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9章ー総力決戦編ー
232.始末
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現れた男はこれまで感じたことのないような異彩な気配を放っていた。そいつがマインダーだと気づくのに時間は掛からなかった。
タイラント「恨みも憎しみも忘れ、マインドコントロールの解けた“ただの”人間など、我々の道具にすらなれない。」
テル「くっ…お前ッ!」
恐怖心を忘れ、俺は幻化した炎でギターを形成して臨戦態勢に入った。
テル「ようやく…ようやく分かり合えたというのに!それを無下にしたお前を……俺は絶対に許さない…!魔術・幻式:クリメート!」
戻ってきた親友を失った衝動に刈られ、俺は激しく弦を弾いた。
しかしマインダーは腕を白い石に変化させて、翼を広げた鳥のような彫刻で炎を防いだ。
テル「…ッ!」
タイラント「安心しろ。お前もすぐにあの世に送る。あやつと同じようにな。」
彫刻から棘が伸びて、俺は全身を刺された。薄れゆく意識の中、俺はここまでの旅路を思い出した。
_____
テル「……いいや…悔いはない。ちゃんとライガと話をできたのだから……」
_____
エレベーター前の戦い。ヴェレラインとの死闘を続ける俺に一つの通達がされた。
マーリン『コード様…!』
コード「どうしたマーリン。」
マーリン『テルが…やられました……』
コード「……そうか。」
マーリン『はい。奇襲に遭った様子です。様子を見る限りだと、ライガさんとの問題は解決したみたいです。』
コード「目的は果たせたみたいで良かった。…それで、誰がやった。」
現在の戦場全体の状況を把握しているであろう情報部のマーリンにそう尋ねると、ヴェレラインが口を開いた。
ヴェレライン「フハハ…フハハハ!DN-468/a様が直々に動きなされたようだ。」
コード「…何だと!マーリン確認を!」
マーリン『了解!……各地で白い石のような物体が暴れています。テルをやった敵が同じようなものを使用していました!』
コード「なるほど…ひとまず分かった。」
そう返答するとマーリンは通信を切った。そういえば、先程バロンが全体連絡で何か言っていたのを思い出した。余裕が無く聞き漏らしていたが、恐らくその件だろう。
今すぐにでも向かいに行きたいが、こう会話していた最中にもヴェレラインのツタと斬り合っている。
ヴェレライン「おい薄銀の天使。余所事ばかり考えてどうした。貴様の相手は俺様だろうが!思術:廃人の叫び.Vol.2」
コード「…!」
背後からマンドラゴラが接近して超音波を放とうとしているのに気付いたので、すぐにゲートを展開して射程から外れた。
超音波が鳴り止み、俺はゲートから飛び出してヴェレラインを奇襲した。だが奴も警戒していたか、ツタで防がれた為一度後ろに下がった。
ヴェレライン「必死だな。そんなに怖いか?俺の咆哮が!」
コード「そりゃ知ってれば避けるだろ…精神を破壊されてる暇なんてないからな。」
ヴェレライン「そう言うと思っていた。…だがどこにも行かせないぞ。もどかしいか?今、この瞬間にもDN-468/a様は貴様の同志とやらを続々と仕留めていることだろうな!」
コード「そんな言葉で俺を煽っても無駄だ。マインダーが動くなら、リヴォリーターだって動く。特に“仲間を見殺しにできない”友人がいるからな。彼がいるなら大丈夫、心配はいらない。だから俺は……」
ナイフに白雷を纏ってゲートを展開し、ヴェレラインの真上から飛び出した。
ヴェレライン「…上か!」
コード「お望み通り、お前に集中するのみだ!」
奴は咄嗟にツタで身体を覆うがナイフと共に雷を落とし、ツタを斬り払いながら感電させた。
タイラント「恨みも憎しみも忘れ、マインドコントロールの解けた“ただの”人間など、我々の道具にすらなれない。」
テル「くっ…お前ッ!」
恐怖心を忘れ、俺は幻化した炎でギターを形成して臨戦態勢に入った。
テル「ようやく…ようやく分かり合えたというのに!それを無下にしたお前を……俺は絶対に許さない…!魔術・幻式:クリメート!」
戻ってきた親友を失った衝動に刈られ、俺は激しく弦を弾いた。
しかしマインダーは腕を白い石に変化させて、翼を広げた鳥のような彫刻で炎を防いだ。
テル「…ッ!」
タイラント「安心しろ。お前もすぐにあの世に送る。あやつと同じようにな。」
彫刻から棘が伸びて、俺は全身を刺された。薄れゆく意識の中、俺はここまでの旅路を思い出した。
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テル「……いいや…悔いはない。ちゃんとライガと話をできたのだから……」
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エレベーター前の戦い。ヴェレラインとの死闘を続ける俺に一つの通達がされた。
マーリン『コード様…!』
コード「どうしたマーリン。」
マーリン『テルが…やられました……』
コード「……そうか。」
マーリン『はい。奇襲に遭った様子です。様子を見る限りだと、ライガさんとの問題は解決したみたいです。』
コード「目的は果たせたみたいで良かった。…それで、誰がやった。」
現在の戦場全体の状況を把握しているであろう情報部のマーリンにそう尋ねると、ヴェレラインが口を開いた。
ヴェレライン「フハハ…フハハハ!DN-468/a様が直々に動きなされたようだ。」
コード「…何だと!マーリン確認を!」
マーリン『了解!……各地で白い石のような物体が暴れています。テルをやった敵が同じようなものを使用していました!』
コード「なるほど…ひとまず分かった。」
そう返答するとマーリンは通信を切った。そういえば、先程バロンが全体連絡で何か言っていたのを思い出した。余裕が無く聞き漏らしていたが、恐らくその件だろう。
今すぐにでも向かいに行きたいが、こう会話していた最中にもヴェレラインのツタと斬り合っている。
ヴェレライン「おい薄銀の天使。余所事ばかり考えてどうした。貴様の相手は俺様だろうが!思術:廃人の叫び.Vol.2」
コード「…!」
背後からマンドラゴラが接近して超音波を放とうとしているのに気付いたので、すぐにゲートを展開して射程から外れた。
超音波が鳴り止み、俺はゲートから飛び出してヴェレラインを奇襲した。だが奴も警戒していたか、ツタで防がれた為一度後ろに下がった。
ヴェレライン「必死だな。そんなに怖いか?俺の咆哮が!」
コード「そりゃ知ってれば避けるだろ…精神を破壊されてる暇なんてないからな。」
ヴェレライン「そう言うと思っていた。…だがどこにも行かせないぞ。もどかしいか?今、この瞬間にもDN-468/a様は貴様の同志とやらを続々と仕留めていることだろうな!」
コード「そんな言葉で俺を煽っても無駄だ。マインダーが動くなら、リヴォリーターだって動く。特に“仲間を見殺しにできない”友人がいるからな。彼がいるなら大丈夫、心配はいらない。だから俺は……」
ナイフに白雷を纏ってゲートを展開し、ヴェレラインの真上から飛び出した。
ヴェレライン「…上か!」
コード「お望み通り、お前に集中するのみだ!」
奴は咄嗟にツタで身体を覆うがナイフと共に雷を落とし、ツタを斬り払いながら感電させた。
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