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1.転職先は魔王城
6話
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真っ逆さまに落下する感覚に、シオンは固く目を閉じ、悲鳴を上げる。
「ひっ……!! 死ぬっ……!」
――いや、もう死んでいるんだっけ!!
脳内で思考が大暴れする。
やがて、背後から何かに体を支えられ、強烈な落下感がピタッとやむ。
何度か肩で呼吸を繰り返してから、シオンはそっと瞼を開いた。
眼下には、まるでテレビの自然派特番で見るような濃密さを感じさせる森と、それらを突き破るように切り立つ岩肌の山脈が広がっていた。
冷たい風を頬に受けながら、いくつもの山頂を見下ろしている。
その高度を想像すると、再び目がくらんでしまいそうだ。
少し落ち着こうと、いつの間にか座り込んでいた自分の膝元を見る。
そこには、日の光を浴びてぬらぬらと光る立派な鱗があった。
「ひっ……!」
"何か"の呼吸に合わせて揺らめいているその鱗は、蒼白なシオンの顔を映し出すほどに艶やかで大きい。
それは紛れもなく、絵本や映画の世界で見た竜の肌そのものだ。
――竜に、乗ってる?
声にならない悲鳴を漏らしながら、反射的に体をのけ反らせる。
すると、バランスを崩した体を支えるように背後からぎゅっと腕が回された。
「失礼」
耳の後ろから響く、平坦で硬質な声。
恐怖のあまり振り返ることはできないものの、それはレヴィアスと呼ばれた銀髪の男性の声だった。
空中に放り出されて自由落下していたシオンを、こうして抱えて竜に乗せてくれたのは彼なのだろう。
「着陸まで少しこのままで」
その言葉にシオンがコクコクと小さく頷きを返すと、竜はくるりと旋回して少しずつ高度を下げていった。
今起きている全てのことが現実離れしていて、細かいことなんてどうでもよくなってきた。
それでも、心の中で叫ばずにはいられない。
――やっぱりあの金髪の人、無茶苦茶だ!
後ろから腕一本で抱えられ、シオンは大人しく竜の背に身を預けた。
だんだんと、以前出張で飛行機に乗ったときの感覚を思い出す。
シオンはおっかなびっくり、足元の世界を見下ろした。
日本の風景にも通ずる、森林の風景。
しかし、生えている木々や山肌の色合い、時折すれ違う鳥の群れ……すべてが、見たことのない姿をしている。
目の前に広がる光景に、改めてここが元の世界とは異なることを痛感させられた。
眼下の景色が鮮明さを増すごとに、シオンは突きつけられた自分の境遇から目を逸らすことができなくなる。
不意に溢れた涙が一粒だけ風に乗って消えていった。
背中を支えるレヴィアスは、何も言わない。
彼に涙を悟られまいと風で眼を乾かしながら、シオンは小さく鼻をすすった。
「……わ……あ」
やがて、巨大な城が深い森の中から姿を現した。
中世ヨーロッパの要塞を思わせる佇まいで、写真や絵画でしか見たことのない建築物に思わず感嘆の声が漏れる。
しかし同時に、人の背丈の何倍も大きな獣が闊歩し、空にはまさに怪鳥という風貌の巨大な鳥が力強く羽ばたいている。
映画のワンシーンのような光景に、シオンは再び強烈な目眩を覚えた。
竜は城壁を越えて緩やかに旋回し、城内の開けた場所へと向かう。
羽ばたきに合わせてぶわりと舞う砂埃の中、先ほどの二人の姿に気がついた。
バルドラッドが緩く手を挙げて合図する。
「レヴィアス、随分とゆっくりだったね」
「竜での飛行は初めてでしょうから、安全を優先しました」
シオンを抱えていた腕がふっと離れる。
どうやら、彼は音もなく先に竜から飛び降りたようだ。
……さて、着陸しているとはいえ、ちょっとした家の塀よりも少し高い竜の背から、どう降りたものか。
ただでさえ動きにくいスーツを腕捲りし、右から降りるか左から降りるか……とシオンが四苦八苦していると、レヴィアスがこちらに向けて腕を伸ばした。
シオンはありがたく、その手を取り竜から飛び降りる。
「ありがとうございます……」
「ふうん」
バルドラッドが、その様子を見て何か言いたげに眉をあげる。
「なんか意外だね、今度からリクルーターはレヴィアスに任せようかな」
「お断りします」
「何度もこんなことやる想定しないで下さい、バルドラッド様……」
心なしか疲労感を滲ませた様子のナナリーが、妙に楽し気なバルドラッドをたしなめた。
気づけば、シオンを除く全員が、先ほどのスーツ姿ではなく、まるで軍服のような装いをしている。
そこにあしらわれた刺繍や装飾は、実際の軍隊のそれというよりもやはり"異世界"の冒険譚を思わせた。
目の前に広がる城内の風景と相まって、いよいよこの空間の中で異質なのは自分という存在なのだ……とシオンは強く実感する。
軍服の上に白衣を纏ったナナリーが、微笑みながら竜の鼻先を撫でている。
眼福……まさに女神の麗しさだ。
「ここが私たちの居城、魔王城よ」
ナナリーがそう言うと、バルドラッドがにやりと笑ってふんぞり返った。
「そして僕がこの城の主、魔王バルドラッドだ!」
「まっ……魔王!?」
さすがに聞き流すことが出来なかった。
これまでの様子から三人の立場の違いはおおよそ察していたものの、どこかの立派な貴族様だとか、その類だろうと想像していた。
「威厳があるだろ?」
賛同しがたいが、威圧感は確かにある。
シオンは、ひくり、と自分の頬がひきつるのを感じていた。
「そして君に任せたいのは、この城の中で進んでいる仕事や働く魔物たちの管理、登用、育成……要は、君たちが"人事"と呼ぶような仕事全般だ!」
……魔王城で、人事?
確かに、シオンはこれまで勤めていた会社では、近しい仕事に就いていた。
冒頭にバルドラッドが言っていた、これまでの経験を生かしてもらわないと困る、というのはそういう意味だったのか。
……魔物って魔王に雇用されてるの?
私、魔王城に就職するの?
ありとあらゆることに想像が追いつかずシオンはしばし無言になる。
「ちなみに僕は最初から君を気に入ってる。だから採用する。あとは君の返事次第だ」
嘘でしょ、という言葉を必死に飲み込む。
……気に入っている?
あれだけズケズケと人のパーソナルな部分に踏み込んでおいて?
混乱した頭で必死に考えながら、ふと先ほどのナナリーの言葉を思い出す。
『無駄に尊大で傲慢で口が悪いクソガキみたいなところがあるんだけれど、嘘は言っていなくて』
……なるほど。
「あの……返事って、ここでもし断ったら私はどうなっちゃうんですか?」
するとナナリーが、眉根を寄せながらシオンに一歩近づく。
「ごめんなさい、正直それは私達にもわからなくて……。転生候補者に出会えること自体、珍しいことなの。ここを通り過ぎて行った魂が行き着く最終地点については、何も知らされてはいないのよ」
同情するような瞳でこちらを見つめるナナリーの、その言葉に嘘がないことはよくわかった。
だからこそ、その言葉がずしりと重くシオンにのしかかる。
この機会を逃した先に、別のチャンスが巡ってくる……そんな保証はどこにもないのだ。
それならば聞いておきたいことが、シオンにはあった。
「このお城……魔王城は、何のためにあるんですか?……貴方のやりたいことは何ですか?」
おずおずと、シオンはバルドラッドに尋ねた。
こちらの魂を知りたいと言うのなら、彼の魂にも少しでいいから触れさせてほしかったのだ。
彼は一瞬驚いたような顔をする。
それから、少しだけ眼光を和らげて笑った。
「気が遠くなるほど長くてつまんない魔物たちの一生を、あっという間に感じるくらいに楽しくしてやりたいんだ」
「ひっ……!! 死ぬっ……!」
――いや、もう死んでいるんだっけ!!
脳内で思考が大暴れする。
やがて、背後から何かに体を支えられ、強烈な落下感がピタッとやむ。
何度か肩で呼吸を繰り返してから、シオンはそっと瞼を開いた。
眼下には、まるでテレビの自然派特番で見るような濃密さを感じさせる森と、それらを突き破るように切り立つ岩肌の山脈が広がっていた。
冷たい風を頬に受けながら、いくつもの山頂を見下ろしている。
その高度を想像すると、再び目がくらんでしまいそうだ。
少し落ち着こうと、いつの間にか座り込んでいた自分の膝元を見る。
そこには、日の光を浴びてぬらぬらと光る立派な鱗があった。
「ひっ……!」
"何か"の呼吸に合わせて揺らめいているその鱗は、蒼白なシオンの顔を映し出すほどに艶やかで大きい。
それは紛れもなく、絵本や映画の世界で見た竜の肌そのものだ。
――竜に、乗ってる?
声にならない悲鳴を漏らしながら、反射的に体をのけ反らせる。
すると、バランスを崩した体を支えるように背後からぎゅっと腕が回された。
「失礼」
耳の後ろから響く、平坦で硬質な声。
恐怖のあまり振り返ることはできないものの、それはレヴィアスと呼ばれた銀髪の男性の声だった。
空中に放り出されて自由落下していたシオンを、こうして抱えて竜に乗せてくれたのは彼なのだろう。
「着陸まで少しこのままで」
その言葉にシオンがコクコクと小さく頷きを返すと、竜はくるりと旋回して少しずつ高度を下げていった。
今起きている全てのことが現実離れしていて、細かいことなんてどうでもよくなってきた。
それでも、心の中で叫ばずにはいられない。
――やっぱりあの金髪の人、無茶苦茶だ!
後ろから腕一本で抱えられ、シオンは大人しく竜の背に身を預けた。
だんだんと、以前出張で飛行機に乗ったときの感覚を思い出す。
シオンはおっかなびっくり、足元の世界を見下ろした。
日本の風景にも通ずる、森林の風景。
しかし、生えている木々や山肌の色合い、時折すれ違う鳥の群れ……すべてが、見たことのない姿をしている。
目の前に広がる光景に、改めてここが元の世界とは異なることを痛感させられた。
眼下の景色が鮮明さを増すごとに、シオンは突きつけられた自分の境遇から目を逸らすことができなくなる。
不意に溢れた涙が一粒だけ風に乗って消えていった。
背中を支えるレヴィアスは、何も言わない。
彼に涙を悟られまいと風で眼を乾かしながら、シオンは小さく鼻をすすった。
「……わ……あ」
やがて、巨大な城が深い森の中から姿を現した。
中世ヨーロッパの要塞を思わせる佇まいで、写真や絵画でしか見たことのない建築物に思わず感嘆の声が漏れる。
しかし同時に、人の背丈の何倍も大きな獣が闊歩し、空にはまさに怪鳥という風貌の巨大な鳥が力強く羽ばたいている。
映画のワンシーンのような光景に、シオンは再び強烈な目眩を覚えた。
竜は城壁を越えて緩やかに旋回し、城内の開けた場所へと向かう。
羽ばたきに合わせてぶわりと舞う砂埃の中、先ほどの二人の姿に気がついた。
バルドラッドが緩く手を挙げて合図する。
「レヴィアス、随分とゆっくりだったね」
「竜での飛行は初めてでしょうから、安全を優先しました」
シオンを抱えていた腕がふっと離れる。
どうやら、彼は音もなく先に竜から飛び降りたようだ。
……さて、着陸しているとはいえ、ちょっとした家の塀よりも少し高い竜の背から、どう降りたものか。
ただでさえ動きにくいスーツを腕捲りし、右から降りるか左から降りるか……とシオンが四苦八苦していると、レヴィアスがこちらに向けて腕を伸ばした。
シオンはありがたく、その手を取り竜から飛び降りる。
「ありがとうございます……」
「ふうん」
バルドラッドが、その様子を見て何か言いたげに眉をあげる。
「なんか意外だね、今度からリクルーターはレヴィアスに任せようかな」
「お断りします」
「何度もこんなことやる想定しないで下さい、バルドラッド様……」
心なしか疲労感を滲ませた様子のナナリーが、妙に楽し気なバルドラッドをたしなめた。
気づけば、シオンを除く全員が、先ほどのスーツ姿ではなく、まるで軍服のような装いをしている。
そこにあしらわれた刺繍や装飾は、実際の軍隊のそれというよりもやはり"異世界"の冒険譚を思わせた。
目の前に広がる城内の風景と相まって、いよいよこの空間の中で異質なのは自分という存在なのだ……とシオンは強く実感する。
軍服の上に白衣を纏ったナナリーが、微笑みながら竜の鼻先を撫でている。
眼福……まさに女神の麗しさだ。
「ここが私たちの居城、魔王城よ」
ナナリーがそう言うと、バルドラッドがにやりと笑ってふんぞり返った。
「そして僕がこの城の主、魔王バルドラッドだ!」
「まっ……魔王!?」
さすがに聞き流すことが出来なかった。
これまでの様子から三人の立場の違いはおおよそ察していたものの、どこかの立派な貴族様だとか、その類だろうと想像していた。
「威厳があるだろ?」
賛同しがたいが、威圧感は確かにある。
シオンは、ひくり、と自分の頬がひきつるのを感じていた。
「そして君に任せたいのは、この城の中で進んでいる仕事や働く魔物たちの管理、登用、育成……要は、君たちが"人事"と呼ぶような仕事全般だ!」
……魔王城で、人事?
確かに、シオンはこれまで勤めていた会社では、近しい仕事に就いていた。
冒頭にバルドラッドが言っていた、これまでの経験を生かしてもらわないと困る、というのはそういう意味だったのか。
……魔物って魔王に雇用されてるの?
私、魔王城に就職するの?
ありとあらゆることに想像が追いつかずシオンはしばし無言になる。
「ちなみに僕は最初から君を気に入ってる。だから採用する。あとは君の返事次第だ」
嘘でしょ、という言葉を必死に飲み込む。
……気に入っている?
あれだけズケズケと人のパーソナルな部分に踏み込んでおいて?
混乱した頭で必死に考えながら、ふと先ほどのナナリーの言葉を思い出す。
『無駄に尊大で傲慢で口が悪いクソガキみたいなところがあるんだけれど、嘘は言っていなくて』
……なるほど。
「あの……返事って、ここでもし断ったら私はどうなっちゃうんですか?」
するとナナリーが、眉根を寄せながらシオンに一歩近づく。
「ごめんなさい、正直それは私達にもわからなくて……。転生候補者に出会えること自体、珍しいことなの。ここを通り過ぎて行った魂が行き着く最終地点については、何も知らされてはいないのよ」
同情するような瞳でこちらを見つめるナナリーの、その言葉に嘘がないことはよくわかった。
だからこそ、その言葉がずしりと重くシオンにのしかかる。
この機会を逃した先に、別のチャンスが巡ってくる……そんな保証はどこにもないのだ。
それならば聞いておきたいことが、シオンにはあった。
「このお城……魔王城は、何のためにあるんですか?……貴方のやりたいことは何ですか?」
おずおずと、シオンはバルドラッドに尋ねた。
こちらの魂を知りたいと言うのなら、彼の魂にも少しでいいから触れさせてほしかったのだ。
彼は一瞬驚いたような顔をする。
それから、少しだけ眼光を和らげて笑った。
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