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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 18
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寒川隊員のあいさつ。
「ありがとうごさいました!」
ユランが応えます。
「こちらこそ!」
「リントブルムやタラスクに行っても、絶対死なないでくださいよ!」
「あは、わかってるよ」
「あ、そうだ!」
寒川隊員はテーブルの上に小さなメモ用紙を置き、
「ちょっと待って・・・」
と言いながら、その紙にペンで文字を書き入れました。そしてそれをユランに手渡しました。
「はい、これ!」
「ん、なんだ、これ?」
「オレのスマホの電話番号とメールのアドレスです。何かあったらここに連絡してください」
ユランはニヤッと笑って、
「ふ、わかったよ!」
ユランはギターケースを持って、あらためて寒川隊員を見ました。
「じゃ!」
ユランは次にすみれ隊員を見ました。
「君も」
けど、すみれ隊員は顔色を変えません。ユランは思わず苦笑い。
「あは・・・
じゃあな!」
と言うと、ユランはドアを開け、出て行きました。寒川隊員はぽつりと言いました。
「ほんとうに、ほんとうに死なないでくださいよ、ユランさん・・・」
ライヴハウスの裏口。表口は繁華街からちょっと離れてる位置にありますが、それでもある程度の明るさがあります。それに対し裏口は路地に面してるせいか、かなり暗くなってます。
今ドアが開き、ギターケースを持ったユラン岡崎が出てきました。すると出待ちしてた2人の女の子がスケッチブック(サイン帖)をユランに差し出しました。
「すみませ~ん! ユランさん、サインくだ~い!」
するとユランはそのスケッチブックを受け取り、
「ああ、いいよ!」
ユランはスケッチブックにサインを始めました。
この3人を少し遠くから見てる人影があります。30代前半の男です。その男の顔を見ると、メガネをかけてます。つる(テンプル)の部分には何か極小の装置がついてます。どうやらカメラのようです。
ユランがスケッチブックを2人の女の子に返しました。
「はい!」
女の子は歓喜。
「あは、ありがとうございます!」
「じゃね!」
ユランが歩き始めました。するとユランの背後に先ほどのメガネの男の姿が現れました。どうやらメガネの男は、ユランを尾行してるようです。ユランはその尾行にまったく気づいてません。
ユランがコインパーキングに入りました。そしてそこに駐めてあった軽ワンボックス車のテールゲートを開け、そこにギターケースを入れ、次に運転席のドアを開け、乗り込みました。
ヘッドライトが点灯、軽ワンボックス車が動き始めました。
この光景を路上から立って見ている2人組の男がいます。1人は先ほどのメガネの男、もう1人はバイクに跨った男です。この男、フルフェイスのヘルメットを被ってて、顔は見えません。
軽ワンボックス車が路上を走り出しました。そのクルマを追うように、バイクも走り始めました。
軽ワンボックス車車内。ユランが右手でハンドルを握ってます。左手は頭の上へ伸び、もじゃもじゃの髪の毛を掴みました。すると・・・
ユランの左手はその髪の毛をパカッと取ってしまいました。その下は短髪。なんとユランのトレードマークのもじゃもじゃの頭は、かつらだったのです。
ユランはさらに左手を右耳の前に持ってきました。すると、なんともじゃもじゃなヒゲをバリバリと剥がしてしまいました。実はヒゲも付けヒゲだったのです。
短髪につるっとした顔。ユランはまったく違う風貌になってしまいました。
翌日。テレストリアルガード基地オペレーションルーム。いつものように上溝隊員がレーダースコープを見ながら、ファッション雑誌を読んでます。
「ありがとうごさいました!」
ユランが応えます。
「こちらこそ!」
「リントブルムやタラスクに行っても、絶対死なないでくださいよ!」
「あは、わかってるよ」
「あ、そうだ!」
寒川隊員はテーブルの上に小さなメモ用紙を置き、
「ちょっと待って・・・」
と言いながら、その紙にペンで文字を書き入れました。そしてそれをユランに手渡しました。
「はい、これ!」
「ん、なんだ、これ?」
「オレのスマホの電話番号とメールのアドレスです。何かあったらここに連絡してください」
ユランはニヤッと笑って、
「ふ、わかったよ!」
ユランはギターケースを持って、あらためて寒川隊員を見ました。
「じゃ!」
ユランは次にすみれ隊員を見ました。
「君も」
けど、すみれ隊員は顔色を変えません。ユランは思わず苦笑い。
「あは・・・
じゃあな!」
と言うと、ユランはドアを開け、出て行きました。寒川隊員はぽつりと言いました。
「ほんとうに、ほんとうに死なないでくださいよ、ユランさん・・・」
ライヴハウスの裏口。表口は繁華街からちょっと離れてる位置にありますが、それでもある程度の明るさがあります。それに対し裏口は路地に面してるせいか、かなり暗くなってます。
今ドアが開き、ギターケースを持ったユラン岡崎が出てきました。すると出待ちしてた2人の女の子がスケッチブック(サイン帖)をユランに差し出しました。
「すみませ~ん! ユランさん、サインくだ~い!」
するとユランはそのスケッチブックを受け取り、
「ああ、いいよ!」
ユランはスケッチブックにサインを始めました。
この3人を少し遠くから見てる人影があります。30代前半の男です。その男の顔を見ると、メガネをかけてます。つる(テンプル)の部分には何か極小の装置がついてます。どうやらカメラのようです。
ユランがスケッチブックを2人の女の子に返しました。
「はい!」
女の子は歓喜。
「あは、ありがとうございます!」
「じゃね!」
ユランが歩き始めました。するとユランの背後に先ほどのメガネの男の姿が現れました。どうやらメガネの男は、ユランを尾行してるようです。ユランはその尾行にまったく気づいてません。
ユランがコインパーキングに入りました。そしてそこに駐めてあった軽ワンボックス車のテールゲートを開け、そこにギターケースを入れ、次に運転席のドアを開け、乗り込みました。
ヘッドライトが点灯、軽ワンボックス車が動き始めました。
この光景を路上から立って見ている2人組の男がいます。1人は先ほどのメガネの男、もう1人はバイクに跨った男です。この男、フルフェイスのヘルメットを被ってて、顔は見えません。
軽ワンボックス車が路上を走り出しました。そのクルマを追うように、バイクも走り始めました。
軽ワンボックス車車内。ユランが右手でハンドルを握ってます。左手は頭の上へ伸び、もじゃもじゃの髪の毛を掴みました。すると・・・
ユランの左手はその髪の毛をパカッと取ってしまいました。その下は短髪。なんとユランのトレードマークのもじゃもじゃの頭は、かつらだったのです。
ユランはさらに左手を右耳の前に持ってきました。すると、なんともじゃもじゃなヒゲをバリバリと剥がしてしまいました。実はヒゲも付けヒゲだったのです。
短髪につるっとした顔。ユランはまったく違う風貌になってしまいました。
翌日。テレストリアルガード基地オペレーションルーム。いつものように上溝隊員がレーダースコープを見ながら、ファッション雑誌を読んでます。
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