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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 97
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ユラン岡崎たちリンドブルム星人は、母星を救うため、近々地球を離れる予定になってます。7人はその準備に入ったんじゃないか? いや、もう地球を離れてるかもしれません。
けど、このことはサングラスの男性には話さないでおいた方が得策です。
サングラスの男性の発言が続きます。
「お2人に質問します」
サングラスの男性はユラン岡崎が写った写真を手にし、それを隊長に見せました。
「この男をご存じですよね?」
隊長は公安7課が提供したユラン岡崎のビデオを見てます。ゆえにウソは言えません。
「はい」
と素直に応えました。サングラスの男性の質問が続きます。
「この男がどこに行ったのか、知ってますか?」
「さあ、皆目・・・」
サングラスの男性は、今度はすみれ隊員を見ました。
「あなたは?」
隊長は2人の間に割って入りました。
「実はこの娘、今日の朝まで入院してました。その男性が今どこにいるのか、わかるはずがありませんよ」
サングラスの男性は残念そう。
「そうですか・・・
寒川隊員もこの人を知ってますよね?」
隊長は立ち上がり、
「訊いてみましょう!」
隊長はテーブルの上の固定電話の受話器を掴みました。
ダイヤルのボタンを押す隊長の指。受話器から聞こえてくる呼出し音。けど、寒川隊員はなかなか電話に出ません。
当たり前です。この基地にはいくつかの隊員向けの私室があるのですが、隊長はその中の今は使われてない私室に電話をかけていたのです。
隊長はこのサングラスの男性と寒川隊員を会わせない方がいいと判断し、一芝居打ったのです。
隊長は受話器を元に戻しました。そしてサングラスの男性に振り返り、
「電話に出ませんねぇ。何か他の仕事してるのかも? あとで聞いておきますよ」
「そうですか・・・」
サングラスの男性は5枚の写真をまとめると、立ち上がりました。
「それじゃ、私はこれで!」
サングラスの男性は引き分けの自動ドアを開け、出ていきました。隊長はそれを見届けると、すぐにモニターをつけました。モニターには歩くサングラスの男性が映りました。これは監視カメラの映像です。
隊長はこのサングラスの男性が帰ると見せかけて、勝手に家探しし、寒川隊員を探索する可能性を考えました。
第一、公安7課がテレストリアルガード基地に来ること自体かなり稀有。ただで帰るとは考えにくいのです。
モニターの中、玄関を出て行くサングラスの男性。そのまま黒いセダンに乗り込みます。走り出す黒いセダン。
これを見た隊長の口からふ~とため息が漏れました。
「ふ~ 素直に出て行ったか・・・」
と、ここで隊長の背後から声がかかりました。
「私、思い出しました。あの日何があったのか!」
隊長ははっとして振り返りました。そこにはすみれ隊員がいました。けど、何か変です。どうやら記憶を取り戻したようです。おまけに言葉が流暢です。隊長は驚きました。
「す、すみれ、お前?・・・」
なお、あの日とはユミル星人の水素核融合弾が炸裂した日のことのようです。すみれ隊員は隊長に話し始めました。
すみれ隊員・・・ ここではすみれと呼ぶことにしましょう。
すみれの一番奥底にある記憶では、生まれたばかりのすみれには母親が4人いました。4人の女性が代わる代わる幼いすみれの面倒を見ていたのです。
そのうちすみれはその中の1人が真の母親だと気づきました。すみれの母親は化粧品が成功し、そのせいで忙しく、3人の乳母(家政婦)を雇っていたのです。
さらに知恵がついてくると、人には母親とは別に父親がいることを知りました。
けど、このことはサングラスの男性には話さないでおいた方が得策です。
サングラスの男性の発言が続きます。
「お2人に質問します」
サングラスの男性はユラン岡崎が写った写真を手にし、それを隊長に見せました。
「この男をご存じですよね?」
隊長は公安7課が提供したユラン岡崎のビデオを見てます。ゆえにウソは言えません。
「はい」
と素直に応えました。サングラスの男性の質問が続きます。
「この男がどこに行ったのか、知ってますか?」
「さあ、皆目・・・」
サングラスの男性は、今度はすみれ隊員を見ました。
「あなたは?」
隊長は2人の間に割って入りました。
「実はこの娘、今日の朝まで入院してました。その男性が今どこにいるのか、わかるはずがありませんよ」
サングラスの男性は残念そう。
「そうですか・・・
寒川隊員もこの人を知ってますよね?」
隊長は立ち上がり、
「訊いてみましょう!」
隊長はテーブルの上の固定電話の受話器を掴みました。
ダイヤルのボタンを押す隊長の指。受話器から聞こえてくる呼出し音。けど、寒川隊員はなかなか電話に出ません。
当たり前です。この基地にはいくつかの隊員向けの私室があるのですが、隊長はその中の今は使われてない私室に電話をかけていたのです。
隊長はこのサングラスの男性と寒川隊員を会わせない方がいいと判断し、一芝居打ったのです。
隊長は受話器を元に戻しました。そしてサングラスの男性に振り返り、
「電話に出ませんねぇ。何か他の仕事してるのかも? あとで聞いておきますよ」
「そうですか・・・」
サングラスの男性は5枚の写真をまとめると、立ち上がりました。
「それじゃ、私はこれで!」
サングラスの男性は引き分けの自動ドアを開け、出ていきました。隊長はそれを見届けると、すぐにモニターをつけました。モニターには歩くサングラスの男性が映りました。これは監視カメラの映像です。
隊長はこのサングラスの男性が帰ると見せかけて、勝手に家探しし、寒川隊員を探索する可能性を考えました。
第一、公安7課がテレストリアルガード基地に来ること自体かなり稀有。ただで帰るとは考えにくいのです。
モニターの中、玄関を出て行くサングラスの男性。そのまま黒いセダンに乗り込みます。走り出す黒いセダン。
これを見た隊長の口からふ~とため息が漏れました。
「ふ~ 素直に出て行ったか・・・」
と、ここで隊長の背後から声がかかりました。
「私、思い出しました。あの日何があったのか!」
隊長ははっとして振り返りました。そこにはすみれ隊員がいました。けど、何か変です。どうやら記憶を取り戻したようです。おまけに言葉が流暢です。隊長は驚きました。
「す、すみれ、お前?・・・」
なお、あの日とはユミル星人の水素核融合弾が炸裂した日のことのようです。すみれ隊員は隊長に話し始めました。
すみれ隊員・・・ ここではすみれと呼ぶことにしましょう。
すみれの一番奥底にある記憶では、生まれたばかりのすみれには母親が4人いました。4人の女性が代わる代わる幼いすみれの面倒を見ていたのです。
そのうちすみれはその中の1人が真の母親だと気づきました。すみれの母親は化粧品が成功し、そのせいで忙しく、3人の乳母(家政婦)を雇っていたのです。
さらに知恵がついてくると、人には母親とは別に父親がいることを知りました。
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