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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 109
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瀕死のユラン岡崎は寒川隊員の質問に応えます。
「ああ。オレはあの人がいなければ死んでた。死んでなくてもお縄になってたと思う。そのあとは凄惨な拷問か?・・・
そんな命の恩人をオレはオレの一方的な理由で殺してしまったんだ。
オレは毎日毎日苛んだよ。このまま母星に帰っていいのか、てね・・・ やっと清算できた気分だ」
ユラン岡崎は転がってるすみれ隊員の死体を横目で見ました。
「いや、あの娘が死んじまったら、この清算、意味がないか?・・・
オレはあの娘の父親の顔をぐちゃぐちゃにした。お前はあの娘の顔をぐちゃぐちゃにした。ふっ、不思議な巡り合わせだな。
なあ、オレの顔もぐちゃぐちゃにしてくれないか?」
「え?」
ユラン岡崎は寒川隊員が握ってるレーザーガンを見て、
「その光線銃でオレの顔を撃って欲しいんだ。いや、それじゃ痛いだけか? う~ん、そうだなあ、口の中に光線銃を突っ込んで撃つともっと楽に死ねると聞いたことがあったな、軍にいたとき・・・」
「そ、そんなあ・・・ そんなことできるはずないじゃないですか!?・・・ あなたはオレの大事な先輩ですよ!」
「痛いんだよ。痛くて痛くてしょうがないんだよ。なのになかなか死ねないんだよ。頼むよ、死なせてくれよ!」
「バカ言わないで! オレ、救急車呼びますよ!」
「腹を貫通したんだぞ、光弾が。おまけに高いところから落ちたせいで、腰や脚が・・・ 病院に着く前に死んじまうよ。それにオレは地球人じゃないんだ。地球人の医者じゃ、オレは治せないよ。
さあ、一思いに殺してくれ、オレを、早く! オレを楽にしてくれよ!・・・」
寒川隊員は考えました。そして、
「わかりました」
寒川隊員はレーザーガンの銃口ををユラン岡崎の口の中に入れました。ユラン岡崎の顔は穏やか。逆に寒川隊員の眼は、涙でぐちやぐちゃです。
レーザーガンの銃爪にかかる寒川隊員の指が引かれて行きます。寒川隊員は思いっきり叫びました。
「うおーっ!」
バシュッ! 光弾発射。寒川隊員の顔に大量の血と肉片がこびりつきました。
「う・・・
な、何が起きてんの?・・・ そっか、私、すみれさんに蹴飛ばされて、頭と身体がバラバラになっちゃったんだ。起きないと・・・」
フェアウェイ上の首のない胴体がプルプルと震え始めました。電子の鎧をまとった日向隊員の胴体です。
胴体が立ち上がりました。そしてグリーンに落ちている自分の首まで歩いて行き、首を両手で持ちました。そのまま胸の前で首を保持。日向隊員の両眼は開いてます。その眼は捉えました、凄惨な現場を。
「ええ~!?・・・」
転がってる2つの死体。1つはすみれ隊員。もう1つはユラン岡崎。すみれ隊員の死体は、ヘルメットの中が空洞になってます。ユラン岡崎の死体には首がありません。首があったと思われる部分には、粉々になった脳みそが散乱してます。
日向隊員は愕然とするばかり。
「なんなのよ、これ!? 何が起きたっていうの!?」
寒川隊員はへたりこんだまま。そこに隊長がやってきました。隊長の右手にはレーザーガンが握られてます。その銃に気づいた瞬間、日向隊員の脳裏に嫌な予感が。日向隊員は思わず叫びました。
「隊長、何をする気ですかーっ!?」
その大声を聞いて寒川隊員は思わず顔を上げました。すると隊長が自分の顔にレーザーガンを向けてました。寒川隊員はきょとんとします。
「隊長?」
次の瞬間、隊長のレーザーガンが光弾を発射。光弾は寒川隊員の顔面に命中。隊長はマックスで撃ったらしく、寒川隊員の首から上がドバッと四散、ヘルメットが吹き飛びます。
「ああ。オレはあの人がいなければ死んでた。死んでなくてもお縄になってたと思う。そのあとは凄惨な拷問か?・・・
そんな命の恩人をオレはオレの一方的な理由で殺してしまったんだ。
オレは毎日毎日苛んだよ。このまま母星に帰っていいのか、てね・・・ やっと清算できた気分だ」
ユラン岡崎は転がってるすみれ隊員の死体を横目で見ました。
「いや、あの娘が死んじまったら、この清算、意味がないか?・・・
オレはあの娘の父親の顔をぐちゃぐちゃにした。お前はあの娘の顔をぐちゃぐちゃにした。ふっ、不思議な巡り合わせだな。
なあ、オレの顔もぐちゃぐちゃにしてくれないか?」
「え?」
ユラン岡崎は寒川隊員が握ってるレーザーガンを見て、
「その光線銃でオレの顔を撃って欲しいんだ。いや、それじゃ痛いだけか? う~ん、そうだなあ、口の中に光線銃を突っ込んで撃つともっと楽に死ねると聞いたことがあったな、軍にいたとき・・・」
「そ、そんなあ・・・ そんなことできるはずないじゃないですか!?・・・ あなたはオレの大事な先輩ですよ!」
「痛いんだよ。痛くて痛くてしょうがないんだよ。なのになかなか死ねないんだよ。頼むよ、死なせてくれよ!」
「バカ言わないで! オレ、救急車呼びますよ!」
「腹を貫通したんだぞ、光弾が。おまけに高いところから落ちたせいで、腰や脚が・・・ 病院に着く前に死んじまうよ。それにオレは地球人じゃないんだ。地球人の医者じゃ、オレは治せないよ。
さあ、一思いに殺してくれ、オレを、早く! オレを楽にしてくれよ!・・・」
寒川隊員は考えました。そして、
「わかりました」
寒川隊員はレーザーガンの銃口ををユラン岡崎の口の中に入れました。ユラン岡崎の顔は穏やか。逆に寒川隊員の眼は、涙でぐちやぐちゃです。
レーザーガンの銃爪にかかる寒川隊員の指が引かれて行きます。寒川隊員は思いっきり叫びました。
「うおーっ!」
バシュッ! 光弾発射。寒川隊員の顔に大量の血と肉片がこびりつきました。
「う・・・
な、何が起きてんの?・・・ そっか、私、すみれさんに蹴飛ばされて、頭と身体がバラバラになっちゃったんだ。起きないと・・・」
フェアウェイ上の首のない胴体がプルプルと震え始めました。電子の鎧をまとった日向隊員の胴体です。
胴体が立ち上がりました。そしてグリーンに落ちている自分の首まで歩いて行き、首を両手で持ちました。そのまま胸の前で首を保持。日向隊員の両眼は開いてます。その眼は捉えました、凄惨な現場を。
「ええ~!?・・・」
転がってる2つの死体。1つはすみれ隊員。もう1つはユラン岡崎。すみれ隊員の死体は、ヘルメットの中が空洞になってます。ユラン岡崎の死体には首がありません。首があったと思われる部分には、粉々になった脳みそが散乱してます。
日向隊員は愕然とするばかり。
「なんなのよ、これ!? 何が起きたっていうの!?」
寒川隊員はへたりこんだまま。そこに隊長がやってきました。隊長の右手にはレーザーガンが握られてます。その銃に気づいた瞬間、日向隊員の脳裏に嫌な予感が。日向隊員は思わず叫びました。
「隊長、何をする気ですかーっ!?」
その大声を聞いて寒川隊員は思わず顔を上げました。すると隊長が自分の顔にレーザーガンを向けてました。寒川隊員はきょとんとします。
「隊長?」
次の瞬間、隊長のレーザーガンが光弾を発射。光弾は寒川隊員の顔面に命中。隊長はマックスで撃ったらしく、寒川隊員の首から上がドバッと四散、ヘルメットが吹き飛びます。
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