出会い系で知り合ったのが会社の同僚だった話

よしゆき

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出会い系で知り合ったのが会社の同僚だった話

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 松岡まつおか太一たいちは緊張した足取りで目的地へと向かっていた。
 今日は出会い系で知り合った相手とはじめて会う事になっている。セックスするために。
 恋愛経験はなく、セックスもした事がない。自慰しかした事のない太一は、一度でいいから誰かに抱かれてみたかった。そこで手を出したのが所謂出会い系というやつだ。
 相手からアプローチを受け、メールのやり取りを重ね、そうして遂に今日、会ってセックスをする事になった。
 相手の素性は殆どわからない。知っているのはハンドルネームの「ヒロ」という名前と同年代である事だけで、顔も本名も何もわからない。もしかしたら年齢を偽っている可能性もある。
 でも、会ってセックスをするだけの関係だ。セックスをしてもらえるのなら太一はそれでよかった。
 メールのやり取りを見る限り、そこまで非常識な相手だとは思えない。寧ろ優しく好感の持てる印象だった。もちろん、メールだけでは相手の本性はわからないけれど。
 まともなメールを送ってくれたのは彼だけだった。だから太一は彼に決めた。
 緊張に胸を高鳴らせ待ち合わせの場所に向かった太一を待っていたのは、会社の同僚の吉野よしの博臣ひろおみだった。

「は? え、吉野……?」
「うん、おはよう、松岡」

 目を丸くする太一とは逆に、彼は誰が来るかわかっていたかのように爽やかに微笑んでいる。

「な、なん、なんで……」
「何でって……松岡と待ち合わせしたから」

 動揺する太一の問いに、彼は笑って答える。そんな事が訊きたいのではないと、わかっているだろうに。

「じゃあ、行こうか」
「えっ……ど、どこに……」
「ホテルだよ」

 当然だろう、というように博臣は言う。そして太一の腕を引いて歩きだした。
 どういうつもりなのだろう。
 彼の手を払って逃げようかと考えるけれど、寸でのところで思いとどまる。
 メールのやり取りは、もちろん彼のスマホにも残っているはずだ。それを会社で公表されたら……と想像し血の気が引いていく。
 顔が見たいと言われたから、太一は自分の顔写真をメールで送った。自分に自信がない太一は、実際に顔を合わせた時にガッカリされたくなかったのだ。
 自分がゲイだという事も、セックスの経験がない事も、アナニーしてる事も、どんなセックスがしたいかも、包み隠さずメールで伝えた。必要な事だと思ったから。
 ああ、そうか……と太一は思う。
 自分は騙されたのだ。「ヒロ」は最初から相手が誰かわかっていてメールを送ってくれたのだ。そうして太一を揺するネタを手に入れ、金銭でも要求するつもりなのだろう。
 彼がそんな人間だったとは。
 吉野博臣は太一の同期だ。妬むのも馬鹿らしくなるくらい、彼は太一よりもずっと優秀だった。モデルのように整った容姿を持ち、仕事ができて、上司から信頼され、社内の人気者。
 対して太一は何もかもが平凡だ。彼と比べられる事すらないくらい、地味で目立たない存在だった。
 そんな自分に、どうして博臣はこんな事をするのだろう。彼のライバルになれるくらい仕事ができているならば目障りだと思われる事もあるだろうが、明らかに太一の方が全てにおいて劣っているのだ。
 嫌われているのかもしれない。
 入社して間もない頃、同期で飲み会を開いた事がある。中盤に差し掛かったところで、隅っこで一人チビチビと呑んでいた太一の隣に博臣がやって来た。根っからの陰キャの太一は、見るからに陽キャな彼に苦手意識を抱いていた。
 その時、博臣に恋人がいるのか尋ねられた。恋人なんてできたことない、と自虐的に答えた。
 そしたら、彼は笑ったのだ。こらえきれないというように、口元を歪めた。
 あれは、太一を馬鹿にしていたのだろう。見下し、嘲笑していた。
 目立たなくても、目障りに思う事もある。彼にとって太一がそうなのだ。
 太一が気に食わないから、騙して弱味を握り、脅迫でもしようというのだろう。
 何を要求されるのかわからないが、恐らく金だ。
 こうなってしまったらもう、会社を辞めるしかないかもしれない。
 これからの事を考え絶望に打ち拉がれている間にホテルに着いて、そのまま部屋へと連れていかれた。
 ドアが閉まり二人きりになったところで、太一は口を開く。

「ど、どうしてわかったんだ……?」
「ん?」
「俺が、あのサイトに登録してる事……」
「ああ。昼休み、偶然スマホの画面見ちゃったんだよね。ちょうど松岡があのサイト開いてるところで」
「そ……そうか……」

 それならば、自業自得でもあるかもしれない。太一はいてもいなくてもわからないような目立たない存在だ。誰も自分の事など気にも留めていないだろうと、社内で見てしまったのはさすがに迂闊だった。
 しかし、わざわざ登録して太一を探し出すなんて手間のかかる事までするなんて。そこまでして太一を揺するネタを掴みたかったのだろうか。出会い系に登録してるという事実だけでも充分、太一にとっては誰にも知られたくない弱味なのだが。
 どうにかして彼のスマホを奪い、データを消せば助かるかもしれない。博臣がシャワーを浴びている間に……いや、彼はセックスするつもりなどないのだからシャワーなど浴びないだろう。
 だったら力ずくで……いや、それも無理だ。彼はジムに通って体を鍛えていると聞いた事がある。太一のようなヒョロガリチビが敵う相手ではない。体格も違いすぎる。無理やりスマホを奪うなんてできるはずがない。
 やはりもう、助かる道はないのだ。
 これから一体何を言われるのか……太一はビクビクしながら彼の言葉を待った。

「えっと……松岡は『よしよし甘やかしラブラブ恋人セックス』がしたいんだったよね?」

 にっこりと微笑みながら確認され、太一の顔面は羞恥から真っ赤に染まった。ぷるぷる肩を震わせ、博臣と顔を合わせないようにひたすら床を見据える。
 確かにどんなプレイがしたいのか訊かれ、正直にメールでそう伝えた。
 それを読み、博臣は腹を抱えて笑った事だろう。
 今すぐ消えてなくなってしまいたいくらい恥ずかしい。どうしてこんな辱しめを受けなくてはならないのだろう。
 あまりの羞恥に泣き喚きたくなる。

「じゃあはじめようか、太一」
「っ……?」

 いきなり下の名前で呼ばれ、思わず顔を上げた。すると至近距離に博臣の美しく整った顔があってぎょっとする。
 離れようとすると肩を掴まれ、そのまま唇を重ねられた。

「んっ……!?」

 キスされているという事実に驚き、太一は固まってしまう。
 ちゅっちゅっと啄むようなキスを繰り返され、頭の中が真っ白で抵抗するのも忘れていた。
 呆けている間にキスは深まり、片手で後頭部を押さえられ、もう片方の腕で背中を抱き締められる。

「んっ、んんっ……」

 わけもわからぬまま口の中に舌を挿入された。はじめての感覚に、ビクッと肩が跳ねる。
 震える太一を宥めるように、優しくねっとりと口腔内を舐め回された。ぴちゃぴちゃといういやらしい水音に、羞恥が押し寄せる。
 口の中を舌が動き回り、上顎をぬるぬると擦られた。ぞくぞくっと快感が駆け抜け、背筋が仰け反る。

「んぁっ、んっ、ふっ、んっ、ん~~っ」

 舌に舌が絡み付き、擦られる。蕩けるような気持ちよさに思考は霞み、溢れた唾液で口元が汚れるのも気にせずキスを受け入れていた。
 頭がくらくらして、下腹部がじんじんする。ペニスが頭を擡げ、下着を押し上げていた。

「ん……はぁっ、んんっ……ぁんっ、んぅ……っ」

 くぐもった声を漏らし、キスに耽溺する。はじめてのキスに太一は夢中になっていた。
 彼の口の中へと引き込まれた舌が、ぢゅるぢゅると音を立てて吸われる。
 快感に腰が震え、ガクッと膝が崩れた。

「ふぁ……っ!?」

 キスで腰が抜けたのだと、床に膝をついて気づいた。

「おっと……大丈夫、太一?」

 優しく問い掛けられるが、情けなくて何も言えなかった。
 心配するフリをしながらも心の中ではきっと、キスだけで腰を抜かすなんてさすが童貞だと太一を嘲笑っているに違いない。

「キス気持ちよくて腰抜けちゃったの? 可愛いね」
「っ……」

 やっぱり馬鹿にしている。こんな風に太一を辱しめ、楽しんでいるのだ。しかし悔しいけれど、何も言い返せない。

「ベッドに行こうか」
「わっ……!?」

 ひょいっと抱き上げられ、太一は驚きに目を丸くする。博臣はそのままベッドへと歩きだした。
 何故お姫様抱っこで運ばれているのか。
 もしかして自慢だろうか。俺は軽々できちゃうけどお前みたいなヒョロガリチビには絶対にできないだろう……と。
 別にこんな見せつけるような真似をしなくても、何もかもこちらが劣っているのはわかっている。それなのにわざわざこんな事をしてくるとは、なんて嫌味なヤツなのだ。
 唇を噛み締め屈辱に耐えていると、ベッドに下ろされた。
 仰向けに寝かされた太一に、博臣が覆い被さってくる。

「じゃあ、続きをしようか」
「っえ、ぁ、んっ……」

 止める間もなく再びキスをされた。

「んんっ……待っ、よ、吉野……っ」
「太一も下の名前で呼んでよ。俺達はこれから、ラブラブ恋人セックスするんだから」
「はぇぇ……?」
「ほら、『博臣』って呼んで」
「ひろ、おみ……?」
「うん、じゃ、いっぱいちゅーしようね」

 わけのわからない事を言ってにっこり笑い、またキスをしてくる。

「んっ、んっ、はっ……ふぅぅんっ」

 口の中を彼の舌が我が物顔で動き回る。舌先で口内の粘膜を撫でられると気持ちよくてぞくぞくする。
 頭がふわふわしてきて、どうしてキスをされているのかという疑問も薄れていった。

「太一、キス気持ちいい?」
「んっ……」
「舌出して、俺の舌舐めて」
「ふぁっ……んっ……」

 恥ずかしいという気持ちを残しながらも、太一は伸ばされた彼の舌をぺろぺろと舐める。恥ずかしくて、だからこそぞくぞくして、堪らなく気持ちいい。

「上手、いい子だね、太一……」

 博臣は蕩けるような甘い声で囁き、太一の頭を優しく撫でた。
 褒められると嬉しくて、全身がじん……と痺れる。
 差し出された彼の舌をちゅうちゅうと吸い、流し込まれる唾液を飲み下す。

「可愛いよ、太一……。キス上手だね、よしよし」
「んんっ……」

 優しい声で名前を呼ばれ、甘やかすように頭を撫でられて、喜びに胸がきゅんきゅんする。

「んぁっんっ……はふっ……ぅんっ」

 褒められながらキスは続き、どんどん下腹部に熱が蓄積していく。触れられてもいないのにペニスは完全に勃起し、先走りを漏らして下着を濡らす。
 キスだけでこんな風になってしまうなんて、彼にバレたら馬鹿にされる。触ってないのに完勃ちとかさすが童貞だと嘲笑されてしまう。
 彼に知られる前にキスを止めなくては。
 雰囲気に呑まれ流されそうになったが、僅かに理性を取り戻した。

「やっ……吉野、もうやめ……っ」
「こら、『吉野』じゃなくて『博臣』だってば」
「んんっ……」

 咎めるように柔らかく唇を噛まれる。

「んっ……ごめ、博臣……やっ……もう、キスだめ……」
「どうして? ラブラブ恋人セックスなんだから、いっぱいキスしよう?」
「だめ、キスは、もう……っ」
「あ、そっか。太一はもうキスだけじゃ我慢できないんだね」

 濡れた唇に笑みを浮かべ、博臣は下肢へと手を伸ばす。
 ジーンズの上から股間の膨らみをやんわりと握られ、ビクッと体が反応した。

「あっ、うそ、やだ、触っちゃ……っ」
「ああ、もうこんなにしてたんだね。腰もじもじしてるのは気づいてたんだけど、じっくりキスしてからって思ってたから……こんなになるまで放っておいてごめんね」

 そう言いながら、博臣はジーンズの前を寛げる。

「下着も汚れちゃったね」
「やだ、見ないで……っ」
「恥ずかしがらなくて大丈夫だよ。キスだけでこんなにおちんぽ濡らしちゃうなんて、やらしくて可愛いいい子だね、太一は」

 じわりと涙の滲む目尻に博臣の唇がちゅっと吸い付く。
 恥ずかしい事を言われているのに、彼の甘やかすような仕種に心が喜ぶ。

「おちんぽもよしよししようね」
「あっ……」

 下着をずらされ、ぷるっとペニスが飛び出る。体液に濡れたそれを、博臣は躊躇いなく掌に握り込んだ。

「ひっ、うそ、そんな……あっ、あぁんっ」

 キスだけでなく性器まで触ってくるなんて、信じられない。太一の事を嫌っているのではないのか。嫌がらせでここまでするだろうか。
 くちゅくちゅとペニスを擦られ、気持ちよさに思考はすぐに働かなくなる。

「んぁあっ、あっ、あっ」
「可愛い声……。おちんぽ気持ちいいね。よしよし、よしよし」
「ひぅんっんっ、ひっ、やあぁっ」

 先走りの滲み出す鈴口を、指の腹でぬちゅぬちゅと擦り回され、強すぎる快感に腰が浮き上がる。大きく脚を広げ、腰を突き上げる体勢はあまりにもはしたなく、けれどやめたくても体が言うことを聞かないのだ。

「やらぁっ、はずかしっ、ぃんんっ」
「大丈夫、大丈夫。腰へこへこ可愛いよ。気持ちよくなれて偉いね。いい子、いい子」

 褒めるようにペニスの先端の括れを撫でられ、強烈な快楽に襲われる。同時に頭も撫でられると、一気に多幸感に包まれた。

「おちんぽ気持ちいいね、太一」
「んひぃいっ、きもちいっ、おちんぽぉっ、あぁっんんんぅっ」
「可愛い、可愛い……。ちゅーしよう。口の中もよしよししてあげる」
「ふはあぁ……っ」

 何も考えられず、太一は自ら口を開けて彼のキスを待った。早く、とねだるように見つめれば、博臣はうっとりと目を細める。

「可愛い、太一……いい子だね」
「はんっ……んっ、んんっ」

 口内に差し込まれた彼の舌が、待ち望んだ愛撫をくれる。口の中を余すところなく舐められ、舌で舌を擦られ、ただ与えられる快感に酔いしれる。

「んくっ、んっ……ふぁっ、い、くっ、んんんっ、いっちゃ……ぁんっんっ」
「うん。いいよ。口の中もおちんぽもよしよししてあげるから、イッてごらん」
「んぅうんっ、んっ、ぁっ、んっんっ」

 口腔内を舌でぐちゃぐちゃに掻き回され、ペニスを掌に包んで上下に擦られる。扱きながら蜜の溢れる先端を指先でぐりゅぐりゅと刺激され、太一はあっという間に上り詰めていく。

「んぉっ、んっんっんっ、──~~~~~~っ」

 腰を突き出し、激しく絶頂を迎える。こんなに気持ちのいい射精ははじめてで、太一は半分放心したような状態で体液を吐き出した。
 ちゅうっと太一の舌を吸ってから、博臣はゆっくりと唇を離す。
 絶頂の余韻に呆ける太一を見下ろし、彼は微笑んだ。

「上手にイけたね、偉いよ。イッた後の顔もすごく可愛いね、太一」
「ふぁっ……はっ、ふぅ……っ」
「おちんぽよしよし気持ちよかったね、太一」
「んっ……きもち、かった……」
「蕩けた顔、かわいーね」
「んっ……」

 ちゅっちゅっと顔にキスを落とされ、太一は擽ったさに肩を竦める。

「もっとイチャイチャしよう。いっぱい甘やかしてあげる。ラブラブ恋人セックス楽しもうね」
「ひゃっ、う……っ」

 博臣はちゅうぅっと太一の首筋に強く吸い付く。皮膚を吸われる僅かな痛みにさえ、ぞくぞくとした気持ちよさを感じてしまう。

「服脱いで、乳首見せて」
「っ……」

 耳元で色気を孕んだ声音で囁かれ、ぞくっと肌が粟立つ。
 太一はそろそろとシャツのボタンを外し、肌を晒していく。言うことを聞かなければ、恥ずかしいメールのやり取りを会社の人間にバラされてしまう。だから、彼の要求を拒めない。自分は脅されているのだから、拒んではいけないのだ。
 脅迫されると思い込んでいる太一は、彼の言葉に従い胸を露にした。同じ男なのだから恥じらう必要などないはずなのに、博臣の絡み付くような視線に羞恥が募る。

「いい子。太一の可愛い乳首、見せてくれてありがとう」
「は、う……はずかしぃ……」
「可愛い……」

 とろりと瞳を和らげて、博臣は太一の真っ赤に染まる頬を撫でた。

「太一、乳首あんまり感じないって言ってたよね?」
「へ? あ、う、う、うん……」

 メールで、どこが感じるのかというやり取りをした時に確かに言った。自分で弄る事もあるが、性感帯と言えるほど気持ちよくなったりしないと。

「弄ってもいい?」
「っ……いい、けど……」

 拒めない太一は、小さく頷く。

「ありがとう。太一の乳首、可愛がらせてね」
「い、いちいち、そういう、恥ずかしいこと、言わなくていい……っ」
「太一は恥ずかしがり屋で可愛いね」
「くっ……うぅ……っ」

 にっこり微笑む博臣から顔を背ける。
 彼が可愛いだなんて本気で思っていないとわかっているのに、言われ慣れていないから顕著に反応してしまう。きっと博臣も心の中では馬鹿にしているに違いない。卑屈な太一はそう決めつけていた。
 博臣が剥き出しになった乳首に触れる。精液で濡れた指が、にゅるっと突起を撫でた。

「んっ……」

 精液を塗りつけるように、ぬるぬると両方の乳首を転がされる。自分で触るのとは違う感覚に、むずむずと乳首が疼いた。

「ふっ、あっ……んっ、んっ」
「太一はいつも、どんな風に乳首弄ってるの?」
「どんな……って……んっ……指で挟んで、くりくりって……っ」
「こんな風に?」
「んぁあっ」

 摘んだ乳首をクリクリと捏ねられ、強い刺激に背中が浮く。

「あとは? くりくりってするだけ?」
「あっ、あと、あとはぁっ……ぐりぐりって、押したり」
「こう?」
「あぁっんっぁっ、あっんんっ」

 グリグリと乳首を押し潰され、太一ははしたない声を上げる。
 明らかに自分で弄る時と体の反応が違って、乳首だけでこんなにも乱れてしまう事に戸惑った。

「乳首あんまり感じないって言ってたのに、可愛い声いっぱい出ちゃってるよ?」
「違っ……ごめ、なさ……うそじゃなくてっ……自分でした時は、こんなにならなくて……」
「怒ってるわけじゃないよ。俺に乳首弄られるの気持ちいい?」
「んあっ、んっ、きもち、いいっ」
「可愛い……。嬉しいよ、太一」
「ひあぁっ、あっあっん~~っ」

 カリカリと乳頭を爪の先で引っ掻かれ、鋭い刺激に顎が仰け反る。
 乳首がこんなに感じるなんて知らなかった。じんじんとした感覚が広がり、射精したばかりのペニスが再び頭を擡げる。

「んっひっ、あぁっ、ちくび、感じちゃ……あっあっ、やっ、もう……んぁっ、んうぅっ」
「乳首でいっぱい気持ちよくなれていい子……。ご褒美に、太一の乳首もっと可愛がらせてね」

 艶然と微笑み、博臣は胸元へと顔を近づける。精液で汚れた乳首に舌を伸ばし、そのままねっとりと舐め上げた。

「ひぁっんんっ、そん、なぁっ、あっ、きたなぃ、からぁっ、あっんっんっ、舐めちゃ、だめっ、あっんゃぁあっ」

 太一の精液でべとべとになっているのに、彼は気にもせず舌を這わせる。寧ろ精液を舐めとるように、丁寧ににゅるにゅると舌を動かしてくる。

「乳首もいっぱいよしよししようね」
「んひっ、あっ、やっ、んんっ、きもちぃいっ」

 れろれろと舌で弾くように乳首をねぶられ、快感に身をくねらせる。
 ペニスは完全に勃起し、たらりと先走りを漏らしていた。

「はひっんっ、らめっ、ひっ、きもちいいっ、あっ、ちくび、きもちぃっ、あっあっ」
「可愛い、太一。もっと気持ちよくなっていいからね」
「んぉっ、~~~~っ」

 ぢゅうぅっと乳輪ごと口に含んで吸い上げられ、太一は目を見開く。ちゅぱちゅぱと乳首をしゃぶられる快感に腰が動き、ペニスがぷるぷると揺れた。

「ひぃんっ、んっ、ちくび、しゅごっ、ぉっ、きもちいいぃっ」
「乳首でいっぱい気持ちよくなれて偉いね。もっと気持ちよくなろうね」
「んあぁっ」

 もう片方の乳首も同じように舐めて吸い付かれ、味わった事のない快楽に翻弄され続ける。太一は嬌声を上げ身悶えた。

「ひはっあっ、らめっ、ちくびぃっ、あっ、吉野っ、もうやめ……っ」
「こら、呼び方間違ってるよ」
「はひぃっ」

 乳首に柔らかく歯を立てられ、強すぎる刺激に涙が滲む。

「ごめ、なしゃっ、んっ、博臣、間違えてごめんなさい……っ」
「うん。ちゃんと名前呼べて偉いね、太一。いい子だよ」

 ちゅっちゅっと優しく乳首を吸われ、じぃん……と腰が震えた。

「んんっ……博臣、もう、乳首だめ、弄っちゃやあぁっ」
「どうして? せっかく太一が乳首でいっぱい気持ちよくなれたのに」
「きもち、よくて……おちんぽが……っ」
「ああ、またおちんぽ我慢できなくなっちゃったんだね」
「ごめ、なさいぃ……」
「謝らなくていいんだよ。乳首でいっぱい気持ちよくなれたからなんだから。いい子だね、太一。可愛いよ」
「ふわ……っ」

 頭をよしよしと撫でられて、悦びにペニスからじわ……っと蜜が溢れる。

「じゃあ、またおちんぽもよしよししようね」
「ひうぅっ」

 ぬるぬるになったペニスを掌に包み込まれ、再びぐちゅぐちゅと扱かれる。性器を刺激されながら乳首も唇で愛撫され、太一は気持ちよさに身を捩る。

「あひっぃんんっ、きもち、いいぃっ、あっあっ、両方されるの、きもちいいっ、ひあっあっんうっ、あっ、くひぃんっ」

 乳首をぢゅぱぢゅぱと吸われながらペニスの先端をにちゅにちゅと擦られ、すぐに絶頂へと追い詰められていく。

「ぉっ、んっ、い、くぅっ、いく、いくっ、ひっ、あっあっあ~~っ」

 大きく腰が跳ね、ペニスから精液が噴き出す。目の前が真っ白になり、心地よい疲労感にくたりと体から力が抜けた。

「また上手にイけて偉いね、いい子、いい子」
「ふ……はぁっ……」

 荒い息を吐く太一の頬に博臣の唇が触れる。

「可愛いよ、太一。大好き」

 囁く彼の声音は酔ってしまいそうなほどに甘く、頭がくらくらした。

「ラブラブ恋人セックスするために、太一のおまんこ準備しようね」
「は……へぇ……?」

 言われた事の意味がわからず呆けている間に、博臣にジーンズと下着を脱がされる。太一の下半身を剥き出しにして、彼は部屋に常備されていたローションを手に取った。

「ゆっくり慣らしていこうね」
「んぇ……?」

 にっこり微笑みかけられても、太一は間抜けな声を出すだけだった。
 脚を開かれ、後孔にぬめった指が触れ、漸く何をされようとしているのかわかった。

「ひっ、ちょっ、なに、して……っ」
「何って、だから太一のここをふわとろおまんこにするんだよ」
「んな、に、言って……っ」

 蕾にぬるぬるとローションを塗りつけられ、声が震える。
 そんなところに触れるなんて、嫌ではないのだろうか。信じられない気持ちで見つめれば、博臣はそれはそれは楽しそうだった。これも太一への嫌がらせのつもりなのか。全く意図がわからない。
 困惑に何もできずにいる間に、後孔はどんどんローションまみれにされていく。指の腹で撫で回され、そこはひくひくと収縮する。

「太一のおまんこ可愛いね。早く入れてって言ってるみたいにぱくぱくしてるよ」
「や……違っ……んんっ」
「違わないよ。ほら、ちょっと押し付けただけで、俺の指飲み込んでく……」
「んぁっ……あっ、あっ……」
「あれ? もうちょっと柔らかくなってる?」
「っ……」
「もしかして、来る前に自分で弄ってきたの?」

 彼の言う通りだった。アナニーは日常的にしているとはいえ、アナルセックスを経験するのははじめてだ。前もって解しておかなければ時間がかかってしまう。面倒だと思われたくなくて、ある程度慣らしてきたのだ。
 それなのに、現れたのは会社の同僚で。準備万端で来てしまうなんて、ただの恥さらしではないか。
 真っ赤になって俯けば、額に軽くキスをされた。

「嬉しいよ、太一……。俺のちんぽを入れる為に、自分でおまんこ弄ってきてくれたんだね」

 博臣はうっとりとした顔で太一を見つめ、恥ずかしい事を言ってくる。
 そうだけど、そうじゃない。そもそも博臣は、太一なんかとセックスするつもりなどないだろうに。

「太一は本当に可愛くていい子なんだから。ご褒美に、おまんこもたっぷりよしよししようね」
「ひんぅっ」

 差し込まれた指を動かされ、ビクッと体が反応する。
 博臣は探るように慎重に指を奥へ進めていく。やがて内壁に膨らみを見つけ、唇に弧を描いた。

「ここ、太一の気持ちいいところ? いっぱいよしよしって擦ってあげるからね」
「やっ、だめ、そこ、触っちゃ……あ゛あぁっ」

 敏感な箇所を撫でるように擦り回され、強い刺激に腰がガクガクと揺れた。

「気持ちいいね、太一。よしよし、よしよし。可愛いよ、太一。いい子、いい子」
「ぉっ、んんっ、んっひっ、あっ、らめっ……へあぁっ」

 声で太一を甘やかしながら、こりゅんこりゅんと前立腺を捏ね回す。指一本でも刺激が強すぎるのに、彼は早々に二本目の指を挿入してきた。

「んひいぃっ、ひっ、あっ、あぁっ」
「おまんこでこんなに気持ちよくなれるなんて、太一は本当にいい子だね。もっといっぱい可愛がってあげるからね」
「おぉっんっ、あ゛っ、らめぇっ、そんなに、こすっちゃあ゛っ、あっあっんひ~っ」

 腰がへこへこと動いてしまうのを止められない。ペニスもまた勃ち上がり、透明な蜜を溢れさせていた。

「あひぃっんっ、ぉっ、おっ、やっ、あっあっんんぅうっ」
「おまんこきゅんきゅんって喜んでるね。俺も気持ちよくなってくれて嬉しいよ。よしよし、太一はいい子」
「おおっ、~~~~っ、ひぃっ、んっ」

 二本の指で絶え間なく敏感な膨らみを擦られ、快感で目の前がチカチカした。感じすぎると怖いので、自分ではこんなにしつこくそこを弄る事などなかった。
 重点的に前立腺を快楽で攻め立てられ、太一はかぶりを振って身悶える。

「んゃあ゛~っ、い、くぅっ、こわいぃっ、ぉちんぽっ、いじってないのに、いく、いくぅっ」
「大丈夫だよ、太一。よしよし、怖くないからね」
「おっ、おっ、やめっ、よしよししないれっ」
「大丈夫だから、おまんこでイッてごらん。怖くないよ、よしよし、よしよし」

 怯える太一の頭を優しく撫でながら、博臣が後孔を攻める手を止める事はなかった。
 丁寧に、容赦なく快楽を与えられ続け、太一は腰を浮かせ内腿をぶるぶると震わせる。

「お゛っ……ぃ、くっ、いく、いくっ、いっ、~~~~~~っ」

 絶頂の強烈な快感に、太一は目を見開き全身を痙攣させた。

「あへっ……へっ、はっ……はあっ」
「おまんこでも上手にイけたね。偉い、偉い」
「んへぇ……へはっ……はんぅっ、待っ、よしよし、らめっ」

 絶頂を迎えたのに、博臣は前立腺を擦るのをやめてくれない。捏ね繰り回すようにそこを指で刺激し、太一を快楽で蹂躙する。

「んおぉっ、おっ、やっ、やめっ、んひっ、ひおっ、おっ、お゛~~っ」
「おまんこよしよし気持ちいいねー、太一」
「お゛お゛っ、んっ、きもちぃっ、きもちいいからぁっ、あ゛っ、もう、やめっ、へあっあぁっ」
「うん、うん。もーっと気持ちよくしてあげるからね」
「ひぁああっ」

 ローションを継ぎ足し、三本目の指が後孔に挿入された。

「ひっ、おっ、んぅううっ」
「ほら、よしよし。いっぱい擦ってあげるよ」
「お゛っ、~~~~っ、ひっ、まっ、まっへ、あぁっ、んひっ、ひあぁっあ゛~~っ」

 三本の指で膨らみをぐりゅんっぐりゅんっと押し潰すように擦り上げられ、太一は激しく身悶えながら絶頂を繰り返す。
 口の端から涎を垂らし、涙と鼻水でぐちゃぐちゃの太一の顔を見つめ、博臣は恍惚とした顔で微笑んだ。

「可愛い……。可愛いよ、太一……」
「おおっんっ、んひぃっ、~~~~っ、くひぃんっ、んくぅうっ」
「トロトロになったおまんこが、俺の指にしゃぶりついて……抜こうとすると、ぎゅーって締め付けてくるの可愛いね。太一はとっても可愛くていい子だね」

 蜂蜜のように甘い声音が耳に吹き込まれた。そのまま耳を舐め上げられ、ぞくぞくっと震えが走る。

「ひゃうんんっ、らめぇっ、みみ、くしゅぐったい、んあっ、ひっ、おっおっおっお~~っ」
「耳も気持ちいいね。太一は気持ちいいところがいっぱいあって可愛いねー」

 太一の耳全体に舌を這わせ口に含んでちゅうちゅうと吸い、内側もたっぷりとねぶりながら、後孔に挿入した指をぢゅぽぢゅぽと抜き差しする。
 快楽の波に揉まれ、太一は気持ちいいという事だけで頭がいっぱいだった。

「いくっ、んう゛ううぅ~~っ、んひっ、いくぅっ、んんっ、ひっ、あっ、あっ、あ゛~~っ」

 ペニスからは何も出ないのに、いくのが止まらない。いってもいっても、博臣の手でまた絶頂へと追い上げられていく。
 散々弄られた肉襞が、彼の指に媚びるように絡み付く。もっと奥へと欲しがるように、中がきゅうきゅうと蠢動する。
 気持ちよすぎて怖いくらいなのに、体は物足りないと疼くのだ。後孔の奥が、刺激を求めてむずむずする。

「んやあぁっ、あ゛っ、もうやぁっ、ひうんんっ、んっ、ゆびやらぁっ」

 嫌がるように腰を捩り、博臣の腕を掴む。
 彼は指の動きを止め、太一の顔を覗き込む。

「どうしたの、太一? もうおまんこよしよし嫌になっちゃった?」
「やっ……ゆび、じゃなくて……」
「うん?」
「ぉ……ちんぽ、が、いい……っ」

 後孔をきゅんきゅんと蠢かせ彼の指を締め付けながら、太一はねだる。

「はじめての、おちんぽ、入れてほしい……」
「…………」
「指じゃなくて、おちんぽでよしよししてぇ」
「…………」

 博臣は真顔でこちらを凝視している。
 しまった……と太一は思った。
 彼に太一とセックスするつもりなどないのだった。それなのにあんな事を言ってしまうなんて。馬鹿にされ嘲笑され、お前なんか抱くわけねーだろと罵倒されてしまう。
 自分の失態に消えてしまいたくなる。
 身を縮め彼の反応を待っていると、ゆっくりと指を引き抜かれた。

「んぁっ……」
「全く……」
「っ……」
「太一が『よしよし甘やかしラブラブ恋人セックス』したいって言うから、がっつかないようにしてたのに……そんな事言って煽ってくるなんて……」
「へ……ぁ……ご、ごめ……」

 よくわからないが責められていると感じて謝罪の言葉が口をついて出る。
 体を起こした博臣は、太一の前で服を脱ぎ捨てた。何故脱ぐのかわからなかったが、太一は理由を訊く事もできずただ黙って見ていた。
 上半身裸になった彼は、それから下も脱いでいく。下着を下ろした瞬間、弾けるように飛び出した陰茎に太一は目を丸くした。
 太くて長い、その大きさにも驚いたが、腹につきそうなほど反り返っている事に驚かずにはいられなかった。
 状況を把握できず困惑する太一の上に、全裸の博臣が覆い被さってくる。

「ひぇ……っ」

 下腹部に勃起した男根を押し付けられ、情けない声が漏れる。

「このおちんぽ欲しいんだよね?」
「ぁ、あの……っ」

 博臣は太一の両脚を持ち上げ、柔らかく解された後孔に亀頭を宛がった。

「生でいいよね? ラブラブ恋人セックスだもんね、いっぱい中出ししなきゃね」
「っあ……ひっ、ぃ……っ」

 太い先端がめり込んでくる。

「ラブラブな恋人って事は、するのは子作りセックスだもんね。孕むまで、いっぱい愛し合おうね」
「ぉっ……はっ、ひぃっ……は、はいって……っ」

 うっそりと微笑みながら、博臣は腰を進めてくる。太くて硬い楔に貫かれていくような感覚に体が逃げそうになるが、彼にガッチリと掴まれて身動きが取れなかった。

「ひっ、うっ、ふと、ぉいっ……」

 アナニーでの経験とは比べものにならないほどの圧迫感に襲われる。ドクドクと脈打つ肉塊が胎内に埋め込まれていく。

「あ゛っ、しゅごっ、おっ、おちんぽ、はいってるぅっ」
「うん、恋人の生ちんぽが太一のおまんこに入ってくよー」
「ひっ、んぅっ、せ、せっくしゅ、してる、う゛ぅぅぅっ」
「うん、うん。恋人セックスしてるんだよ、太一。恋人の生ちんぽ気持ちいいね」
「んひぃっ、ひぉっ、んっ、きもちいっ、あっあっ、せっくしゅっ、おちんぽ、きもちいいぃっ」
「素直でかわいーなぁ、太一は。ちんぽでいっぱいおまんこよしよししてあげるからね」
「んおぉ……っ」

 ごりゅんっと亀頭で前立腺を抉るように擦られ、全身を快感が駆け抜ける。指で擦られるのとは全く違う感覚に、太一は涙を流し快楽に溺れた。

「きもちいいっ、あ゛っ、あっ、おちんぽしゅごいぃっ」
「気持ちいいねぇ。よしよし、よしよし」
「おおっ、いいっ、ひっくぅっ、よしよしされぅの、きもちいっ、あっ」
「恋人セックス気持ちいいね。いっぱいラブラブしようね」
「んん゛~~っ」

 深く唇を重ねられ、口腔内を貪られる。舌を絡ませ合いながらずりゅずりゅと腸壁を擦られ、もう気持ちいいという事しかわからなくなる。

「んぉ゛っ……んっ、んっ、ん゛~~~~っ」

 差し込まれた彼の舌に吸い付きながら、爪先をピンと伸ばし絶頂に震える。

「はあっ……太一のおまんこ痙攣して……あー、気持ちいい」
「ひっ、あ゛っ、あっ、あ~~っ」

 絶頂の締め付けを楽しむように陰茎を動かされ、いったばかりの体は更なる快楽にビクンビクンと跳ねた。

「ラブラブセックス気持ちいいね、太一」
「お゛っ、きもち、んうっ、ひっ、きもちよしゅぎて、っ、──~~~~っ」
「気持ちよすぎてイくの止まらなくなっちゃった? 俺のちんぽでたくさんイけて偉いね、可愛いよ、太一。いい子いい子」
「ひんうぅっ、うあっあっ、いくっ、よしよししゃれてぇっ、いく、いくうぅっ」
「あー、可愛い……。もっと奥もよしよししようね。奥までいっぱいよしよししてあげるからね」
「ひっ、はっ、あっあ゛っ、おちんぽっ、はいってくるぅっ」

 浅い部分を擦っていた肉棒が、直腸を擦りながら奥へと侵入してくる。指では届かない内奥に、亀頭がぐりぐりと埋め込まれていく。

「んっ、おなか、あぁっ、おちんぽで、いっぱいになるぅっ、くひっ、ひっ、んううぅっ」
「そうだね……。太一のおまんこ、彼氏のおちんぽでいっぱいだねー。ほら、お腹触ってごらん」

 手を掴まれ、下腹部へと導かれる。

「おっ……しゅご、いぃっ……いっぱい、はいってる、おちんぽぉ……っ」

 膨らんだ下腹部を撫で、太一は唇を緩めた。その瞬間、ずんっと強く腰を突き上げられる。

「んおぉ……っ」
「ああ、ごめんね、太一があんまり可愛いからちんぽイラついて」
「おっ、おっ……」
「ごめん、ごめん、よしよし」
「んへぁぁ……っ」

 ぐしゃぐしゃに乱れた太一の頭を撫でながら、彼はゆるゆると腰を揺する。
 先ほどよりも深い場所まで硬い剛直に擦り上げられ、与えられる未知の快楽に身悶えた。

「んあっあっ、なでなで、きもちいぃっ」
「頭なでなで気持ちいーの? あーもう可愛いね太一はっ」
「ひお゛っおぉっ……~~~~っ」

 激しく内奥を突き上げられ、その刺激に達してしまう。

「っあ~、すご、まんこ締まる……っ」
「んひっ、ひっおっお゛~~っ」

 達している間も容赦なく内壁を擦られ、断続的に快感に襲われる。ずちゅっずちゅっと何度も抽挿を繰り返され、太一はされるがまま喘ぎ続けた。

「ラブラブ子作りセックス気持ちいいね、太一」
「きもちっ、ひぃっ、んんっ、せっくしゅぅっ、きもちいっ、ひっんっうっ、ああぁっ」
「可愛いよ、太一、大好き」
「ん゛っ、ん~~っ」
「太一も好きって言って。ラブラブセックスなんだから、いっぱい好きって言い合うんだよ。ほら、博臣大好きって」

 促され、快楽で頭がいっぱいの太一は何も考えずに従った。

「んおっ……っき、しゅきっ、ひっ、ひろおみぃっ、しゅきっ、だいしゅき、んあぁっあっあっあっ」
「あー、堪んねー……」
「だいしゅき、ぃいっ、ひろ、ぉみっ、んっ、あっあっ、しゅきぃっ」
「うん、うん。俺も大好きだよー、太一。好き好き。可愛いね、太一、大好き」
「おっ、~~~~っ、くひっぃんっ、んっ、~~~~~~っ」

 ばちゅっばちゅっと音を立て、一層激しく肉筒を穿たれる。

「あっ、お゛っ、お゛っ……」
「種付けするよ、太一。太一のおまんこに中出しするからね……っ」
「ひゃひっ、ひっ、にゃからしっ、されぅっ、んっ、──~~~~っ」

 腹の奥で弾けた熱が、どくどくと注がれる。

「へはっ……あっ……きもちいい……っ」

 胎内に精液を吐き出され、太一は陶酔した顔でビクッビクッと体を震わせた。
 余韻に浸る太一の頬が優しく撫でられる。

「可愛い……。中出し気持ちよかった?」
「ん……きもち、いい……」
「じゃあ、またいっぱい中に出してあげるからね」
「へあ……? んひぃっ……!?」 

 体を繋げたまま、彼の腕に抱かれ上半身を起こされた。
 対面座位の体勢になり、自重で剛直に深く貫かれる。

「お゛っ、ひっ、な、なんれっ……もう、終わり……」
「知らないの、太一。ラブラブ恋人セックスは一回じゃ終わらないよ。ラブラブな恋人はいっぱいセックスするんだよ」
「はぇぇ……?」

