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0歳!異世界ライフ始まるよ!
マーマは怖し!!(回想)5
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「ぅおーんぁ!!むーぅ?」
「...リーン......。
早くお父さんが帰って来られると良いのにね...。
こんなに可愛いリーンを3ヶ月も見逃したなんて、きっと悔しがるわ!
ギルドマスターがお母さんを諦めるか、お母さんがギルドマスターを見限るか...どちらが早いのかしら??」
「ぃいーあ!!」
「見限る方かしら??」
「あぃーー!!」
「まぁ!!私も同じ考えよ!!
そろそろ、ギルドマスターのアホさ加減に我慢出来なくなったお母さんが、ギルド統括に連絡すると思うの。」
「おぉー!」
「リーンったら、貴女は本当に賢いわね!」
「んにゅぅー。」
「あら!照れてるのね?可愛いわ!!」
お恥ずかしい限りでございます。それっぽく聞こえるかな?って思って、フローラ姉様って言ってみようとしたんだけど、まだまだ無理でした。
私を抱いたままローテーブル前のクッションに腰掛け、ローテーブルのお菓子を指差しながらどっちかな?って聞いてきたから、見限る方のマカロンっぽいのを握ります。
私は赤ちゃんなので食べれないから、マカロンっぽいのを姉様の口に運びます。
一口で頬張ると満面の笑みを浮かべて、姉様も同意してくれました。
ギルド統括なんてあるのか!!とか、姉様もアホだと思ってるんだなーとか、ぼんやりと考えてたら、姉様はおでことおでこをくっつけてから私の鼻先にキスをしてきました。
キャー!!姉様に誉められましたー!!
チューされちゃいましたー!!照れるですぅー!!!
顔が真っ赤なのが、鏡を見なくても分かります。
だって、姉様綺麗なんですものーー!!
綺麗な顔が間近にあったら、お顔真っ赤ッかになるじゃないのよーーー!!!
「うぅー...。あぅーう。」
「あらあら...リーンったら、お熱でもあるみたいに真っ赤ねぇ。」
「!!!ぁんむぁっ!!」
いつの間にやら、お母さんが部屋にいました。
あ...勿論、レイ兄様もいますよ。
びっくらこきましたよぉー。
試しにお母さんにもママって言ってみたけど、やっぱり無理だわ。
「お母さん、ギルドマスターのことはどうなさったの??」
「あぁ、ギルド統括に密告するわよ??
そろそろ相手をするのが面倒臭くなってきていたし、今回の規約違反の証拠も揃ったしね。
モンスターピード(大暴走)とかのきちんとした理由があれば許されるけど、
“自分の愛した人が、愛した相手では無いのに結婚させられている。
なんて、可哀相なんだ!!
それに唯一気付いた自分が、救ってあげなければならない!!
だが、相手は高ランクの冒険者で、武力では勝てないだろう。
そうだ!!そいつを長期間に渡る任務に出して、その不在中に離婚出来るように手配すれば良い!!”
とか、検討違いの理由なんですもの...頭の中がお粗末過ぎるわ。
そもそも、そのギルドマスターの愛した人っていうのは私なんでしょ?
だったら、結婚した私が幸せなんだから、余計な手を出さないで欲しいわ。
私達は愛し合って結婚したっていうのに、愛してない相手と結婚させられて可哀相ですって??!...腹立つわ!!
救ってあげる??上から目線で何を言っているのよ!!
むしろ、あんたが仕事中の私を気持ち悪い目で、舐め回すように見てこない方が、よっぽど私は救われるわよ!!」
お母さんが、大層憤慨しております。
あのチビデブギルドマスター...どんな思考回路してるんだろう??
いつも幸せそうに笑ってるお母さんが、可哀相に見えたの??
お医者さんに行った方が良いんじゃない???
本人の意思丸無視とか、あり得ないです。
お母さん...大変だったね.....。
*
「...リーン......。
早くお父さんが帰って来られると良いのにね...。
こんなに可愛いリーンを3ヶ月も見逃したなんて、きっと悔しがるわ!
ギルドマスターがお母さんを諦めるか、お母さんがギルドマスターを見限るか...どちらが早いのかしら??」
「ぃいーあ!!」
「見限る方かしら??」
「あぃーー!!」
「まぁ!!私も同じ考えよ!!
そろそろ、ギルドマスターのアホさ加減に我慢出来なくなったお母さんが、ギルド統括に連絡すると思うの。」
「おぉー!」
「リーンったら、貴女は本当に賢いわね!」
「んにゅぅー。」
「あら!照れてるのね?可愛いわ!!」
お恥ずかしい限りでございます。それっぽく聞こえるかな?って思って、フローラ姉様って言ってみようとしたんだけど、まだまだ無理でした。
私を抱いたままローテーブル前のクッションに腰掛け、ローテーブルのお菓子を指差しながらどっちかな?って聞いてきたから、見限る方のマカロンっぽいのを握ります。
私は赤ちゃんなので食べれないから、マカロンっぽいのを姉様の口に運びます。
一口で頬張ると満面の笑みを浮かべて、姉様も同意してくれました。
ギルド統括なんてあるのか!!とか、姉様もアホだと思ってるんだなーとか、ぼんやりと考えてたら、姉様はおでことおでこをくっつけてから私の鼻先にキスをしてきました。
キャー!!姉様に誉められましたー!!
チューされちゃいましたー!!照れるですぅー!!!
顔が真っ赤なのが、鏡を見なくても分かります。
だって、姉様綺麗なんですものーー!!
綺麗な顔が間近にあったら、お顔真っ赤ッかになるじゃないのよーーー!!!
「うぅー...。あぅーう。」
「あらあら...リーンったら、お熱でもあるみたいに真っ赤ねぇ。」
「!!!ぁんむぁっ!!」
いつの間にやら、お母さんが部屋にいました。
あ...勿論、レイ兄様もいますよ。
びっくらこきましたよぉー。
試しにお母さんにもママって言ってみたけど、やっぱり無理だわ。
「お母さん、ギルドマスターのことはどうなさったの??」
「あぁ、ギルド統括に密告するわよ??
そろそろ相手をするのが面倒臭くなってきていたし、今回の規約違反の証拠も揃ったしね。
モンスターピード(大暴走)とかのきちんとした理由があれば許されるけど、
“自分の愛した人が、愛した相手では無いのに結婚させられている。
なんて、可哀相なんだ!!
それに唯一気付いた自分が、救ってあげなければならない!!
だが、相手は高ランクの冒険者で、武力では勝てないだろう。
そうだ!!そいつを長期間に渡る任務に出して、その不在中に離婚出来るように手配すれば良い!!”
とか、検討違いの理由なんですもの...頭の中がお粗末過ぎるわ。
そもそも、そのギルドマスターの愛した人っていうのは私なんでしょ?
だったら、結婚した私が幸せなんだから、余計な手を出さないで欲しいわ。
私達は愛し合って結婚したっていうのに、愛してない相手と結婚させられて可哀相ですって??!...腹立つわ!!
救ってあげる??上から目線で何を言っているのよ!!
むしろ、あんたが仕事中の私を気持ち悪い目で、舐め回すように見てこない方が、よっぽど私は救われるわよ!!」
お母さんが、大層憤慨しております。
あのチビデブギルドマスター...どんな思考回路してるんだろう??
いつも幸せそうに笑ってるお母さんが、可哀相に見えたの??
お医者さんに行った方が良いんじゃない???
本人の意思丸無視とか、あり得ないです。
お母さん...大変だったね.....。
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