヒーローか、逆ハーレム物なのかしら。
とりあえず、油断せずにピンクちゃんからジーク様を守らねば。
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