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233. 冬の魔族領で過ごす俺4
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ミカエル達の進行速度は、歴代勇者達のちょうど半分、だった。
戦闘メンバーが全員、かなり真面目にレベル上げに取り組んで来たおかげもあり、Sランク魔獣を相手にしても、初見の相手以外は連携して対応し、戦闘時間は短くて済んでいた。
盾、剣士、魔法剣士、魔術師、司祭。
これ以上なくバランスの取れたパーティーだった。
剣士とは魔力を持たないミカエルのことだが、今の所は、自分の魔道具を使用する機会はなかった。
武器に属性を付与するのはシャリエルがやってくれる。
物理も魔法もどちらも対応出来るのは、大きかった。
進行速度が半分なのはひとえに、一般人のご友人がいるからだった。
魔王討伐後に元の世界に帰ってもらう為には、二人揃って魔王の元まで連れて行かなければならない。
このペースだと、魔王の元に辿り着くのは、真夏になりそうだ。
暑くなれば暑くなったで文句を言うだろうし、いかに短い日数で魔王の元へ辿り着くかが、最大の課題だった。
「馬は?」
「馬は瘴気に耐えられるのでしょうか?」
「神器を装備させる?」
「神器には、瘴気完全耐性がありますね。…冒険者の方々への貸与が、優先になるでしょう」
「余ってないの?」
「冒険者の方々にお渡ししたら、もう余りはないと思います」
「魔道具で作れない?」
「未だかつて、作れたという話は聞きませんね」
「そうなんだ」
難しい顔をするバージルとジーンの話を聞きながら、ミカエルは夕食を摂っていた。
ミカエルが手に入れたダーインスレイヴを馬に装備させ、ご友人を乗せれば、機動力は上がりそうなのだが、ミカエル自身にデバフ完全耐性があることは誰にも話していないので、神器として認定された剣は、ミカエルが所持していなければならない。
彼らには話してもいいと思っていたし、信頼もしている。
だが、聖女とご友人はそうではない。
他に言い触らされ、モルモットにされるのは勘弁願いたかった。
「…他に神器はないのかな」
思わず呟いたものの、宛があるわけではなかった。
ミカエルの言葉を聞いて、バージルがなるほどと頷いた。
「ミカエルが、龍を倒して神器を手に入れたみたいに、どこかにまだあるかもしれないな」
「…どこか、とおっしゃられましても。そんな情報はあるのですか?」
「ないけど」
「…殿下…」
ジーンのため息は、重かった。
アベルとロベルトは、歴代勇者達が遺してくれた地図を眺めていたが、アベルの方が顔を上げた。
「ミカエル様が召喚された石碑は、古代語で書かれていたんですよね」
「そうだね」
「他にも石碑、ないでしょうか」
「都合良くあればいいけれど…」
「それを今、探しているのだが…」
ロベルトの呟きに、バージルとジーンも視線を向けた。
「過去の勇者達が見つけていたなら、聖女がいるんだし、挑戦してるはずじゃない?」
「そうかもしれないが、スルーした可能性もあるのでは、と思ってな」
「まぁ…相手の強さもわからないし、危険は冒せないか」
「うむ」
「ジーン様は、ご記憶にないですか?古代語で書かれた謎の石碑、みたいな」
アベルに問われ、ジーンは記憶を探るような表情をして、顎に指を当てた。
「ふむ…古代語が刻まれた石碑、というのは、意外に数が少なくて。ダンジョン内でボスを倒して出てくるものは、そのダンジョンがどういう経緯で出来たか、という物語が示されています。世界各地にある石碑は、すでに崩れて内容が不明であったり、残っているものは偉人の功績を示すものがほとんどで…。ミカエル様が召喚されたような、挑戦しろ、という内容の石碑はなかった、と記憶しております」
「そうなんですか…」
そう都合良く存在するはずもない。
現存する神器は、神が授けた物である、とされる。
ほとんどは人族が所持しているが、エルフ族も所持していた。
かつて人に友好的であった種族に渡された、と伝わっているが、妖精族は絶滅し、ドワーフ族は孤島へと移住した。
ドワーフ族の神器は、かつてのドワーフ遺跡の最深部に隠されていて、かつての勇者パーティーが発見し、国へと献上された。
もう一つ、持ってたりしないかな。
ダメもとで聞いてみようかな、と思いつつミカエルが食後のコーヒーを飲んでいると、話題はまだ「どうやって馬を持ち込むか」についてだった。
ご友人は、とにかく体力がない。
いや、実際ないのだけれども、歩く気もない。
すぐに「疲れた」「しんどい」「おんぶして」「休憩しよ」と言い出して、メンバーの士気が下がる。
