その愛を背負う覚悟はあるか

梅テニ

文字の大きさ
1 / 5
はじまり

今日から俺は、、、!!

しおりを挟む
  

  はあ、はあ、、はあ、、、

  
  
   「ふう、、ここ、遠すぎん?」

 
  
  俺は立花彩芽(たちばなあやめ)、今まで地元の公立高校に通っていた普通の高校1年生。 いろいろあって、夏休み明けという微妙な時期に、この桜園学園高校に転校してきたのだが、、、



  
  ここ、何?え、学校?ホテルじゃ、、てか、もはや城?!!え、こんなとこで授業受けんの?え、やば、、、

 ここ桜園学園高校は日本トップのお嬢様高校。いや、男子高だからお坊ちゃま高校?ま、要するに金持ちの息子が集まる高校である。そして、金持ちのご子息が集まるが故に、ものすごく外部からの接触がしずらいようにできている。
 
 まあ、立地の凄さよ。ああ、誘拐とかを避けるために、物理的に距離を取ったのねって感じ。日本の山ってこんなに深いんだな~って思った。山の中に分け入っても分け入ってもまだ着かない。登って登って登ってくだって登ってくぐり抜けて登って着くぐらい?そんくらい遠い。ほんと、心折れるかと思った。
 建物もそれはそれは頑丈に、且つ豪華に作ってある。なんていうか、ナポレオンが住んでそうな、ふわっふわのドレス来たお嬢様が出てきそうな感じの建物。中世のヨーロッパの城って感じ。もうさ、山の中とまあ合わないよね。
  和!!!って感じの山の中に洋!!!!!って感じの建物だよ?バカかなって思った。ま、俺が言うことじゃないけど。


 そして、俺はこれからここに通うことになるわけで、、、はあ、もう嫌なんだけど。デカ過ぎてどこが玄関か分かんないし。まあ、とりあえず門見えるからそこ行くか。

 

      着いた、、、いや、ほんとさ、どうした?広すぎでしょ。 はあ、、てか、誰もいないし。え、もう始業式始まってるのかな?それだったらやばいな~入学1日目で遅刻とか、不良認定されるじゃん。えーーー、どうしよ。
とりあえずどっかから入れないかな、、


 門はがっちりと閉まり、侵入者を何人たりとも通さんと言っているようだ。諦めて、どっかで寝とくかと思った時、横の柱に鍵のようなものが付いているのに気づいた。近づいてみると、そこにはなんかライオンの小さい彫刻みたいなのと、それの下に絵が4種類描かれた銅板?みたいなのがある。銅板は動かせて、縦1列に並べるようになっているが、、、

   「何これ?」
 その絵が独特なのだ。なんか、目が2つ?3つある何これ、鳥?みたいなのとか、たくさんの、、何これ、馬?とか、でかい何これ、ボウリングの球?とか、なんか、セミのぬけがら?とか、、、
  
  いや、ここおかしくね?門から既におかしいわ!
 
  とりあえず、暇なのでそれを適当に当てはめることにした。







  カチッ


  
     え?


 

 見れば、適当に当てはめただけの銅板がきちんと並び、ライオンの彫刻が傾いていた。まるで、これを正しく当てはめた者に頭を垂れるように。

 お~う、はまっちゃったのか~。てか、門開いたし笑  えーーー、セキュリティやばない?ま、開いたからいいか~!!

 そして、門から入る

 つもりだった、、、          
             

  「凄いですね。君。」

 突然話しかけられ、バッと振り向いてその弾みでバランスを失い、こけるなんて聞いてない。予定にない!!

 グラッと体が傾き、地面がスローモーションで迫ってくる。
    
    うわ、、、やばい!


     
      あれ?

 数秒後にせまる衝撃に身を固くしたが、なかなかその衝撃がやってこない。
 
 
 おそるおそる目を開けてみると、目の前にそれはそれは整った顔があったのだ。
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

学園ものに転生した悪役の男について

ひいきにみゐる
BL
タイトルの通りにございます。文才を褒められたことはないので、そういうつもりで見ていただけたらなと思います。

もう一度君に会えたなら、愛してると言わせてくれるだろうか

まんまる
BL
王太子であるテオバルトは、婚約者の公爵家三男のリアンを蔑ろにして、男爵令嬢のミランジュと常に行動を共にしている。 そんな時、ミランジュがリアンの差し金で酷い目にあったと泣きついて来た。 テオバルトはリアンの弁解も聞かず、一方的に責めてしまう。 そしてその日の夜、テオバルトの元に訃報が届く。 大人になりきれない王太子テオバルト×無口で一途な公爵家三男リアン ハッピーエンドかどうかは読んでからのお楽しみという事で。 テオバルドとリアンの息子の第一王子のお話を《もう一度君に会えたなら~2》として上げました。 ※画像は男の子メーカーpicrewさんよりお借りしました。

モブらしいので目立たないよう逃げ続けます

餅粉
BL
ある日目覚めると見慣れた天井に違和感を覚えた。そしてどうやら僕ばモブという存存在らしい。多分僕には前世の記憶らしきものがあると思う。 まぁ、モブはモブらしく目立たないようにしよう。 モブというものはあまりわからないがでも目立っていい存在ではないということだけはわかる。そう、目立たぬよう……目立たぬよう………。 「アルウィン、君が好きだ」 「え、お断りします」 「……王子命令だ、私と付き合えアルウィン」 目立たぬように過ごすつもりが何故か第二王子に執着されています。 ざまぁ要素あるかも………しれませんね

藤崎さんに告白したら藤崎くんに告白してた件

三宅スズ
BL
大学3年生の鈴原純(すずはらじゅん)は、同じ学部内ではアイドル的存在でかつ憧れの藤崎葵(ふじさきあおい)に、酒に酔った勢いに任せてLINEで告白をするが、同じ名字の藤崎遥人(ふじさきはると)に告白のメッセージを誤爆してしまう。 誤爆から始まるBL物語。

劣等アルファは最強王子から逃げられない

BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。 ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。

聞いてた話と何か違う!

きのこのこのこ
BL
春、新しい出会いに胸が高鳴る中、千紘はすべてを思い出した。俺様生徒会長、腹黒副会長、チャラ男会計にワンコな書記、庶務は双子の愉快な生徒会メンバーと送るドキドキな日常――前世で大人気だったBLゲームを。そしてそのゲームの舞台こそ、千紘が今日入学した名門鷹耀学院であった。 生徒会メンバーは変態ばかり!?ゲームには登場しない人気グループ!? 聞いてた話と何か違うんですけど! ※主人公総受けで過激な描写もありますが、固定カプで着地します。 他のサイトにも投稿しています。

分厚いメガネ令息の非日常

餅粉
BL
「こいつは俺の女だ。手を出したらどうなるかわかるよな」 「シノ様……素敵!」 おかしい。おかしすぎる!恥ずかしくないのか?高位貴族が平民の女学生に俺の女ってしかもお前は婚約者いるだろうが!! その女学生の周りにはお慕いしているであろう貴族数名が立っていた。 「ジュリーが一番素敵だよ」 「そうだよ!ジュリーが一番可愛いし美人だし素敵だよ!!」 「……うん。ジュリーの方が…素敵」 ほんと何この状況、怖い!怖いすぎるぞ!あと妙にキモい 「先輩、私もおかしいと思います」 「だよな!」 これは真面目に学生生活を送ろうとする俺の日常のお話 ※長くなりそうでしたら長編へ変更します。

そんなの聞いていませんが

みけねこ
BL
お二人の門出を祝う気満々だったのに、婚約破棄とはどういうことですか?

処理中です...