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二人だけの秘密。②
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消えかかっている。なんで・・・?
「どうかしたの?」
「あ、いや、なんでもないよ」
そう言って私はアルバムを閉じた。棚にしまって、考える時間が欲しい事が分かった。
「今日は帰るね。。。」
「え?あ、うん。また。」
やっぱり『吉村曜』って人は関係あるのか。。。気になって仕方がなかった。
海翔君はその子の存在に対しては気になっていないのだろうか。それか、もし
何かを隠していたら?
そう考えるしかなかった。
でも、こんなに気になっている私もおかしいのかもしれない。私が知らない間で、私の何かの部分が消えかかっているとしたら、私はそこに埋めようとしてる・・・?
私がなにを失ったんだろう、と思った。
違う。失っていたんじゃなくて、失われたんだ。きっと。
海翔君の『人格的小人』に奪われた人格にきっと私とおなじ何かを失ってしまったんだ。
そろそろ、見えてきた。
幕が開いたかもしれない。
いや、幕を開けるのは私だ。
*
彼女は知ってしまった。海翔が『人格的小人』に頼んだ、消したい人格を。
::
「どうかしたの?」
「あ、いや、なんでもないよ」
そう言って私はアルバムを閉じた。棚にしまって、考える時間が欲しい事が分かった。
「今日は帰るね。。。」
「え?あ、うん。また。」
やっぱり『吉村曜』って人は関係あるのか。。。気になって仕方がなかった。
海翔君はその子の存在に対しては気になっていないのだろうか。それか、もし
何かを隠していたら?
そう考えるしかなかった。
でも、こんなに気になっている私もおかしいのかもしれない。私が知らない間で、私の何かの部分が消えかかっているとしたら、私はそこに埋めようとしてる・・・?
私がなにを失ったんだろう、と思った。
違う。失っていたんじゃなくて、失われたんだ。きっと。
海翔君の『人格的小人』に奪われた人格にきっと私とおなじ何かを失ってしまったんだ。
そろそろ、見えてきた。
幕が開いたかもしれない。
いや、幕を開けるのは私だ。
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彼女は知ってしまった。海翔が『人格的小人』に頼んだ、消したい人格を。
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