「やり直しなんていらねえ!」と追放されたけど、セーブ&ロードなしで大丈夫?~崩壊してももう遅い。俺を拾ってくれた美少女パーティと宿屋にいく~

風白春音

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5話 一方のデビルメイデンは

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 バレッド達はラークを追放した後清々しい気分で仲間を募集していた。

 そしてSランクなので当然加入希望者大量。

 気分がいいバレッド達は全員天狗になっていた。


 「うーんお前が適任だ」
 「は、はい。光栄ですこのパーティーに加入出来て」 
 「足は引っ張るなよ」
 「勿論です。ところでラークさんは?」
 「あいつなら追放したよ。使えねえからな」
 「そうだったんですね。やっぱり何もしていない無能だったんですね」
 「おおよく知っているな新人」
 「はい。デビルメイデンは僕の憧れですので」
 「頑張れよ新人君」


 バレッド達がラークを追放した代わりに新たな仲間を迎え入れる。

 そして冒険者ギルドに併設された酒場で飲み明かす。

 そんな時、冒険者ギルド側から思わぬ依頼が舞い込んでくる。


 「デビルメイデン様に魔獣討伐の依頼が来ております。受注致しますか?」
 「何!? 俺達直々にか」
 「はい。ある貴族からデビルメイデン様へ直接依頼が来ております」


 バレッド達は浮かれていた。

 そしてこの言葉を聞いて全員がニヤニヤと笑いあい歓声を上げた。


 「あの無能がいなくなってから幸運が舞い込んできたな。貴族からの依頼だってよ」
 「ええ最高の気分だわ」
 「いいね。僕も更にモテてしまうよ」
 「やっぱり無能を追放したのは正解でしたね。可哀そうですがこれが現実です」
 「私の研究が更に捗る」


 バレッド達は浮かれた気分で受付嬢に大きな声で受注すると言った。

 新人君も浮かれた気分でバレッド達の輪の中に入った。

 
 「さあ今日は祝杯だ。俺達の輝かしい未来の一歩が今始まる。乾杯」
 『乾杯』


 デビルメイデンの連中は浮かれていた。

 ラークがいなくなったことで幸運が舞い込んできたと。

 とんだ勘違いなのだが。

 彼らは気づかなかった。

 実はラークのお陰でSランクまで昇格できたことを。

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