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はじまり
今日から俺は、、、!!
しおりを挟むはあ、はあ、、はあ、、、
「ふう、、ここ、遠すぎん?」
俺は立花彩芽(たちばなあやめ)、今まで地元の公立高校に通っていた普通の高校1年生。 いろいろあって、夏休み明けという微妙な時期に、この桜園学園高校に転校してきたのだが、、、
ここ、何?え、学校?ホテルじゃ、、てか、もはや城?!!え、こんなとこで授業受けんの?え、やば、、、
ここ桜園学園高校は日本トップのお嬢様高校。いや、男子高だからお坊ちゃま高校?ま、要するに金持ちの息子が集まる高校である。そして、金持ちのご子息が集まるが故に、ものすごく外部からの接触がしずらいようにできている。
まあ、立地の凄さよ。ああ、誘拐とかを避けるために、物理的に距離を取ったのねって感じ。日本の山ってこんなに深いんだな~って思った。山の中に分け入っても分け入ってもまだ着かない。登って登って登ってくだって登ってくぐり抜けて登って着くぐらい?そんくらい遠い。ほんと、心折れるかと思った。
建物もそれはそれは頑丈に、且つ豪華に作ってある。なんていうか、ナポレオンが住んでそうな、ふわっふわのドレス来たお嬢様が出てきそうな感じの建物。中世のヨーロッパの城って感じ。もうさ、山の中とまあ合わないよね。
和!!!って感じの山の中に洋!!!!!って感じの建物だよ?バカかなって思った。ま、俺が言うことじゃないけど。
そして、俺はこれからここに通うことになるわけで、、、はあ、もう嫌なんだけど。デカ過ぎてどこが玄関か分かんないし。まあ、とりあえず門見えるからそこ行くか。
着いた、、、いや、ほんとさ、どうした?広すぎでしょ。 はあ、、てか、誰もいないし。え、もう始業式始まってるのかな?それだったらやばいな~入学1日目で遅刻とか、不良認定されるじゃん。えーーー、どうしよ。
とりあえずどっかから入れないかな、、
門はがっちりと閉まり、侵入者を何人たりとも通さんと言っているようだ。諦めて、どっかで寝とくかと思った時、横の柱に鍵のようなものが付いているのに気づいた。近づいてみると、そこにはなんかライオンの小さい彫刻みたいなのと、それの下に絵が4種類描かれた銅板?みたいなのがある。銅板は動かせて、縦1列に並べるようになっているが、、、
「何これ?」
その絵が独特なのだ。なんか、目が2つ?3つある何これ、鳥?みたいなのとか、たくさんの、、何これ、馬?とか、でかい何これ、ボウリングの球?とか、なんか、セミのぬけがら?とか、、、
いや、ここおかしくね?門から既におかしいわ!
とりあえず、暇なのでそれを適当に当てはめることにした。
カチッ
え?
見れば、適当に当てはめただけの銅板がきちんと並び、ライオンの彫刻が傾いていた。まるで、これを正しく当てはめた者に頭を垂れるように。
お~う、はまっちゃったのか~。てか、門開いたし笑 えーーー、セキュリティやばない?ま、開いたからいいか~!!
そして、門から入る
つもりだった、、、
「凄いですね。君。」
突然話しかけられ、バッと振り向いてその弾みでバランスを失い、こけるなんて聞いてない。予定にない!!
グラッと体が傾き、地面がスローモーションで迫ってくる。
うわ、、、やばい!
あれ?
数秒後にせまる衝撃に身を固くしたが、なかなかその衝撃がやってこない。
おそるおそる目を開けてみると、目の前にそれはそれは整った顔があったのだ。
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