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1-3 紅茶色の魔女が来て二日で問題が起きた。
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冒険者の朝とは、空がまだ薄紫に染まる前の、ほんの少しだけ早い時間のことだ。
アニアは、繰り返し見る甘い夢から目覚めた。幸せな余韻に包まれながらも、頬は涙で濡れている。ふかふかのベッドは心地よすぎて、ぐっすりと眠らせてくれた。
「……ほんとだ。今はもうランダールにいるんだっけ」
部屋を見回して、現実に戻る。
「夢が良すぎたせいかな……」
そっと目元を拭う。時々、寝ている間に勝手に涙がこぼれることがある。
本人も理由はよくわからない。
身体の癖みたいなものだし、大した問題じゃない。
ゆっくりとベッドから降り、自分の足元に薄い魔法をかける。音を立てないように――隣のベッドで眠る少女を起こさないための、ちょっとした気遣いだった。
セリアは王子の“人形”で、昨日ようやくアニアと友達になったばかり。
純粋な女の子を無理やり自分のものにするなんて……なんてひどいことをするのだろう。アニアは小さく眠る友を、哀れみの眼差しで見つめた。
手早く、音を立てずに着替える。
白い制服の上に、金の刺繍が入った緑のブレザー。裾にフリルのついた緑のスカートは膝丈で飾り気なし。足元は白いソックスと――冒険者用のブーツ。
ブーツなのは、普通の靴に慣れていないから。
――そりゃそうだ。二年以上の森でのモンスター狩りと、雑用に追われ続けた身だもの。普通の靴じゃ動きにくい。
ブーツを履き終わると、背中にリュックを背負い、音も立てずに部屋を出る。
冒険者の朝は訓練から始まる。
戦士なら走り込みや木の的打ち、魔術師なら短い詠唱練習と瞑想。
けれど今のアニアは、そんな優雅なことはしていない。やらなきゃいけないことがあったから。
幸い、彼女の寮は学院の裏口に近い。
元々は侍女たちの寮で、主人のために街へ出やすいよう作られた場所だ。いつの間にか高級寮に格上げされてしまったけれど、アニアにとってはラッキーだった。
空はもう紫色に染まっている。
冷たい朝の風に落ち葉が舞い、吐く息が白く煙る。厚めの制服のおかげで寒さは気にならない。
学院の門を抜け、橋を渡り、街へ。
豪華な店が並ぶ通り――朝食処、喫茶、衣装店。どれも高貴な客を迎えるためのものだ。
――だって、王族寮はこの近くにあるんだもの。
アニアは店を横目で見ながら通り過ぎる。
――最後の銅貨ももう底をつきそう。あの人からもらった新しいチャンスと命……ちゃんと使わなきゃ。
五本目の角を曲がると、ようやく活気のある市場。
焼きたての肉の香ばしい煙、色とりどりの野菜や果物、朝から行き交う人々。
アニアは人波を巧みにすり抜け、焼きたてパンの甘い香りに導かれて小さな屋台へ。
行列ができていて、焼きたては次々と売れていく。
「時間がないのが残念……」
少しだけ拗ねる。
アニアはパンが大好き。特に、バターの香りがふわっと漂う焼きたては最高だ。
でも今日は我慢。
――今日だけは見逃してあげる。
市場の喧騒を後にして、目的地へ――冒険者のギルドは、城門近くにある。
貴族や王族の耳目を遠ざけるための配慮だ。ランダールは大都市。近隣にダンジョンが三つもある。ランタナほど危険ではないが、冒険者は多い。
――そう、ランタナ...冒険者なら誰もが知る、死のダンジョン。
ギルドの扉を開けた瞬間、すべての視線がアニアに突き刺さった。
「あの……貴族様、いかがなさいましたか?」
「貴族?」
受付嬢の言葉に首を傾げる。
制服は確かに学院のものだけど、貴族の服ではないはず……どうして?
「え、えっと……その制服が……」
受付嬢がもごもご言う。アニアは長いため息をついて、銅の冒険者タグを取り出した。
「平民です。冒険者です。この制服は試験に受かったから着てるだけなので、どうぞお気遣いなく」
タグを差し出し、丁寧に頭を下げる。
その優雅すぎる仕草に、受付嬢はますます緊張してしまう。
(うわあああどうしよう!入ったばかりなのにいきなりヤバい人きたあああ!)
「それで……えっと、アニアさん? 今日はどのようなご用件で?」
「ランタナからの転籍届です。アニアと申します」
受付嬢がタグを確認し、すぐに名簿をめくる。
そして、彼女の顔が青ざめた。
「ア、アニア……さま……?」
名簿に書かれた過去の“業績”を見て、手が震え、汗がだらだら。
震える手で書類を差し出す。
「こ、こちら……ご記入、お願いいたします……!」
アニアは慣れた手つきでサラサラと書き、優しく微笑みながら返す。
そして、小さく身を屈めて、囁くように言った。
「怖がらないでくださいね。私、ただ巻き込まれただけの不幸な人なんです。本当に、噂ほどじゃないですから」
だが、慰めのはずが、完全に脅しに聞こえた。
受付嬢は子雀のようになってしまった。
「は、はい! 手続き、完了しました……!」
アニアはもう一度丁寧にお辞儀をして踵を返す。
と、突然、二人の男が立ち塞がった。
「お嬢ちゃん、高貴なフリして冒険者ごっこか?」
汚れた革鎧、ボロボロの剣。態度からして下の下。
――底辺で汚い仕事請け負ってるタイプね。
「いいえ。私はもう長いこと冒険者ですよ」
微笑みながら、目を細める。優しい声で、丁寧に頭を下げて通り抜けようとした――その瞬間、男の一人が剣を抜いた。
「おい、舐めてんのか?」
――下層冒険者の悪い癖。ギルドが放置してるってことは、どっかにコネがあるんだろうね。
その時、街の時計台の鐘が鳴り響いた。
男たちが一瞬気を逸らした隙に、アニアの瞳が鋭く光る。
強風がギルドの中を吹き抜けた。
アニアは自然な仕草でスカートを押さえ、風が収まるのを待つ。
連続した小さな妨害は、注意力散らすのに最適。
経験の浅い相手なら、一瞬だけ前を見失う。
その一瞬を、アニアは逃げた。
「ご気分を害して申し訳ありません。でも、私、もう急いでるので」
くるりと背を向け、足早に去る。
「おい待てよクソガキ! 話はまだ終わってねえ!」
怒鳴り声が背中に飛んできたが、もう届かない距離だ。
「チッ、次会ったら覚えてろよ……」
剣を鞘に収めようとした男
カラン。
剣の半分が、床に落ちた。
切り口は鏡のように美しい。
だが、二人とも、自分たちが今何をされたか、気づいていない。
「お前が手入れサボってんだろ」
相方が笑うと、剣の主は激昂。
そのまま大喧嘩に発展し、ついには王宮騎士団が出動する騒ぎに。
騎士の一人が、落ちていた“証拠の剣”を手に取った。
「……何だ、この切れ味は?」
金属の剣を、こんなに綺麗に斬れるものがあるのか
騎士が受付嬢に聞き込みを始めた瞬間、彼女はまた心の中で絶叫した。
――
ギルドを終えて市場に戻る頃には、朝の賑わいはすっかり収まっていた。
パン屋は閉まり、炭火も消え、残っているのは冷めた料理ばかり。
アニアは小さくため息をつき、学院への帰り道を歩き始めた。
――次にしよう……。
少し残念だったけど、気分は悪くない。
知らず知らずのうちに、鼻歌が口をついて出ていた。
朝の授業は相変わらず生徒が少なく、セリアの姿はどこにもない。
別の教室にいるのかと思うと、また胸が痛んだ。
授業内容はアリアアルデルの歴史。もう暗記できるくらい繰り返したものだ。
アニアは一番後ろの席で、ぼんやりと聞きながら過ごす。
授業が終わると、講師が告げた。
「次に、緑の制服の平民生徒への連絡です」
「共同授業?」
ざわめく教室。講師が机を叩いて静かにさせる。
「来週より、毎週月・水・金曜日は、青の制服の貴族生徒と合同で魔法実技を受けてください」
そのまま教室を出て行った。
――白は一般平民、緑は魔法が使える下層、青は貴族。それが普通のルールのはずなのに……。
アニアは自分の袖口の金の刺繍を眺め、小さく首を傾げた。
貴族と合同授業。
――つまり、面倒事に巻き込まれるってことだよね。
背中を丸めて、ため息をつく。
二日目の学院生活、さっそく頭の痛い予感しかしない。
アニアは、繰り返し見る甘い夢から目覚めた。幸せな余韻に包まれながらも、頬は涙で濡れている。ふかふかのベッドは心地よすぎて、ぐっすりと眠らせてくれた。
「……ほんとだ。今はもうランダールにいるんだっけ」
部屋を見回して、現実に戻る。
「夢が良すぎたせいかな……」
そっと目元を拭う。時々、寝ている間に勝手に涙がこぼれることがある。
本人も理由はよくわからない。
身体の癖みたいなものだし、大した問題じゃない。
ゆっくりとベッドから降り、自分の足元に薄い魔法をかける。音を立てないように――隣のベッドで眠る少女を起こさないための、ちょっとした気遣いだった。
セリアは王子の“人形”で、昨日ようやくアニアと友達になったばかり。
純粋な女の子を無理やり自分のものにするなんて……なんてひどいことをするのだろう。アニアは小さく眠る友を、哀れみの眼差しで見つめた。
手早く、音を立てずに着替える。
白い制服の上に、金の刺繍が入った緑のブレザー。裾にフリルのついた緑のスカートは膝丈で飾り気なし。足元は白いソックスと――冒険者用のブーツ。
ブーツなのは、普通の靴に慣れていないから。
――そりゃそうだ。二年以上の森でのモンスター狩りと、雑用に追われ続けた身だもの。普通の靴じゃ動きにくい。
ブーツを履き終わると、背中にリュックを背負い、音も立てずに部屋を出る。
冒険者の朝は訓練から始まる。
戦士なら走り込みや木の的打ち、魔術師なら短い詠唱練習と瞑想。
けれど今のアニアは、そんな優雅なことはしていない。やらなきゃいけないことがあったから。
幸い、彼女の寮は学院の裏口に近い。
元々は侍女たちの寮で、主人のために街へ出やすいよう作られた場所だ。いつの間にか高級寮に格上げされてしまったけれど、アニアにとってはラッキーだった。
空はもう紫色に染まっている。
冷たい朝の風に落ち葉が舞い、吐く息が白く煙る。厚めの制服のおかげで寒さは気にならない。
学院の門を抜け、橋を渡り、街へ。
豪華な店が並ぶ通り――朝食処、喫茶、衣装店。どれも高貴な客を迎えるためのものだ。
――だって、王族寮はこの近くにあるんだもの。
アニアは店を横目で見ながら通り過ぎる。
――最後の銅貨ももう底をつきそう。あの人からもらった新しいチャンスと命……ちゃんと使わなきゃ。
五本目の角を曲がると、ようやく活気のある市場。
焼きたての肉の香ばしい煙、色とりどりの野菜や果物、朝から行き交う人々。
アニアは人波を巧みにすり抜け、焼きたてパンの甘い香りに導かれて小さな屋台へ。
行列ができていて、焼きたては次々と売れていく。
「時間がないのが残念……」
少しだけ拗ねる。
アニアはパンが大好き。特に、バターの香りがふわっと漂う焼きたては最高だ。
でも今日は我慢。
――今日だけは見逃してあげる。
市場の喧騒を後にして、目的地へ――冒険者のギルドは、城門近くにある。
貴族や王族の耳目を遠ざけるための配慮だ。ランダールは大都市。近隣にダンジョンが三つもある。ランタナほど危険ではないが、冒険者は多い。
――そう、ランタナ...冒険者なら誰もが知る、死のダンジョン。
ギルドの扉を開けた瞬間、すべての視線がアニアに突き刺さった。
「あの……貴族様、いかがなさいましたか?」
「貴族?」
受付嬢の言葉に首を傾げる。
制服は確かに学院のものだけど、貴族の服ではないはず……どうして?
「え、えっと……その制服が……」
受付嬢がもごもご言う。アニアは長いため息をついて、銅の冒険者タグを取り出した。
「平民です。冒険者です。この制服は試験に受かったから着てるだけなので、どうぞお気遣いなく」
タグを差し出し、丁寧に頭を下げる。
その優雅すぎる仕草に、受付嬢はますます緊張してしまう。
(うわあああどうしよう!入ったばかりなのにいきなりヤバい人きたあああ!)
「それで……えっと、アニアさん? 今日はどのようなご用件で?」
「ランタナからの転籍届です。アニアと申します」
受付嬢がタグを確認し、すぐに名簿をめくる。
そして、彼女の顔が青ざめた。
「ア、アニア……さま……?」
名簿に書かれた過去の“業績”を見て、手が震え、汗がだらだら。
震える手で書類を差し出す。
「こ、こちら……ご記入、お願いいたします……!」
アニアは慣れた手つきでサラサラと書き、優しく微笑みながら返す。
そして、小さく身を屈めて、囁くように言った。
「怖がらないでくださいね。私、ただ巻き込まれただけの不幸な人なんです。本当に、噂ほどじゃないですから」
だが、慰めのはずが、完全に脅しに聞こえた。
受付嬢は子雀のようになってしまった。
「は、はい! 手続き、完了しました……!」
アニアはもう一度丁寧にお辞儀をして踵を返す。
と、突然、二人の男が立ち塞がった。
「お嬢ちゃん、高貴なフリして冒険者ごっこか?」
汚れた革鎧、ボロボロの剣。態度からして下の下。
――底辺で汚い仕事請け負ってるタイプね。
「いいえ。私はもう長いこと冒険者ですよ」
微笑みながら、目を細める。優しい声で、丁寧に頭を下げて通り抜けようとした――その瞬間、男の一人が剣を抜いた。
「おい、舐めてんのか?」
――下層冒険者の悪い癖。ギルドが放置してるってことは、どっかにコネがあるんだろうね。
その時、街の時計台の鐘が鳴り響いた。
男たちが一瞬気を逸らした隙に、アニアの瞳が鋭く光る。
強風がギルドの中を吹き抜けた。
アニアは自然な仕草でスカートを押さえ、風が収まるのを待つ。
連続した小さな妨害は、注意力散らすのに最適。
経験の浅い相手なら、一瞬だけ前を見失う。
その一瞬を、アニアは逃げた。
「ご気分を害して申し訳ありません。でも、私、もう急いでるので」
くるりと背を向け、足早に去る。
「おい待てよクソガキ! 話はまだ終わってねえ!」
怒鳴り声が背中に飛んできたが、もう届かない距離だ。
「チッ、次会ったら覚えてろよ……」
剣を鞘に収めようとした男
カラン。
剣の半分が、床に落ちた。
切り口は鏡のように美しい。
だが、二人とも、自分たちが今何をされたか、気づいていない。
「お前が手入れサボってんだろ」
相方が笑うと、剣の主は激昂。
そのまま大喧嘩に発展し、ついには王宮騎士団が出動する騒ぎに。
騎士の一人が、落ちていた“証拠の剣”を手に取った。
「……何だ、この切れ味は?」
金属の剣を、こんなに綺麗に斬れるものがあるのか
騎士が受付嬢に聞き込みを始めた瞬間、彼女はまた心の中で絶叫した。
――
ギルドを終えて市場に戻る頃には、朝の賑わいはすっかり収まっていた。
パン屋は閉まり、炭火も消え、残っているのは冷めた料理ばかり。
アニアは小さくため息をつき、学院への帰り道を歩き始めた。
――次にしよう……。
少し残念だったけど、気分は悪くない。
知らず知らずのうちに、鼻歌が口をついて出ていた。
朝の授業は相変わらず生徒が少なく、セリアの姿はどこにもない。
別の教室にいるのかと思うと、また胸が痛んだ。
授業内容はアリアアルデルの歴史。もう暗記できるくらい繰り返したものだ。
アニアは一番後ろの席で、ぼんやりと聞きながら過ごす。
授業が終わると、講師が告げた。
「次に、緑の制服の平民生徒への連絡です」
「共同授業?」
ざわめく教室。講師が机を叩いて静かにさせる。
「来週より、毎週月・水・金曜日は、青の制服の貴族生徒と合同で魔法実技を受けてください」
そのまま教室を出て行った。
――白は一般平民、緑は魔法が使える下層、青は貴族。それが普通のルールのはずなのに……。
アニアは自分の袖口の金の刺繍を眺め、小さく首を傾げた。
貴族と合同授業。
――つまり、面倒事に巻き込まれるってことだよね。
背中を丸めて、ため息をつく。
二日目の学院生活、さっそく頭の痛い予感しかしない。
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