100 / 131
第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 100
しおりを挟む
ふいのすみれの質問に男性が応えます。
「ここの核シェルターはもう満杯らしい。扉が閉まってたんだ!」
「ええ!?」
すみれはすぐに頭を切り替え、別の核シェルターを目指すことに。が、次の核シェルターもぶ厚い扉が閉まってました。
次の核シェルターも、その次の核シェルターもすでに扉が閉まってました。すみれは唖然とするしかありませんでした。
この街の核シェルターは足りてないのでしょうか? いや、十分足りてました。
実は真っ先に逃げ込んだ人が今すぐミサイルが飛んでくると思い込み、キャパシティーの半分も人が入ってないのに、勝手に扉を閉めてしまったケースが多々あったのです。
中には100人以上が逃げ込むことができるのに、最初に逃げ込んだ1人がすぐに扉を閉めてしまった核シェルターもいくつかありました。
空襲警報は鳴りやみません。駆けるすみれ。焦るすみれ。どこかに、どこかに逃げないと!・・・
すみれはとりあえず地下街に逃げることにしました。地上から地下街へ通じるエスカレーターを大急ぎで駆け降ります。が、そのとき、すみれの背後で何かがピカッと光りました。ワンテンポ遅れて・・・
グヴァーン! すさまじい風圧が襲ってきました。
「きゃーっ!」
すみれの身体は木の葉のように宙を舞いました。
現在。すみれ隊員を見てる隊長。
「それで君は瀕死の重傷を負ったのか?」
すみれ隊員はちょっと考え、
「すみません・・・」
すみれ隊員は自動ドアを開け、サブオペレーションルームを退室しました。
「は~・・・」
隊長はため息をつくと、あっちの方向に視線を向けました。
それから数分後、サブオペレーションルームの自動ドアが再び開き、寒川隊員が入ってきました。
「隊長、ご報告です!」
隊長はイスに座って浮かない顔をしてます。寒川隊員はそれに気づき、
「あれ、隊長、どうしたんですか、浮かない顔して?」
「まあな。君と話をしないといけなくなったようだ」
「え?」
「ふ、まあ、いい。ここに座れ!」
「了解!」
寒川隊員は隊長と相対して座りました。まずは隊長が口を開きます。
「まずは君の話を聞こっか」
「はい! 実はさっきユランさんからメールが来ました!」
「ん、ユラン岡崎から?」
「はい。最初のメールでは、ユランさんは明日朝早く帰ると言ってました!」
「母星にか?」
「はい。ヴィーヴルから迎えが来るそうです!」
サングラスの男性(公安7課の捜査員)の話だと、ユラン岡崎ら日本で暮らしてるリンドブルム星人7人全員が現在行方不明になってます。
公安7課は何か不穏な動きとみてますが、隊長は母星に帰る準備とみなしました。隊長の推理は正解だったようです。
隊長は質問を続けます。
「今最初のメールと言ったな?」
「はい。たった今2通目が来ました! その迎えの宇宙船は、認識ステルス機能を作動させて来るそうです!」
「認識ステルス機能? 認識ステルス機能を感知する四次元レーダーに手応えをくわえてくれというのか?」
「はい。けど、そんなことできませんよね、絶対?・・・」
「それで全部オレに打ち明けることにしたのか?」
「まあ、正直言ってその通りです」
隊長は視線をずらし、ちょっと考え、再び寒川隊員を見ました。
「ふ、わかった。ちょっと考えてやるか」
寒川隊員は安心した顔を見せました。隊長は言葉を続けます。
「でもなあ・・・」
隊長は少し考え、再び発言。
「すみれの父親が殺されたことは知ってんよな?」
「ええ、隊長が教えてくれたじゃないですか」
「ふ、そうだな。
犯人はリンドブルム星人なんだそうな」
寒川隊員はびっくり。
「ええ、まさか犯人はユランさん!?」
「その可能性は1/5」
「ここの核シェルターはもう満杯らしい。扉が閉まってたんだ!」
「ええ!?」
すみれはすぐに頭を切り替え、別の核シェルターを目指すことに。が、次の核シェルターもぶ厚い扉が閉まってました。
次の核シェルターも、その次の核シェルターもすでに扉が閉まってました。すみれは唖然とするしかありませんでした。
この街の核シェルターは足りてないのでしょうか? いや、十分足りてました。
実は真っ先に逃げ込んだ人が今すぐミサイルが飛んでくると思い込み、キャパシティーの半分も人が入ってないのに、勝手に扉を閉めてしまったケースが多々あったのです。
中には100人以上が逃げ込むことができるのに、最初に逃げ込んだ1人がすぐに扉を閉めてしまった核シェルターもいくつかありました。
空襲警報は鳴りやみません。駆けるすみれ。焦るすみれ。どこかに、どこかに逃げないと!・・・
すみれはとりあえず地下街に逃げることにしました。地上から地下街へ通じるエスカレーターを大急ぎで駆け降ります。が、そのとき、すみれの背後で何かがピカッと光りました。ワンテンポ遅れて・・・
グヴァーン! すさまじい風圧が襲ってきました。
「きゃーっ!」
すみれの身体は木の葉のように宙を舞いました。
現在。すみれ隊員を見てる隊長。
「それで君は瀕死の重傷を負ったのか?」
すみれ隊員はちょっと考え、
「すみません・・・」
すみれ隊員は自動ドアを開け、サブオペレーションルームを退室しました。
「は~・・・」
隊長はため息をつくと、あっちの方向に視線を向けました。
それから数分後、サブオペレーションルームの自動ドアが再び開き、寒川隊員が入ってきました。
「隊長、ご報告です!」
隊長はイスに座って浮かない顔をしてます。寒川隊員はそれに気づき、
「あれ、隊長、どうしたんですか、浮かない顔して?」
「まあな。君と話をしないといけなくなったようだ」
「え?」
「ふ、まあ、いい。ここに座れ!」
「了解!」
寒川隊員は隊長と相対して座りました。まずは隊長が口を開きます。
「まずは君の話を聞こっか」
「はい! 実はさっきユランさんからメールが来ました!」
「ん、ユラン岡崎から?」
「はい。最初のメールでは、ユランさんは明日朝早く帰ると言ってました!」
「母星にか?」
「はい。ヴィーヴルから迎えが来るそうです!」
サングラスの男性(公安7課の捜査員)の話だと、ユラン岡崎ら日本で暮らしてるリンドブルム星人7人全員が現在行方不明になってます。
公安7課は何か不穏な動きとみてますが、隊長は母星に帰る準備とみなしました。隊長の推理は正解だったようです。
隊長は質問を続けます。
「今最初のメールと言ったな?」
「はい。たった今2通目が来ました! その迎えの宇宙船は、認識ステルス機能を作動させて来るそうです!」
「認識ステルス機能? 認識ステルス機能を感知する四次元レーダーに手応えをくわえてくれというのか?」
「はい。けど、そんなことできませんよね、絶対?・・・」
「それで全部オレに打ち明けることにしたのか?」
「まあ、正直言ってその通りです」
隊長は視線をずらし、ちょっと考え、再び寒川隊員を見ました。
「ふ、わかった。ちょっと考えてやるか」
寒川隊員は安心した顔を見せました。隊長は言葉を続けます。
「でもなあ・・・」
隊長は少し考え、再び発言。
「すみれの父親が殺されたことは知ってんよな?」
「ええ、隊長が教えてくれたじゃないですか」
「ふ、そうだな。
犯人はリンドブルム星人なんだそうな」
寒川隊員はびっくり。
「ええ、まさか犯人はユランさん!?」
「その可能性は1/5」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる