2 / 4
何話してるの?
しおりを挟む
「おはよ!」
「おはよー」
電車の通学にも慣れて、少し冷たい風が通り過ぎる朝。
ランドセルの奥に溜まった切符は、過ぎた日々を感じさせた。
「ねぇ、なんの話ししてるの!」
少し耳に入った話題は、僕も好きだったアニメの話題で、昨日放送された回を意気投合していた。
「お、大誠もこのアニメみてるの?」
「あったりめーよ、昨日の凄かったよな!」
キラキラした目で会話をしていると、隣の席でそわそわとしてこちらを見てくる女の子がいた。その子の名前は美幸、あまり話したことはないが、別に仲が悪い訳では無い
「もしかして、美幸ちゃんも見てる?」
「うん。」
眼鏡のレンズ越しで少し潤んだ目を隠す。
「昨日の良かったよなぁ、美幸ちゃんはどうだった?」
「面白かった、特に...」
アニメの話題のおかげですぐに打ち解けて、彼女の目にも、キラキラとした輝いた目があった。
「最近美幸と仲いいじゃん」
「そう?でも、アニメの話題で盛り上がるんだ」
「へぇ、いいじゃん」
真弘は、もし犬なら尻尾をぶんぶんと振って、まるでイタズラをするような様子で見てくる。
「なんだよ」
「もしかして、好きになった?」
「は?!」
そう言われるとは分かっていたが、実際好きという感情は全くなく、それに、好きという気持ちはまだ分からなかった。
「別にそんなんじゃないよ、てか、好きってどんなんなの?」
「んー、わかんねぇ」
「なんだよ」
笑いながら紅葉した木下を通り抜け、真弘とはコンビニの別れ道で別々の帰路に戻った。
「...」
頭の中で美幸の顔を思い浮かべ、自問自答をする。
「好きですか、、、いいえ」
ならば、嫌いか、といことではない、ただ、好きという、ドキドキするようなことはなかった。
「おはよー」
電車の通学にも慣れて、少し冷たい風が通り過ぎる朝。
ランドセルの奥に溜まった切符は、過ぎた日々を感じさせた。
「ねぇ、なんの話ししてるの!」
少し耳に入った話題は、僕も好きだったアニメの話題で、昨日放送された回を意気投合していた。
「お、大誠もこのアニメみてるの?」
「あったりめーよ、昨日の凄かったよな!」
キラキラした目で会話をしていると、隣の席でそわそわとしてこちらを見てくる女の子がいた。その子の名前は美幸、あまり話したことはないが、別に仲が悪い訳では無い
「もしかして、美幸ちゃんも見てる?」
「うん。」
眼鏡のレンズ越しで少し潤んだ目を隠す。
「昨日の良かったよなぁ、美幸ちゃんはどうだった?」
「面白かった、特に...」
アニメの話題のおかげですぐに打ち解けて、彼女の目にも、キラキラとした輝いた目があった。
「最近美幸と仲いいじゃん」
「そう?でも、アニメの話題で盛り上がるんだ」
「へぇ、いいじゃん」
真弘は、もし犬なら尻尾をぶんぶんと振って、まるでイタズラをするような様子で見てくる。
「なんだよ」
「もしかして、好きになった?」
「は?!」
そう言われるとは分かっていたが、実際好きという感情は全くなく、それに、好きという気持ちはまだ分からなかった。
「別にそんなんじゃないよ、てか、好きってどんなんなの?」
「んー、わかんねぇ」
「なんだよ」
笑いながら紅葉した木下を通り抜け、真弘とはコンビニの別れ道で別々の帰路に戻った。
「...」
頭の中で美幸の顔を思い浮かべ、自問自答をする。
「好きですか、、、いいえ」
ならば、嫌いか、といことではない、ただ、好きという、ドキドキするようなことはなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
【完結】少年の懺悔、少女の願い
干野ワニ
恋愛
伯爵家の嫡男に生まれたフェルナンには、ロズリーヌという幼い頃からの『親友』がいた。「気取ったご令嬢なんかと結婚するくらいならロズがいい」というフェルナンの希望で、二人は一年後に婚約することになったのだが……伯爵夫人となるべく王都での行儀見習いを終えた『親友』は、すっかり別人の『ご令嬢』となっていた。
そんな彼女に置いて行かれたと感じたフェルナンは、思わず「奔放な義妹の方が良い」などと言ってしまい――
なぜあの時、本当の気持ちを伝えておかなかったのか。
後悔しても、もう遅いのだ。
※本編が全7話で悲恋、後日談が全2話でハッピーエンド予定です。
※長編のスピンオフですが、単体で読めます。
【朗報】俺をこっぴどく振った幼馴染がレンカノしてたので2時間15,000円でレンタルしてみました
田中又雄
恋愛
俺には幼稚園の頃からの幼馴染がいた。
しかし、高校進学にあたり、別々の高校に行くことになったため、中学卒業のタイミングで思い切って告白してみた。
だが、返ってきたのは…「はぁ!?誰があんたみたいなのと付き合うのよ!」という酷い言葉だった。
それからは家は近所だったが、それからは一度も話をすることもなく、高校を卒業して、俺たちは同じ大学に行くことになった。
そんなある日、とある噂を聞いた。
どうやら、あいつがレンタル彼女なるものを始めたとか…。
気持ち悪いと思いながらも俺は予約を入れるのであった。
そうして、デート当日。
待ち合わせ場所に着くと、後ろから彼女がやってきた。
「あ、ごめんね!待たせちゃっ…た…よ…ね」と、どんどんと顔が青ざめる。
「…待ってないよ。マイハニー」
「なっ…!?なんであんたが…!ばっかじゃないの!?」
「あんた…?何を言っているんだい?彼女が彼氏にあんたとか言わないよね?」
「頭おかしいんじゃないの…」
そうして、ドン引きする幼馴染と俺は初デートをするのだった。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる