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傲慢な王子は気づけない
しおりを挟むクズの第一王子が弟の妻を寝取ろうとして返り討ちに遭い、それから弟夫婦のイチャイチャを見せつけられる話。
クズ王子が思いっきり張り形を突っ込まれて汚く喘がされます。
女性上位 見せつけ
──────────────────
第一王子として美しい容姿を持って産まれたエドモンドは、周りから甘やかされ褒め称されて育ってきた。結果傲慢でプライドが高く、自己中心的な人間に成長していった。ひとたび機嫌を損ねれば周囲に当たり散らし、周りは彼の機嫌を損ねないよう常に気をつけなければならなかった。
自分が周りから恐れられていることをエドモンドは自覚していた。しかし彼は周りから畏れ敬われる存在こそが一国の王だと考えていたので、自分の行動は正しいと思い込んでいた。自分が敬われることなくただ恐れられているだけだということに気づかずに。
そんなエドモンドにはジェラルドという弟がいた。顔は整っているけれど、エドモンドのような華はない。
エドモンドは弟を完全に見下していた。
弟は決して権力をひけらかさない。使ってこその権力だというのに。それが出来ないジェラルドは腰抜けだ。そんな風に思っていた。
しかし、そんな地味でつまらない弟を堅実で誠実だと支持する者もいる。
なにもかもがエドモンドより劣っている、能無しの弟だというのに。
気にくわない。
気にくわないが、それよりなによりも許せないのが、ジェラルドが娶った妻だ。
エドモンドの婚姻が済んだ後、まるで見計らったかのようにジェラルドの婚約者は現れた。
他国の王女であるクラリッサは、誰もが認める絶世の美女だった。
絹のような滑らかな金髪に、透き通るような白い肌。肉感的でありながら下品ではない完璧な肢体。
でしゃばらず、淑やかで品のある控えめな女性。
エドモンドの妻とはまるで違う。エドモンドの妻は顔は美しいと言えるが、クラリッサと比べればその美しさは霞む。胸はでかいが品はない。口を開けばあれが欲しいこれが欲しいと、わがまましか言わない強欲な妻だ。
クラリッサはジェラルドにはもったいない。
あの女は、俺にこそ相応しい。
エドモンドは本気でそう思った。
けれど、妻は一人しか娶れない。既に婚姻を済ませていたエドモンドは、ジェラルドとクラリッサの結婚を歯噛みしながらも黙って見ていることしかできなかった。
しかしエドモンドは自分が絶対だと思っている。
自分はなにをしても許されるのだと。
欲しいものは手に入れなければ気が済まない。
だからエドモンドは迷わず弟の妻を寝取ろうと考えた。
ジェラルドがいない隙をつき、前もって人払いをし、クラリッサをお茶に誘った。彼女の紅茶には即効性の睡眠薬と遅効性の媚薬を混ぜた。ひとまず眠らせてベッドに運び衣服を脱がせ逃げられないように縛り上げる。その頃には彼女は目を覚まし、媚薬の効果も表れるだろう。それから彼女を犯すのだ。強力な媚薬に抗えず、彼女は自分からエドモンドを求めるだろう。
清廉なクラリッサがベッドの上でどのように乱れどんな声で鳴くのか。想像し、エドモンドは舌舐めずりした。
紅茶の入ったカップを口に運ぶクラリッサを、瞬きもせずに見つめる。
そうしながら、エドモンドも喉の乾きを覚えて自分の分の紅茶を飲んだ。一口、二口と喉に流し込む。
そしてエドモンドは気づかぬ内に意識を失っていた。
「ん゛ぉおおっ、お゛っ、おぉっ……!」
耳障りな野太い声と、ぐちゅんっぐちゅんっという激しい粘着音にエドモンドは目を覚ました。
「お゛っ、お゛ぉ゛っ……!?」
目を覚まして、聞こえていた声が自分の口から漏れているのだと漸く気づいた。
そして、後孔の違和感にも。
「な、なに、なんだ……!?」
「あら、お目覚めですか、エドモンド殿下?」
目の前には、にっこりと微笑む美しい女。エドモンドが手に入れるはずだったクラリッサは、笑顔だが冷ややかな瞳でエドモンドを見つめている。
自分の状況を把握しようとして、エドモンドは度肝を抜かれた。
全裸にされ、腕を後ろ手に縛られ、一人掛けの頑丈な椅子に座らされ、膝を曲げられ大きく脚を開かれた状態でガッチリとロープでくくりつけられているのだ。
自分のあられもない姿に目眩を覚え、更に信じられないことに尻の穴にずっぷりと巨大な張り形が埋め込まれていた。
「なぁあ……!? なに、なんだこれはぁあ……どういうことだ!? なんで俺がこんな目に……!?」
錯乱しめちゃくちゃに暴れるけれど、ロープでしっかりと固定され殆ど動けない状態だった。暴れてもロープが肌に食い込み、後孔に咥え込んだ張り形が擦れ、自分が苦しむ結果にしかならなかった。
そんなエドモンドを、唇に笑みを乗せてクラリッサが見つめていた。
エドモンドは彼女を睨めつける。
「クラリッサ……貴様か……!? 貴様が俺にこんな真似をしたのか……!?」
「まあ、怖いお顔。寝ているときはあんなに蕩けた顔で鳴いていたのに」
「んひぃ!?」
「ほぅら、またさっきのようにはしたない声で鳴いて下さい」
無邪気とすら思える笑顔で、クラリッサはエドモンドに埋め込んだ張り形をじゅぽじゅぽと出し入れした。
「ひぉおっ、お゛っ、や゛めっ、やめろぉお゛っ、くそっぉおおっ、きさま、あ゛っ、こんなことをして、へえぇっ、ただで済むとぉおおっ、おっ、ぉあああああんっ」
クラリッサはぐりゅんぐりゅんと張り形を回し、エドモンドの前立腺を押し潰した。先ほどから勃ちっぱなしのぺニスから、ぴゅくっと体液が漏れる。
「ふふ。まだそんな生意気な口を利く元気があるのですね。それなら、もっともーっと虐めてさしあげないと」
クラリッサは艶然と微笑む。
美しく清廉な空気を纏いながらも、彼女の行動は残酷だった。
躊躇いもなく張り形を更に奥へと突き入れられ、エドモンドは悲鳴を上げる。
「あ゛ひぁああああっ……!」
「さあ、もっと奥までぐちゅぐちゅしましょうね」
「んひぉお゛っ、まっ、待てっ、やめろぉっ」
「そんな横柄な態度では、誰も頼みなんて聞いてくれませんよ?」
「んおっお゛っ、おひぃっ、ひっはああぁっ、あっ、まっでぇっ、たのむっ、たのむからぁっ、ああぁっ」
「あら、ちょっとだけいい子になってきましたね。その調子ですよ」
「待って、待ってくれっ、ぇああっ、なん、なんで、どういう……!」
「はい? どうしました?」
エドモンドが態度を若干改めれば、クラリッサは手を止めてくれた。
はーっはーっと肩で息をしながら、エドモンドは疑問を口にする。
「なんでっ、俺は……こんなことになっている……っ? どうして、貴様は、眠らなかった……?」
「ああ、あの紅茶ですか?」
「そう、そうだ、貴様は確かに、紅茶を飲んだ、のに……っ」
「そんなの、貴方と私のカップを交換したからですよ」
当然のように言われ、エドモンドは目を見開く。
「紅茶が用意された後、私は貴方の意識を紅茶から逸らしました。貴方の視線がそちらへ向いた隙にカップをすり替えたのですよ」
「な、ぜ……薬が、入っていると、気づいていたのか……?」
「私が気づいていたのはエドモンド殿下の視線ですよ」
「視線……?」
「ええ。私に欲にまみれた視線を向けていたでしょう? すぐに気づきましたよ、そういう目で見られることには慣れていますから。傲慢なエドモンド殿下なら、どんな手を使っても私を手に入れようとするだろうと思っていました。そんな相手の用意したものなんて、なんの疑いもなく口にはしませんわ」
にっこりと、魅力的な笑顔を浮かべるクラリッサに鼻白む。しかし高慢なエドモンドは痴態を晒しながらも虚勢を張った。
「はっ……だが、俺が薬を盛ったという証拠はない……なんの罪もないこの俺にっ、こんなことをして許されると思うなよっ……貴様こそが重罪人になるんだ……っ」
「私を訴えるおつもりですか?」
「当然だ! 極刑は免れないと思え!」
「…………」
「なんだ、今さら怖じけ付いたのかっ? だったら土下座して許しを請え! 額を床に擦り付けてみろ! そうすれば許してやらないこともないかもな……!」
偉そうにのたまうエドモンドを見下ろし、クラリッサは楽しそうに唇に弧を描く。
「まぁ……どんな罪で私を訴えるのですか? 教えて下さいな」
「そ、れは……っ」
「エドモンド殿下の慎ましいお尻の穴を、巨大な張り形でぐちゃぐちゃに掻き回した罪ですか? それを周囲に公言するのですか?」
「なっ、そ、そんなこと、言うわけが……!」
「ふふ。恥ずかしくて言えませんか? それなら安心して下さい」
クラリッサは近くにあるテーブルの上の水晶を手に取った。
「この水晶に、ぜーんぶ記録しておきましたから」
「はっ……な、なにを……」
エドモンドは信じられないものを見るような目でクラリッサと水晶を交互に見つめた。
この水晶は音と映像を記録できるものだ。
「エドモンド殿下の下品なお声も、お尻から聞こえるぐちゅぐちゅって音も、お尻をおまんこのように張り形で穿られて蕩けた顔を晒してぺニスを勃起させるいやらしい姿も、最初からきちんと記録してあります。エドモンド殿下が恥ずかしくて言えないのなら、この水晶を証拠として提出して下さって構いませんよ」
「なっ、あっ……や、やめ……っ」
エドモンドは蒼白になり、椅子をガタガタと揺らし暴れた。
「よ、よこせ! それを俺によこせぇ……!!」
「全く……ちょっとだけいい子になったと思ったのに、まだまだでしたね」
「んひいいぃ……!」
水晶をテーブルに戻したクラリッサは、再びエドモンドのアナルを穿った。ずるずると張り形を引き抜いてはぐぽんっと奥へ押し込め、それを何度も繰り返す。
「ひおっおおっ、やめっ、んへぇえっ、あ゛っ、ひぐうぅっ、やめろ、やめろぉっ」
「全く。エドモンド殿下は悪い子ですね。自分のことは棚に上げて、やめろやめろって騒ぎ立てるなんて」
「ん゛お゛っお゛ひぃいっ」
「私に薬を飲ませて、私をこんな風にめちゃくちゃにするつもりだったのでしょう? 私の意思など無視して凌辱し尽くして自分のものにしようとしたのでしょう? 私が泣いて叫んでも罪悪感も抱かず、自分の思うままに犯そうとしていたのでしょう?」
「ひっあっあっ、やめっ、そこっ、つぶすなぁっ、あ゛っあひぃっ」
「それなのに、ご自分は助かろうというんですか? エドモンド殿下ならばなにをしても許されるとでも?」
「あ゛っ、あたりまえ、だぁっ、おっ、おっ、俺は、俺を、誰だと、おおっ、おっ、くひぅうっ」
「本当に傲慢な人ですね。実の弟の妻を奪おうだなんて。そもそも薬を盛ったりしなければ、こんな目に遭うこともなかったのですよ、エドモンド殿下」
クラリッサは笑顔を絶やさない。顔だけは穏やかに微笑みながら、エドモンドを攻め立てる手は全く緩めない。
ごりごりと前立腺を抉るように擦り上げられ、ぺニスが痛いくらいに張り詰めている。だらだらと先走りが溢れ、張り形を咥え込むアナルにまで滴っていた。いつ射精してもおかしくないほどパンパンに反り返っているのに、いつまで経っても射精できない。生殺しのような状態が延々続き、エドモンドを苦しめた。
「んっおっおっ、やめっ、あ゛っんひぃっ、ほどけ、ほどいてくれっ、おぉっ、つらいっ、これいじょ、されたら、ぁあっあ゛っ、お゛っ、おかしくなるぅっ」
「あらあら、そんなに腰をくねくねさせて。もしかしておちんちんから、びゅーびゅーって射精したいのですか?」
「したいっ、させろっ、ちんこ擦らせろ、おおおおっ、お゛っおおっ、ひぐっうぅっ」
「だーめ、ですよ。悪い子のおちんちんは可愛がってあげません」
「んぐっ、お゛ぉっ、そ、んなっ、あ゛っ、おかしく、なっ、あ゛っあっあっあっ」
「おちんちん弄らなくても、お尻だけでびゅーびゅーできるかもしれませんよ。こんなに我慢汁を垂らしてるんですから」
「むりぃっ、ぃあああっあ゛っ、れきないっ、びゅーびゅーしだいいぃっ」
「大丈夫、できますよ。貴方のことだから、紅茶に媚薬も混ぜたのでしょう? ほら、私も手伝ってさしあげますから。この張り形、とっても気持ちいいお尻の奥まで届く長さがあるんですよ。さあ、奥まで入れてあげましょうね」
「ん゛っ、お゛っ、おっ、おっ~~~~~~っ!」
クラリッサはぐりゅっぐりゅっと左右に回しながら、張り形を奥へ捩じ込む。
そして、ずぼんっと張り形の先端が最奥を貫いた。
「っ、っ、──────~~~~っ!」
「ふふふっ、気持ちよさそうなお顔。口からとろとろ涎を垂らして、舌を突き出して……だらしなくてみっともない、素敵なお顔ですよ」
「ぉっ、お゛っ、お゛ぉっ……」
「この奥を、たくさんずぼずぼしてあげますからね」
「んぉおおおっ、おっ、じゅぼじゅぼぉっ」
「はい、ずーぼずーぼ、殿下のお尻おまんこは優秀ですね、こんなに悦んで張り形を全部飲み込めるなんて」
「ひぐおぉっ、おっ、ひっ、ひっ、はあぁっ」
「とっても上手に張り形をぎゅうぎゅうって締め付けてますね。一番奥をぐりぐりって掻き回してあげましょうね」
「あ゛あ゛ぁっ、おぐぅっ、おっ、おぐっ、ひろがりゅっ、ぐちゃぐちゃなるぅうっ、うっあ゛っ」
「おちんちんのお口がぱくぱくしてますよ。そろそろびゅーびゅーできそうですか?」
「おっおっ、い、いぐっ、いくいくいくっ、おっおっおっおっおっ」
エドモンドは喉を反らせ天を仰ぎ、内腿を激しく痙攣させた。
「いいですよ、気持ちよーく、たーっぷりびゅーびゅーってしましょうね」
「ひおぉっ、おっ、出るっ、出るっ、おっ、お゛~~~~~~っ」
ガクンッガクンッと椅子にくくりつけられた体を揺らしながら、エドモンドは射精した。勢いよく噴き出した精液は、彼の顔にまで飛び散った。
「ふふ。上手にたくさん射精できましたね、殿下。気持ちよかったですか?」
「はっ、はあっ……あへぇっ……きもち、よかったぁ……」
精液のかかった顔をだらしなく緩め、エドモンドはへらりと笑った。
そのとき、部屋に誰かが入ってきた。
「クレア、まだやってるの?」
「ジェリー」
現れたジェラルドに、クラリッサはパッと顔を輝かせた。
ジェラルドは拗ねたような表情で彼女を見つめる。
「まだ終わらないの? いつになったら僕に構ってくれるの?」
「妬いてるの? 可愛い、ジェリー!」
「わっ……」
クラリッサはジェラルドに抱きつく。そのまま、エドモンドが縛られた椅子の目の前にあるベッドにジェラルドを押し倒した。
「クレア……っ」
「ふふふ。妬く必要なんてないのよ、ジェリー」
ジェラルドに跨がったクラリッサは、スカートを捲り上げた。そして露になった下着のクロッチ部分をずらし秘所を晒す。大きく脚を開き、ジェラルドによく見えるように。
「ほら、見て。私のおまんこ全然濡れてないでしょう?」
ジェラルドは顔を真っ赤にしながらも、晒されたそこから目を離さない。
「私が可愛いと思うのも、欲情するのもジェリーだけよ。ジェリーにしか興奮しないもの。ジェリーだけを愛しているから」
「っ、はっ……クレア……っ」
「ほら、ジェリーに見られて嬉しくて、おまんこが濡れてきたわ」
「ああっ……クレア……」
「そんなに物欲しそうな顔をして……私のおまんこ舐めたいの?」
「舐め、たいっ……クレアのおまんこ、ぺろぺろしたい……っ」
「ふふ、可愛い」
子供のように素直にクラリッサを求めるジェラルドを見下ろし、うっとりと微笑む。エドモンドに向けていたのとはまるで違う、蕩けるように甘い笑顔だった。
クラリッサは移動して、スカートを持ち上げたまま彼の顔を跨ぐ。
「さあ、下着を脱がせて」
「うん……っ」
興奮に声を上擦らせながら、ジェラルドはショーツの紐をほどいた。左右の紐をほどけば、クラリッサの秘所は簡単に剥き出しにされた。
はあっはあっと息を乱すジェラルドの口元に、ゆっくりと腰を下ろした。
差し出された秘所に、ジェラルドは夢中で舌を這わせる。
「あっあんっ、気持ちいいわ、ジェリー、あっ、ひぁんっ」
「んっ、クレアのおまんこ、美味しいっ……いっぱい、蜜が溢れてきて……っ」
ジェラルドは花弁から溢れる蜜を啜り上げる。
「あっんっ、可愛い、ジェリー、わんちゃんみたいに一生懸命ぺろぺろして、あっ、ひゃんっ、とっても可愛いっ、あっあっ、ジェリー、ジェリーっ」
「はっ、んっ、じゅっ……クレア、クレアのおまんこっ……とろとろで、熱くて、外も、中も、美味しいっ」
「あっ、はぁんっ、ジェリーの舌、入って、あっあっ、ぬぽぬぽ、いいっ」
ジェラルドは鼻で陰核をぐりぐりと擦り、蜜口に舌を抜き差しする。とめどなく愛液が溢れ、ジェラルドはそれを嬉々としてねぶり味わった。
エドモンドは身動きも取れないまま、ただ目の前の二人の行為を見ていた。プライドをへし折られるような辱しめを受け、頭がおかしくなりそうなほどの快楽を与えられ、声を上げる気力ももう残っていない。けれど媚薬の効果は未だ消えず、体は今も快感を求めているが自分で慰めることも許されず、後孔に張り形を埋め込んだまま弟夫婦の睦み合いを見せつけられ、逃げることもできず蓄積する熱に苦しめられていた。
「あんっあんっ、きもちいぃっ、ジェリー、んっはあっ、あっ、もうおしまいよ、ジェリー」
「っは、あっ、どうして……クレアのおまんこ、もっと味わいたいのに……」
クラリッサが腰を上げれば、ジェラルドは引き止めるように舌を伸ばす。
優しく微笑み、クラリッサは彼の頭を撫でた。
「ふふ、だーめ。だってほら、ジェリーのおちんぽ、もうこんなに固くなってるもの」
「あっ……」
トラウザースの上から股間を撫でる。そこはしっかりと熱を持ち中で張り詰めていた。
「ジェリーのおちんぽ、可愛がらせて。私のおまんこでいっぱいごしごししてあげる」
「クレア……っ」
「ね、ドレスを脱がせて」
「それは、ダメ……。クレアの体、誰にも見せたくないから」
夫に可愛らしい独占欲を向けられ、クラリッサは瞳を恍惚に潤ませうっそりと微笑んだ。
「可愛い、ジェリーっ」
「んんんっ」
クラリッサは貪るようにジェラルドに唇を重ねた。舌を絡め、互いの唾液を啜り合う。
ねっとりと糸を引きながら顔を離し、唾液に濡れるジェラルドの唇を指で拭う。
「じゃあ、今日は着たまましましょうね」
「うん」
トラウザースの前を寛げ、勃起した陰茎を取り出す。クラリッサは彼の腰を跨ぎ、反り返ったそれを花弁に押し当てた。
「っあ、クレア……っ」
「はっ、あっあっあっ、ジェリーのおちんぽ、入ってくる、あっはっぁんっ、おっきいのっ、んっあっあっ、ジェリーので、おまんこいっぱいになって、あぁんっ、きもちいいっ」
「あっあっ、僕もっ、クレアのとろとろのおまんこ、気持ちいいっ、柔らかいのに、きつくて、ぎゅうぎゅうって締め付けられる……っ」
「あっ、嬉しいっ、もっと気持ちよくなってね、あっひっあぁっ、たくさんずぽずぽしてあげる、ぅんんっ、ひぁっあんっ、きゅんきゅんって締め付けて可愛がってあげるっ」
膣穴に剛直を嵌め込んだクラリッサは、快感に歪むジェラルドの顔を見つめながら上下に腰を振り立てた。きつく肉筒を締め付け、ぺニスを扱き上げる。じゅぽっじゅぽっと卑猥な水音が結合部から響いた。
「んぁっ、クレア、クレアぁっ」
「ひぁっあぁっ、先っぽぐりぐりぃっ、きもちぃっ? 子宮でちゅうちゅって、あっひぁんっ」
「あっ、いいっ、クレア、先っぽ吸われるのっ、気持ちいいっ」
膣壁がきつく絡み付き、子宮口が亀頭に吸い付く。
快楽に蕩けるジェラルドの表情にクラリッサの胸はきゅんきゅんし、それに連動して膣内が蠢いた。陰茎を搾り上げながら、激しく腰を上下する。
「ひっあっ、可愛い、私のジェリーっ、おちんぽ、よしよししてあげるっ、ほら、よーしよーし」
「あっあぁっ、クレア……っ」
肉襞で陰茎をねっとりと包み、ゆっくりと引き抜いてはまた奥へと咥え込む。胎内でびくびくと震えるジェラルドのぺニスが愛しくて、クラリッサは大きな乳房を揺らしながら絶え間なく腰を振り続けた。
「あっあっ、そんなに、気持ちよくされたら、もう出ちゃう、うぅっ」
「んっはぁんっ、いいのよ、ジェリー、ひっあっあんっ、私のおまんこにいっぱい出して、私も、もうっ、あっあっあっあっ、ジェリー、一緒にっ」
「あぁっ、クレア、クレア、出る出るっ、ううっ」
「あっあっあっあ────っ」
互いの掌を合わせ、きつく両手を繋ぎながら二人は達した。
息を整えることもなく唇を重ね、深い口づけを交わす。
クラリッサはとろりと唾液を垂らしながら唇を離し、腰を上げて陰茎を抜いた。
滴り落ちてきた唾液を、ジェラルドは陶然とした顔で喉へ流し込む。
見つめ合い、クラリッサは彼の頬を撫でた。
「さあ、今度はジェリーが上になって。好きなだけおちんぽパコパコしていいわよ」
ジェラルドは嬉しそうに瞳を蕩かせ、促されるままに位置を変わった。
ベッドに仰向けになったクラリッサは、ふと横へ顔を向けた。そして、ふふっと小さく笑みを零す。
「まぁ、見て、ジェリー。エドモンド殿下のおちんちん、あんなにピンッと勃ち上がって……たくさん涎を垂らしてビクンビクンって震えてるわ」
吐き出せない熱は溜まっていく一方で、エドモンドのぺニスは既に限界まで体積を増し、解放されることを待ちわびていた。
「私のおまんこに入れて射精したいって思ってるのでしょうね。きっとジェリーのことが、心の底から羨ましいと思っているはずよ。好きなだけ私のおまんこに射精できるんですもの」
エドモンドを見て笑うクラリッサに、ジェラルドはぐっと顔を近づけた。
「ダメだよ! クレアは僕のものだ! 他の誰にも渡さない!」
ムキになったように発せられたジェラルドの言葉に、クラリッサは彼だけに見せる甘い笑みを浮かべた。
「ばかね、ジェリー。そんなの当たり前でしょう。私のおまんこはジェリー専用なんだから。私のおまんこにおちんぽを入れて射精していいのはジェリーだけなのよ」
クラリッサは可愛くて仕方がないという目で彼を見つめた。
そのまま、スカートを捲り両脚を抱えて秘所を晒す。
「ほら、来て、ジェリー」
「クレア……っ」
ジェラルドはクラリッサに覆い被さり、再び頭を擡げた陰茎を蜜口に挿入した。
嬌声と水音と肉のぶつかる音と愛を伝え合う夫婦の声が部屋を満たす。
エドモンドの存在など眼中になく夢中で互いを求め合う夫婦を、椅子に縛り付けられ陰部を晒した間抜けな格好でただ見続ける。
媚薬に侵された体は、快楽を求めて激しく疼いていた。放置されても萎えることなく、じわじわと真綿で首を絞められるように追い詰められていく。
自分で盛った薬に苦しめられ、エドモンドは静かに狂っていった。
───────────────
読んで下さってありがとうございます。
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