僕の昨日の出来事を君は知ることはない。

もちうさぎ

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二人だけの秘密。②

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消えかかっている。なんで・・・?

「どうかしたの?」

「あ、いや、なんでもないよ」

そう言って私はアルバムを閉じた。棚にしまって、考える時間が欲しい事が分かった。

「今日は帰るね。。。」

「え?あ、うん。また。」

やっぱり『吉村曜』って人は関係あるのか。。。気になって仕方がなかった。
海翔君はその子の存在に対しては気になっていないのだろうか。それか、もし

何かを隠していたら?・・・・・・・・

そう考えるしかなかった。
でも、こんなに気になっている私もおかしいのかもしれない。私が知らない間で、私の何かの部分が消えかかっているとしたら、私はそこに埋めようとしてる・・・?
私がなにを失ったんだろう、と思った。

違う。失っていたんじゃなくて、失われたんだ。きっと。

海翔君の『人格的小人』に奪われた人格にきっと私とおなじ何かを失ってしまったんだ。

そろそろ、見えてきた。

幕が開いたかもしれない。

いや、幕を開けるのは私だ。



彼女は知ってしまった。海翔が『人格的小人』に頼んだ、消したい人格を。

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