85 / 120
第8章:堕天使の代償
第85話 文月の悩み
しおりを挟む
「(…………ムリゲー)」
会議を終えて。
外は常に真っ暗であるが、城の時計はもう夜中であった。そろそろ寝る時間である。朝起きても、真っ暗であるが。
「なに、アホみたいな顔して」
「いや……。まあ、俺はアホだけどさ」
「さっきの気にしてんじゃないわよ。あんたの反応が普通よ。愛月さんって結構、『相手がある程度分かってる』前提で話すこと多いから」
「…………」
敵の兵隊についての情報は、『ひと言』で終わった。
——
「『天軍九隊』。九歌隊とも言うわ。天使達の軍ね。雑魚敵みたいなもの。簡単に言うと、『不老不死』で『再生能力』と『飛行能力』持ちの『超怪力』の男達が『神の加護』を得た『最強の武具』を装備して、その数は『無限』だわ。以上。対策は金星に着いてからね。じゃあ解散」
愛月の言い方があまりにもあっさりしていたので、ホウラとウゥルペス以外の全員がしばらく硬直していた。
「……ムリゲーってか、クソゲーじゃない」
呟いたきさらぎの言葉が部屋に漂ったのだ。
——
「なんか1回、母さんから聞いたことあったかな。不死身で、『罰』無しで魔術を使うとか」
「天使のこと? まあ反則よね。不老不死も飛行も無限も。どれかひとつでも反則なのに、全盛りって。……まああらゆるモノの『本家』だから、全盛りで当たり前なのかもしれないけれど」
「『無限の敵』を越えても『全知全能』か」
「……愛月さんは最初から知ってたのよね。なら、突破する策は当然あるんじゃない? さっきだって説明しながら不適に笑ってたし」
「こっちはたった500か600人なのにな」
「でも『奇跡』がある。魔術もある。悪魔も居る。月の精鋭も。なんとかなるんじゃない」
「……そうなのかな」
「まあ『無限』の前ではどんな数字も0に等しいくらい雑魚だけど」
「そうだよなあ……」
「てかさ」
「?」
美裟は、もう覚悟を決めていると言うこともあるが。愛月の相手をする際の心構えのようなことは、割りと掴めていた。恐らくは文月より。
「気にするだけ無駄っていうか。愛月さんの話聞いていちいち悩んでへこむのってもう最後にしない? あんたいっつもそうじゃない」
「…………確かに」
「あんたが実際戦う訳でもないし。自分のやれることやってりゃ良いのよ」
「……そうだな」
文月は、『自分が戦わないこと』で常に悩んでいた。自分も、何か身に付けるべきなのではないかと。
だが愛月はそれを求めていないし、他にやるべきことがある。それに今さら素人が参加しても足手まといで迷惑だ。
「『ボス』は戦う必要ないどころか、戦っちゃ駄目なのよ」
「!」
そんな文月の悩みを、美裟は看破していた。
「だって戦うってことは、『危険』なのよ? もし死んだらどうするのよ。その組織終わるじゃない。命令を下す司令塔は最後まで死んじゃ駄目。あんたと愛月さんは『戦っちゃ駄目』なのよ」
「…………」
「安心してなさい。きっと、なんとかするから」
自分は。
『奇跡』以外での価値が存在するのだろうか。
ボス? 何も知らないのに司令塔などできるわけがない。今愛月と交替しても、誰も付いてこないのは明らかだ。
神やルールに対する『怒り』は、己の中には無い。
「(これか。母さんの思い通り。言う通りにするように、俺は育てられた)」
——
『知りたいか』
「えっ?」
「えっ。なによいきなり」
それは、文月にのみ聞こえた声だった。
『そろそろ近付いてきている。直接会える日も近い』
「……堕天使」
「えっ? 文月?」
あの不思議な場所ではなく。はっきりとした意識のある時に聞こえたのは初めてであった。
『お前が母親の洗脳と支配から解放されたいと願うなら。私は力を貸してやれる』
「……あんたは誰なんだ? 何者だ? 何故俺にだけ、こんな話をするんだ。いつも」
『…………知りたければ、こちらが指定する場所に来い』
「なんだと……」
『……ひとつだけ。我々は「グリゴリ」。いいか、この話は誰にもするな。すれば自由の道は閉ざされる』
「…………金星に居るのか」
『会えるのを楽しみにしている』
——
文月が『堕天使』に接触されたことは、愛月には報告したことがある。『移動魔術』にて島に入る度にそれがあった。
ソフィアに言われてから。
『グリゴリ』という言葉を聞いたのは、2度目だった。
愛月は遂に、一度もその話を文月にすることはなかった。ソフィアは、グリゴリと接触しろと文月に言ったというのに。
「(……でも、今『夜』を抜けると作戦に支障が出ないだろうか。……違う。俺の人生だ。母さんの言いなりで終わりたくない。だけど……戦いが終わるまでは言いなりにならないと、母さんが『罰』によって死ぬ。それは嫌だ)」
文月も。なんだかんだでグリゴリの名を口に出すことはしなかった。美裟が、アレックスについて違和感を抱いたからだ。
「(あれが堕天使だと教えてくれたけど——『どうしろ』とは言わなかった。肯定も否定もなかった。何故だ?)」
今の。
ついさっきの『干渉』は。
愛月は知らない筈だ。気付いていない筈。
「(どうしてこのタイミングで俺を勧誘した? いや……夢ではなく直接干渉するにはここまで近付く必要があったんだ)」
——
「ちょっと!」
「!?」
ぱん、と。
気持ちの良い渇いた音が耳に。そして熱い痛みが頬に響いた。
「…………あっ」
目の前に、美裟が居た。
「何が起きてるのよ、あんたに。教えなさい」
「…………美裟」
痛い。微妙に割りと強めで張られた。涙が出そうなくらい。
「誰かと喋ってたわよね?」
「…………えっと」
誰にも、言ってはいけない。
……護衛として常に側に居る美裟にもか?
「…………なんでもない」
「下手過ぎ。誤魔化そうとする必要のある『何か』があるのね」
「…………!」
駄目だ。文月はすぐに折れた。
この女を相手に何かを隠せるほど、自分は隠蔽に向いてはいないと。
「……なんでもない」
だが、そう言うしかない。会話の流れとタイミング、そして条件からして向こうの堕天使はこちらを『監視』できているということになる。それこそ、まさに『全知』のように。
「あたしも、あんたに今『何か』あったことを誰にも言わない方が良い?」
「…………!」
「そう。分かったわ」
「!!」
駄目だ。
表情で全て見透かされている。恐らくこの女には一生敵わない。
「『堕天使』『いつも声を掛けてくる』『金星に居る』。あんた自身が喋ったことよ」
「!」
「会いに行くのね。それを、誰にも知られたくない、と」
「!!」
なんだこの女。
ヤバすぎる。
文月は末恐ろしくなった。
「分かったわ」
「…………なんでもない」
「はいはい。取り敢えずなんかご飯にしましょ」
同時に。
ここまで理解してくれるパートナーは他に居るだろうか。
少しだけ嬉しく思った。
「(……まずは、話を聞いて。俺の知らないことを知ってからだ。それからじゃないと判断なんてできない)」
——
——
そして。
あっという間に1週間が経過した。
「着陸しました」
「!」
文月は、部屋を飛び出して一目散に広場へ向かった。
金星は、意外にも地球のように『空』があった。
青空ではなく——薄い黄金色の空が。
「…………ここが金星」
「地球から観測できる……地球の機械で探査できるモノだけじゃない。それだけじゃ分からない。だって金星は、普段カモフラージュしているからね。地球人にバレないように。軌道も周期も似ているけれど、地球とは『別』の星。赤い大地に黄色い空。新鮮で、綺麗よね」
「…………」
すぐ隣に、愛月が居た。
「ウゥルペスと、きさらぎちゃん。あとはホウラ隊長ね。わたしに付いてきて」
「!」
愛月が3人を呼びながら、崖を降りていった。文月は出鼻を挫かれた。自分は行かないのか、と。
「今回は、あなたはお留守番よ文月」
「…………!」
「あなたは。ここから離れちゃ駄目よ? 良いわね?」
まるで、全て見透かされているかのように。
愛月は微笑みながら。そう文月に伝えた。
「……分かった」
「うふふ。拗ねないの。美裟ちゃんも、頼んだわよ?」
「ええ。任せてください」
美裟のいつも通りの返事に満足した愛月は、そのまま金星の大地に着地した。
「やっと私か。ねえ神奈は?」
「もしかしたらが、あるわ。娘達に預けておいて」
「ふぅん。分かった。じゃセレネちゃんよろしくね」
「まっかせてキラ姉!」
きさらぎと、ウゥルペス、彼の魔女がふたりと、ホウラもそれに続く。
「じゃあ行ってくるから。途中喧嘩とか売られても買わないようにね」
「誰にだよ」
見渡す限り、赤色の大地。これもまた、地下やら謎の空間やらに『国』があるのだろう。しばらくすると4人の影は見えなくなった。
——
「……留守番、か」
『丁度良い。これでアヅキに気付かれずに抜けられるな』
「わっ。……いきなり来ないでくれよ」
堕天使の声がした。やはり文月にしか聞こえていないらしい。
『道を案内する。まず島から出ろ』
「……分かった」
出来るだけ目立たずに行動しようと、踵を返した所で。
「お兄さま」
「!」
——
「……アルテ?」
アルテが。
「……お兄さま、お話があります」
「へっ?」
頬を紅くして。
「大事な。……お話です。聞いて、ください」
「…………!」
兄を捕まえた。
会議を終えて。
外は常に真っ暗であるが、城の時計はもう夜中であった。そろそろ寝る時間である。朝起きても、真っ暗であるが。
「なに、アホみたいな顔して」
「いや……。まあ、俺はアホだけどさ」
「さっきの気にしてんじゃないわよ。あんたの反応が普通よ。愛月さんって結構、『相手がある程度分かってる』前提で話すこと多いから」
「…………」
敵の兵隊についての情報は、『ひと言』で終わった。
——
「『天軍九隊』。九歌隊とも言うわ。天使達の軍ね。雑魚敵みたいなもの。簡単に言うと、『不老不死』で『再生能力』と『飛行能力』持ちの『超怪力』の男達が『神の加護』を得た『最強の武具』を装備して、その数は『無限』だわ。以上。対策は金星に着いてからね。じゃあ解散」
愛月の言い方があまりにもあっさりしていたので、ホウラとウゥルペス以外の全員がしばらく硬直していた。
「……ムリゲーってか、クソゲーじゃない」
呟いたきさらぎの言葉が部屋に漂ったのだ。
