地球防衛チームテレストリアルガードの都合!? 10章

のどか

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第10章 侵略者を撃つな!

侵略者を撃つな! 19

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 サブオペレーションルームでは寒川隊員がイスに座ってギターを弾いてます。その隣りのイスには、すみれ隊員が静かに座ってます。今日は2人ともテレストリアルガードの隊員服ユニホームを着てました。
 なお、オペレーションルームとサブオペレーションルームの間の自動ドアは常時開けっ放しになってるので、実質1つの部屋です。
 今廊下へ続く引き分けの自動ドアが開き、隊員服ユニホーム姿の隊長が入ってきました。寒川隊員はそれに気づき、
「あ、隊長?」
 隊長はにこやかな顔を見せ、
「昨日はご苦労さん!」
 隊長は上溝隊員を見て、
「上溝隊員!」
 雑誌を読んでた上溝隊員は、慌てて顔をあげました。
「あ、はい!」
「悪いが、ちょっと席をはずしてくれないか?」
「あ、はい?」
 上溝隊員は席を立ち、自動ドアに向け歩き始めました。隊長はその上溝隊員を見て、さらにすみれ隊員を見ました。
「あ、上溝、悪いが、このも連れてってくれないか?」
「あ、はい」
 上溝隊員はすみれ隊員の片方の手を握りました。
「さぁ、一緒に行きましょ!」
 すみれ隊員は誘われるまま、立ち上がりました。そのまま2人は自動ドアを開け、部屋を出て行きました。
 これを見て寒川隊員は緊張しました。上溝隊員とすみれ隊員を外した。どうやら何か重要な話があるようです。
 隊長はケースに入ったDVDを上溝隊員に見せ、
「寒川、これを見てくれないか」
 隊長はDVDプレイヤーにそのDVDを入れました。すると巨大なモニターに映像が映りました。

 映像の中は真っ暗。ところどころ灯が見えます。どうやら夜のようです。この映像を撮影してる人は今、歩いて移動してるようです。と、映像が静止しました。カメラを持ってる人が歩を止めたようです。
 映像はちょっと遠くにある建物の外壁を捉えました。するとその外壁からまばゆい光が放たれました。道路に面したドアが開いたようです。
 ドアから1つの人影が出てきました。すると待ち構えていた2人の女の子が駆け寄りました。人影が2人の女の子からスケッチブックを受け取りました。
 映像が人影をアップ。それはユラン岡崎でした。

 サブオペレーションルームの寒川隊員はそれを見て、びっくり。
「ユ、ユランさん!?」
 隊長が反応します。
「これは昨日君たちと別れた直後のユラン岡崎だ」

 映像の中、ユランはギターケースを持って歩き始めました。映像はそのユランの後姿を捉えています。どうやらこのカメラを持ってる人は、ユランを尾行してるようです。
 サブオペレーションルームの寒川隊員は隊長を見て、
「隊長、ユランさんを尾行したんですか? なんで?」
「まあ、黙って見ててくれないか?」

 ユランがコインパーキングに入りました。そして1台の軽ワンボックス車のテールゲートを開け、ギターケースを収納しました。ここでカメラの視点が切り替わりました。
 軽ワンボックス車がコインパーキングの敷地から道路に出て走り出しました。それを追うように視点も走り出しました。どうやらこのカメラの持ち主は、バイクに乗ってるようです。
 隊長はここでリモコンを持ち、
「ここからはあまり意味のない映像だから、ちょっと飛ばすぞ」
 画面が早廻しになりました。そしてアパートの前を映し出したところで、通常の再生に戻りました。

 ちょっと古いアパート。アパートの前には道路に沿って数台のクルマが駐まれるスペースがあり、今そこにユランが乗ってた軽ワンボックス車が駐まりました。
 運転席から1人の男が降りました。その男はかなり大柄。ヒゲはなく、髪の毛はもじゃもじゃではなく、短髪。
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