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第二章 異世界観光
異世界観光 最終日 1/2
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「うわっ!」
何だ今の音!
何があった⁉︎
美琴は……!
「むにゃむにゃ……」
漫画みたいな寝言言いながら寝てる……
可愛い。
じゃなくて起こさねば!
「起~き~ろ!」
「ふぁい…… どったの?」
「とりあえず起きろ。テント出るぞ」
「? はいよ」
よいしょ。
外熱いな……
しかもちょっと明るい……
お、皆出てきてる。考えることは同じだな。
確か、火山の方から音が……
って、ええ!
溶岩出てきてますやん!
こっち来てる!
怖! 死火山じゃなかったのか?
「どうしたの?」
「美琴、聞こえなかったのか?」
「何が?」
あれが聞こえないって、耳悪いんじゃ?
「火山の方から爆発音みたいなのが聞こえたんだよ。ほら、噴火してる」
「わっ! 本当だ! どうするの?」
「どうするって、噴火は止められんぞ?」
「……冷やす?」
「それは…… できるかもだけど、少なくとも俺じゃ無理だ」
「そっか……」
どうしたもんかな……
逃げればそれで済むんだろうけど、そうなると森が燃えるんだよな……
「どなたか、水魔法を使える方はいませんか?」
手を挙げる。
え、俺以外にいないの⁉︎
「失礼ですが、レベルは……?」
「7です」
「7、ですか……」
そういえば、『雪ノ結界』ってどんなのだろ。
ワンチャン消せたりしないかな?
「9は欲しかったですね……」
「? レベル9で何かあるんですか?」
「はい、レベル9だと『広ガル海』が使えるので」
たしかに、消火にもってこいだな。
でも使えないし……
逃げるしかないのか……?
「……? あの、北条さん、あれって、なんですか?」
前橋さんが指をさす。
「あれ?」
前橋さんが指さした方を見てみると……
なんだ? 魔物?
何かいるな……
ギルドの職員さんに聞いてみよう。
「すいません、あの魔物、見えますよね」
「はい」
「あれってなんですか?」
「あれは…… 何でしょう?」
「ライオンみたいな……」
「まさか……キマイラ?」
「キマイラって、なんですか?」
「Aランクの魔物です。頭は獅子で、体は山羊。蛇の姿をした尾が生えていて、翼もあります」
よくあるキマイラだな……
普通に強そうだし。
「まだ、キマイラと決まったわけじゃないですが」
「でも、その可能性もあるということですよね」
「はい。どちらにしろ、やるしかないかと」
「何故ですか? 別に、戦わなくても良いと思いますよ?」
「逃がしてくれると思いますか?」
「あ…… たしかに」
低ランクの魔物なら、そもそも隠れて見たりしないよな。
「じゃあ、俺が初撃をやります」
「では、私は冒険者でない方はテントに身を隠すように伝えます」
「お願いします」
さて、職員さんは行ったし、短い観察の時間だな。
といっても、向こうからは動いてこないだろうから、することは無いんだけど。
「伝えてきました。冒険者の方は、今こちらに来ています」
「ありがとうございます。……そういえば、戦える人って、何人いるんですか?」
「私とあなたを含めて、9人です。Bランクの方が4人と、Cランクの方が5人です」
結構いるんだな。
てことは、6人が隠れてるわけか。
……美琴大丈夫かな。
気にしても仕方ないことは分かるのに……
ええい、ままよ!
「『氷ノ矢』」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シンエ○ァのサクラさん、
おかしくなかったですか?
シンジくんのことを人一倍心配していたような……
何だ今の音!
何があった⁉︎
美琴は……!
「むにゃむにゃ……」
漫画みたいな寝言言いながら寝てる……
可愛い。
じゃなくて起こさねば!
「起~き~ろ!」
「ふぁい…… どったの?」
「とりあえず起きろ。テント出るぞ」
「? はいよ」
よいしょ。
外熱いな……
しかもちょっと明るい……
お、皆出てきてる。考えることは同じだな。
確か、火山の方から音が……
って、ええ!
溶岩出てきてますやん!
こっち来てる!
怖! 死火山じゃなかったのか?
「どうしたの?」
「美琴、聞こえなかったのか?」
「何が?」
あれが聞こえないって、耳悪いんじゃ?
「火山の方から爆発音みたいなのが聞こえたんだよ。ほら、噴火してる」
「わっ! 本当だ! どうするの?」
「どうするって、噴火は止められんぞ?」
「……冷やす?」
「それは…… できるかもだけど、少なくとも俺じゃ無理だ」
「そっか……」
どうしたもんかな……
逃げればそれで済むんだろうけど、そうなると森が燃えるんだよな……
「どなたか、水魔法を使える方はいませんか?」
手を挙げる。
え、俺以外にいないの⁉︎
「失礼ですが、レベルは……?」
「7です」
「7、ですか……」
そういえば、『雪ノ結界』ってどんなのだろ。
ワンチャン消せたりしないかな?
「9は欲しかったですね……」
「? レベル9で何かあるんですか?」
「はい、レベル9だと『広ガル海』が使えるので」
たしかに、消火にもってこいだな。
でも使えないし……
逃げるしかないのか……?
「……? あの、北条さん、あれって、なんですか?」
前橋さんが指をさす。
「あれ?」
前橋さんが指さした方を見てみると……
なんだ? 魔物?
何かいるな……
ギルドの職員さんに聞いてみよう。
「すいません、あの魔物、見えますよね」
「はい」
「あれってなんですか?」
「あれは…… 何でしょう?」
「ライオンみたいな……」
「まさか……キマイラ?」
「キマイラって、なんですか?」
「Aランクの魔物です。頭は獅子で、体は山羊。蛇の姿をした尾が生えていて、翼もあります」
よくあるキマイラだな……
普通に強そうだし。
「まだ、キマイラと決まったわけじゃないですが」
「でも、その可能性もあるということですよね」
「はい。どちらにしろ、やるしかないかと」
「何故ですか? 別に、戦わなくても良いと思いますよ?」
「逃がしてくれると思いますか?」
「あ…… たしかに」
低ランクの魔物なら、そもそも隠れて見たりしないよな。
「じゃあ、俺が初撃をやります」
「では、私は冒険者でない方はテントに身を隠すように伝えます」
「お願いします」
さて、職員さんは行ったし、短い観察の時間だな。
といっても、向こうからは動いてこないだろうから、することは無いんだけど。
「伝えてきました。冒険者の方は、今こちらに来ています」
「ありがとうございます。……そういえば、戦える人って、何人いるんですか?」
「私とあなたを含めて、9人です。Bランクの方が4人と、Cランクの方が5人です」
結構いるんだな。
てことは、6人が隠れてるわけか。
……美琴大丈夫かな。
気にしても仕方ないことは分かるのに……
ええい、ままよ!
「『氷ノ矢』」
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シンエ○ァのサクラさん、
おかしくなかったですか?
シンジくんのことを人一倍心配していたような……
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