一般人だし、しんどいのはわかる。
日本でも運動部に所属したことはなく、中学の頃は茶道部で幽霊部員、高校は帰宅部だった。
なぜミカエルが知っているのかと言えば、前世で調べたからだ。
冤罪をかけてきた相手と戦う為には、情報が必要だった。
こちらの世界に転移してきてからも、運動をしている気配は一切ない。
レベル上げに参加しても、聖女と並んで座って見学しているだけの彼女に、体力があろうはずがなかった。
女性だし、という言葉は、多様性の世界においては、侮辱と取られかねないので使わない。
女性でも、騎士や冒険者として立派な功績を挙げている人達は、たくさんいるのだ。
体力がないのは仕方がない。
だが、自分の意志でついて来ようとしているのに、最初からおんぶに抱っこする気満々で来られると、配慮しようという気が殺がれてしまう。
好感度って、大事だね。
なので馬に乗せよう、という話になっているのだった。
馬車は無理だった。
道が整備されているわけでもなく、広いわけでもないので、不向きである。
ふと思いついて、ミカエルはご友人へと声をかけた。
「ご友人殿。神の予言で、この先古代語で書かれた石碑があったりは、しませんか?」
「え、石碑?えー?うーん…」
ご友人はちょうど、公国の王宮料理長が腕によりをかけて作ったデザートに、スプーンを入れた所だった。
驚いたように顔を上げ、視線が合うと嬉しそうにしたものの、問われた内容に眉を顰めた。
「神器が手に入らないかと思っているのですが」
「じんぎ…神器かぁ…うーん……」
真剣に考えている様子を、バージル達も見ていた。
多少の期待を込めて待ったが、ご友人はあっさりと首を振った。
「神器ってー、レベルが到達してたら、くれるモンだよねぇ?八本だっけ?」
「…そうですね。ミカエル様の剣がありますので、正確には十一本、になりますが」
ジーンが訂正したが、ご友人はどうでも良さそうに鼻で笑った。
「八本も十一本も変わんないじゃん。それ以外ってあるのぉ?姫、知らなぁい」
メンバーが、がっかりしたのが伝わった。
申し訳ない気持ちになりつつ、ミカエルが締める。
「…そうですか。中断させて申し訳ない。どうぞ、召し上がって下さい」
「ミカエルがぁ、あ~んって、してくれてもいいよぉ?」
「今考えることが多くて。私のことはお気になさらず」
「も~!真面目すぎぃ。神器さえあれば楽勝なんだからぁ、気楽に行こ!」
「そうなんですか?」
「そうだよぉ!神器持ってたら魔獣もサックサクだしぃ、魔王もサックサクだから!ダメージ爆上がり。笑っちゃうくらいブーストされるんだから!」
「……」
それは初耳だ。
アベルは神器を、魔王討伐に赴く本番までは使わない、とマジックバッグに収納していたし、ミカエルも、ジルにもらった剣をずっと使っていた。
思わずメンバー内で視線を交わし、午後からの道中では神器を使ってみることにした。
ご友人殿の発言も、役に立つことがある。
聖属性のエンチャント武器よりも、遙かに斬れる。
神器は格が違った。
さらに殲滅速度は上がったが、それでも進行速度は変わらなかった。
馬。
おんぶして歩く冒険者が大変だから、馬が欲しい。
『神器あるよ』
問い合わせをしたドワーフ王から魔封書で返事が届き、ミカエルは飲んでいたココアを噴出しそうになり、咽せて咳き込んだ。
ちょうどその日の活動を終え、テントに入って、風呂から上がってすぐのことだった。
気管支に入ったのか激しく咽せてしまい、ソファに丸まってしばらく喘鳴と戦っていると、顔に影が差した。
「…み…ミカエル…?」
「う、…ッゲッホ…ッ!あ、アル…っぐ、ゴホッ…」
多少なりとも背中をさすってくれたら楽になったのだろうが、転移して来たアルヴィスは立ったまま、呆然としていた。
しばらくしてなんとか咳の衝動は収まったものの、喉の痛みと何かがつっかえているような違和感にため息をついたミカエルは、まだ突っ立ったままのアルヴィスに気がついた。
「…なに、してるの…?」
足下から視線を上げて行くと、そこには狼狽しきった表情のアルヴィスがいた。
「…え、どうしたの?何でそんな顔してるの?」
「…おまえ…」
「ん?」
ソファに座り直したミカエルの前に跪き、アルヴィスが震える手でミカエルの手を握った。
「…おまえが…死ぬのかと…」
「そんなバカな」
今まで病気らしい病気をしたことがないのは、アルヴィスもである。
魔族であるなら当然なのかもしれないが、彼にはミカエルが苦しそうに咳き込んでいる姿が、異様に衰弱したように見えたらしい。
いや、そんなバカな。
「気管支に飲み物がうっかり入って咽せただけだよ。アルだってあるでしょ?」
「ない」
「マジか~」
魔族の気管支、つえー。
とにかく心配してくるアルヴィスを納得させるのに、一晩かかってしまった。
そんなバカな。
戦闘メンバーが全員、かなり真面目にレベル上げに取り組んで来たおかげもあり、Sランク魔獣を相手にしても、初見の相手以外は連携して対応し、戦闘時間は短くて済んでいた。
盾、剣士、魔法剣士、魔術師、司祭。
これ以上なくバランスの取れたパーティーだった。
剣士とは魔力を持たないミカエルのことだが、今の所は、自分の魔道具を使用する機会はなかった。
武器に属性を付与するのはシャリエルがやってくれる。
物理も魔法もどちらも対応出来るのは、大きかった。
進行速度が半分なのはひとえに、一般人のご友人がいるからだった。
魔王討伐後に元の世界に帰ってもらう為には、二人揃って魔王の元まで連れて行かなければならない。
このペースだと、魔王の元に辿り着くのは、真夏になりそうだ。
暑くなれば暑くなったで文句を言うだろうし、いかに短い日数で魔王の元へ辿り着くかが、最大の課題だった。
「馬は?」
「馬は瘴気に耐えられるのでしょうか?」
「神器を装備させる?」
「神器には、瘴気完全耐性がありますね。…冒険者の方々への貸与が、優先になるでしょう」
「余ってないの?」
「冒険者の方々にお渡ししたら、もう余りはないと思います」
「魔道具で作れない?」
「未だかつて、作れたという話は聞きませんね」
「そうなんだ」
難しい顔をするバージルとジーンの話を聞きながら、ミカエルは夕食を摂っていた。
ミカエルが手に入れたダーインスレイヴを馬に装備させ、ご友人を乗せれば、機動力は上がりそうなのだが、ミカエル自身にデバフ完全耐性があることは誰にも話していないので、神器として認定された剣は、ミカエルが所持していなければならない。
彼らには話してもいいと思っていたし、信頼もしている。
だが、聖女とご友人はそうではない。
他に言い触らされ、モルモットにされるのは勘弁願いたかった。
「…他に神器はないのかな」
思わず呟いたものの、宛があるわけではなかった。
ミカエルの言葉を聞いて、バージルがなるほどと頷いた。
「ミカエルが、龍を倒して神器を手に入れたみたいに、どこかにまだあるかもしれないな」
「…どこか、とおっしゃられましても。そんな情報はあるのですか?」
「ないけど」
「…殿下…」
ジーンのため息は、重かった。
アベルとロベルトは、歴代勇者達が遺してくれた地図を眺めていたが、アベルの方が顔を上げた。
「ミカエル様が召喚された石碑は、古代語で書かれていたんですよね」
「そうだね」
「他にも石碑、ないでしょうか」
「都合良くあればいいけれど…」
「それを今、探しているのだが…」
ロベルトの呟きに、バージルとジーンも視線を向けた。
「過去の勇者達が見つけていたなら、聖女がいるんだし、挑戦してるはずじゃない?」
「そうかもしれないが、スルーした可能性もあるのでは、と思ってな」
「まぁ…相手の強さもわからないし、危険は冒せないか」
「うむ」
「ジーン様は、ご記憶にないですか?古代語で書かれた謎の石碑、みたいな」
アベルに問われ、ジーンは記憶を探るような表情をして、顎に指を当てた。
「ふむ…古代語が刻まれた石碑、というのは、意外に数が少なくて。ダンジョン内でボスを倒して出てくるものは、そのダンジョンがどういう経緯で出来たか、という物語が示されています。世界各地にある石碑は、すでに崩れて内容が不明であったり、残っているものは偉人の功績を示すものがほとんどで…。ミカエル様が召喚されたような、挑戦しろ、という内容の石碑はなかった、と記憶しております」
「そうなんですか…」
そう都合良く存在するはずもない。
現存する神器は、神が授けた物である、とされる。
ほとんどは人族が所持しているが、エルフ族も所持していた。
かつて人に友好的であった種族に渡された、と伝わっているが、妖精族は絶滅し、ドワーフ族は孤島へと移住した。
ドワーフ族の神器は、かつてのドワーフ遺跡の最深部に隠されていて、かつての勇者パーティーが発見し、国へと献上された。
もう一つ、持ってたりしないかな。
ダメもとで聞いてみようかな、と思いつつミカエルが食後のコーヒーを飲んでいると、話題はまだ「どうやって馬を持ち込むか」についてだった。
ご友人は、とにかく体力がない。
いや、実際ないのだけれども、歩く気もない。
すぐに「疲れた」「しんどい」「おんぶして」「休憩しよ」と言い出して、メンバーの士気が下がる。
一般人だし、しんどいのはわかる。
日本でも運動部に所属したことはなく、中学の頃は茶道部で幽霊部員、高校は帰宅部だった。
なぜミカエルが知っているのかと言えば、前世で調べたからだ。
冤罪をかけてきた相手と戦う為には、情報が必要だった。
こちらの世界に転移してきてからも、運動をしている気配は一切ない。
レベル上げに参加しても、聖女と並んで座って見学しているだけの彼女に、体力があろうはずがなかった。
女性だし、という言葉は、多様性の世界においては、侮辱と取られかねないので使わない。
女性でも、騎士や冒険者として立派な功績を挙げている人達は、たくさんいるのだ。
体力がないのは仕方がない。
だが、自分の意志でついて来ようとしているのに、最初からおんぶに抱っこする気満々で来られると、配慮しようという気が殺がれてしまう。
好感度って、大事だね。
なので馬に乗せよう、という話になっているのだった。
馬車は無理だった。
道が整備されているわけでもなく、広いわけでもないので、不向きである。
ふと思いついて、ミカエルはご友人へと声をかけた。
「ご友人殿。神の予言で、この先古代語で書かれた石碑があったりは、しませんか?」
「え、石碑?えー?うーん…」
ご友人はちょうど、公国の王宮料理長が腕によりをかけて作ったデザートに、スプーンを入れた所だった。
驚いたように顔を上げ、視線が合うと嬉しそうにしたものの、問われた内容に眉を顰めた。
「神器が手に入らないかと思っているのですが」
「じんぎ…神器かぁ…うーん……」
真剣に考えている様子を、バージル達も見ていた。
多少の期待を込めて待ったが、ご友人はあっさりと首を振った。
「神器ってー、レベルが到達してたら、くれるモンだよねぇ?八本だっけ?」
「…そうですね。ミカエル様の剣がありますので、正確には十一本、になりますが」
ジーンが訂正したが、ご友人はどうでも良さそうに鼻で笑った。
「八本も十一本も変わんないじゃん。それ以外ってあるのぉ?姫、知らなぁい」
メンバーが、がっかりしたのが伝わった。
申し訳ない気持ちになりつつ、ミカエルが締める。
「…そうですか。中断させて申し訳ない。どうぞ、召し上がって下さい」
「ミカエルがぁ、あ~んって、してくれてもいいよぉ?」
「今考えることが多くて。私のことはお気になさらず」
「も~!真面目すぎぃ。神器さえあれば楽勝なんだからぁ、気楽に行こ!」
「そうなんですか?」
「そうだよぉ!神器持ってたら魔獣もサックサクだしぃ、魔王もサックサクだから!ダメージ爆上がり。笑っちゃうくらいブーストされるんだから!」
「……」
それは初耳だ。
アベルは神器を、魔王討伐に赴く本番までは使わない、とマジックバッグに収納していたし、ミカエルも、ジルにもらった剣をずっと使っていた。
思わずメンバー内で視線を交わし、午後からの道中では神器を使ってみることにした。
ご友人殿の発言も、役に立つことがある。
聖属性のエンチャント武器よりも、遙かに斬れる。
神器は格が違った。
さらに殲滅速度は上がったが、それでも進行速度は変わらなかった。
馬。
おんぶして歩く冒険者が大変だから、馬が欲しい。
『神器あるよ』
問い合わせをしたドワーフ王から魔封書で返事が届き、ミカエルは飲んでいたココアを噴出しそうになり、咽せて咳き込んだ。
ちょうどその日の活動を終え、テントに入って、風呂から上がってすぐのことだった。
気管支に入ったのか激しく咽せてしまい、ソファに丸まってしばらく喘鳴と戦っていると、顔に影が差した。
「…み…ミカエル…?」
「う、…ッゲッホ…ッ!あ、アル…っぐ、ゴホッ…」
多少なりとも背中をさすってくれたら楽になったのだろうが、転移して来たアルヴィスは立ったまま、呆然としていた。
しばらくしてなんとか咳の衝動は収まったものの、喉の痛みと何かがつっかえているような違和感にため息をついたミカエルは、まだ突っ立ったままのアルヴィスに気がついた。
「…なに、してるの…?」
足下から視線を上げて行くと、そこには狼狽しきった表情のアルヴィスがいた。
「…え、どうしたの?何でそんな顔してるの?」
「…おまえ…」
「ん?」
ソファに座り直したミカエルの前に跪き、アルヴィスが震える手でミカエルの手を握った。
「…おまえが…死ぬのかと…」
「そんなバカな」
今まで病気らしい病気をしたことがないのは、アルヴィスもである。
魔族であるなら当然なのかもしれないが、彼にはミカエルが苦しそうに咳き込んでいる姿が、異様に衰弱したように見えたらしい。
いや、そんなバカな。
「気管支に飲み物がうっかり入って咽せただけだよ。アルだってあるでしょ?」
「ない」
「マジか~」
魔族の気管支、つえー。
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そんなバカな。
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