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第1章
第四話
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今日も倉庫街は各地に送られる作物や、運んできた者、これから運ぶ者やらで道路も空中もごったがえしている。
私は倉庫街入り口にある配達斡旋用の受付に出向いて、係りのおっちゃんに出勤を伝える
「おっちゃん おはよう」
「おう、リンフィー。おはよう。早速で悪いが、今からエルフ領の首都に小麦300キロの運搬が一人足りてないんだが、どうだ?」
「エルフ領なら何回も行ってるし、それほど重くないし、全然いいわよ」
「じゃあ45番倉庫前に頼むよ」
「はーい」
素っ気ないかもしれないが、朝の忙しい時間はこんなやり取りが普通だ
45番倉庫前に着くと既に荷物の受け取りが始まっていて、私は最後尾に並んだ。前に並んでるのは近所に住んでるコロルちゃんだ
「あ、リンフィー姉ちゃんだ。おはよう」
「おはようコロル、今日は一緒ね。よろしくね」
「ほらお嬢ちゃん達で最後だ。今日も配達頼むな」
「「はーい」」
そう言って私達は一人300キロの荷物を持ち、20匹全員で軽い挨拶と各自の装備、戦いになった時など誰が足止めし、代わりに荷物を誰に渡すか等を確認をした後、纏まってエルフ領へと飛んで行く。
私達は昆虫族の蜂種
昆虫族はその殆んどが空の大地で世界中の大半の食料を生産、運搬などしながら暮らしている。
そして私達蜂種は誰でも荷運び職員になれる位飛ぶのは早いし力持ちらしい
あんまり他の種族と比べる事もないし、基準はよく分かんない
確か今年で15歳のコロルちゃんですら今の倍の荷物と、自分の倍の大きさがある大剣を持ってるけど、疲れてるのを見たことないし飛ぶ速度も落ちない。でもこれ位は普通だよね?
私達は20匹も集まればたまに配達の邪魔してくるドラゴン達にも問題なく対抗できる
昆虫族を襲ってくるような話しが通じない低級ドラゴン種は3匹が足止めすれば余裕を持ってボコボコにして撃退できるので、普段は過剰戦力なのかなとも思う。
でもこの位居ないと毎回ボコボコにするだけなので一月に一回位徒党を組んで反撃してくる時があるので、流石にドラゴンの数が多いと荷物に被害が出るので大人数になるのは仕方ない。
ドラゴンは遊んで欲しいんだろうけど、こっちは配達の仕事が優先なの
ドラゴンなんて狩ってもいいけど、返り血などで食べ物から血の匂いがしたら折角運んだ荷物が台無しだしね
「ねぇねぇ、リンフィー姉ちゃん、実は私エルフ領って初めてなんだけど、なんかオススメな事ってある?」
「そうねぇ、木で作ってある物は精霊さんの力で加護とは言い過ぎかもしれないけど、お守り位になるし鉄製品位には頑丈だし、いいんじゃない?」
「お守りか~、可愛いのがあればいいなぁ。食べ物とかは美味しいのある?」
「例えば今は実だけを運んでるけど、この小麦の葉っぱ食べて美味しいと思えるなら美味しい物だらけみたい」
「小麦の葉っぱ食べるの!?」
「たぶん食べないけど、似たような物よ。主食が薬草に世界樹の葉、この小麦も薬草練り込んで草の味しかしなくなるもの。果実とかもそのまま食べるのが殆んどみたいだし。エルフが長生きなのは健康過ぎる食生活あってこそね」
「長生きになっても草とか葉っぱはちょっとな~」
「人間領なら美味しいのから不味いのまで色々揃ってるから自分の好みに合わせて食べれるから、次配達で行ってみたら?」
「そっかー」
「ねぇ、コロルは地上の果実とか見たことある?」
「いつも家から持ってくるから見たことないかな?でも私達の森と種類の差はあんまりないでしょ?」
「種類に差はないけど、まぁ見てからのお楽しみって事で買ってあげるから楽しみにしてて」
地上では作物や果物など、全般的に育ち難いらしい。らしいと言うのは知識では知ってるけど、加工前の現物を見るのが珍しいからだ。
植物の食べ物は基本的に空の大地になんでもあるし、安い。だから地上でわざわざ買わないので全く見ない事が殆ど。
この前エルフから貰ったリンゴを見て衝撃を受けた。リンゴと言えば家より大きいアレしか見たことなかった。けど、エルフが持ってきたのは手の平より少し大きい位の小さな小さなリンゴ。本当に驚いちゃった。
食べやすいって言ってたけど、家より大きいリンゴだって食べやすい大きさに切って売られてるんだから関係ないよね?
