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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 25
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金目ひなたは隊長が見せたスマホの画面を見て、愕然。そして苦笑い。
「あははは・・・ なんか妖怪みたい」
隊長は応えます。
「これでも生きてるんだから、テレストリアルガードの技術ってすごいな。次に会うときは君の身体は完璧な身体になってるはずだ。じゃ、またな!」
その日の夜、ここはユラン岡崎が住んでるアパート。その前の駐車スペースにユランの軽ワンボックス車が帰ってきました。運転してるのはユラン。変装してないユランです。
ユランは軽ワンボックスを降りると、そのままアパート入り口に入って行きました。
2階の外廊下。奥にある階段からユランの姿が現れました。手前に向かって歩き出すユラン。そのユランの前に立ちふさがるように人影が現れました。その人影を見てユランははっとしました。その人影は私服の寒川隊員だったのです。
この日の日中、寒川隊員は隊長に、
「今の話は聞かなかったことにしますか・・・」
と応えましたが、どうしても我慢できなくなり、ユランに会いに来たようです。
ユランは何事もなかったように寒川隊員の横を通り過ぎようとしました。が、
「ユランさん、ちょっと待ってくださいよ!」
寒川隊員のこの一言で、ユランはビクンとして立ち止まりました。寒川隊員はユランの横顔を鋭い眼で見て、
「あなたがユラン岡崎てことはすでにバレてますよ。
あなたはリントブルムて国の人じゃないですよね。リントブルムて惑星からやってきた宇宙人だ!」
今度はユランが寒川隊員を見ました。
「君はいったいなんなんだ!?」
「ストリートミュージシャンですよ。昼間はテレストリアルガードの隊員をやってますが」
それを聞いてユランは衝撃を受けました。
「テ、テレストリアルガード?・・・ 私を逮捕しに来たのか!?」
「テレストリアルガードは侵略の意志のある宇宙人だけを拘束してます。あなたは対象外です」
それを聞いてユランは一瞬安心した顔を見せました。寒川隊員の発言は続きます。
「けど、いろいろと訊きたいことがあります」
ユランは少し考え、
「ここじゃなんだ。公園に行かないか?」
夜の公園のブランコ。寒川隊員とユラン岡崎が並んで座ってます。それ以外の人影は皆無です。ユランはぽつりと寒川隊員に話しかけてます。
「オレの星の尺度で12年前、オレの母星惑星リントブルムはユミル星人に侵略された。リントブルムはあっという間に占領されてしまったんだ。
それからはひどいものだった。税金はとてつもなく上がり、少しでも不満を言えば公開処刑。しかも処刑は本人だけではなく、2等身まで処刑になった。親族がいなきゃ、向こう3件まで連座制公開処刑になった。だから誰も文句を言えなかった。
ある日地球侵攻のお触れが出て、自分たちは兵隊に取られた。集められたリントブルム星人は、まず脳に圧力をかけられ、無理やり地球の言語をインプットされた。これによって3割のリントブルム星人が廃人になったな。
次に肌。自分たちの肌は紫色だったが、無理やり脱色させられた。こいつはとてつもなく痛かったなあ・・・ あまりの痛さに、自分も何日も泣いたよ。
そして軍事訓練。短期間で覚えさせるために、毎日毎日半日以上訓練させられたな。少しでもヘマすりゃ、銃床でブン殴られた。半分は脱走したが、全員射殺されたようだ。
いよいよ作戦の日が来た。自分たちはコイダ星人とともに降下強襲用宇宙船に押し込められ、地球へ飛ばされた。
オレたちの前には水素核融合弾のミサイルが飛んでいた。まず地球に水素核融合弾を撃ちこみ、つぎに自分たちがその爆心地周辺に降りて、橋頭保を築く。そのあとユミル星人本隊がやってきて、地球を占領する」
「あははは・・・ なんか妖怪みたい」
隊長は応えます。
「これでも生きてるんだから、テレストリアルガードの技術ってすごいな。次に会うときは君の身体は完璧な身体になってるはずだ。じゃ、またな!」
その日の夜、ここはユラン岡崎が住んでるアパート。その前の駐車スペースにユランの軽ワンボックス車が帰ってきました。運転してるのはユラン。変装してないユランです。
ユランは軽ワンボックスを降りると、そのままアパート入り口に入って行きました。
2階の外廊下。奥にある階段からユランの姿が現れました。手前に向かって歩き出すユラン。そのユランの前に立ちふさがるように人影が現れました。その人影を見てユランははっとしました。その人影は私服の寒川隊員だったのです。
この日の日中、寒川隊員は隊長に、
「今の話は聞かなかったことにしますか・・・」
と応えましたが、どうしても我慢できなくなり、ユランに会いに来たようです。
ユランは何事もなかったように寒川隊員の横を通り過ぎようとしました。が、
「ユランさん、ちょっと待ってくださいよ!」
寒川隊員のこの一言で、ユランはビクンとして立ち止まりました。寒川隊員はユランの横顔を鋭い眼で見て、
「あなたがユラン岡崎てことはすでにバレてますよ。
あなたはリントブルムて国の人じゃないですよね。リントブルムて惑星からやってきた宇宙人だ!」
今度はユランが寒川隊員を見ました。
「君はいったいなんなんだ!?」
「ストリートミュージシャンですよ。昼間はテレストリアルガードの隊員をやってますが」
それを聞いてユランは衝撃を受けました。
「テ、テレストリアルガード?・・・ 私を逮捕しに来たのか!?」
「テレストリアルガードは侵略の意志のある宇宙人だけを拘束してます。あなたは対象外です」
それを聞いてユランは一瞬安心した顔を見せました。寒川隊員の発言は続きます。
「けど、いろいろと訊きたいことがあります」
ユランは少し考え、
「ここじゃなんだ。公園に行かないか?」
夜の公園のブランコ。寒川隊員とユラン岡崎が並んで座ってます。それ以外の人影は皆無です。ユランはぽつりと寒川隊員に話しかけてます。
「オレの星の尺度で12年前、オレの母星惑星リントブルムはユミル星人に侵略された。リントブルムはあっという間に占領されてしまったんだ。
それからはひどいものだった。税金はとてつもなく上がり、少しでも不満を言えば公開処刑。しかも処刑は本人だけではなく、2等身まで処刑になった。親族がいなきゃ、向こう3件まで連座制公開処刑になった。だから誰も文句を言えなかった。
ある日地球侵攻のお触れが出て、自分たちは兵隊に取られた。集められたリントブルム星人は、まず脳に圧力をかけられ、無理やり地球の言語をインプットされた。これによって3割のリントブルム星人が廃人になったな。
次に肌。自分たちの肌は紫色だったが、無理やり脱色させられた。こいつはとてつもなく痛かったなあ・・・ あまりの痛さに、自分も何日も泣いたよ。
そして軍事訓練。短期間で覚えさせるために、毎日毎日半日以上訓練させられたな。少しでもヘマすりゃ、銃床でブン殴られた。半分は脱走したが、全員射殺されたようだ。
いよいよ作戦の日が来た。自分たちはコイダ星人とともに降下強襲用宇宙船に押し込められ、地球へ飛ばされた。
オレたちの前には水素核融合弾のミサイルが飛んでいた。まず地球に水素核融合弾を撃ちこみ、つぎに自分たちがその爆心地周辺に降りて、橋頭保を築く。そのあとユミル星人本隊がやってきて、地球を占領する」
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