 わけのわからない事を言われて、けれど思考が働かず、彼の言葉が正しいように思えてしまう。

「今度はぎゅーって抱き締めていっぱいちゅーしながらセックスしようね」
「んお゛っ……」

 博臣は太一をぎゅっと抱き締め、ずんっと腰を突き上げた。

「ひっ、ふかっ、ふかいぃっ、おっ、おくぅっ、はいって……っ」

 再び体積を増した陰茎の先端が、最奥にぐぽりと嵌め込まれた。
 目も眩むような快感に襲われ、太一は怯える。

「大丈夫、怖くないよ、太一。恋人セックスはおまんこの奥まで入れるんだよ。これから覚えようね」
「んひっ、お゛っんっ、れもぉっ、ふかくて、こわいっ、ひう゛っ」
「泣いちゃって……可愛いね、太一。よしよし。最初は優しくトントンするからね」
「おっ、んっんっん゛うぅっ」

 最奥を亀頭でトントンと小刻みに刺激される。緩い動きでも快感は大きく、助けを求めるように博臣にしがみつく。

「可愛いねー、いっぱいぎゅってしていいからね。ちゅーもしようね」
「んんっ、んっ、はっ……ん゛ん゛ん゛っ」

 後孔の刺激だけでいっぱいいっぱいなのに、口の中も舐め回されて、処理しきれない快楽を与えられ頭がくらくらした。無意識に博臣の肩や腕に爪を立ててしまうけれど、彼は気にせず行為を続ける。

「ん゛っ、ふぁっ……んっ、うぅ……っ」
「おまんこトントン気持ちいいね。奥がきゅうきゅうってちんぽしゃぶってるよ」
「ひっ、くぅんっ……きもちぃ、いっ、んっんっんっんーっ」
「可愛い、太一、いい子、いい子」
「おっおっ、んっ……はぁんっ、んんっ」

 頭を撫でられて、ぞくんっぞくんっと背筋に震えが走る。
 舌に舌が絡み付き、溢れた唾液を啜られる。最奥を刺激する動きは徐々に強くなっていった。

「んあ゛っ、待っ……ゆっくり、してぇっ」
「はじめてだからまだ怖いね。じゃあ、乳首も一緒に弄ろうね」
「んゃっ、やっ、あっ、ひぅんっ」

 博臣の指が乳首に触れた。固く張り詰めた突起をピンピンッと弾かれ、鋭い快感に肩が跳ねる。
 キスをしながら乳首を弄られ、胎内もぐりぐりと抉られる。気持ちよすぎて眩暈を感じた。

「お゛っ、ひぃっ、んっ、んう゛~~~~っ」

 絶頂に、全身が痙攣する。剛直が最奥に嵌まりっぱなしなので、快感が終わらない。

「おまんこの奥でイけたね。いい子。偉いね、太一」
「ん゛ぉっ、まっ、まって、もうっ、んっ、~~~~っ」

 快楽から解放されたいのに、更なる快楽で埋め尽くされる。

「可愛いねー。太一はいい子だからおちんぽもよしよししようね」
「くひぃんっ、んっ、やっ、あ──っ」

 濡れそぼったペニスの先端をぬちゅぬちゅと掌に包んで擦られ、強すぎる快感に悲鳴が漏れる。

「ひゃうぅっ、んっ、らめぇっ、おちんぽ、おっ、ひっ、いくっ、~~~~~~っ」

 鈴口から少量の精液がぴゅくっと噴き出す。先端の割れ目をくちゅくちゅと指先で撫で回され、太一はそれを必死に止めた。

「んやあぁっ、もうらめっ、おちんぽいじるのらめぇっ」
「太一のおちんぽピクピク震えて可愛いから、もっとなでなでしたいのに」
「らめなの、おちんぽなでなでしないれぇっ」
「じゃあ、乳首にしようか。固くなった乳首の先っぽ、なでなでしてあげようか」
「ひ、やっ、ちくびも、らめっ……」

 これ以上気持ちよくされたらおかしくなってしまう。
 かぶりを振って止めれば、博臣は不満そうな表情を浮かべた。

「えー。もっと可愛がりたいのに」
「っ、ひろ、おみの、おちんぽで、して……っ」

 太一は腰を揺すり、後孔をきゅっと締め付けた。

「おねがい……博臣の、おちんぽで、可愛がってっ……」

 あちこち弄り回されるくらいなら、一点だけに集中してほしい。そんな思いで放った言葉だった。
 次の瞬間きつく抱き締められ、ばちゅんっと激しく腰を打ち付けられた。

「ひあぁっ……」
「いいよ、俺のちんぽでぐちゃぐちゃに可愛がってあげるからね……っ」
「んひぃっ」

 ぐぽっぐぽっと先ほどとは比べものにならないくらいの強さで最奥を穿たれる。
 ちょっと待ってくれ、もう少し優しくしてほしい……と頼みたかったが、既にまともな言葉も口にできない。

「おお゛っ、おっひっ、~~~~っ、んっんっ、ひっおっ、お゛~~っ」
「可愛い、太一。俺のちんぽで可愛がられるの気持ちい?」
「ひぉっ、んっ、~~~~っ、くひっ、ひっ、ぉ゛っ、~~~~っ、んおぉっ」
「気持ちよすぎて何も言えなくなっちゃった? トロトロのアへ顔可愛いねぇ」
「んんん゛~~っ」

 博臣は太一の口から溢れた唾液を舌で舐め上げ、そのままキスをする。
 口内を舌で掻き回されながら、絶えず後孔を突き上げられる。

「ん゛ぁっ、んっ、~~~~っ、ぉっ、んっんんっ、ん゛~~っ」
「ラブラブキスハメ気持ちいいね。太一も舌伸ばして?」
「んへぁっ、んっ、んっ」

 伸ばした舌をねぶられ、しゃぶられ、気持ちよくて、彼の体に縋りつく。
 触れ合う肌の感触も、温もりも、心地いい。このまま抱き締めていてほしいと思えるほどに。抱き締めている相手が誰かなど、強烈な快感にどうでもよくなる。

「んっ、んっ、きも、ちいいっ、~~あ゛っ、んんっ」
「可愛い太一。よしよし」

 博臣は太一の頭を撫で、キスをして、抱き締めて、胎内を犯す。
 全てが気持ちよくて、身も心もぐずぐずになってしまいそうだった。

「ぉんっ、ん゛、きもちぃっ、~~~~っ、んんっ、はっ、んっんっ」
「うん、気持ちいいね。ああ……また太一の中に出すよ。おまんこの奥に種付けするからね」
「んっ、なか、なかにっ、ほしい……んっんうっんっんう゛~~~~っ」

 ごちゅっごちゅっごちゅっごちゅっと激しく内奥を抉られる。奥深くまで捩じ込まれた陰茎から、大量の精液が吐き出された。

「っ、──~~~~っ、ぉっ、っ、~~~~っ」

 びゅーびゅーっと叩きつけるように体液を注がれ、ガクガクと体を震わせながらそれを享受する。
 唾液の糸を引きながら、ゆっくりと唇が離れた。べとべとに汚れた太一の口元に、博臣の舌が丁寧に這わされる。

「はっ……っん、くすぐったぃ……」

 肩を竦めれば、博臣は楽しそうに笑みを浮かべた。

「可愛い……」

 うっとりと囁かれる。
 甘さを含んだ瞳に見つめられどうすればいいかわからず戸惑っていると、博臣が上半身を後ろに倒した。ベッドの上で仰向けになった彼の上に馬乗りの状態になる。

「ぁ、の……?」
「じゃあ、今度は太一が動いてね」
「んえっ……?」

 埋め込まれたままの彼の陰茎は、射精したばかりのはずなのにまた胎内で体積を増していく。
 所謂騎乗位でのセックスを求められているのだと気付き、太一は狼狽えた。

「そんな、の……俺、できな……」

 というか、もうしたくない。既に一生分くらいの快楽を与えられた気分で、これ以上続けたら体がおかしくなってしまいそうだ。

「大丈夫だよ、太一。ゆっくり動いてごらん」
「む、むり……だよ……。俺には……」
「そっか……。太一ははじめてだもんね。じゃあ、また俺が動くね」
「ぅえっ? ひっ、ああぁっ」

 下から腰を突き上げられ、じゅぽっと最奥を貫かれる。一気に快感が全身を駆け抜け、背中が仰け反る。

「んおっ、まっ、まっへ、んんっ、まって、あ゛っ、やっぱり、おれがっ、おれが動くからぁっ」

 そのまま激しく下から内奥を穿たれそうになり、太一は慌てて彼を止めた。こんな上級者のセックスを立て続けにされたら、本当におかしくなってしまう。

「無理しなくてもいいんだよ、太一」
「むり、じゃないっ……できる、から……っ」
「わかったよ。手を繋いでてあげるから、頑張ろうね」
「んう……」

 両手をそれぞれ博臣に掴まれ、指を絡ませるように繋がれる。
 手を繋いでするなんて、本当に恋人同士のセックスみたいで恥ずかしい。

「太一、ゆっくり腰上げて……」
「んっ、うっ、う~~っ」

 ぎゅっと彼の手を握りながら、太一は恐る恐る腰を浮かせる。ずりずりっと腸壁を擦られ、強い快感に動きが止まってしまう。

「んあ゛っ、こすれるのっ、きもちいっ、んっ、あっあっ」
「俺のちんぽで気持ちよくなっちゃうの、可愛いね」
「んひっ、ひっ、おっ、んん~~っ」
「頑張って、太一」

 時間をかけて剛直を引き抜いていく。硬い雁に前立腺を引っ掻くように擦られ、強烈な快感にガクッと膝が崩れた。

「お゛っ、~~~~っ、っ、ひっ」

 再び自重でぬぷぬぷぬぷ……っと一気に奥まで貫かれた。太一は背中を弓なりに反らせ絶頂を迎える。

「ひっ、うっ、う~~っ」
「大丈夫、太一? ほら、もう一回腰上げて」
「んくっ、あ゛っ、んっんんっ」

 下半身に力が入らないけれど、どうにか腰を上げていく。

「んぁ゛っ、あっ、こすれるぅっ」
「うん。おまんこぎゅうぎゅうしてくるから、いっぱい擦れて気持ちいいね」
「んおぉっ……」

 また亀頭に前立腺を擦り上げられ、腰が跳ねた。そのせいで、ごりゅんっと強く膨らみを押し潰される。

「んひっ、~~~~っ、お゛っ、お゛~~~~っ」

 達してしまい、達した刺激で腰を落とした。ずぶずぶずぶ……っと剛直が最奥まで埋め込まれる。
 太一は早々に弱音を吐いた。

「ひっ、くぅっんっ、らめっ、もう、できないぃっ」
「でも、太一ばっかりイッて、俺はまだイけてないよ?」
「ご、ごめんなしゃ……でも、もうできない……も、ゆるひてぇ……っ」

 博臣と繋いだ手に弱々しく力を入れ、懇願する。
 泣きべそをかく太一を見つめ、彼はにんまりと笑った。

「じゃあ、俺と付き合ってくれる?」
「へ……?」

 言われた言葉の意味がわからず、太一はただポカンと口を開ける。

「俺の恋人になってよ、太一」
「は? え? な、に、言って……んひっ!?」

 とちゅんっと最奥を突かれ、甲高い声を漏らす。

「んっ、あっ、らめっ、らめぇっ、おく、とんとん、しちゃ、あっんっ、おぉっ」
「恋人になってくれる、太一?」
「んえ? あっ、んっ、まっ、な、なんれっ、そんな、あっ、らめっ、うごいちゃ、あ゛っ、~~~~っ」
「もっと太一とラブラブ恋人セックスしたいから。こんなんじゃ全然物足りないよ」
「ひぉっ、んっ、れもっ、こいびと、なんて、あ゛っ、ひっ、おく、ぐりぐりしないれぇっ」
「恋人になってくれないなら、俺が満足するまで太一のおまんこ犯すから。太一のおまんこが俺のちんぽの形になるまで嵌めっぱなしにして、溢れるくらいザーメン注いで、俺のちんぽなしじゃ生きていけないって言うまでやめないから」
「んへっ、えっ、ん゛っ、ぉっ、お゛~~~~っ」

 彼が何を言っているのか快楽に侵された頭ではしっかりと理解できなかった。ただ彼に行為をやめてほしい一心で、太一はガクガクと頷く。

「なるっ、う゛ぅっ、こいびと、なりゅからっ、あ゛っあっあっあ~~っ」
「ホント? ホントに、太一?」
「お゛ひっ、ほんろっ、ぉっ、だからぁっ、もう、んおっ、おっ、~~~~っ、おお゛っ」

 もうやめてくれ、と口にしたいのに激しく腰を突き上げられて汚い喘ぎ声しか出せなかった。

「嬉しいよ、太一。俺達もう恋人同士なんだね」
「んあ゛っ、ひっ、はげしっ、ん゛っ、ひあっ」

 キラキラと輝くような笑みを浮かべ、博臣は太一の手をぎゅっぎゅっと可愛らしく握る。そうしながら、下半身では蹂躙するかのような行為を繰り返していた。
 最奥を何度も穿たれ、強烈な快楽を断続的に与えられ、絶頂から降りてこられない。

「これから毎日ラブラブ恋人セックスしようね、太一」
「お゛っ、お゛っ、お゛っ、お゛~~~~~~~~っ」

 絶叫のような太一の声が部屋に響いた。 





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