今回はドラゴンも出なくて問題なく配達が終わった。
コロルを連れ首都でも人気だと言うお店で食事をしてみたけど、やっぱり葉っぱの味しかしなくて辛かった…
薬草スープのパスタ、毒消しエキス掛け世界樹の葉サラダ、自家製ハーブ5種配合特製ドリンク
食べても飲んでも同じ味にしか感じない。
そんな料理に苦戦していると、後ろの席のエルフさんが「パスタの隠し味の食用苔が効いてて~」と言い出した時にはもう恐ろしい味覚と言うより恐怖しか感じなかったので、コロルと二人無心で料理を平らげた。
エルフは恐ろしい。これが料理を食べた感想。
いつ食べ終わったのかはよく覚えていない。
口直しに小さなリンゴを買ったらやっぱりコロルも驚いていた。
観光を終えてエルフ領を後にする
帰りがけに何やら泣きながら必死に花を探しているというドワーフの女の子とその家族を見掛けて、コロルとお手伝いし無事に目的の花を見つけた。
あの花は昆虫族の知識にもない数年前に見つかったもので、とある地方に死にそうになった冒険者がいて、それをたぶん治した事があるらしい。
たぶんと言うのはいきなり回復して、他に人が居なくて、唯一怪しいのが、この鑑定を弾く花が近くに生えていたからだそうだ。
ドワーフ達はその死にそうになった冒険者の人の鎧を直していた時にその話しを聞いたらしい。
ちょっとこの話しは帰ったら植物改良研究所で働く友達にしてあげよう。
この噂がどこまでが本当か分からないらしいが、怪我は上級ポーションで治っても、数日経っても未だ意識が戻らないお兄さんの為に噂を頼りに探していたらしい。
頑丈で有名なドワーフが上級ポーションを必要とする大怪我をして、それでも意識が戻らないのだ、よっぽどな事があったに違いない。
花を手に入れ笑顔で帰っていく家族の後ろ姿に暖かい気持ちになる
明日も素敵な出会いがありますように。
~説明書~
昆虫族
蟻、蜂、蝶等々色々な種族がいるが、総じて力が強く生活用品から武器まで、ミスリル以上の物でないとついうっかり力加減を間違えると壊してしまう。
世界中に食料を売り、その利益はミスリル、オリハルコン等の製品を買う資金に充てられる
生まれながらにして植物の知識が受け継がれており、生まれながらの農業のスペシャリスト。彼らに育てられぬ植物はない。
が、他の種族が力を入れて育てる作物に関しては昆虫族が生産を抑え、時に出向いて、よりよい物を作るため指導しに行く事もしばしば
天空の大地
豊穣の地とも呼ばれる。作物は雲から芽を出すし、雲の中に根を伸ばす。
神が雲も地面と言う判断の元に作り上げた為、雲の濃度やら、成分やら諸々の数値が減らないようになっている。土壌栽培なのか、水耕栽培なのかの判断は、稲が生える横で芋や根菜等が問題なく育つ為考える事は放棄された
絶対減らない不思議成分を栄養としている為、作物はどんどん栄養を吸い上げ、通常の数倍から数十倍へと成長し、種を植えた次の日には作物が収穫できる大きさに成長する。
地上にある植物の概念を完全に破壊する事間違いなし。
やろうと思えば一夜にして巨木が立つ、決して不思議な森の生物が傘を使って成長させている訳ではない。
この大地は空間が捻れており、見た目と実際の広さが違う。地上から見ればちょっと大きな雲の上にあるだけにも関わらず、地上の表面積の倍はある。
天空の大地、昆虫族の知識、運搬能力の相乗効果により世界中の食料をここのみで生産する事も可能。
謎の花
この一年で突如として世界各地で見つかり始めた昆虫族の知識にもない黄色い花
回復魔法に良く似た現象を起こすと言う噂もあるが、怪我が治った冒険者の居所は現在調査中。
明日にはポーションで治療不可能なドワーフの意識不明の青年の元にこの花が届くという。こちらは人員を派遣要請。
鑑定魔法が弾かれる為各地でこの花の情報を集めているが、詳細は依然として不明である。
植物改良研究所
植物のよりよい生態環境、味、進化の可能性等を日夜追求、研究する施設。
最近は謎の草を調べる部署が新たに設立された
知識にない植物が昆虫族の興味を一心に集めるのは当然で、部署の定員十匹に対し、応募は万に届きそうだと人事が嘆いていた。
私は倉庫街入り口にある配達斡旋用の受付に出向いて、係りのおっちゃんに出勤を伝える
「おっちゃん おはよう」
「おう、リンフィー。おはよう。早速で悪いが、今からエルフ領の首都に小麦300キロの運搬が一人足りてないんだが、どうだ?」
「エルフ領なら何回も行ってるし、それほど重くないし、全然いいわよ」
「じゃあ45番倉庫前に頼むよ」
「はーい」
素っ気ないかもしれないが、朝の忙しい時間はこんなやり取りが普通だ
45番倉庫前に着くと既に荷物の受け取りが始まっていて、私は最後尾に並んだ。前に並んでるのは近所に住んでるコロルちゃんだ
「あ、リンフィー姉ちゃんだ。おはよう」
「おはようコロル、今日は一緒ね。よろしくね」
「ほらお嬢ちゃん達で最後だ。今日も配達頼むな」
「「はーい」」
そう言って私達は一人300キロの荷物を持ち、20匹全員で軽い挨拶と各自の装備、戦いになった時など誰が足止めし、代わりに荷物を誰に渡すか等を確認をした後、纏まってエルフ領へと飛んで行く。
私達は昆虫族の蜂種
昆虫族はその殆んどが空の大地で世界中の大半の食料を生産、運搬などしながら暮らしている。
そして私達蜂種は誰でも荷運び職員になれる位飛ぶのは早いし力持ちらしい
あんまり他の種族と比べる事もないし、基準はよく分かんない
確か今年で15歳のコロルちゃんですら今の倍の荷物と、自分の倍の大きさがある大剣を持ってるけど、疲れてるのを見たことないし飛ぶ速度も落ちない。でもこれ位は普通だよね?
私達は20匹も集まればたまに配達の邪魔してくるドラゴン達にも問題なく対抗できる
昆虫族を襲ってくるような話しが通じない低級ドラゴン種は3匹が足止めすれば余裕を持ってボコボコにして撃退できるので、普段は過剰戦力なのかなとも思う。
でもこの位居ないと毎回ボコボコにするだけなので一月に一回位徒党を組んで反撃してくる時があるので、流石にドラゴンの数が多いと荷物に被害が出るので大人数になるのは仕方ない。
ドラゴンは遊んで欲しいんだろうけど、こっちは配達の仕事が優先なの
ドラゴンなんて狩ってもいいけど、返り血などで食べ物から血の匂いがしたら折角運んだ荷物が台無しだしね
「ねぇねぇ、リンフィー姉ちゃん、実は私エルフ領って初めてなんだけど、なんかオススメな事ってある?」
「そうねぇ、木で作ってある物は精霊さんの力で加護とは言い過ぎかもしれないけど、お守り位になるし鉄製品位には頑丈だし、いいんじゃない?」
「お守りか~、可愛いのがあればいいなぁ。食べ物とかは美味しいのある?」
「例えば今は実だけを運んでるけど、この小麦の葉っぱ食べて美味しいと思えるなら美味しい物だらけみたい」
「小麦の葉っぱ食べるの!?」
「たぶん食べないけど、似たような物よ。主食が薬草に世界樹の葉、この小麦も薬草練り込んで草の味しかしなくなるもの。果実とかもそのまま食べるのが殆んどみたいだし。エルフが長生きなのは健康過ぎる食生活あってこそね」
「長生きになっても草とか葉っぱはちょっとな~」
「人間領なら美味しいのから不味いのまで色々揃ってるから自分の好みに合わせて食べれるから、次配達で行ってみたら?」
「そっかー」
「ねぇ、コロルは地上の果実とか見たことある?」
「いつも家から持ってくるから見たことないかな?でも私達の森と種類の差はあんまりないでしょ?」
「種類に差はないけど、まぁ見てからのお楽しみって事で買ってあげるから楽しみにしてて」
地上では作物や果物など、全般的に育ち難いらしい。らしいと言うのは知識では知ってるけど、加工前の現物を見るのが珍しいからだ。
植物の食べ物は基本的に空の大地になんでもあるし、安い。だから地上でわざわざ買わないので全く見ない事が殆ど。
この前エルフから貰ったリンゴを見て衝撃を受けた。リンゴと言えば家より大きいアレしか見たことなかった。けど、エルフが持ってきたのは手の平より少し大きい位の小さな小さなリンゴ。本当に驚いちゃった。
食べやすいって言ってたけど、家より大きいリンゴだって食べやすい大きさに切って売られてるんだから関係ないよね?
今回はドラゴンも出なくて問題なく配達が終わった。
コロルを連れ首都でも人気だと言うお店で食事をしてみたけど、やっぱり葉っぱの味しかしなくて辛かった…
薬草スープのパスタ、毒消しエキス掛け世界樹の葉サラダ、自家製ハーブ5種配合特製ドリンク
食べても飲んでも同じ味にしか感じない。
そんな料理に苦戦していると、後ろの席のエルフさんが「パスタの隠し味の食用苔が効いてて~」と言い出した時にはもう恐ろしい味覚と言うより恐怖しか感じなかったので、コロルと二人無心で料理を平らげた。
エルフは恐ろしい。これが料理を食べた感想。
いつ食べ終わったのかはよく覚えていない。
口直しに小さなリンゴを買ったらやっぱりコロルも驚いていた。
観光を終えてエルフ領を後にする
帰りがけに何やら泣きながら必死に花を探しているというドワーフの女の子とその家族を見掛けて、コロルとお手伝いし無事に目的の花を見つけた。
あの花は昆虫族の知識にもない数年前に見つかったもので、とある地方に死にそうになった冒険者がいて、それをたぶん治した事があるらしい。
たぶんと言うのはいきなり回復して、他に人が居なくて、唯一怪しいのが、この鑑定を弾く花が近くに生えていたからだそうだ。
ドワーフ達はその死にそうになった冒険者の人の鎧を直していた時にその話しを聞いたらしい。
ちょっとこの話しは帰ったら植物改良研究所で働く友達にしてあげよう。
この噂がどこまでが本当か分からないらしいが、怪我は上級ポーションで治っても、数日経っても未だ意識が戻らないお兄さんの為に噂を頼りに探していたらしい。
頑丈で有名なドワーフが上級ポーションを必要とする大怪我をして、それでも意識が戻らないのだ、よっぽどな事があったに違いない。
花を手に入れ笑顔で帰っていく家族の後ろ姿に暖かい気持ちになる
明日も素敵な出会いがありますように。
~説明書~
昆虫族
蟻、蜂、蝶等々色々な種族がいるが、総じて力が強く生活用品から武器まで、ミスリル以上の物でないとついうっかり力加減を間違えると壊してしまう。
世界中に食料を売り、その利益はミスリル、オリハルコン等の製品を買う資金に充てられる
生まれながらにして植物の知識が受け継がれており、生まれながらの農業のスペシャリスト。彼らに育てられぬ植物はない。
が、他の種族が力を入れて育てる作物に関しては昆虫族が生産を抑え、時に出向いて、よりよい物を作るため指導しに行く事もしばしば
天空の大地
豊穣の地とも呼ばれる。作物は雲から芽を出すし、雲の中に根を伸ばす。
神が雲も地面と言う判断の元に作り上げた為、雲の濃度やら、成分やら諸々の数値が減らないようになっている。土壌栽培なのか、水耕栽培なのかの判断は、稲が生える横で芋や根菜等が問題なく育つ為考える事は放棄された
絶対減らない不思議成分を栄養としている為、作物はどんどん栄養を吸い上げ、通常の数倍から数十倍へと成長し、種を植えた次の日には作物が収穫できる大きさに成長する。
地上にある植物の概念を完全に破壊する事間違いなし。
やろうと思えば一夜にして巨木が立つ、決して不思議な森の生物が傘を使って成長させている訳ではない。
この大地は空間が捻れており、見た目と実際の広さが違う。地上から見ればちょっと大きな雲の上にあるだけにも関わらず、地上の表面積の倍はある。
天空の大地、昆虫族の知識、運搬能力の相乗効果により世界中の食料をここのみで生産する事も可能。
謎の花
この一年で突如として世界各地で見つかり始めた昆虫族の知識にもない黄色い花
回復魔法に良く似た現象を起こすと言う噂もあるが、怪我が治った冒険者の居所は現在調査中。
明日にはポーションで治療不可能なドワーフの意識不明の青年の元にこの花が届くという。こちらは人員を派遣要請。
鑑定魔法が弾かれる為各地でこの花の情報を集めているが、詳細は依然として不明である。
植物改良研究所
植物のよりよい生態環境、味、進化の可能性等を日夜追求、研究する施設。
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