——
「なんか1回、母さんから聞いたことあったかな。不死身で、『罰』無しで魔術を使うとか」
「天使のこと? まあ反則よね。不老不死も飛行も無限も。どれかひとつでも反則なのに、全盛りって。……まああらゆるモノの『本家』だから、全盛りで当たり前なのかもしれないけれど」
「『無限の敵』を越えても『全知全能』か」
「……愛月さんは最初から知ってたのよね。なら、突破する策は当然あるんじゃない? さっきだって説明しながら不適に笑ってたし」
「こっちはたった500か600人なのにな」
「でも『奇跡』がある。魔術もある。悪魔も居る。月の精鋭も。なんとかなるんじゃない」
「……そうなのかな」
「まあ『無限』の前ではどんな数字も0に等しいくらい雑魚だけど」
「そうだよなあ……」
「てかさ」
「?」
美裟は、もう覚悟を決めていると言うこともあるが。愛月の相手をする際の心構えのようなことは、割りと掴めていた。恐らくは文月より。
「気にするだけ無駄っていうか。愛月さんの話聞いていちいち悩んでへこむのってもう最後にしない? あんたいっつもそうじゃない」
「…………確かに」
「あんたが実際戦う訳でもないし。自分のやれることやってりゃ良いのよ」
「……そうだな」
文月は、『自分が戦わないこと』で常に悩んでいた。自分も、何か身に付けるべきなのではないかと。
だが愛月はそれを求めていないし、他にやるべきことがある。それに今さら素人が参加しても足手まといで迷惑だ。
「『ボス』は戦う必要ないどころか、戦っちゃ駄目なのよ」
「!」
そんな文月の悩みを、美裟は看破していた。
「だって戦うってことは、『危険』なのよ? もし死んだらどうするのよ。その組織終わるじゃない。命令を下す司令塔は最後まで死んじゃ駄目。あんたと愛月さんは『戦っちゃ駄目』なのよ」
「…………」
「安心してなさい。きっと、なんとかするから」
自分は。
『奇跡』以外での価値が存在するのだろうか。
ボス? 何も知らないのに司令塔などできるわけがない。今愛月と交替しても、誰も付いてこないのは明らかだ。
神やルールに対する『怒り』は、己の中には無い。
「(これか。母さんの思い通り。言う通りにするように、俺は育てられた)」
——
『知りたいか』
「えっ?」
「えっ。なによいきなり」
それは、文月にのみ聞こえた声だった。
『そろそろ近付いてきている。直接会える日も近い』
「……堕天使」
「えっ? 文月?」
あの不思議な場所ではなく。はっきりとした意識のある時に聞こえたのは初めてであった。
『お前が母親の洗脳と支配から解放されたいと願うなら。私は力を貸してやれる』
「……あんたは誰なんだ? 何者だ? 何故俺にだけ、こんな話をするんだ。いつも」
『…………知りたければ、こちらが指定する場所に来い』
「なんだと……」
『……ひとつだけ。我々は「グリゴリ」。いいか、この話は誰にもするな。すれば自由の道は閉ざされる』
「…………金星に居るのか」
『会えるのを楽しみにしている』
——
文月が『堕天使』に接触されたことは、愛月には報告したことがある。『移動魔術』にて島に入る度にそれがあった。
ソフィアに言われてから。
『グリゴリ』という言葉を聞いたのは、2度目だった。
愛月は遂に、一度もその話を文月にすることはなかった。ソフィアは、グリゴリと接触しろと文月に言ったというのに。
「(……でも、今『夜』を抜けると作戦に支障が出ないだろうか。……違う。俺の人生だ。母さんの言いなりで終わりたくない。だけど……戦いが終わるまでは言いなりにならないと、母さんが『罰』によって死ぬ。それは嫌だ)」
文月も。なんだかんだでグリゴリの名を口に出すことはしなかった。美裟が、アレックスについて違和感を抱いたからだ。
「(あれが堕天使だと教えてくれたけど——『どうしろ』とは言わなかった。肯定も否定もなかった。何故だ?)」
今の。
ついさっきの『干渉』は。
愛月は知らない筈だ。気付いていない筈。
「(どうしてこのタイミングで俺を勧誘した? いや……夢ではなく直接干渉するにはここまで近付く必要があったんだ)」
——
「ちょっと!」
「!?」
ぱん、と。
気持ちの良い渇いた音が耳に。そして熱い痛みが頬に響いた。
「…………あっ」
目の前に、美裟が居た。
「何が起きてるのよ、あんたに。教えなさい」
「…………美裟」
痛い。微妙に割りと強めで張られた。涙が出そうなくらい。
「誰かと喋ってたわよね?」
「…………えっと」
誰にも、言ってはいけない。
……護衛として常に側に居る美裟にもか?
「…………なんでもない」
「下手過ぎ。誤魔化そうとする必要のある『何か』があるのね」
「…………!」
駄目だ。文月はすぐに折れた。
この女を相手に何かを隠せるほど、自分は隠蔽に向いてはいないと。
「……なんでもない」
だが、そう言うしかない。会話の流れとタイミング、そして条件からして向こうの堕天使はこちらを『監視』できているということになる。それこそ、まさに『全知』のように。
「あたしも、あんたに今『何か』あったことを誰にも言わない方が良い?」
「…………!」
「そう。分かったわ」
「!!」
駄目だ。
表情で全て見透かされている。恐らくこの女には一生敵わない。
「『堕天使』『いつも声を掛けてくる』『金星に居る』。あんた自身が喋ったことよ」
「!」
「会いに行くのね。それを、誰にも知られたくない、と」
「!!」
なんだこの女。
ヤバすぎる。
文月は末恐ろしくなった。
「分かったわ」
「…………なんでもない」
「はいはい。取り敢えずなんかご飯にしましょ」
同時に。
ここまで理解してくれるパートナーは他に居るだろうか。
少しだけ嬉しく思った。
「(……まずは、話を聞いて。俺の知らないことを知ってからだ。それからじゃないと判断なんてできない)」
——
——
そして。
あっという間に1週間が経過した。
「着陸しました」
「!」
文月は、部屋を飛び出して一目散に広場へ向かった。
金星は、意外にも地球のように『空』があった。
青空ではなく——薄い黄金色の空が。
「…………ここが金星」
「地球から観測できる……地球の機械で探査できるモノだけじゃない。それだけじゃ分からない。だって金星は、普段カモフラージュしているからね。地球人にバレないように。軌道も周期も似ているけれど、地球とは『別』の星。赤い大地に黄色い空。新鮮で、綺麗よね」
「…………」
すぐ隣に、愛月が居た。
「ウゥルペスと、きさらぎちゃん。あとはホウラ隊長ね。わたしに付いてきて」
「!」
愛月が3人を呼びながら、崖を降りていった。文月は出鼻を挫かれた。自分は行かないのか、と。
「今回は、あなたはお留守番よ文月」
「…………!」
「あなたは。ここから離れちゃ駄目よ? 良いわね?」
まるで、全て見透かされているかのように。
愛月は微笑みながら。そう文月に伝えた。
「……分かった」
「うふふ。拗ねないの。美裟ちゃんも、頼んだわよ?」
「ええ。任せてください」
美裟のいつも通りの返事に満足した愛月は、そのまま金星の大地に着地した。
「やっと私か。ねえ神奈は?」
「もしかしたらが、あるわ。娘達に預けておいて」
「ふぅん。分かった。じゃセレネちゃんよろしくね」
「まっかせてキラ姉!」
きさらぎと、ウゥルペス、彼の魔女がふたりと、ホウラもそれに続く。
「じゃあ行ってくるから。途中喧嘩とか売られても買わないようにね」
「誰にだよ」
見渡す限り、赤色の大地。これもまた、地下やら謎の空間やらに『国』があるのだろう。しばらくすると4人の影は見えなくなった。
——
「……留守番、か」
『丁度良い。これでアヅキに気付かれずに抜けられるな』
「わっ。……いきなり来ないでくれよ」
堕天使の声がした。やはり文月にしか聞こえていないらしい。
『道を案内する。まず島から出ろ』
「……分かった」
出来るだけ目立たずに行動しようと、踵を返した所で。
「お兄さま」
「!」
——
「……アルテ?」
アルテが。
「……お兄さま、お話があります」
「へっ?」
頬を紅くして。
「大事な。……お話です。聞いて、ください」
「…………!」
兄を捕まえた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる