1 / 4
私が初めてマッチングアプリで出会った男
しおりを挟む
私がマッチングアプリを始めたのは今から5.6年前である。確か当時は、タッ◯ルとT◯nderをインストールしていた。
私は女子大に通っていて出会いをさがしていたので、彼氏をつくるという目的もあったけれど、就活も終わり暇になったのでとりあえずダウンロードしてみたのがきっかけだった。
画面に表示される人を自分の好みで判断してスワイプしてメッセージでやりとりをする。
へぇ~これがマッチングアプリかー。
初めは新鮮で「初めまして!こんにちは!」と明るくメッセージを送っていたが、だんだんとめんどくさくなる。何歳で何してる人でどこに住んでて、と同じようなやりとりをいろんな人とするからだ。
そしてついに初めて会ってみることになった。
T◯nderで出会った同い年の彼。
晩ごはんを食べに行くことになった。
全く知らない人と初めましてでご飯に行くなんて経験なかったから私はド緊張していた。手汗と脇汗がすごかった。緊張で本当に吐きそうだった。えやっぱり辞めようかな、帰りたい、変な人だったらどうしよう。
いろんな思いを抱えながら待ち合わせの場所に向かった。そしてこの時思った。え、会ったことないのにどうやって相手のことを見つけるの?
アプリのメッセージでお互いにお互いの服装を言って、やっとそれらしき人を見つけた。
「えそうだよね、、?初めまして」
写真通りの、いや、写真よりも顔が整った人が来た。
わ~良かった~と内心安心しつつも私の緊張はとまらない。この状態で向かい合ってご飯を食べるのか??ご飯は喉を通るだろうか?
緊張を隠すために私は無理やり喋っていた。
「えー!ほんまに会えるんやー!やばいね!!!」
このセリフを5回は言っていた気がする。
アプリで誰かと会うのが初めてじゃない彼からすると、なんだこいつ。大袈裟だな、という感じだっただろう。彼が予約してくれていたお店に向かう。(私の希望で肉寿司のお店を予約してくれた)
緊張しながらも無事ご飯を終え、その後スタバを買ってベンチで座って話をして解散した。
もうかなり前の話なのであまり鮮明には覚えていないが、彼とは後日もう1度ご飯に行った。この時は確かご飯だけ食べて解散した。
その後もずっとLINEで連絡をとっていて私は満更でもなかった。
クリスマスが近づき、彼からクリスマス会わないかと誘われた。うおおおきたあああと思いながらも、私は彼の誘いを曖昧にした。バイトなんていれてなかったし、なんの予定もなかったけど、バイト入れちゃってて、店長に休んでいいか聞いてみるねー!と返した。
ヤリモクかもしれないし、彼のことを誠実な人だと判断するにはまだ材料が少なくて、それに他にいい人がいたらそっちに行こうと思っていたからだ。
結論からいうと、彼にはクリスマス直前でLINEをブロックされ、私はひとりでクリスマスを過ごすことになる。なんでええええ
並行してた他の女の子の方に行ったんだ。
その後彼のLINEのトプ画が彼女との2ショになり、LINEの一言も彼女の名前に変わっていた。一途というか、こういうタイプの人だったんだ。
自業自得である。恋愛はタイミングというけれど、
あの時コンスタントに連絡をとり、彼に対して素直であれば違う結末になっていたかもしれない。
以上が私が初めてマッチングアプリで出会った男の話である。私はこの後いろんな男と出会い、いろんな想いをすることになる。
私は女子大に通っていて出会いをさがしていたので、彼氏をつくるという目的もあったけれど、就活も終わり暇になったのでとりあえずダウンロードしてみたのがきっかけだった。
画面に表示される人を自分の好みで判断してスワイプしてメッセージでやりとりをする。
へぇ~これがマッチングアプリかー。
初めは新鮮で「初めまして!こんにちは!」と明るくメッセージを送っていたが、だんだんとめんどくさくなる。何歳で何してる人でどこに住んでて、と同じようなやりとりをいろんな人とするからだ。
そしてついに初めて会ってみることになった。
T◯nderで出会った同い年の彼。
晩ごはんを食べに行くことになった。
全く知らない人と初めましてでご飯に行くなんて経験なかったから私はド緊張していた。手汗と脇汗がすごかった。緊張で本当に吐きそうだった。えやっぱり辞めようかな、帰りたい、変な人だったらどうしよう。
いろんな思いを抱えながら待ち合わせの場所に向かった。そしてこの時思った。え、会ったことないのにどうやって相手のことを見つけるの?
アプリのメッセージでお互いにお互いの服装を言って、やっとそれらしき人を見つけた。
「えそうだよね、、?初めまして」
写真通りの、いや、写真よりも顔が整った人が来た。
わ~良かった~と内心安心しつつも私の緊張はとまらない。この状態で向かい合ってご飯を食べるのか??ご飯は喉を通るだろうか?
緊張を隠すために私は無理やり喋っていた。
「えー!ほんまに会えるんやー!やばいね!!!」
このセリフを5回は言っていた気がする。
アプリで誰かと会うのが初めてじゃない彼からすると、なんだこいつ。大袈裟だな、という感じだっただろう。彼が予約してくれていたお店に向かう。(私の希望で肉寿司のお店を予約してくれた)
緊張しながらも無事ご飯を終え、その後スタバを買ってベンチで座って話をして解散した。
もうかなり前の話なのであまり鮮明には覚えていないが、彼とは後日もう1度ご飯に行った。この時は確かご飯だけ食べて解散した。
その後もずっとLINEで連絡をとっていて私は満更でもなかった。
クリスマスが近づき、彼からクリスマス会わないかと誘われた。うおおおきたあああと思いながらも、私は彼の誘いを曖昧にした。バイトなんていれてなかったし、なんの予定もなかったけど、バイト入れちゃってて、店長に休んでいいか聞いてみるねー!と返した。
ヤリモクかもしれないし、彼のことを誠実な人だと判断するにはまだ材料が少なくて、それに他にいい人がいたらそっちに行こうと思っていたからだ。
結論からいうと、彼にはクリスマス直前でLINEをブロックされ、私はひとりでクリスマスを過ごすことになる。なんでええええ
並行してた他の女の子の方に行ったんだ。
その後彼のLINEのトプ画が彼女との2ショになり、LINEの一言も彼女の名前に変わっていた。一途というか、こういうタイプの人だったんだ。
自業自得である。恋愛はタイミングというけれど、
あの時コンスタントに連絡をとり、彼に対して素直であれば違う結末になっていたかもしれない。
以上が私が初めてマッチングアプリで出会った男の話である。私はこの後いろんな男と出会い、いろんな想いをすることになる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる